アリムタ(R)の非扁平上皮非小細胞肺癌の維持療法に対して欧州CHMPが肯定的見解を表明
[11/10/06]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2011年10月6日
日本イーライリリー株式会社
アリムタ(R)の非扁平上皮非小細胞肺癌の維持療法に対して欧州CHMPが肯定的見解を表明
この報道資料は、米国イーライリリー・アンド・カンパニーが9月26日に発表したプレスリリースの意訳です。尚、日本の法規制などの観点から一部、削除、改変または追記している部分があります。この資料の内容および解釈についてはオリジナルが優先することをご了承ください。
2011年9月26日、米インディアナ州インディアナポリス発 − 米イーライリリー・アンド・カンパニー(NYSE:LLY)は本日、欧州医薬品庁(EMA)のヒト用医薬品委員会(CHMP)が、進行非扁平上皮非小細胞肺がん(NSCLC)患者に対する維持療法-Continuation Maintenance-としてのアリムタ(R)(一般名:ペメトレキセド注射用)の使用に関し、適応承認を勧告する肯定的見解を表明したことを発表しました。CHMPによる肯定的見解は、適応承認の決定を行う欧州委員会によって審査されます。
維持療法は肺がん治療の新しい考え方で、ファーストライン治療が終了した時点で、導入化学療法で効果があった患者に対して継続して化学療法を行い、病状の進行を抑える治療法です。これまで、ファーストライン治療において投与されていた薬剤を維持療法薬(Continuation Maintenance)として用いることが承認された化学療法薬はなく、肺がん治療において、ファーストライン治療と維持療法では異なる化学療法薬が用いられていました。
リリーオンコロジー事業部 シニア・メディカル・ディレクターであるAllen Melemedは次のように述べます。「肺がんは最も治療が難しいがんの1つで、新しい治療の選択肢が強く求められています。承認されれば、ペメトレキセドは、進行非扁平上皮非小細胞肺癌に対しファーストライン治療から維持療法として継続的に用いることで、延命を可能とする初の個別化治療の選択肢となるものと思われます。」
この度のCHMPの肯定的見解は、2011年6月に開催されたアメリカ臨床腫瘍学会で結果が発表された二重盲検の無作為化フェーズIII試験 PARAMOUNTの結果に基づくものです。
EUと米国においては、ペメトレキセドは既に進行非扁平上皮非小細胞肺がん患者の治療薬としてファーストライン治療、導入療法とは異なる薬剤を維持療法で使う「switch maintenance」、セカンドライン療法での治療法で承認されています。
非小細胞肺癌(NSCLC)について
世界的に、肺がんは最も多いがんであり、死亡者数も最大です(年間130万人) 。肺癌患者全体の約85~90%が非小細胞肺癌(NSCLC)です 。その癌細胞が血流に入ると、肝臓、骨、脳へ転移する可能性があります。NSCLCはいくつかの組織型からなり、その形態や細胞の構造によって分類されます。非扁平上皮組織構造には、腺がんおよび大細胞がんが含まれ、NSCLCの全診断の半数以上を占めています また、「その他」と分類される組織構造も存在します。
リリーオンコロジーについて
イーライリリー・アンド・カンパニーの1部門であるリリーオンコロジーは、40年以上にわたり、がんとともに生きる人々のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)を向上させる革新的なソリューションを提供することに専念しています。癌患者さん一人ひとりにあった個別化治療を実現するため、リリーオンコロジーは新しい治療法の開発に取り組んでいます。リリーオンコロジーの詳細は以下のウェブサイトをご覧ください。www.lillyoncology.com
イーライリリー・アンド・カンパニーについて
1876年創業のイーライリリーは130年の歴史ある研究開発主導型の先進企業であり、世界140カ国以上、約38,000人の社員が自社の研究施設の最新の成果を応用するとともに、社外の研究機関との提携を通じて医薬品のポートフォリオを拡大しています。米インディアナ州インディアナポリスに本社を置くリリーは、医薬品と情報を通じて「こたえ」を提供し、世界で最も急を要する医療ニーズを満たしています。リリーについての詳細は以下のウェブサイトをご覧ください。www.lilly.com
