2013年米国自動車商品魅力度調査(APEAL)
[13/07/26]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2013年7月26日
J.D. パワー アジア・パシフィック
J.D. パワー 2013年米国自動車商品魅力度調査(APEAL)
J.D. パワー報道資料:
商品魅力度の高い車は、売れ行きが早く、高価格を維持し、高いロイヤルティを得られるため、自動車メーカーの成功の鍵
フォルクスワーゲン グループが5つのモデルでセグメント別ランキング1位、GMは4つ、フォードは3つで1位。ブランド別ランキングのトップはポルシェ。
※本報道資料は、日本時間7月25日午前2時に米国で発表された資料を翻訳したものです
米国カリフォルニア州ウェストレイク・ビレッジ:2013年7月24日 商品魅力度が高い車は、ディーラーでの店頭在庫の期間が短い、取引価格が高い、そして買い替えの際のロイヤルティが高いという傾向があることが、J.D. パワーが本日発表した2013年米国自動車商品魅力度(Automotive Performance, Execution and Layout、略称APEAL)調査SMによって明らかにされた。
今年で18年目となるAPEAL調査は新車の商品魅力度を調べる業界のベンチマーク調査の役割を果たしている。2013年には調査設計の変更が行われ、今日の車両の魅力度をより良く測定できるよう、特に新テクノロジー・機能面での強化が行われた。顧客は77の項目で車を評価し、その合計 (1,000ポイント満点) が総合APEALスコアとなる。
本調査の結果、APEALスコアが高い車両ほど、メーカーはより高く売れることがわかった。APEALスコアがセグメント平均よりも100ポイント以上高い車では、平均より100ポイント以上低い車と比較して、顧客が新車の購入に費やす金額が平均して$1,800以上多い。
また同様に、APEALスコアがセグメント平均よりも100ポイント以上高い車では、平均より100ポイント以上低い車と比較して、ディーラーの店頭在庫となる期間は平均で3日間短い。
J.D. パワーのグローバル・オートモーティブ部門バイス・プレジデント、デヴィッド・サージェントは、「魅力的な車というのは、消費者と自動車メーカーのいずれにとっても喜ばしいものである。同一セグメント内の車であっても、魅力的で、購入者が期待している性能を持ち、内装が機能的な車両には、消費者は喜んでもっと多くのお金をかけている。また、そのような車の売れ行き自体も良い」と述べている。
過去の調査結果を通じて言えることは、APEALがロイヤルティに与える影響が非常に強いことである。 APEALスコアがセグメント平均よりも100ポイント以上高い車の顧客は、ほぼ3分の2(64%)が、次回も同じブランドの車を購入すると回答しているのに対し、平均よりも100ポイント以上低い車の場合は、その割合は55%に過ぎない。
サージェントは、「1%のロイヤルティが数千万から数億ドルもの価値を自動車メーカーにもたらすことになる。メーカーは一人でも多くの顧客を確保しようと必死になっており、それを実現するための鍵となるのが魅力度の高い車だということは明らかだ」と語っている。
2013年APEALランキングのハイライト
本調査の対象企業のうち、最も多くのセグメントでアワードを受賞したのは、フォルクスワーゲングループ(アウディ オールロード、ポルシェ ボクスター、ポルシェ カイエン、フォルクスワーゲン GTI、フォルクスワーゲン パサート)であった。シボレーは、ブランド別では最多のセグメントでアワードを受賞しており、2012年と同様にアバランチ、ソニック、ボルトでの受賞であった。
フォードと日産はそれぞれ、フォード:F-250/F-350 スーパーデューティー、マスタング、日産:アルマダ、ムラーノの2つのモデルでセグメント別アワードを受賞した。
また、BMW 5シリーズ、ビュイック アンコール、ダッジ チャージャー、フィアット500、ホンダ オデッセイ、起亜ソウル、ランドローバー レンジローバー、レクサス LS、リンカーン MKZ、マツダ CX-5、メルセデス・ベンツSLクラスもそれぞれセグメント別アワードを受賞した。
2013年に調査対象となったモデル中、APEALスコアが最も高かったのはランドローバー レンジローバーで、 ラージ・プレミアム セグメント以外のモデルが最高得点を達成したのは、今回が初めてである。
ポルシェは9年連続でブランド別ランキング第1位となった。ノンプレミアム系ブランドでは、ラムがランキング第1位となった。
J.D. パワーでは新車を購入する消費者に次のようなアドバイスを提供している:
●購入する車の燃費については「現実的な期待」を持つこと。また、ウィンドウステッカーに表示された市街地/高速道路/総合燃費は「EPAによる推定」でしかないという点に留意すること。実際の燃費は、天候、運転スタイル、タイヤ空気圧、車の全般的コンディションといった、諸要因によって異なる。
●購入に先立ち、営業担当者にその車両のあらゆるオーディオ/通信/エンターテイメント/ナビゲーション機能のデモを行ってもらうこと。特に、音声認識システム(搭載されている場合)が、購入者の音声指示に正確に対応するように、設定を確認してもらうこと。また、営業担当者に手伝ってもらい、自分のワイヤレス機器を車両のオーディオ/通信システムに接続してみること。
