北九州市では、電力需要のピークカット・ピークシフトを促す、ダイナミックプライシングを発動!
[12/08/14]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2012年8月14日
北九州市役所
北九州市では、電力需要のピークカット・ピークシフトを促すため、電力量料金単価を変動させる「ダイナミックプライシング」を発動しました!
北九州市八幡東区東田地区(約120ha)は、経済産業省「次世代エネルギー・社会システム実証地域」(全国4地域)の一つに選定され、「北九州スマートコミュニティ創造事業」(http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/file_0325.html)を実施しています。その一環として、電力需要が高くなることが予想される日(翌日の予想最高気温が30度以上となる場合)に電力需要のピークカット(※)やピークシフト(※)を促すため、電力量料金単価を変動させるダイナミックプライシング(※変動料金制)の実証を行なっています。
地区全体での実証は、日本初の試みです。
平成24年7月5日(木)には東田地区の予想最高気温が31度(気象庁HPより)となったため、初のダイナミックプライシング(レベル2)を発動しました。(http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000117138.pdf)
平成24年7月12日(木)までには、レベル2〜5の全ての段階を発動しました。
(http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000118877.pdf)
結果、上記期間におけるピーク時間帯(13時〜17時)の1世帯当たりの平均電力使用量は、電気料金を変動させない(ダイナミックプライシングを発動させない)グループ42世帯に比べ、変動させる(発動させる)グループ74世帯の方が、平均16.1%少なくなりました。
また、それぞれのグループにおけるダイナミックプライシング発動前(平成24年6月29日)と発動後の平均電力使用量の変化率を比べると、変動(発動)させないグループに比べ、変動(発動)させるグループの方が小さく、平均18%の省エネ効果が見られました。
平成24年8月4日(土)には古川国家戦略担当大臣が、ダイナミックプライシングをはじめとした地域エネルギーマネジメントシステムの中心となる「地域節電所」を視察し、ダイナミックプライシング発動の結果について説明を受け、「北九州市の取り組みは、政府が日本全国で展開していきたいと考える、新しいエネルギー社会の象徴である。この取り組みを、日本全国、世界にパッケージで売り出していけるよう、政府も北九州市と一緒に推進していきたい」とコメントされました。
※ピークカットとは
電力需要がピークを迎える夏季平日の9時〜20時(特に13時〜17時)の使用電力を抑える取り組みです。
北九州市では、ピーク時間帯に商店街や百貨店などの涼しいところで過ごし、ピークカットとともにまちなかのにぎわいづくりを図る「まちなか避暑地」(http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/00200056.html)の取り組みも進めています。
※ピークシフトとは
電力需要を平準化させるため、ピーク時間帯に行う電力消費(例えば掃除や洗濯)の一部を、ピーク時間帯以外に移行する(朝や夜に行う)取り組みです。
※ダイナミックプライシングとは
東田地区全体の電力の需給バランスに応じて、電力需給がひっ迫するピーク時間帯には電気料金を上げ、余裕のある夜間は下げるなど、時間帯ごとに電気料金を変動させ、需要家(一般家庭や企業など)によるピークカットやピークシフトの行動を促す仕組みです。
東田地区の一般家庭では、電気料金をレベル1〜5(最も高い)の5段階に設定しています。
【この件に関するお問い合わせ先】
北九州市環境局環境未来都市推進室
スマートコミュニティ担当:柴田、須山、越智
TEL:093-582-2238
北九州市役所
北九州市では、電力需要のピークカット・ピークシフトを促すため、電力量料金単価を変動させる「ダイナミックプライシング」を発動しました!
北九州市八幡東区東田地区(約120ha)は、経済産業省「次世代エネルギー・社会システム実証地域」(全国4地域)の一つに選定され、「北九州スマートコミュニティ創造事業」(http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/file_0325.html)を実施しています。その一環として、電力需要が高くなることが予想される日(翌日の予想最高気温が30度以上となる場合)に電力需要のピークカット(※)やピークシフト(※)を促すため、電力量料金単価を変動させるダイナミックプライシング(※変動料金制)の実証を行なっています。
地区全体での実証は、日本初の試みです。
平成24年7月5日(木)には東田地区の予想最高気温が31度(気象庁HPより)となったため、初のダイナミックプライシング(レベル2)を発動しました。(http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000117138.pdf)
平成24年7月12日(木)までには、レベル2〜5の全ての段階を発動しました。
(http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000118877.pdf)
結果、上記期間におけるピーク時間帯(13時〜17時)の1世帯当たりの平均電力使用量は、電気料金を変動させない(ダイナミックプライシングを発動させない)グループ42世帯に比べ、変動させる(発動させる)グループ74世帯の方が、平均16.1%少なくなりました。
また、それぞれのグループにおけるダイナミックプライシング発動前(平成24年6月29日)と発動後の平均電力使用量の変化率を比べると、変動(発動)させないグループに比べ、変動(発動)させるグループの方が小さく、平均18%の省エネ効果が見られました。
平成24年8月4日(土)には古川国家戦略担当大臣が、ダイナミックプライシングをはじめとした地域エネルギーマネジメントシステムの中心となる「地域節電所」を視察し、ダイナミックプライシング発動の結果について説明を受け、「北九州市の取り組みは、政府が日本全国で展開していきたいと考える、新しいエネルギー社会の象徴である。この取り組みを、日本全国、世界にパッケージで売り出していけるよう、政府も北九州市と一緒に推進していきたい」とコメントされました。
※ピークカットとは
電力需要がピークを迎える夏季平日の9時〜20時(特に13時〜17時)の使用電力を抑える取り組みです。
北九州市では、ピーク時間帯に商店街や百貨店などの涼しいところで過ごし、ピークカットとともにまちなかのにぎわいづくりを図る「まちなか避暑地」(http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/00200056.html)の取り組みも進めています。
※ピークシフトとは
電力需要を平準化させるため、ピーク時間帯に行う電力消費(例えば掃除や洗濯)の一部を、ピーク時間帯以外に移行する(朝や夜に行う)取り組みです。
※ダイナミックプライシングとは
東田地区全体の電力の需給バランスに応じて、電力需給がひっ迫するピーク時間帯には電気料金を上げ、余裕のある夜間は下げるなど、時間帯ごとに電気料金を変動させ、需要家(一般家庭や企業など)によるピークカットやピークシフトの行動を促す仕組みです。
東田地区の一般家庭では、電気料金をレベル1〜5(最も高い)の5段階に設定しています。
【この件に関するお問い合わせ先】
北九州市環境局環境未来都市推進室
スマートコミュニティ担当:柴田、須山、越智
TEL:093-582-2238