酒文化研究所アンケート調査【酒飲みのミカタ10月】
[13/10/12]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2013.10.12
株式会社酒文化研究所
酒文化研究所アンケート調査【酒飲みのミカタ10月】
「季節限定ビールはお好きですか?」
秋から冬にかけては、ワイン、日本酒などでそのときだけ飲めるという季節限定の商品が数多く発売されます。そんな中で最も身近なビールでも季節限定品が各社から販売されてきましたが、今年は早くも8月下旬には大手4社が揃って秋季限定ビールを発売しました。そして、秋季限定よりも販売量の多い冬季限定ビールも10月1日に「冬の贈り物」(アサヒビール)、「冬麒麟」(キリンビール)、「くちどけの冬小麦」(サントリー)が発売され、続いて10月2日には「冬物語」(サッポロビール)と4社揃っての発売となりました。
季節限定ビールを好むのはどういう人なのか、好きな理由やどういう買い方をしているのかなどを調べてみました。(※回答者は「さけ通信」の読者モニターで、「ほとんど毎日酒を飲む」と言う方が7割、酒のヘビーユーザーであり、酒に関心をもっている方々です。)
40代以下では、過半数の回答者が好きだと答えた
はじめに季節限定ビール類全般の「好き」「嫌い」を聞いてみました。「好き」と答えた人は47%、「嫌い」と答えた人は6%、「どちらともいえない」が47%でした。これを年代別にみると、「好き」は30代以下で67%、40代で53%となり、若い人ほど季節限定ビール類に対する高い支持がみられます(図表(1))。
買い方は「好きなメーカーのものだけ」と「全部飲んでみる」に二分している
次に、季節限定ビール類の買い方について聞いてみました。「好きなメーカーのものは購入する」と答えた人が35%、「メーカーを問わずひと通り試す」と答えた人が26%と比較的拮抗しています。「ひと通り試す人」が26%もいるあたりから、各社が競いあって季節限定ビール類を発売する背景が伺えます。年代別にみても傾向の違いはほとんどみられませんでしたが、普段飲んでいるビール類の選び方によって違いがはっきりと浮き上がりました。ブランドロイヤル(特定のブランドのビール類を中心に買う)とメーカーロイヤル(特定メーカーのビール類を中心に買う)、ノンロイヤル(そのつど買う銘柄が変わることが多い)に回答者を分けて比較してみると、メーカーロイヤルは、「好きなメーカーの季節限定品は購入する」が51%と高くなり、ノンロイヤルは、「メーカーを問わずひと通り試す」が46%とはねあがります。一方で、ブランドロイヤルは、「季節限定ビール類は買わない」が33%に達しました(図表(2))。このあたりに各社が競って季節限定品を発売する理由が伺えます。
一度購入した後のリピートはどうなるかについては「おいしかったらもう一度買う」が40%、「一度だけ買って次は違うものを買う」が13%と一定のリピート購入も見込まれるようです。こちらは、年代別、ロイヤル度別でもほとんど違いがありませんでした。
「この時期だけ」「新製品は味が気になる」などが購入意欲をそそる
続いて、冬季限定ビール類を飲みたいと思う理由を伺いました。
多くあげられた順に「そのメーカーのビールが好きだから」34%、「この時期しか販売していないから」31%、「新しいものは味が気になるから」23%でした。これもロイヤル度別にみると、メーカーロイヤルは「そのメーカーのビール類が好きだから」が62%、ノンロイヤルでは、「この時期しか販売していないから」が41%、「新しいものは味が気になるから」が36%とそれぞれ高くなります(図表(3))。季節限定ビール類の発売は、特定のブランドのロイヤルユーザーにはあまり影響を与えずに、特定のメーカーのロイヤルユーザー、飲む銘柄がその都度かわるノンロイヤルユーザーに高く支持されていることが伺えます。
最後に、冬季限定ビール類に期待する主な意見を紹介します。
「夏は爽快感を期待しますが、秋から冬は旨みやコク、アルコール度数などを重視して選びます」(40代男性)、「期間限定と聞くと飲まなきゃという気持ちにかられて毎年楽しみにしています」(40代女性)、「暑い時期とは違った味わいが楽しめること。缶のデザインも含めて楽しめます」(30代女性)、「季節を先取りしてる感じが楽しいです。もう秋か、もう冬かと楽しみながら買っています。」(30代男性)
■調査概要
調査時期2013年10月3日(木)〜2013年10月8日(火)
調査対象酒文化研究所の酒好きモニター(N=1321)
