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2011年11月24日

富士ゼロックス株式会社

業界初、「Suica」や「PASMO」などで富士ゼロックス製複合機のコピー、プリントサービス利用が可能に
・キャンパスでのキャッシュレス化を推進

富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(東京都港区、代表取締役社長：山本 忠人)は、ジェイアール東日本メカトロニクス株式会社が提供する交通系電子マネー対応のホールド型決済端末(1)との連携で、「Suica」や「PASMO」などの交通系の非接触型ICカード(2)でコピーやプリントサービスを利用できるシステムを業界で初めて開発し、11月24日から大学に代表される全国の文教市場向けに展開いたします。

多くの大学では食堂、店舗、自動販売機での電子マネー利用などキャッシュレス化が進んでいますが、複合機でのコピーやプリントサービスは、いまだに現金や大学が配布する磁気プリペイドカードでの利用が主流です。そのため、学生は複数のカードを所持しなければならなかったり、大学側では集金やカードの在庫管理などの業務が別途発生するという課題がありました。

当社はこの度、交通系電子マネー(3)に対応した課金決済接続装置「Connection BOX 1 for EM」を開発し、それを当社製の複合機やプリンターに接続することで、SuicaやPASMOといったICカードの交通系電子マネーの利用を可能にしました。日常的に利用する通勤・通学定期券などで、食堂、店舗、自動販売機と同じようにコピー、プリントサービスを利用できるため、学生にとっての利便性向上はもちろん、キャンパスでのキャッシュレス化を促進し、集金やカードの在庫管理などの管理工数も不要になります。

今後ともより多くのキャンパスでご利用いただけるよう、対応可能な電子マネーを増やしていく予定です。

1)　ジェイアール東日本メカトロニクス株式会社製「H-LD-10」
2) 「Suica」や「PASMO」のほか、「Kitaca」、「manaca（マナカ）」、「TOICA」、「はやかけん」、「nimoca」、「SUGOCA」などにも対応します。
3)　カードタイプ以外の交通系電子マネーはご利用いただけません。

[「Connection BOX 1 for EM」の主な特長]
1 交通系電子マネーに対応
ジェイアール東日本メカトロニクス株式会社製交通系電子マネー対応のホールド型決済端末「H-LD-10」と富士ゼロックス製複合機を接続することで、交通系ICカードに対応します。
2 オンデマンドプリント課金システムを構築可能
お客様のニーズに柔軟に対応し、利用者の認証機能と連携したオンデマンドプリント課金システムを構築することができます。
3 コピー、プリント単価の細かな設定が可能
サイズ別、カラー/モノクロ、コピーやプリントなどのサービス別など、1〜999円の範囲で細かく単価設定することが可能です。

[標準価格]
Connection BOX 1 for EM　　　　\115,000(税別)


Connection BOX 1 for EM本体

交通系電子マネー対応のホールド型決済端末と接続しての設置例