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季節性インフルエンザ予防温湿度計3機種を10月20日から順次発売

2011年10月4日

株式会社タニタ

    インフルエンザの季節到来、感染予防対策をお早めに
季節性インフルエンザ予防温湿度計3機種を10月20日から順次発売

健康をはかるリーディングカンパニーである株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1−14−2、社長・谷田千里)は、秋以降に発症リスクの高まる季節性インフルエンザの予防に役立つ温湿度計3機種を10月20日から順次発売します。まず、10月20日にデジタル表示で見やすい「TT−549」、据え置き、壁掛けのどちらにも対応できるアナログ式で小型の「TT−547」の2機種を発売。また、年内に壁掛けで使用できるアナログ式で大型の「TT−548」を発売します。いずれも温度、湿度のほか、インフルエンザの流行と相関のある「絶対湿度」を基準とした感染予防目安を3段階で表示します。価格は「TT−549」が3675円(消費税込み)、「TT−547」が2100円(消費税込み)、「TT−548」が2625円(消費税込み)。感染症への抵抗力が弱い幼児・児童や高齢者のいるファミリー層をメーンターゲットに、3機種合計で年間5万台の販売を計画しています。

季節性インフルエンザの発症には、温度や湿度などの気象要因が関係しているといわれます。庄司内科小児科医院の庄司眞院長の研究によると、体積1立方メートル中に含まれる水蒸気の量である「絶対湿度」が、季節性インフルエンザの発症開始時期を左右する最も大きな気象要因であることが分かりました。今回発売する季節性インフルエンザ予防温湿度計はこの指標に基づいています。温度と湿度(相対湿度)の値から算出した「絶対湿度」をベースに、季節性インフルエンザの予防目安を「ほぼ安全」(ウイルスが生存しにくい環境)、「注意」(ウイルス感染に注意が必要な環境)、「警戒」(ウイルス感染しやすい環境)の3段階で表示します。この目安に沿って温・湿度管理を行うことで、インフルエンザの予防に役立つと見ています。

デジタル表示の「TT−549」は、3段階の感染予防目安をLED(発光ダイオード)ランプとアイコンで知らせるとともに、「警戒」時はアラームを鳴らし注意を促します。また、カビが発生しやすい環境にあることをLEDランプとアイコンで知らせる「カビ注意」表示機能や電波時計も備えています。一方、アナログ表示の「TT−547」と「TT−548」は、温度計と湿度計の針の交点で感染予防目安を示します。また、「カビ注意」は湿度の目盛範囲で表示します。両機種ともに2000円台という購入しやすい価格を設定しました。

インフルエンザの発症件数は10月初旬に上昇、10月下旬から12月中旬にかけてピークを迎えます(国立感染症研究所感染症情報センター「感染症発生動向調査」)。インフルエンザ予防の意識が高まるタイミングに合わせ、タニタが得意とする健康計測機器のノウハウを生かしたシンプルで使いやすい新商品を投入することで、市場の深耕を図っていきたいと考えています。



         設置場所に合わせて選べる季節性インフルエンザ予防温湿度計
          (左からTT−549、TT−547、TT−548)
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