●多くの消費者にとって、外装・スタイルは、新車の魅力の重要な部分を占めるが、車両のすべての面が自分のニーズに合っているかどうかよく検討すること。最初の数カ月だけではなく、何年にもわたり、満足して乗り続けられる車両を選びたいものである。
APEAL調査は米国の新車所有者を対象とする顧客満足度調査であり、77の車両評価項目に対するユーザー評価を基にしている。世界中のメーカーがさらに魅力的な車両の設計と開発に役立てるため、消費者には購入の際の目安として幅広く活用されている。2013年のAPEAL調査は、2013年型の新車(自家用車およびライトトラック)を購入もしくはリース契約した約83,000人の消費者から2013年2月から5月にかけて収集した回答に基づく。APEAL調査は、新車購入(もしくはリース契約)後90日以内にユーザーが経験した不具合に重点を置く初期品質調査(IQS)と対をなすものである。
尚、J.D. パワー アジア・パシフィックでは2013年日本自動車初期品質調査SM (IQS)を8月29日(木)、2013年日本自動車商品魅力度(APEAL)調査SMを9月26日(木)に発表する予定である。
J.D. パワーについて
米国カリフォルニア州ウェストレイク・ビレッジに本社を置くJ.D. パワーは、パフォーマンス改善、ソーシャルメディア、顧客満足度に関するインサイトとソリューションを提供している国際的なマーケティング情報サービス企業である。当社は、毎年数百万人の消費者からの回答をもとに、品質や顧客満足度に関する調査を行っている。自動車レビューと評価、自動車保険、ヘルスケア、携帯電話の評価、その他に関する詳細情報は、JDPower.comを参照のこと。J.D. パワーはマグロウヒル・フィナンシャルの一部門である。
マグロウヒル・フィナンシャルについて
マグロウヒル・フィナンシャルは国際的な金融並びに商品市場に対する信用格付、ベンチマーク、情報・分析サービスを提供する事業を行う金融情報サービス企業である。主なブランドはスタンダード&プアーズ レーティングサービス、S&P Capital IQ、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス、プラッツ、クリシル、J.D. パワー、マグロウヒル・コンストラクションおよびアヴィエーション・ウィークである。世界27カ国に約17,000人の従業員を有する。詳細はウェブサイトまで。
http://www.mhfi.com
<ご注意>
本紙は報道用資料です。(株)J.D. パワー アジア・パシフィックの許可無く本資料に掲載されている情報および結果を広告または販促活動に転用することを禁止します。
J.D. パワー アジア・パシフィック
J.D. パワー 2013年米国自動車商品魅力度調査(APEAL)
J.D. パワー報道資料:
商品魅力度の高い車は、売れ行きが早く、高価格を維持し、高いロイヤルティを得られるため、自動車メーカーの成功の鍵
フォルクスワーゲン グループが5つのモデルでセグメント別ランキング1位、GMは4つ、フォードは3つで1位。ブランド別ランキングのトップはポルシェ。
※本報道資料は、日本時間7月25日午前2時に米国で発表された資料を翻訳したものです
米国カリフォルニア州ウェストレイク・ビレッジ:2013年7月24日 商品魅力度が高い車は、ディーラーでの店頭在庫の期間が短い、取引価格が高い、そして買い替えの際のロイヤルティが高いという傾向があることが、J.D. パワーが本日発表した2013年米国自動車商品魅力度(Automotive Performance, Execution and Layout、略称APEAL)調査SMによって明らかにされた。
今年で18年目となるAPEAL調査は新車の商品魅力度を調べる業界のベンチマーク調査の役割を果たしている。2013年には調査設計の変更が行われ、今日の車両の魅力度をより良く測定できるよう、特に新テクノロジー・機能面での強化が行われた。顧客は77の項目で車を評価し、その合計 (1,000ポイント満点) が総合APEALスコアとなる。
本調査の結果、APEALスコアが高い車両ほど、メーカーはより高く売れることがわかった。APEALスコアがセグメント平均よりも100ポイント以上高い車では、平均より100ポイント以上低い車と比較して、顧客が新車の購入に費やす金額が平均して$1,800以上多い。
また同様に、APEALスコアがセグメント平均よりも100ポイント以上高い車では、平均より100ポイント以上低い車と比較して、ディーラーの店頭在庫となる期間は平均で3日間短い。
J.D. パワーのグローバル・オートモーティブ部門バイス・プレジデント、デヴィッド・サージェントは、「魅力的な車というのは、消費者と自動車メーカーのいずれにとっても喜ばしいものである。同一セグメント内の車であっても、魅力的で、購入者が期待している性能を持ち、内装が機能的な車両には、消費者は喜んでもっと多くのお金をかけている。また、そのような車の売れ行き自体も良い」と述べている。
