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ソフト開発者向け自動ソースコード解析ソフトの新版

2012/8/16

丸紅情報システムズ株式会社

日本語に完全対応、ソフトウエア開発者向け自動ソースコード解析ソフトの新版
分散処理ソフトと連携可能、解析の高速化を実現

丸紅情報システムズ株式会社(略称:エムシス/MSYS、本社:渋谷区渋谷3-12-18 社長:小川 和夫)は、ソフトウエア開発メーカー、米クロックワーク社(Klocwork Inc. 社長兼CEO:マイク・ラギンスキー氏/Mr. Mike Laginski、本社:マサチューセッツ州バーリントン、設立:2001年)製、自動ソースコード(*1)解析ソフトウエアの新版「クロックワーク・インサイト(Klocwork Insight)9.6」の販売を2012年8月16日から開始します。クロックワーク・インサイトは、開発中のソフトウエア内に、障害(バグ)や脆弱性の原因となるプログラムの記述がないかを調査するソフトウエアです。新版はインターフェースを日本語に完全翻訳し操作性を向上させるとともに、新機能の追加と従来機能の改善・強化を行いました(シングルサインオン機能の追加、新チェッカーの採用、検知精度の向上、ヘルプ機能の改善、Eメール通知機能の追加、各種バグ追跡ツールとの連携機能の追加など)。
また、エムシスが販売中、ゾレアックス社(Xoreax Software. 社長:イアル・マオール氏、本社:イスラエル、設立:2002年)製の分散処理ソフトウエア「インクレディビルド(IncrediBuild)」とのインターフェースを用意しました。インクレディビルドは、社内LANに接続された複数のパソコンの空きリソースを有効活用してソースコード解析の高速処理を可能にし、新版と組み合わせて使用すればソースコードの解析時間を大幅に短縮することが可能となります。国内では株式会社ゾレアックスジャパンがインクレディビルドを取り扱っています。

クロックワーク・インサイトは、独自技術を採用した解析エンジンにより、CおよびC++言語、JAVA言語、C#言語で記述されたソースファイル(*2)を調査し、潜在的な問題個所とその内容を詳細にレポートします。複数のソースファイルで構成されたソフトウエアも自動でソースファイル間の関係性を解析し問題点を検出することができます。検出された脆弱性や欠陥情報、ステータス情報は自動的にデータベースに蓄積し開発チーム全体で共有できます。多数の開発メンバーが携わる今日のソフトウエア開発においても、簡単かつ早期に情報共有を実現し、テストと修正にかかる時間とコストを大幅に削減できます。

また、組み合わせて使用可能なゾレアックス社製インクレディビルドは、独自の分散処理技術によって、例えば、解析を実行するプログラマ用のパソコンの他に、ソースコードを書いているプログラマや企画を練っているプランナなどのパソコンの空きリソースを借りて解析を実行し、開発環境のハードウエア単体の性能向上だけでは実現できない解析作業の高速化を実現します。OS(基本ソフト)がウインドウズ環境におけるマイクロソフト社の開発ツールVisual Studioを用いたコンパイルプロセス(*3)、Make(*4)のコンパイルプロセスなどの各種プロセスで有効です。同時に数百台ものパソコンを管理することが可能で、ハイスペックなパソコンのリソースの有効活用が可能です。また、ソフトウエアのアップデートやライセンスの状況などの一括管理が可能で運用も簡単です。

エムシスでは、ソースコードの規模が大きく、解析の効率化や品質の向上が求められる医療、ゲーム、光学機・複写機、通信、自動車、航空機などのメーカーを中心に販売を行います。クロックワーク・インサイト9.6の定価は360万円(税抜き、初期導入パッケージ/年間ライセンスの場合、サーバ機器は別途)より。新版単体およびインクレディビルドとの組み合わせ販売でリリースから3年間で10億円の売上をめざします。

クロックワーク社のマーク・グライス氏(Mr. Mark Grice、Director of International Partner Network)は以下のようにコメントしています。
「クロックワーク・インサイト 9.6を日本国内で販売するにあたり、今後もソースコード解析技術における開発陣をさらに充実させ、できるだけ多くのセキュリティ上の脆弱性と欠陥を検知できるように努力していきます。今回、完全に日本語化対応したことで、日本のお客様が開発環境の一部として、より簡単でより効率的に使用することができるようになりました。私たちは、日本という重要な市場での継続的な成長をめざしています。」

エムシスは、2012年8月20日(月)から22日(水)まで、パシフィコ横浜で開催される「コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス2012(CEDEC2012、主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会/CESA http://cedec.cesa.or.jp/2012/)」に、クロックワーク・インサイト9.6、およびインクレディビルドを展示します。

