紙や電子の多様な診療記録を統合管理「Apeos PEMaster ProRecord Medical」販売開始
[11/10/05]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2011年10月5日
富士ゼロックス株式会社
紙や電子の多様な診療記録を統合管理するソフトウェア
「Apeos PEMaster ProRecord Medical」販売開始
・医療の質・安全の向上、業務効率向上に貢献
・医療現場を支えるヘルスケアソリューション
富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(東京都港区、代表取締役社長:山本 忠人)は、医療現場で発生するあらゆる診療記録の統合管理を可能にするソフトウェア「Apeos PEMaster ProRecord Medical(アペオス ピーイーマスター プロレコード メディカル)」を10月5日より販売開始します。
■医療機関の現状
医療機関ではIT化が急速に進み、異なる時期に部分最適で導入された様々なシステムが生成する多種多様な電子記録が日常的に発生しています。一方、診療記録は一定期間の保存が法的に義務付けられていますが、捺印やサインを必要とする紙の現物記録も多く存在し、それらも含めた保管・管理が慢性的な課題になっています。このような医療環境の中で、「患者の診察、治療を正しく、早く行うために、過去の診療履歴を俯瞰して把握したい」、「医療従事者が診療科を越えて迅速に情報共有し、効率的な医療業務を行いたい」などの医療の質向上ニーズに応えつつ、すべての診療記録を統合的に保管・管理し、長期間の閲覧を可能にするシステムが求められています。
■「Apeos PEMaster ProRecord Medical」の位置づけ
この商品は、ドキュメントをベースとした診療記録管理のコンセプト「Document Archiving and Communication System(通称DACS)」(※1)を実現すべく、当社が昨年から本格展開している「診療記録統合管理ソリューション」のプラットフォームソフトウェアです。紙や電子など多様な形態の診療記録を汎用的なフォーマットに統一し、その全てを原本性を確保した状態で集中管理できます。従来は病院ごとにカスタマイズしてシステム構築をしてまいりましたが、これまでの導入実績から共通するプラットフォーム部分をパッケージ商品化することで、導入にかかるコストをより明確にし、効率的なシステム構築を可能にしました。このようなシステムは、治療を受ける患者に対して、現在の診療状況や過去に遡った様々な診療履歴を医療機関が統合的に把握している、という安心感を与える効果をもたらすと期待されております。
■Apeos PEMaster ProRecord Medical」の主な特長
1.長期間にわたる診療記録の電子保存・閲覧を実現
本ソフトウェアは、診療記録を汎用的なドキュメント形式(PDFやDocuWorksなど)に統一し、厚生労働省のガイドライン(※2)に示された電子保存に関する要件(真正性、見読性、保存性の担保)を満たす保存形式になっております。したがって、様々なシステムごとに存在するアプリケーション独自のフォーマットに左右されない上に、システム変更やバージョンアップによる見読性の損失などの影響を受けることもありません。更に、診療記録一点ごとに【電子署名(誰が)】、【タイムスタンプ(いつ)】を付与することで、すべての記録を原本性を確保した状態で長期間安全に保存し、閲覧することが可能となります。
2.マルチベンダー対応のシステムで記録管理にかかる付帯業務を低減
院内で稼動する多様なシステムや基幹システムと柔軟に連携できるため、既存のインフラやワークフローを活かしながら、分散管理された記録を集中管理する仕組みを構築することができます。散在する記録管理にかかる医療従事者の付帯業務を低減し、本来業務への集中を支援します。
なお、本ソフトウェアで記録された患者の全診療履歴を時系列で俯瞰して確認したり、簡単に検索・閲覧できる独自のビューワー(図1参照)や、紙文書を電子保存するための一連の仕組みなどもお客様のご要望に応じて別途ご提供(※3)し、診療記録の統合管理をトータルに支援いたします。
※1 Document Archiving and Communication System: 媒体によらず、システムの種類によらず、患者に関する全ての文書情報を統合的に収集管理し、永続的に閲覧可能とするシステムを構築し「ここになければどこにもない」の実現を目指す。大阪大学医学部附属病院医療情報部が提唱するコンセプト
※2 医療情報システムの安全管理に関するガイドライン(第4.1版)
※3 内容に応じて個別に契約が必要です。
■標準価格
300床クラス 初年度利用料金 10,000,000円 2年目以降 6,000,000円(年間)
600床クラス 初年度利用料金 15,500,000円 2年目以降 8,000,000円(年間)
1000床クラス 初年度利用料金 21,000,000円 2年目以降 10,000,000円(年間)
■「診療記録統合管理ソリューション」全体概要
および「Apeos PEMaster ProRecord Medical」の提供範囲
■図1 マトリクスビュー
患者ごとの診療履歴をふかんして見ることができます。紹介状や報告書などを整理・分散して表示できるので、いつ、どの診療科を受診し、どのような治療や手術を受け、その後の検査や容体がどうなっているかなどの全体像を、視覚的かつ迅速に把握することが可能です。(個別に契約が必要)