有効回答167(回答率13%)
調査方法インターネットによる自記入式アンケート調査
株式会社酒文化研究所
酒文化研究所アンケート調査【酒飲みのミカタ10月】
「季節限定ビールはお好きですか?」
秋から冬にかけては、ワイン、日本酒などでそのときだけ飲めるという季節限定の商品が数多く発売されます。そんな中で最も身近なビールでも季節限定品が各社から販売されてきましたが、今年は早くも8月下旬には大手4社が揃って秋季限定ビールを発売しました。そして、秋季限定よりも販売量の多い冬季限定ビールも10月1日に「冬の贈り物」(アサヒビール)、「冬麒麟」(キリンビール)、「くちどけの冬小麦」(サントリー)が発売され、続いて10月2日には「冬物語」(サッポロビール)と4社揃っての発売となりました。
季節限定ビールを好むのはどういう人なのか、好きな理由やどういう買い方をしているのかなどを調べてみました。(※回答者は「さけ通信」の読者モニターで、「ほとんど毎日酒を飲む」と言う方が7割、酒のヘビーユーザーであり、酒に関心をもっている方々です。)
40代以下では、過半数の回答者が好きだと答えた
はじめに季節限定ビール類全般の「好き」「嫌い」を聞いてみました。「好き」と答えた人は47%、「嫌い」と答えた人は6%、「どちらともいえない」が47%でした。これを年代別にみると、「好き」は30代以下で67%、40代で53%となり、若い人ほど季節限定ビール類に対する高い支持がみられます(図表(1))。
買い方は「好きなメーカーのものだけ」と「全部飲んでみる」に二分している
次に、季節限定ビール類の買い方について聞いてみました。「好きなメーカーのものは購入する」と答えた人が35%、「メーカーを問わずひと通り試す」と答えた人が26%と比較的拮抗しています。「ひと通り試す人」が26%もいるあたりから、各社が競いあって季節限定ビール類を発売する背景が伺えます。年代別にみても傾向の違いはほとんどみられませんでしたが、普段飲んでいるビール類の選び方によって違いがはっきりと浮き上がりました。ブランドロイヤル(特定のブランドのビール類を中心に買う)とメーカーロイヤル(特定メーカーのビール類を中心に買う)、ノンロイヤル(そのつど買う銘柄が変わることが多い)に回答者を分けて比較してみると、メーカーロイヤルは、「好きなメーカーの季節限定品は購入する」が51%と高くなり、ノンロイヤルは、「メーカーを問わずひと通り試す」が46%とはねあがります。一方で、ブランドロイヤルは、「季節限定ビール類は買わない」が33%に達しました(図表(2))。このあたりに各社が競って季節限定品を発売する理由が伺えます。
一度購入した後のリピートはどうなるかについては「おいしかったらもう一度買う」が40%、「一度だけ買って次は違うものを買う」が13%と一定のリピート購入も見込まれるようです。こちらは、年代別、ロイヤル度別でもほとんど違いがありませんでした。
「この時期だけ」「新製品は味が気になる」などが購入意欲をそそる
続いて、冬季限定ビール類を飲みたいと思う理由を伺いました。
多くあげられた順に「そのメーカーのビールが好きだから」34%、「この時期しか販売していないから」31%、「新しいものは味が気になるから」23%でした。これもロイヤル度別にみると、メーカーロイヤルは「そのメーカーのビール類が好きだから」が62%、ノンロイヤルでは、「この時期しか販売していないから」が41%、「新しいものは味が気になるから」が36%とそれぞれ高くなります(図表(3))。季節限定ビール類の発売は、特定のブランドのロイヤルユーザーにはあまり影響を与えずに、特定のメーカーのロイヤルユーザー、飲む銘柄がその都度かわるノンロイヤルユーザーに高く支持されていることが伺えます。
最後に、冬季限定ビール類に期待する主な意見を紹介します。
「夏は爽快感を期待しますが、秋から冬は旨みやコク、アルコール度数などを重視して選びます」(40代男性)、「期間限定と聞くと飲まなきゃという気持ちにかられて毎年楽しみにしています」(40代女性)、「暑い時期とは違った味わいが楽しめること。缶のデザインも含めて楽しめます」(30代女性)、「季節を先取りしてる感じが楽しいです。もう秋か、もう冬かと楽しみながら買っています。」(30代男性)
■調査概要
調査時期2013年10月3日(木)〜2013年10月8日(火)
調査対象酒文化研究所の酒好きモニター(N=1321)
有効回答167(回答率13%)
調査方法インターネットによる自記入式アンケート調査