日本イーライリリー株式会社
アリムタ(R)の非扁平上皮非小細胞肺癌の維持療法に対して欧州CHMPが肯定的見解を表明
この報道資料は、米国イーライリリー・アンド・カンパニーが9月26日に発表したプレスリリースの意訳です。尚、日本の法規制などの観点から一部、削除、改変または追記している部分があります。この資料の内容および解釈についてはオリジナルが優先することをご了承ください。
2011年9月26日、米インディアナ州インディアナポリス発 − 米イーライリリー・アンド・カンパニー(NYSE:LLY)は本日、欧州医薬品庁(EMA)のヒト用医薬品委員会(CHMP)が、進行非扁平上皮非小細胞肺がん(NSCLC)患者に対する維持療法-Continuation Maintenance-としてのアリムタ(R)(一般名:ペメトレキセド注射用)の使用に関し、適応承認を勧告する肯定的見解を表明したことを発表しました。CHMPによる肯定的見解は、適応承認の決定を行う欧州委員会によって審査されます。
維持療法は肺がん治療の新しい考え方で、ファーストライン治療が終了した時点で、導入化学療法で効果があった患者に対して継続して化学療法を行い、病状の進行を抑える治療法です。これまで、ファーストライン治療において投与されていた薬剤を維持療法薬(Continuation Maintenance)として用いることが承認された化学療法薬はなく、肺がん治療において、ファーストライン治療と維持療法では異なる化学療法薬が用いられていました。
リリーオンコロジー事業部 シニア・メディカル・ディレクターであるAllen Melemedは次のように述べます。「肺がんは最も治療が難しいがんの1つで、新しい治療の選択肢が強く求められています。承認されれば、ペメトレキセドは、進行非扁平上皮非小細胞肺癌に対しファーストライン治療から維持療法として継続的に用いることで、延命を可能とする初の個別化治療の選択肢となるものと思われます。」
この度のCHMPの肯定的見解は、2011年6月に開催されたアメリカ臨床腫瘍学会で結果が発表された二重盲検の無作為化フェーズIII試験 PARAMOUNTの結果に基づくものです。
EUと米国においては、ペメトレキセドは既に進行非扁平上皮非小細胞肺がん患者の治療薬としてファーストライン治療、導入療法とは異なる薬剤を維持療法で使う「switch maintenance」、セカンドライン療法での治療法で承認されています。
非小細胞肺癌(NSCLC)について
世界的に、肺がんは最も多いがんであり、死亡者数も最大です(年間130万人) 。肺癌患者全体の約85~90%が非小細胞肺癌(NSCLC)です 。その癌細胞が血流に入ると、肝臓、骨、脳へ転移する可能性があります。NSCLCはいくつかの組織型からなり、その形態や細胞の構造によって分類されます。非扁平上皮組織構造には、腺がんおよび大細胞がんが含まれ、NSCLCの全診断の半数以上を占めています また、「その他」と分類される組織構造も存在します。
リリーオンコロジーについて
イーライリリー・アンド・カンパニーの1部門であるリリーオンコロジーは、40年以上にわたり、がんとともに生きる人々のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)を向上させる革新的なソリューションを提供することに専念しています。癌患者さん一人ひとりにあった個別化治療を実現するため、リリーオンコロジーは新しい治療法の開発に取り組んでいます。リリーオンコロジーの詳細は以下のウェブサイトをご覧ください。www.lillyoncology.com
イーライリリー・アンド・カンパニーについて
1876年創業のイーライリリーは130年の歴史ある研究開発主導型の先進企業であり、世界140カ国以上、約38,000人の社員が自社の研究施設の最新の成果を応用するとともに、社外の研究機関との提携を通じて医薬品のポートフォリオを拡大しています。米インディアナ州インディアナポリスに本社を置くリリーは、医薬品と情報を通じて「こたえ」を提供し、世界で最も急を要する医療ニーズを満たしています。リリーについての詳細は以下のウェブサイトをご覧ください。www.lilly.com