富士ゼロックス株式会社
紙や電子の多様な診療記録を統合管理するソフトウェア
「Apeos PEMaster ProRecord Medical」販売開始
・医療の質・安全の向上、業務効率向上に貢献
・医療現場を支えるヘルスケアソリューション
富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(東京都港区、代表取締役社長:山本 忠人)は、医療現場で発生するあらゆる診療記録の統合管理を可能にするソフトウェア「Apeos PEMaster ProRecord Medical(アペオス ピーイーマスター プロレコード メディカル)」を10月5日より販売開始します。
■医療機関の現状
医療機関ではIT化が急速に進み、異なる時期に部分最適で導入された様々なシステムが生成する多種多様な電子記録が日常的に発生しています。一方、診療記録は一定期間の保存が法的に義務付けられていますが、捺印やサインを必要とする紙の現物記録も多く存在し、それらも含めた保管・管理が慢性的な課題になっています。このような医療環境の中で、「患者の診察、治療を正しく、早く行うために、過去の診療履歴を俯瞰して把握したい」、「医療従事者が診療科を越えて迅速に情報共有し、効率的な医療業務を行いたい」などの医療の質向上ニーズに応えつつ、すべての診療記録を統合的に保管・管理し、長期間の閲覧を可能にするシステムが求められています。
■「Apeos PEMaster ProRecord Medical」の位置づけ
この商品は、ドキュメントをベースとした診療記録管理のコンセプト「Document Archiving and Communication System(通称DACS)」(※1)を実現すべく、当社が昨年から本格展開している「診療記録統合管理ソリューション」のプラットフォームソフトウェアです。紙や電子など多様な形態の診療記録を汎用的なフォーマットに統一し、その全てを原本性を確保した状態で集中管理できます。従来は病院ごとにカスタマイズしてシステム構築をしてまいりましたが、これまでの導入実績から共通するプラットフォーム部分をパッケージ商品化することで、導入にかかるコストをより明確にし、効率的なシステム構築を可能にしました。このようなシステムは、治療を受ける患者に対して、現在の診療状況や過去に遡った様々な診療履歴を医療機関が統合的に把握している、という安心感を与える効果をもたらすと期待されております。
■Apeos PEMaster ProRecord Medical」の主な特長
1.長期間にわたる診療記録の電子保存・閲覧を実現
本ソフトウェアは、診療記録を汎用的なドキュメント形式(PDFやDocuWorksなど)に統一し、厚生労働省のガイドライン(※2)に示された電子保存に関する要件(真正性、見読性、保存性の担保)を満たす保存形式になっております。したがって、様々なシステムごとに存在するアプリケーション独自のフォーマットに左右されない上に、システム変更やバージョンアップによる見読性の損失などの影響を受けることもありません。更に、診療記録一点ごとに【電子署名(誰が)】、【タイムスタンプ(いつ)】を付与することで、すべての記録を原本性を確保した状態で長期間安全に保存し、閲覧することが可能となります。
2.マルチベンダー対応のシステムで記録管理にかかる付帯業務を低減
院内で稼動する多様なシステムや基幹システムと柔軟に連携できるため、既存のインフラやワークフローを活かしながら、分散管理された記録を集中管理する仕組みを構築することができます。散在する記録管理にかかる医療従事者の付帯業務を低減し、本来業務への集中を支援します。
なお、本ソフトウェアで記録された患者の全診療履歴を時系列で俯瞰して確認したり、簡単に検索・閲覧できる独自のビューワー(図1参照)や、紙文書を電子保存するための一連の仕組みなどもお客様のご要望に応じて別途ご提供(※3)し、診療記録の統合管理をトータルに支援いたします。
※1 Document Archiving and Communication System: 媒体によらず、システムの種類によらず、患者に関する全ての文書情報を統合的に収集管理し、永続的に閲覧可能とするシステムを構築し「ここになければどこにもない」の実現を目指す。大阪大学医学部附属病院医療情報部が提唱するコンセプト
※2 医療情報システムの安全管理に関するガイドライン(第4.1版)
※3 内容に応じて個別に契約が必要です。
■標準価格
300床クラス 初年度利用料金 10,000,000円 2年目以降 6,000,000円(年間)
600床クラス 初年度利用料金 15,500,000円 2年目以降 8,000,000円(年間)
1000床クラス 初年度利用料金 21,000,000円 2年目以降 10,000,000円(年間)
■「診療記録統合管理ソリューション」全体概要
および「Apeos PEMaster ProRecord Medical」の提供範囲
■図1 マトリクスビュー
患者ごとの診療履歴をふかんして見ることができます。紹介状や報告書などを整理・分散して表示できるので、いつ、どの診療科を受診し、どのような治療や手術を受け、その後の検査や容体がどうなっているかなどの全体像を、視覚的かつ迅速に把握することが可能です。(個別に契約が必要)