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甲子園ボウルを制した関西学院大学が、第66回ライスボウルへ

2012/12/16

社団法人 日本アメリカンフットボール協会

−甲子園ボウルを制した関西学院大学が、第66回ライスボウルへ−
アメリカンフットボール日本選手権『プルデンシャル生命杯 第66回ライスボウル』
2013年1月3日(木)、東京ドームにおいて開催

12月16日(日)、第67回甲子園ボウルが行われ、法政大学との接戦を20対17で制した関西学院大学が2年連続で大学日本一の座を手にし、2013年1月3日(木)、東京ドームにおいて開催されるアメリカンフットボール日本選手権『プルデンシャル生命杯第66回ライスボウル』への出場権を獲得しました。

2年連続47回目(大会最多更新)の甲子園ボウル出場となる西日本代表の関西学院大学と、3年ぶり17回目の出場となる東日本代表の法政大学。甲子園ボウルの舞台では6年ぶり7回目(過去6回の対戦は法政大の3勝2敗1分)となった両校の対戦は、序盤は一進一退の攻防が続き、法政大がFGを2本中2本失敗したのに対し、2本中1本を成功させた関学大が前半を3対0のリードで折り返しました。

静かな前半とは打って変わり、後半は両チームの意地と意地がぶつかり、点の奪い合いに。法政大のキックオフで始まった後半開始早々、そのキックオフを関学大WR木戸 崇斗(2年)が94ヤード・リターンし、TD。関学大が10対0といったん突き放しますが、法政大は直後の攻撃シリーズでパスとランを効果的に織り交ぜ前進すると、最後はQB近藤 濯(2年)がWR松永 翔太(4年)への17ヤードTDパスを決め、3点差に詰め寄ります。さらに法政大は第4Q残り10分46秒、QB近藤がRB池田 哲生(4年)への14ヤードTDパスを決め、ついに逆転に成功。次の攻撃シリーズでも32ヤードFGにつなげ、10対17とリードを7点差に広げました。

追いかける関学大は第4Q、ここでようやくエースQB畑 卓志郎(4年)を投入。QB畑は途中出場から2シリーズ目にWR木戸への48ヤード同点ロングTDパスを決め、試合を振り出しに戻すと、クライマックスは続く試合残り時間1分45秒、自陣15ヤードからのこの試合最後の攻撃シリーズ。関学大は、QB畑が時間を巧みに使いながら冷静に5本のパスを決め、ドライブを相手ゴール前2ヤードまで前進させると、最後はK堀本 大輔(4年)が試合終了と同時に19ヤードの決勝FGを決め、息詰まる大接戦に終止符を打ち、2年連続25回目(大会最多更新)の甲子園ボウル優勝を決めました。なお、この試合のMVPには、先制FGにつながる66ヤードのロングゲインを含め、ラン16回で133ヤードを獲得する活躍でチームを勝利に導いた関学大のRB望月 麻樹(4年)が受賞しました。

甲子園ボウルを制した関学大は、学生代表チームとして、2013年1月3日(木)、東京ドームで行われるアメリカンフットボール日本選手権 プルデンシャル生命杯 第66回ライスボウルにおいて、社会人代表チームと対戦します。社会人代表チームには、12月17日(月)、オービックシーガルズと鹿島ディアーズの対戦で同じく東京ドームで行われる「ジャパンエックスボウル」の勝者が選ばれます。
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