■クロックワーク製品紹介ホームページ:http://www.marubeni-sys.com/dl/klocwork/

(*1) ソースコード:C言語やJAVA言語といったプログラミング言語でかかれたプログラム記述。
(*2) ソースファイル:ソースコードで記述されたファイル。
(*3) コンパイルプロセス:作成したソースコードをコンピュータ上で実行可能な形式(オブジェクトコード)に変換する工程。
(*4) Make:プログラムのビルド作業(ソースファイルを実行ファイルに変換)を自動化するツール。

■クロックワーク・インサイト9.6機能一覧
1.シングルサインオン:ユーザが作業用パソコンにログインしたIDでクロックワーク・インサイトにも自動的にログインが可能。
2.新チェッカーの追加:解析時にバグや欠陥などを指摘するチェック項目が増え、より広範囲での不具合の指摘が可能。
3.検知精度の向上:各チェック項目で、ノイズ(過剰指摘/フォルスポジティブ)や、その逆の指摘漏れ(フォルスネガティブ)が起こらないように検知精度を向上。
4.ヘルプの改良:ヘルプを日本語化し、掲載情報も充実。
5.Eメール通知機能:検知結果、プログラム修正のアサイン情報を、Eメールにより担当者に自動通知。
6.バグトラッキングツールと連携:各種バグトラッキングツールとの連携機能を実装。
7.オンザフライ解析:スペルチェックのようにユーザがソースコードを入力する毎に、自動的にチェックし不適切な記述箇所には赤線を表示し指摘。
8.トレースバック情報の改良:検知結果を参照しながらユーザが実際にコード上の不適切個所を修正するにあたり、個々の指摘に対してクロックワーク・インサイトが出力する追跡情報「トレースバック」を改良し使いやすさが向上。
9.ユーザライセンス開放時間の変更:あるユーザがログアウトした後、他のユーザがログインし使用できるまでのライセンス開放時間を、従来の14日間から24時間に短縮し、ユーザ間でのライセンス共有が容易。
10.既存チェッカーの改良:既存のチェック項目で、より有効な指摘が質的・量的に得られるように改善。
11.Web APIの強化:カスタマイズに使用するライブラリ機能を強化。

【クロックワーク社について】
クロックワーク社の開発ツールは、開発者により安全で信頼性の高いソフトウエア製造環境を提供します。開発者はオンザフライでソースコードを解析し、より簡便なコードレビューを行い、複雑かつ大規模なソフトウエアの保守性を向上することができます。モバイルデバイス、家庭用電化製品、医療技術、電気通信、軍事、航空宇宙産業のリーディングカンパニーを含む1,000社以上の企業がソフトウエア開発プロセスに同社の静的コード解析ツールを使用しています。
http://www.klocwork.com

【ゾレアックス社について】
ゾレアックス社はソフトウエア業界向けに質の高い精密なソリューションを提供する企業です。最高品質のソリューションをお客様にお届けして然るべきという信念のもと、鋭意開発に従事しております。主力製品インクレディビルドは、ソフトウエアの生産性を高め、開発者の作業環境を向上させ、優良なコード作成を支援することによって、この目標達成に貢献しています。今日、10万ライセンス以上が稼働しています。ゾレアックスはより良い開発環境というビジョンの実現を可能にする未来のプロジェクトに積極的に取り組んでおります。 http://www.xoreax.com/
日本においては、株式会社ゾレアックスジャパンが窓口となり、お客様にプロフェッショナルサポートを提供しております。 http://www.xoreax.co.jp/

【丸紅情報システムズについて】
丸紅情報システムズは、最先端ITを駆使した付加価値の高いソリューションやサービスを、お客様視点で提供するソリューションプロバイダです。製造・流通・サービス・小売・金融業を中心とする様々な業界の知見と高度な提案力、コンサルティングからシステム設計・構築、運用・保守サービスまでをワンストップで提供する総合力、そして、グローバルな視点からお客様の差別化に貢献する最先端技術が私たちの強みです。エンタープライズソリューション、製造ソリューション、プラットフォームソリューション、コールセンターソリューションとデータセンターを軸とするビジネスサービスの5つの事業展開でお客様のビジネスを支援します。

<製品に関するお問い合わせ>
丸紅情報システムズ株式会社
エンタープライズソリューション事業本部 事業推進部 プロダクトソリューション課
電話:03-6658-1760
URL: http://www.marubeni-sys.com/ 
〒150-0002東京都渋谷区渋谷3-12-18 渋谷南東急ビル

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