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部位別体組成計インナースキャン50V「BC−622」を10月20日に発売

2012年10月10日

株式会社タニタ

家庭用では業界唯一、全身を5分割し筋肉量や脂肪率を計測・表示
部位別体組成計インナースキャン50V「BC−622」を10月20日に発売
身体バランスを重視したボディーマネジメントが可能

健康をはかるリーディングカンパニーである株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1−14−2、社長・谷田千里)は、家庭用では業界で唯一、全身の体組成だけでなく右腕、左腕、体幹部、右脚、左脚といった5つの部位の筋肉量や脂肪率を計測・表示することができる8電極式部位別体組成計インナースキャン50V「BC−622」を10月20日に発売します。BC−622には今回、新たな指標として、測定者がどの程度アスリートに近い体組成になっているかを示すタニタ独自の「MBA(マイ・ボディー・アナライザー)」機能を搭載し、身体バランスを重視したボディーマネジメントを可能にしました。価格はオープン。積極的にスポーツに取り組む30−40代の男性をメーンターゲットに初年度2万4000台の販売を計画しています。

BC−622は、操作表示部と本体に配した8つの電極を使用して計測するのが特徴です。具体的には操作表示部と一体になっているグリップを両手で持って本体に乗り、電流を流す部分と電圧をはかる部分を切り替えることによって右腕、左腕、体幹部、右脚、左脚の筋肉量、脂肪率をそれぞれ計測・表示します。計測は腕をおろした楽な姿勢で行えます。
計測結果は数値とともに人体のシルエットで表示することでビジュアル性を高め、筋肉量と脂肪率は「少ない」「標準」「多い」の3ブロック・9段階で判定します。このほか50g単位の精密体重計測機能を搭載し、体重の変化を細かくチェックすることができます。

また、新たに搭載したMBA判定機能は、タニタが蓄積してきたさまざまなスポーツ選手の体組成データを母集団とし、筋肉の質や量、筋肉のつき方のバランスなど、測定者がこの母集団にどれだけ近い筋肉特性を持っているかを相対的に指標化したものです。一般の方とアスリートを判別して「ビギナー」「アマチュア」「セミアスリート」「プロアスリート」の4ブロック・10段階で表示。セミアスリート以上と判定された場合は、一般の方とは違う体組成を正確に計測するため、専用の計算式を用いたアスリートモード※1に自動的に切り替わる仕組みになっています。

計測項目は、体重、体脂肪率、筋肉量、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、推定骨量、体水分率、体内年齢、BMI(体格指数)の9項目。すべて前回値に対しての増減を矢印で表示します。また、記録媒体にSDメモリーカードを採用。付属のアプリケーションを使用すれば、SDメモリーカードに記録した計測データをパソコンに取り込んで時系列的にグラフ化できるなど簡単に健康管理を行うことができます。このほか、使い勝手の良さにもこだわりました。しゃがまずに計測結果を確認できるよう、操作表示部を本体から分離するセパレート型としたほか、乗るだけであらかじめ登録した測定者を判別する自動認識(Vピタ)機能※2を搭載。初回設定後は、登録ボタンを操作する煩わしさが無く簡単に計測することができます。

近年、身体のバランスを欠いたダイエットや運動などに起因する、さまざまな健康障害が問題となっています。タニタでは、ウオーキングやスポーツ、フィットネスなどといった様々な利用シーンにあわせて身体のバランスを重視したボディーマネジメントに活用できるハイスペックモデルとして普及を図っていく考えです。

※1「セミアスリート」「プロアスリート」と判定された方は、日々のトレーニングにより、一般の方と比べて筋肉量が豊富で筋繊維が太く、筋肉に含まれる水分量も異なります。このことから、一般の方と比べて体脂肪率を過大評価してしまう場合があります。このため、タニタでは運動習慣のある方に適した計算式を用いた独自のアスリート専用のモードを搭載することで、より正確な体組成を把握することができるようにしています。

※2体重やからだの電気抵抗を基に、登録者の中から測定者を自動的に判別します。体格が近似している(双子など)場合、判別しにくくなるケースがあります。
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