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2012年3月29日（木）

社会福祉法人中央共同募金会

赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」　
第6次助成速報 「県外避難者」に対する助成 ついに３１県に広がる！
◎第6回助成速報265件、2億6,933万円（累計1,512件、18億3,051万円）
◎募金額計 32億1,295万5,471円　（3月27日現在）

赤い羽根の中央共同募金会（会長・斎藤十朗）が運営する支援金「赤い羽根 災害ボランティア・NPO活動サポート募金（ボラサポ）」による第6次助成が決定しました。今回の助成は、2011年12月10日から2012年1月31日までに応募のあった367件の活動のうち、265件、2億6,933万円の助成を決定しました。これまでの助成額は累計で18億円を突破しています。
震災から10カ月を経た2012年1月に締め切りを迎えた第6次募集では、特に被害の大きかった岩手・宮城・福島の3県、特に福島県から全国各地に避難している方たち（いわゆる県外避難者）に対する活動の割合が目立ってきています。
短期活動・中長期活動あわせて、県外避難者に対する活動は、第4次募集から要望が増加しはじめ、今回の第6次助成で急増、活動件数37件、活動範囲は北は北海道から南は沖縄県まで、延べで31県（岩手県・宮城県・福島県・茨城県は除く）に広がりました。
また、避難者自身がお互いの孤立化防止のために立ち上がった「ピア・カウンセリング」活動や、行政の目の届きづらい民間アパートなど、いわゆる「みなし仮設」に居住している方々に積極的にサービス提供を行う活動など、避難生活に丁寧に寄り添った活動の芽生えが見られることは特筆に値します。

【第6次助成事業から】
＊mama’s linkわたぼうし（山形県米沢市）…助成額31万円
福島県から米沢に自主避難している母親たち同士が立ち上がって、お茶会の開催や勉強会を通じてつながり合いながら、子どもと家庭を守っていこうとするピア・カウンセリング事業。お互いで助けあって、孤独・孤立を防ぎ合います。
＊宝塚NPOセンター（兵庫県宝塚市）…助成額227万円
阪神間に避難してきた、大半は父親を被災地に残した母子避難家庭の支援活動。被災者の出会いの場「お茶っこカフェ」を通じたネットワークづくりと、カフェを通じてニーズを把握した生活支援や仕事づくり支援の活動を行っています。

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第6次応募状況と助成速報　（3月29日現在）　　　　　　【応募期間　2011年12月10日〜2012年1月31日】
全体　　　　　　　　　　　　　　　　　短期活動（１ヶ月未満）　　　　中長期活動（１ヶ月以上）
（１）応募総額 367件 　　　　　　 （１）応募総数 182件　　　　　 （１）応募総数 185件
（２）応募総額 5億3,144万円　　（２）応募総額 5,720万円　　 （２）応募総額 4億7,424万円
（３）助成件数 265件　　　　　　　（３）助成件数 151件　　　　 （３）助成件数 114件
（４）助成総額 2億6,933万円　　（４）助成総額 3,936万円　　 （４）助成総額 2億2,997万円
（５）１団体平均額 102万円　　 （５）１団体平均額 26万円　　（５）１団体平均額 202万円