過去の調査結果を通じて言えることは、APEALがロイヤルティに与える影響が非常に強いことである。 APEALスコアがセグメント平均よりも100ポイント以上高い車の顧客は、ほぼ3分の2(64%)が、次回も同じブランドの車を購入すると回答しているのに対し、平均よりも100ポイント以上低い車の場合は、その割合は55%に過ぎない。
サージェントは、「1%のロイヤルティが数千万から数億ドルもの価値を自動車メーカーにもたらすことになる。メーカーは一人でも多くの顧客を確保しようと必死になっており、それを実現するための鍵となるのが魅力度の高い車だということは明らかだ」と語っている。
2013年APEALランキングのハイライト
本調査の対象企業のうち、最も多くのセグメントでアワードを受賞したのは、フォルクスワーゲングループ(アウディ オールロード、ポルシェ ボクスター、ポルシェ カイエン、フォルクスワーゲン GTI、フォルクスワーゲン パサート)であった。シボレーは、ブランド別では最多のセグメントでアワードを受賞しており、2012年と同様にアバランチ、ソニック、ボルトでの受賞であった。
フォードと日産はそれぞれ、フォード:F-250/F-350 スーパーデューティー、マスタング、日産:アルマダ、ムラーノの2つのモデルでセグメント別アワードを受賞した。
また、BMW 5シリーズ、ビュイック アンコール、ダッジ チャージャー、フィアット500、ホンダ オデッセイ、起亜ソウル、ランドローバー レンジローバー、レクサス LS、リンカーン MKZ、マツダ CX-5、メルセデス・ベンツSLクラスもそれぞれセグメント別アワードを受賞した。
2013年に調査対象となったモデル中、APEALスコアが最も高かったのはランドローバー レンジローバーで、 ラージ・プレミアム セグメント以外のモデルが最高得点を達成したのは、今回が初めてである。
ポルシェは9年連続でブランド別ランキング第1位となった。ノンプレミアム系ブランドでは、ラムがランキング第1位となった。
J.D. パワーでは新車を購入する消費者に次のようなアドバイスを提供している:
●購入する車の燃費については「現実的な期待」を持つこと。また、ウィンドウステッカーに表示された市街地/高速道路/総合燃費は「EPAによる推定」でしかないという点に留意すること。実際の燃費は、天候、運転スタイル、タイヤ空気圧、車の全般的コンディションといった、諸要因によって異なる。
●購入に先立ち、営業担当者にその車両のあらゆるオーディオ/通信/エンターテイメント/ナビゲーション機能のデモを行ってもらうこと。特に、音声認識システム(搭載されている場合)が、購入者の音声指示に正確に対応するように、設定を確認してもらうこと。また、営業担当者に手伝ってもらい、自分のワイヤレス機器を車両のオーディオ/通信システムに接続してみること。
●多くの消費者にとって、外装・スタイルは、新車の魅力の重要な部分を占めるが、車両のすべての面が自分のニーズに合っているかどうかよく検討すること。最初の数カ月だけではなく、何年にもわたり、満足して乗り続けられる車両を選びたいものである。
APEAL調査は米国の新車所有者を対象とする顧客満足度調査であり、77の車両評価項目に対するユーザー評価を基にしている。世界中のメーカーがさらに魅力的な車両の設計と開発に役立てるため、消費者には購入の際の目安として幅広く活用されている。2013年のAPEAL調査は、2013年型の新車(自家用車およびライトトラック)を購入もしくはリース契約した約83,000人の消費者から2013年2月から5月にかけて収集した回答に基づく。APEAL調査は、新車購入(もしくはリース契約)後90日以内にユーザーが経験した不具合に重点を置く初期品質調査(IQS)と対をなすものである。
尚、J.D. パワー アジア・パシフィックでは2013年日本自動車初期品質調査SM (IQS)を8月29日(木)、2013年日本自動車商品魅力度(APEAL)調査SMを9月26日(木)に発表する予定である。
J.D. パワーについて
米国カリフォルニア州ウェストレイク・ビレッジに本社を置くJ.D. パワーは、パフォーマンス改善、ソーシャルメディア、顧客満足度に関するインサイトとソリューションを提供している国際的なマーケティング情報サービス企業である。当社は、毎年数百万人の消費者からの回答をもとに、品質や顧客満足度に関する調査を行っている。自動車レビューと評価、自動車保険、ヘルスケア、携帯電話の評価、その他に関する詳細情報は、JDPower.comを参照のこと。J.D. パワーはマグロウヒル・フィナンシャルの一部門である。
マグロウヒル・フィナンシャルについて
マグロウヒル・フィナンシャルは国際的な金融並びに商品市場に対する信用格付、ベンチマーク、情報・分析サービスを提供する事業を行う金融情報サービス企業である。主なブランドはスタンダード&プアーズ レーティングサービス、S&P Capital IQ、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス、プラッツ、クリシル、J.D. パワー、マグロウヒル・コンストラクションおよびアヴィエーション・ウィークである。世界27カ国に約17,000人の従業員を有する。詳細はウェブサイトまで。
http://www.mhfi.com
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