酒飲みの酒飲みによる酒飲みのためのマンスリーアンケート調査 3月
[13/03/14]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2013年3月14日
株式会社酒文化研究所
酒飲みの酒飲みによる酒飲みのためのマンスリーアンケート調査
酒飲みの酒飲みによる酒飲みのためのマンスリーアンケート調査
“酒飲みのミカタ”〜3月号
【家飲みビール銘柄調査】勢い続くザ・プレミアム・モルツ〜酒飲みが選ぶ飲みたい銘柄では総合トップ
酒文化研究所が実施するアンケート調査「酒飲みのミカタ第3回」をお届けします。
2012年は日本国内でビール類(ビール・発泡酒・新ジャンル合計)は555万KL飲まれていました。飲用場面別にみると家庭用が3/4を占め、飲食店など業務用が1/4になっています。ジャンル別にみるとビールと発泡酒・新ジャンルがちょうど半分ずつとなっています。さらにその中でビールをみると、家庭用と業務用とでやはり半分ずつになっています(ビール市場組合動向レポートより)。
今回は、ビールの中でも自分で好みの銘柄を選ぶことができる、家庭でのビールの飲用についてモニター(※1)にアンケートを募りました。
(※1)モニターは日本在住の成人男女で、「ほとんど毎日酒を飲む」と言う方が7割、酒のヘビーユーザーの気持ちを代表できる指標です。
ビール派が選ぶビール人気上位は「一番搾り」「スーパードライ」「プレモル」
今回の回答者が家庭で主に飲むビール類のジャンルは、ビール派が47%、発泡酒・新ジャンル派が53%とほぼ半分ずつに分かれました(表(1))。ビール派が家庭でふだん飲んでいる銘柄を3種類まであげてもらったところ、多い順に一番搾り、スーパードライ、ザ・プレミアム・モルツ、ヱビスとなりましたが、どれも4割強で拮抗しています(表(2))。
ビール派が最も飲みたいのは「プレモル」
家庭で飲むビールの中から最もよく飲む銘柄をひとつだけ答えてもらうと、ザ・プレミアム・モルツ20%、一番搾り19%、スーパードライ18%がベスト3でした(表(3))。
新ジャンル派がよく飲む新ジャンルのベスト3は「金麦」「麦とホップ」「のどごし生」
一方で、家庭では主に新ジャンル・発泡酒を飲んでいるという人に聞いたよく飲む銘柄は、1位金麦、2位麦とホップ、3位のどごし生でした。新ジャンルはビールに比べると銘柄の数も多く、小売業のプライベートブランドも一定のシェアを占めているので、特定のブランドへの支持は集中しにくいようです。それでも最もよく飲んでいる銘柄をひとつだけ選ぶと、金麦が24%でトップ。以下、麦とホップ20%、のどごし生11%となりました(表(4))。
新ジャンル派が飲みたいビールのトップも「プレモル」
最後にふだんは新ジャンル・発泡酒を主に飲んでいる人に、家庭でビールを飲むとしたらどのビールが飲みたいですかと聞いてみました。ここでも1位はザ・プレミアム・モルツで53%、以下はヱビス47%、一番搾り37%となります(表(5))。
今回の飲んでいるビール、飲みたいビールの調査結果は、実際の市場シェアとはかなり異なる結果が出ました。モニターが、酒類への興味や関心の高いユーザーばかりで構成されていることが第一の原因と考えられます。そして、ビールの市場の半分は業務用であり、飲食店でビールを飲むときは、自分の嗜好と関係なく、取り扱っているビールを飲むことになります。一方で家庭で飲むときには自分の好みの銘柄を自由に選べる。今回の調査結果からどこでも自分で好みの銘柄を選んで飲むことができるとしたら、ビールのシェアが大きく変わる可能性も感じられました。
■調査概要
調査時期 2013年2月28日(木)〜2013年3月5日(火)
調査対象 酒文化研究所の酒好きモニター(N=1208)
