バーチャルリアリティ・ トンネルオペレータシステムが「国際トンネルアワード」を受賞
[11/12/13]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2011年12月13日
株式会社フォーラムエイト
フォーラムエイト、バーチャルリアリティ・ トンネルオペレータシステムが「国際トンネルアワード」を受賞
株式会社フォーラムエイト(東京都目黒区上目黒2-1-1 代表取締役社長 伊藤裕二
URL:http://www.forum8.co.jp)は、2011年12月1日、BMIA社(フランス ボルドー)とともに、"2011 NCE International Tunnelling Awards"(国際トンネルアワード)でセーフティ・イニシアチブ・オブ・ザ・イヤーを受賞いたしました。
セーフティ・イニシアチブ・オブ・ザ・イヤーは、トンネル業界において、安全・健康・福利の観点から貢献のあった、最先端の卓越した技術に対して贈られます。BMIA/フォーラムエイトは、今年度の最終候補5者の中から選ばれました。
この受賞は、BMIA社がフォーラムエイトのUC-win/RoadをベースにUC-win/Road SDKを活用して共同開発した、G'VAL Real Time Traffic Visual Simulator(以下、G'VALシステム) によるものです。
▲授賞式での BMIA社 フィリップ・マルソー氏(右)、フォーラムエイト 松田克己(左)
トンネル内で衝突事故や火災などが発生した時、トンネル管理者には的確で迅速な判断と行動が求められます。いち早く状況を把握するとともに、信号や電光掲示板などでトンネル内のドライバーに避難などの指示を出し、場合によっては消防車や救助工作車などの出動も要請する必要があります。日ごろから様々なタイプの緊急事態に備えて、管理者を訓練することが重要です。トンネルに関して豊富な経験を持つBMIA社は、UC-win/Roadと独自開発のトンネルシミュレータなどを連携させてバーチャルリアリティによるトレーニングシステムを開発しました。
▲G'Valシステムを操作するBMIA社テクニカルディレクター フィリップ・マルソー氏
現在、同社では、トンネルを統括管理する「SCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)」システムのトレーニングなどを行うコンサルティング業務のほか、ソフト開発も行っています。G'VALシステムは、同社の開発したソフトのシナリオに沿って、データをSCADAとUC-win/Roadによってリアルに可視化しています。
シナリオでは速度の遅いクルマや故障車の出現、事故や煙の発生などを用意しています。
BMIA社のテクニカルディレクターであるマルソー氏は、UC-win/RoadがUC-win/Road SDKによって他のシステムと連携できるところを高く評価しています。
セーフティ・イニシアチブ・オブ・ザ・イヤー選考にあたっては、コストや長期にわたる影響力も考慮されます。審査員は次のようにコメントしています。
「このシミュレータは、トンネル業界にとって大きな進歩であり、3Dモデリングによ
るビジュアリゼーション技術を画期的な形で利用しています。このシステムは、現在の
トンネル保安要員の訓練・操作用途のみならず、トンネル関連の安全のために重要な多くの分野で利用出来ると考えられ、トンネル業界の将来に大きな可能性をもたらすでしょう。」
G'VALシステムの活用範囲は、道路トンネル以外にも鉄道トンネルや、都心部の道路交通など、幅広い分野が考えられます。都心部の交通管理者は、交通渋滞を緩和させるため、信号の制御や車線規制などを上手に行うための訓練にも利用できます。すでに、交通渋滞などの問題に悩む米国などからも、このシステムに対する期待が寄せられています。
▲受賞作品を紹介しているInternational Tunnelling Awardsパンフレット(左)、同賞のロゴ
株式会社フォーラムエイト
フォーラムエイト、バーチャルリアリティ・ トンネルオペレータシステムが「国際トンネルアワード」を受賞
株式会社フォーラムエイト(東京都目黒区上目黒2-1-1 代表取締役社長 伊藤裕二
URL:http://www.forum8.co.jp)は、2011年12月1日、BMIA社(フランス ボルドー)とともに、"2011 NCE International Tunnelling Awards"(国際トンネルアワード)でセーフティ・イニシアチブ・オブ・ザ・イヤーを受賞いたしました。
セーフティ・イニシアチブ・オブ・ザ・イヤーは、トンネル業界において、安全・健康・福利の観点から貢献のあった、最先端の卓越した技術に対して贈られます。BMIA/フォーラムエイトは、今年度の最終候補5者の中から選ばれました。
この受賞は、BMIA社がフォーラムエイトのUC-win/RoadをベースにUC-win/Road SDKを活用して共同開発した、G'VAL Real Time Traffic Visual Simulator(以下、G'VALシステム) によるものです。
▲授賞式での BMIA社 フィリップ・マルソー氏(右)、フォーラムエイト 松田克己(左)
トンネル内で衝突事故や火災などが発生した時、トンネル管理者には的確で迅速な判断と行動が求められます。いち早く状況を把握するとともに、信号や電光掲示板などでトンネル内のドライバーに避難などの指示を出し、場合によっては消防車や救助工作車などの出動も要請する必要があります。日ごろから様々なタイプの緊急事態に備えて、管理者を訓練することが重要です。トンネルに関して豊富な経験を持つBMIA社は、UC-win/Roadと独自開発のトンネルシミュレータなどを連携させてバーチャルリアリティによるトレーニングシステムを開発しました。
▲G'Valシステムを操作するBMIA社テクニカルディレクター フィリップ・マルソー氏
現在、同社では、トンネルを統括管理する「SCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)」システムのトレーニングなどを行うコンサルティング業務のほか、ソフト開発も行っています。G'VALシステムは、同社の開発したソフトのシナリオに沿って、データをSCADAとUC-win/Roadによってリアルに可視化しています。
シナリオでは速度の遅いクルマや故障車の出現、事故や煙の発生などを用意しています。
BMIA社のテクニカルディレクターであるマルソー氏は、UC-win/RoadがUC-win/Road SDKによって他のシステムと連携できるところを高く評価しています。
セーフティ・イニシアチブ・オブ・ザ・イヤー選考にあたっては、コストや長期にわたる影響力も考慮されます。審査員は次のようにコメントしています。
「このシミュレータは、トンネル業界にとって大きな進歩であり、3Dモデリングによ
るビジュアリゼーション技術を画期的な形で利用しています。このシステムは、現在の
トンネル保安要員の訓練・操作用途のみならず、トンネル関連の安全のために重要な多くの分野で利用出来ると考えられ、トンネル業界の将来に大きな可能性をもたらすでしょう。」
G'VALシステムの活用範囲は、道路トンネル以外にも鉄道トンネルや、都心部の道路交通など、幅広い分野が考えられます。都心部の交通管理者は、交通渋滞を緩和させるため、信号の制御や車線規制などを上手に行うための訓練にも利用できます。すでに、交通渋滞などの問題に悩む米国などからも、このシステムに対する期待が寄せられています。
▲受賞作品を紹介しているInternational Tunnelling Awardsパンフレット(左)、同賞のロゴ