疾患及び標準治療法などを啓発する冊子『もっと知ってほしい卵巣がんのこと』を制作
[11/09/30]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2011年9月30日
日本イーライリリー株式会社
疾患及び標準治療法などを啓発する冊子『もっと知ってほしい卵巣がんのこと』を制作
‐ 科学的根拠に基づく、正しいがん医療情報を提供し、がん患者をサポート ‐
特定非営利活動法人キャンサーネットジャパン(東京都文京区、理事長: 岩瀬 哲 以下、キャンサーネットジャパン)は、日本イーライリリー株式会社(兵庫県神戸市、代表取締役社長: アルフォンゾ・G・ズルエッタ 以下、日本イーライリリー)、株式会社毎日放送(大阪府北区、代表取締役社長: 河内 一友 以下、MBS)の支援により、がん患者が本人の意思に基づき、がん治療に臨むことができるよう、科学的根拠に基づいた正しい情報を提供することを目的に、『もっと知ってほしい卵巣がんのこと』と題した冊子を制作いたしました。2011年10月より、がん診療連携拠点病院388施設(2011年4月1日現在)やその相談支援センター(がん患者相談窓口)を含む医療機関などに配布し、また、キャンサーネットジャパン特設サイト(URL: http://cancernet.jp/ransougan/)と日本イーライリリーのホームページからPDF形式にて順次ダウンロードできるようになります。
『もっと知ってほしい卵巣がんのこと』は、東京慈恵会医科大学の落合和徳教授の監修のもと、疾病、診断、治療ガイドラインにより標準化されている治療、サポート体制のことなど、患者が納得いく治療を受けるために知っておくべき“正しい”情報を全14ページで掲載しています。また、冊子には、MBSのニュース番組Voiceが展開している、“女性とがん”をテーマに早期発見と早期治療の啓発を目的としたキャンペーン”Jump over Women Cancer”の協力のもと、卵巣がんに罹患した方の体験談を“Patient Voice(患者の声)として掲載しています。
キャンサーネットジャパンが2011年6月18日に開催したセミナー「もっと知ってほしい“インターネットのがん医療情報のこと」で発表したアンケートによると、がん患者が最も知りたい情報は「病気」や「治療方法」についてであり、その入手方法の第1位はインターネットという結果になりました。しかしながら、同セミナーにおいて、東京大学病院呼吸器内科の後藤悌氏は、「患者さんが、インターネット上において膨大な情報の中から正しい医療情報を入手することは困難であり、治療方針の妨げになっている」と、インターネットにおけるがん医療情報の問題点を指摘しています。
インターネット上における科学的根拠を欠く医療情報の氾濫と、その裏腹に適切な情報が患者に届けられないことが、がん患者を不安と不信に陥れているだけでなく、これによる患者・医療者間のコミュニケーションギャップと患者間の情報格差は、治療への不満足、医療者への不信、そしてがん難民を生む重大な要因のひとつとなっています。
このような背景のもと、日本イーライリリー、MBSの業種の異なる2社は、キャンサーネットが掲げるミッション「がん患者が本人の意思に基づき、がん治療に臨むことができるよう、科学的根拠に基づく、正しい情報を提供する」に賛同し、そのミッションを達成されるために、業界の枠を超え、サポートすることとなりました。その第1弾が、今回の『もっと知ってほしい卵巣がんのこと』の制作への支援です。
キャンサーネットジャパン事務局長の柳澤昭浩は次のように述べます。「我が国において、卵巣がんに罹患する人の数は、年間約8,000人と推定され、毎年約4,000人以上の方が亡くなっている難治性のがんです。また、初回治療で効果が得られていても、再発するケースも少なくありません。しかしながら、これまで卵巣がんに関する正しい情報を入手することは困難でありました。納得のいく治療を受けるためには、正しい情報を集めることが大切です。この冊子を手に取ることで、卵巣がんのこと、標準治療のこと、サポート体制のことなどをよく理解することが、患者さんに卵巣がんと闘う勇気を与えてくれるものと願います。」
今後、「もっと知ってほしい〜」はシリーズ化し、引き続き各部位ごとにがんの情報を提供していく予定です。