有効回答 262(回収率22%)
調査方法 インターネットによる自記入式アンケート調査
株式会社酒文化研究所
酒飲みの酒飲みによる酒飲みのためのマンスリーアンケート調査
酒飲みの酒飲みによる酒飲みのためのマンスリーアンケート調査
“酒飲みのミカタ”〜3月号
【家飲みビール銘柄調査】勢い続くザ・プレミアム・モルツ〜酒飲みが選ぶ飲みたい銘柄では総合トップ
酒文化研究所が実施するアンケート調査「酒飲みのミカタ第3回」をお届けします。
2012年は日本国内でビール類(ビール・発泡酒・新ジャンル合計)は555万KL飲まれていました。飲用場面別にみると家庭用が3/4を占め、飲食店など業務用が1/4になっています。ジャンル別にみるとビールと発泡酒・新ジャンルがちょうど半分ずつとなっています。さらにその中でビールをみると、家庭用と業務用とでやはり半分ずつになっています(ビール市場組合動向レポートより)。
今回は、ビールの中でも自分で好みの銘柄を選ぶことができる、家庭でのビールの飲用についてモニター(※1)にアンケートを募りました。
(※1)モニターは日本在住の成人男女で、「ほとんど毎日酒を飲む」と言う方が7割、酒のヘビーユーザーの気持ちを代表できる指標です。
ビール派が選ぶビール人気上位は「一番搾り」「スーパードライ」「プレモル」
今回の回答者が家庭で主に飲むビール類のジャンルは、ビール派が47%、発泡酒・新ジャンル派が53%とほぼ半分ずつに分かれました(表(1))。ビール派が家庭でふだん飲んでいる銘柄を3種類まであげてもらったところ、多い順に一番搾り、スーパードライ、ザ・プレミアム・モルツ、ヱビスとなりましたが、どれも4割強で拮抗しています(表(2))。
ビール派が最も飲みたいのは「プレモル」
家庭で飲むビールの中から最もよく飲む銘柄をひとつだけ答えてもらうと、ザ・プレミアム・モルツ20%、一番搾り19%、スーパードライ18%がベスト3でした(表(3))。
新ジャンル派がよく飲む新ジャンルのベスト3は「金麦」「麦とホップ」「のどごし生」
一方で、家庭では主に新ジャンル・発泡酒を飲んでいるという人に聞いたよく飲む銘柄は、1位金麦、2位麦とホップ、3位のどごし生でした。新ジャンルはビールに比べると銘柄の数も多く、小売業のプライベートブランドも一定のシェアを占めているので、特定のブランドへの支持は集中しにくいようです。それでも最もよく飲んでいる銘柄をひとつだけ選ぶと、金麦が24%でトップ。以下、麦とホップ20%、のどごし生11%となりました(表(4))。
新ジャンル派が飲みたいビールのトップも「プレモル」
最後にふだんは新ジャンル・発泡酒を主に飲んでいる人に、家庭でビールを飲むとしたらどのビールが飲みたいですかと聞いてみました。ここでも1位はザ・プレミアム・モルツで53%、以下はヱビス47%、一番搾り37%となります(表(5))。
今回の飲んでいるビール、飲みたいビールの調査結果は、実際の市場シェアとはかなり異なる結果が出ました。モニターが、酒類への興味や関心の高いユーザーばかりで構成されていることが第一の原因と考えられます。そして、ビールの市場の半分は業務用であり、飲食店でビールを飲むときは、自分の嗜好と関係なく、取り扱っているビールを飲むことになります。一方で家庭で飲むときには自分の好みの銘柄を自由に選べる。今回の調査結果からどこでも自分で好みの銘柄を選んで飲むことができるとしたら、ビールのシェアが大きく変わる可能性も感じられました。
■調査概要
調査時期 2013年2月28日(木)〜2013年3月5日(火)
調査対象 酒文化研究所の酒好きモニター(N=1208)
有効回答 262(回収率22%)
調査方法 インターネットによる自記入式アンケート調査