企業の情報戦略プランニングを支援する「くちこみデザイナー」を開発
[13/06/14]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2013年6月14日
株式会社 電通
ソーシャルメディア上の口コミなどのビッグデータを活用し、企業の情報戦略プランニングを支援する「くちこみデザイナー」を開発
株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井 直)、株式会社電通パブリックリレーションズ(本社:東京都中央区、社長:近見 竹彦)は、ソーシャルメディア上の口コミデータ、各種メディアの露出データなどのビッグデータを解析・シミュレーションし、企業の広告・広報・CRMなどに役立てる情報戦略プランニングツール「くちこみデザイナー」を開発しました。
現在、ソーシャルメディア上の生活者の声を企業活動に活用する動きが広がっていますが、膨大なデータをどのように分析・活用するかについては、いまだ体系立った手法は確立されておりません。こうした状況を受け、「くちこみデザイナー」の開発に当たっては、ソーシャルメディア上で話題にされている会話の内容、口コミの伝播構造、情報を拡散しているグループやユーザー(メディア、企業、個人などのアカウント)、オンライン/オフラインの情報源の把握、といった多様なデータ分析を実現するために、株式会社ONTROX(本社:大阪府大阪市、社長:高橋 成典)が提供する複雑ネットワーク統合解析フレームワークを活用した独自の解析モジュールを搭載しました。またデータの収集や分析を行うためのシステム基盤としては、株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、社長:釜井 節生)が提供する統合マーケティングプラットフォーム「iPLAss」を採用しています。これにより、蓄積した過去データの活用が可能になったことで、ソーシャルメディア上での情報拡散のシミュレーションを可視化し、効果的な情報戦略の策定ができるようになりました。
今後、当社グループは本ツールを活用した企業の情報戦略立案に加え、効率的なソーシャルCRM※1の構築や、オンライン/オフラインを統合した包括的なコミュニケーション戦略を支援するサービスを提供してまいります。
「くちこみデザイナー」の特徴は以下の4点です。
1.情報拡散を実現するグループ※2を抽出し、グループ内のキーアカウントを特定することで、拡散力を向上させるコミュニケーション活動を実現
ソーシャルメディア上での情報拡散を構成する単位を「グループ」として捉え、その中から、情報拡散において中心的な役割を果たすユーザー(=キーアカウント)を抽出します。メディア、企業、個人アカウントなど、影響力のあるユーザーを特定し、さらに影響の範囲を把握することで、目的やテーマごとに、どのようなユーザーやグループを対象にコミュニケーション活動を展開すべきか、すべきではないかについての戦略を構築します。
2.話題となっている情報ソースや情報ルートをオンライン、オフラインの双方から特定し、より効果的なメッセージを構築
ソーシャルメディア上での会話のネタ元となっている情報ソースを、デジタルメディアや企業・個人アカウントなどのオンライン情報やテレビ番組、CMなどのマスメディアから特定します。また、その情報ソースから、どのような情報がどのようなルートを介して誰に伝わっているかを把握します。これにより、戦略的にアプローチすべきメディアやインフルエンサーが特定できるため、彼らのニーズに見合った話題にされやすいメッセージの開発が可能になります。
3.蓄積したデータを元に、コミュニケーション施策を事前にシミュレーション
過去の口コミ拡散データを活用し、商品・ブランド、起用タレントなどの話題がどこに、どのくらい広がるか(口コミ数、リーチ数、伝播経路など)をシミュレーションできるようにしました。情報の広がりを事前に予測できることから、計画の有効性を検証し、チューニングしていけるようになります。
4.影響力の高いユーザーをデータベース化し、より効率的なソーシャルCRMを達成
ソーシャルメディア上の発言内容や影響力の分析から、優先して対応すべきユーザーを特定し、顧客データとして抽出・リスト化します。また、ソーシャルメディア上で企業やブランドに対して影響力を持つユーザーをデータベースとして蓄積していくことで、より効率的なソーシャルCRMの展開を実現します。
※1.ソーシャルCRM:ソーシャルメディア上での顧客関係管理(Customer Relationship Management)。