*記事全文は弊社ホームページをご参照願います。https://www.lilly.co.jp/
日本イーライリリー株式会社
疾患及び標準治療法などを啓発する冊子『もっと知ってほしい卵巣がんのこと』を制作
‐ 科学的根拠に基づく、正しいがん医療情報を提供し、がん患者をサポート ‐
特定非営利活動法人キャンサーネットジャパン(東京都文京区、理事長: 岩瀬 哲 以下、キャンサーネットジャパン)は、日本イーライリリー株式会社(兵庫県神戸市、代表取締役社長: アルフォンゾ・G・ズルエッタ 以下、日本イーライリリー)、株式会社毎日放送(大阪府北区、代表取締役社長: 河内 一友 以下、MBS)の支援により、がん患者が本人の意思に基づき、がん治療に臨むことができるよう、科学的根拠に基づいた正しい情報を提供することを目的に、『もっと知ってほしい卵巣がんのこと』と題した冊子を制作いたしました。2011年10月より、がん診療連携拠点病院388施設(2011年4月1日現在)やその相談支援センター(がん患者相談窓口)を含む医療機関などに配布し、また、キャンサーネットジャパン特設サイト(URL: http://cancernet.jp/ransougan/)と日本イーライリリーのホームページからPDF形式にて順次ダウンロードできるようになります。
『もっと知ってほしい卵巣がんのこと』は、東京慈恵会医科大学の落合和徳教授の監修のもと、疾病、診断、治療ガイドラインにより標準化されている治療、サポート体制のことなど、患者が納得いく治療を受けるために知っておくべき“正しい”情報を全14ページで掲載しています。また、冊子には、MBSのニュース番組Voiceが展開している、“女性とがん”をテーマに早期発見と早期治療の啓発を目的としたキャンペーン”Jump over Women Cancer”の協力のもと、卵巣がんに罹患した方の体験談を“Patient Voice(患者の声)として掲載しています。
キャンサーネットジャパンが2011年6月18日に開催したセミナー「もっと知ってほしい“インターネットのがん医療情報のこと」で発表したアンケートによると、がん患者が最も知りたい情報は「病気」や「治療方法」についてであり、その入手方法の第1位はインターネットという結果になりました。しかしながら、同セミナーにおいて、東京大学病院呼吸器内科の後藤悌氏は、「患者さんが、インターネット上において膨大な情報の中から正しい医療情報を入手することは困難であり、治療方針の妨げになっている」と、インターネットにおけるがん医療情報の問題点を指摘しています。
インターネット上における科学的根拠を欠く医療情報の氾濫と、その裏腹に適切な情報が患者に届けられないことが、がん患者を不安と不信に陥れているだけでなく、これによる患者・医療者間のコミュニケーションギャップと患者間の情報格差は、治療への不満足、医療者への不信、そしてがん難民を生む重大な要因のひとつとなっています。
このような背景のもと、日本イーライリリー、MBSの業種の異なる2社は、キャンサーネットが掲げるミッション「がん患者が本人の意思に基づき、がん治療に臨むことができるよう、科学的根拠に基づく、正しい情報を提供する」に賛同し、そのミッションを達成されるために、業界の枠を超え、サポートすることとなりました。その第1弾が、今回の『もっと知ってほしい卵巣がんのこと』の制作への支援です。
キャンサーネットジャパン事務局長の柳澤昭浩は次のように述べます。「我が国において、卵巣がんに罹患する人の数は、年間約8,000人と推定され、毎年約4,000人以上の方が亡くなっている難治性のがんです。また、初回治療で効果が得られていても、再発するケースも少なくありません。しかしながら、これまで卵巣がんに関する正しい情報を入手することは困難でありました。納得のいく治療を受けるためには、正しい情報を集めることが大切です。この冊子を手に取ることで、卵巣がんのこと、標準治療のこと、サポート体制のことなどをよく理解することが、患者さんに卵巣がんと闘う勇気を与えてくれるものと願います。」
今後、「もっと知ってほしい〜」はシリーズ化し、引き続き各部位ごとにがんの情報を提供していく予定です。
*記事全文は弊社ホームページをご参照願います。https://www.lilly.co.jp/