【プレスリリース】南スーダン:MSF、ジョングレイ州で発生した新たな衝突に対応
[12/01/17]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2011年1月17日
国境なき医師団(MSF)日本
南スーダン:MSF、ジョングレイ州で発生した新たな衝突に対応
南スーダン共和国(以下「南スーダン」)のジョングレイ州北部ウロル郡ウェクで1月11日に新たな部族間の衝突が発生し、国境なき医師団(MSF)は同州ユアイで運営する診療所から重症の負傷者13人を空路で搬送した。搬送された負傷者は上ナイル州ナーシルでMSFが運営する病院で緊急の外科的処置を受けている。治療を受けている患者13人の内訳は、銃創を負った女性5人と男性2人、同じく銃創または挫傷・挫創を負った5歳未満の子ども6人である。
南スーダンにおけるMSFの活動責任者、ジョセ・フルセンベックは次のように話す。
「1月11日に起こった武力衝突による負傷者の大半が女性や子どもであることを、MSFは非常に懸念しています。今回搬送した13人の患者は峠は越しましたが、中には頭部に重傷を負い、まだ予断を許さない容体の子どももいます」
MSFは、今回衝突が発生したウロル郡ウェクから空路で2時間ほどの距離にあるユアイで、小規模な診療所を運営している。MSFは引き続き状況を注視し、今後も継続して重傷患者が来院するようであれば、外科部門を持つ上ナイル州ナーシルの病院へ患者を搬送する予定である。
今回の部族間衝突は、2011年12月末から2012年1月頭にかけてピボールで発生した衝突に続き、新たに発生したものである。ピボールでは、MSFの複数の緊急対応チームが、1月8日に医療活動を再開している。
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MSFは南スーダン国内の複数の地域で中立かつ公平な援助活動を行ってきた。ジョングレイ州では昨年、MSFの運営する施設のうち3ヵ所が襲撃や略奪の標的となった。MSFは、武装グループによる医療施設への攻撃を糾弾するとともに、ジョングレイ州の住民に向けた人道・医療援助を継続して行っていく予定である。
国境なき医師団(MSF)日本
南スーダン:MSF、ジョングレイ州で発生した新たな衝突に対応
南スーダン共和国(以下「南スーダン」)のジョングレイ州北部ウロル郡ウェクで1月11日に新たな部族間の衝突が発生し、国境なき医師団(MSF)は同州ユアイで運営する診療所から重症の負傷者13人を空路で搬送した。搬送された負傷者は上ナイル州ナーシルでMSFが運営する病院で緊急の外科的処置を受けている。治療を受けている患者13人の内訳は、銃創を負った女性5人と男性2人、同じく銃創または挫傷・挫創を負った5歳未満の子ども6人である。
南スーダンにおけるMSFの活動責任者、ジョセ・フルセンベックは次のように話す。
「1月11日に起こった武力衝突による負傷者の大半が女性や子どもであることを、MSFは非常に懸念しています。今回搬送した13人の患者は峠は越しましたが、中には頭部に重傷を負い、まだ予断を許さない容体の子どももいます」
MSFは、今回衝突が発生したウロル郡ウェクから空路で2時間ほどの距離にあるユアイで、小規模な診療所を運営している。MSFは引き続き状況を注視し、今後も継続して重傷患者が来院するようであれば、外科部門を持つ上ナイル州ナーシルの病院へ患者を搬送する予定である。
今回の部族間衝突は、2011年12月末から2012年1月頭にかけてピボールで発生した衝突に続き、新たに発生したものである。ピボールでは、MSFの複数の緊急対応チームが、1月8日に医療活動を再開している。
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MSFは南スーダン国内の複数の地域で中立かつ公平な援助活動を行ってきた。ジョングレイ州では昨年、MSFの運営する施設のうち3ヵ所が襲撃や略奪の標的となった。MSFは、武装グループによる医療施設への攻撃を糾弾するとともに、ジョングレイ州の住民に向けた人道・医療援助を継続して行っていく予定である。