※2.グループ:ソーシャルメディア上で、特定の情報を密にやりとりしている複数ユーザーの「かたまり」。
株式会社 電通
ソーシャルメディア上の口コミなどのビッグデータを活用し、企業の情報戦略プランニングを支援する「くちこみデザイナー」を開発
株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井 直)、株式会社電通パブリックリレーションズ(本社:東京都中央区、社長:近見 竹彦)は、ソーシャルメディア上の口コミデータ、各種メディアの露出データなどのビッグデータを解析・シミュレーションし、企業の広告・広報・CRMなどに役立てる情報戦略プランニングツール「くちこみデザイナー」を開発しました。
現在、ソーシャルメディア上の生活者の声を企業活動に活用する動きが広がっていますが、膨大なデータをどのように分析・活用するかについては、いまだ体系立った手法は確立されておりません。こうした状況を受け、「くちこみデザイナー」の開発に当たっては、ソーシャルメディア上で話題にされている会話の内容、口コミの伝播構造、情報を拡散しているグループやユーザー(メディア、企業、個人などのアカウント)、オンライン/オフラインの情報源の把握、といった多様なデータ分析を実現するために、株式会社ONTROX(本社:大阪府大阪市、社長:高橋 成典)が提供する複雑ネットワーク統合解析フレームワークを活用した独自の解析モジュールを搭載しました。またデータの収集や分析を行うためのシステム基盤としては、株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、社長:釜井 節生)が提供する統合マーケティングプラットフォーム「iPLAss」を採用しています。これにより、蓄積した過去データの活用が可能になったことで、ソーシャルメディア上での情報拡散のシミュレーションを可視化し、効果的な情報戦略の策定ができるようになりました。
今後、当社グループは本ツールを活用した企業の情報戦略立案に加え、効率的なソーシャルCRM※1の構築や、オンライン/オフラインを統合した包括的なコミュニケーション戦略を支援するサービスを提供してまいります。
「くちこみデザイナー」の特徴は以下の4点です。
1.情報拡散を実現するグループ※2を抽出し、グループ内のキーアカウントを特定することで、拡散力を向上させるコミュニケーション活動を実現
ソーシャルメディア上での情報拡散を構成する単位を「グループ」として捉え、その中から、情報拡散において中心的な役割を果たすユーザー(=キーアカウント)を抽出します。メディア、企業、個人アカウントなど、影響力のあるユーザーを特定し、さらに影響の範囲を把握することで、目的やテーマごとに、どのようなユーザーやグループを対象にコミュニケーション活動を展開すべきか、すべきではないかについての戦略を構築します。
2.話題となっている情報ソースや情報ルートをオンライン、オフラインの双方から特定し、より効果的なメッセージを構築
ソーシャルメディア上での会話のネタ元となっている情報ソースを、デジタルメディアや企業・個人アカウントなどのオンライン情報やテレビ番組、CMなどのマスメディアから特定します。また、その情報ソースから、どのような情報がどのようなルートを介して誰に伝わっているかを把握します。これにより、戦略的にアプローチすべきメディアやインフルエンサーが特定できるため、彼らのニーズに見合った話題にされやすいメッセージの開発が可能になります。
3.蓄積したデータを元に、コミュニケーション施策を事前にシミュレーション
過去の口コミ拡散データを活用し、商品・ブランド、起用タレントなどの話題がどこに、どのくらい広がるか(口コミ数、リーチ数、伝播経路など)をシミュレーションできるようにしました。情報の広がりを事前に予測できることから、計画の有効性を検証し、チューニングしていけるようになります。
4.影響力の高いユーザーをデータベース化し、より効率的なソーシャルCRMを達成
ソーシャルメディア上の発言内容や影響力の分析から、優先して対応すべきユーザーを特定し、顧客データとして抽出・リスト化します。また、ソーシャルメディア上で企業やブランドに対して影響力を持つユーザーをデータベースとして蓄積していくことで、より効率的なソーシャルCRMの展開を実現します。
※1.ソーシャルCRM:ソーシャルメディア上での顧客関係管理(Customer Relationship Management)。
※2.グループ:ソーシャルメディア上で、特定の情報を密にやりとりしている複数ユーザーの「かたまり」。