ダイキン工業 井上礼之会長CEO 年頭あいさつ(要旨)
[12/01/05]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2012年1月5日
ダイキン工業株式会社
2012年ダイキン工業グループ年頭方針
一人ひとりの実行力で、
変化の時代をリードしよう
Lead a Changing World with Everyone’s Action
○先行き不透明の厳しい経済状況下では、足元をしっかりと固め、短期利益の確保に集中 する必要があります。先手を打った施策展開、スピードある実行、施策進捗状況の徹底 管理などにより、収益確保にグループを挙げて取り組むことが急務です。
○「不況の兆し」「変化の予兆」は、まず現場に現れます。そして、そうした問題に対す る「答え」や「ヒント」も現場に潜んでいます。不況に対する「抵抗力」が強い企業の 特徴は、現場が強いことです。現場に重要な情報、有意義な情報があるにもかかわら ず、それが組織全体で共有されない「情報の断絶」「情報の目詰まり」は組織運営にお ける大きな問題です。現場からの提言をいち早く聞き取り、テーマとして意思決定し、 実行することが重要です。幹部・リーダーには灰色ではなく、白か黒かの明快な答えを 示して組織を率いる強いリーダーシップの発揮を求めます。
○事業拡大で組織が大きくなるにつれて、部門間や、国内と海外などの間でコミュニケー ションの密度が低下していきます。そうした大企業病を防ぎ、組織を全体最適の視点で 運営し実行力を高めるには、「縦のコミュニケーション」と「横のコミュニケーショ ン」が重要です。幹部・リーダーは、部門間で異なった意見や考えをぶつけて「建設的 なケンカ」をしかけ、関連部門を巻き込む力強いリーダーシップを求めます。
○今後も新興国を含めたグローバル展開を加速し、経営の現地化を進めます。グループと しての一体感を保つ「求心力」を磨くには、全体最適を見据えた「構想力」、限られた 情報量で意思決定する「胆力」、凡事徹底を率先垂範する「実行力」の3つの力を高め る必要があります。特に、厳しい逆風下では、単純なことをおろそかにしない、日々の 愚直な活動の積み重ねがライバルとの差を生みます。当たり前のことが当たり前にでき る「凡事徹底の組織風土」を育み、組織の実行力を高めたいと思います。
○フランスの哲学者、アランが「悲観主義は感情であり、楽観主義は意志の力だ」という 言葉を残しています。現在のような先行きが不透明な時期には、皆さん一人ひとりのプ ラス思考が組織の成長発展につながります。プラス思考の人は、未来を意識しながら現 在を生きています。将来のありたい姿を明確に描き、未来志向で目の前の課題を解決し ていく。混迷の度を深める世界経済を前に、アラン言うところの「意志の強さに支えら れた楽観主義」が今ほど求められる時はありません。
○一人ひとりのスピード溢れる実行力と、明るく逞しいチームワークを発揮し、変化の時 代をリードする2012年にしようではありませんか。
2012年ダイキン工業グループ年頭方針 (骨子)
1.半歩先行く実行力で、短期利益の確保にグループ挙げて取り組もう
2.柔構造の組織運営を徹底し、逞しい実行力を発揮しよう
3.求心力を磨き、遠心力を高めて、グループの総合力を発揮しよう
4.構造的な課題に真正面から取り組み、強靭な企業体質を構築しよう
ダイキン工業株式会社
2012年ダイキン工業グループ年頭方針
一人ひとりの実行力で、
変化の時代をリードしよう
Lead a Changing World with Everyone’s Action
○先行き不透明の厳しい経済状況下では、足元をしっかりと固め、短期利益の確保に集中 する必要があります。先手を打った施策展開、スピードある実行、施策進捗状況の徹底 管理などにより、収益確保にグループを挙げて取り組むことが急務です。
○「不況の兆し」「変化の予兆」は、まず現場に現れます。そして、そうした問題に対す る「答え」や「ヒント」も現場に潜んでいます。不況に対する「抵抗力」が強い企業の 特徴は、現場が強いことです。現場に重要な情報、有意義な情報があるにもかかわら ず、それが組織全体で共有されない「情報の断絶」「情報の目詰まり」は組織運営にお ける大きな問題です。現場からの提言をいち早く聞き取り、テーマとして意思決定し、 実行することが重要です。幹部・リーダーには灰色ではなく、白か黒かの明快な答えを 示して組織を率いる強いリーダーシップの発揮を求めます。
○事業拡大で組織が大きくなるにつれて、部門間や、国内と海外などの間でコミュニケー ションの密度が低下していきます。そうした大企業病を防ぎ、組織を全体最適の視点で 運営し実行力を高めるには、「縦のコミュニケーション」と「横のコミュニケーショ ン」が重要です。幹部・リーダーは、部門間で異なった意見や考えをぶつけて「建設的 なケンカ」をしかけ、関連部門を巻き込む力強いリーダーシップを求めます。
○今後も新興国を含めたグローバル展開を加速し、経営の現地化を進めます。グループと しての一体感を保つ「求心力」を磨くには、全体最適を見据えた「構想力」、限られた 情報量で意思決定する「胆力」、凡事徹底を率先垂範する「実行力」の3つの力を高め る必要があります。特に、厳しい逆風下では、単純なことをおろそかにしない、日々の 愚直な活動の積み重ねがライバルとの差を生みます。当たり前のことが当たり前にでき る「凡事徹底の組織風土」を育み、組織の実行力を高めたいと思います。
○フランスの哲学者、アランが「悲観主義は感情であり、楽観主義は意志の力だ」という 言葉を残しています。現在のような先行きが不透明な時期には、皆さん一人ひとりのプ ラス思考が組織の成長発展につながります。プラス思考の人は、未来を意識しながら現 在を生きています。将来のありたい姿を明確に描き、未来志向で目の前の課題を解決し ていく。混迷の度を深める世界経済を前に、アラン言うところの「意志の強さに支えら れた楽観主義」が今ほど求められる時はありません。
○一人ひとりのスピード溢れる実行力と、明るく逞しいチームワークを発揮し、変化の時 代をリードする2012年にしようではありませんか。
2012年ダイキン工業グループ年頭方針 (骨子)
1.半歩先行く実行力で、短期利益の確保にグループ挙げて取り組もう
2.柔構造の組織運営を徹底し、逞しい実行力を発揮しよう
3.求心力を磨き、遠心力を高めて、グループの総合力を発揮しよう
4.構造的な課題に真正面から取り組み、強靭な企業体質を構築しよう