世界農業遺産シンポジウム in 阿蘇 〜世界農業遺産の活かし方〜
[13/11/14]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
平成25年11月14日
熊本県
世界農業遺産シンポジウム in 阿蘇 〜世界農業遺産の活かし方〜
〜平成25年11月29日(金)〜
熊本県では、阿蘇が世界農業遺産に認定されたことの周知を図るため、国連大学サステイナビリティと平和研究所 武内和彦所長をお招きし、阿蘇で11月29日(金)にシンポジウムを開催します。
今回のシンポジウムでは、先進国である日本ならではの世界農業遺産の意義や世界農業遺産に認定された阿蘇の世界的な価値について学びます。さらに、先進地の実例や阿蘇地域の目指す世界農業遺産の活用の方向性について議論することで、参加する皆さんが世界農業遺産を活用する際のきっかけにしていただければと考えています。
◆日時:平成25年11月29日(金)13:30〜16:30
◆場所:阿蘇の司ビラパークホテル フラワーホール(阿蘇市黒川1230)
◆参加費:無料(事前申込が必要)
◆定員:300人
◆主催者:阿蘇地域世界農業遺産推進協議会
◆プログラム
○プレゼンテーション:阿蘇の世界的価値について
蒲島 郁夫 熊本県知事
宮本 けんしん 「食の大地・くまもと」世界農業遺産推進研究会代表
大津 愛梨 オーツーファーム
○基調講演:「先進国日本における世界農業遺産の意義とその活用」
武内 和彦 国連大学 サステイナビリティと平和研究所所長
○パネルディスカッション「世界農業遺産の活かし方」
パネリスト
高野 宏一郎 新潟県佐渡GIAHSアドバイザー
金田 直之 石川県珠洲市自然共生室長
工藤 保雄 JA阿蘇組合長
稲吉 淳一 阿蘇市観光協会長
アドバイザー
永田 明 国連大学サステイナビリティと平和研究所
シニア・プログラム・コーディネーター
○会場との意見交換
◆11月30日(土)に阿蘇郡市内において民間有志による分科会が複数予定。
※阿蘇地域の世界農業遺産認定について
世界農業遺産とは、伝統的な農業・農法と、それによって育まれた文化や土地景観、生物多様性に富んだ世界的に重要な地域の取組を保全することを目的として、国連食糧農業機関(FAO)が認定するものです。
5月に石川県で開催された世界農業遺産国際会議で、阿蘇地域が世界農業遺産として認定されました。世界農業遺産としては初めてとなる民間のイニシアティブのもと、市町村・県が連携しながら世界農業遺産の認定を目指し、取組を進めてきたものです。
阿蘇の農業の一番の特徴は、草資源を使った多様な農業が展開されていることです。放牧、採草に加えて、屋根材やバイオマス資源としても活用されています。阿蘇は火山性土壌のため元々は生産性が良くありませんでしたが、我々の祖先が長年、牛の堆肥や草を野草堆肥として使うことで土壌改良し、地力を高めてきました。
阿蘇地域には、世界に類を見ない美しい草原などの景観があり、あか牛の放牧、野焼きなどの多様な農業生産活動が行われています。また、希少な動植物が生息し、伝統的な農耕文化が残されており、これらが国際的に高評価を得たものです。
今回、阿蘇地域が認定されたことは、阿蘇地域の皆様のみならず、県民の自信と誇りにつながるとともに、世界農業遺産を農業振興や観光振興へ活用することで、地域の活性化が期待されます。また、野焼きなどの取組に関する関心が高まり草原の維持再生が図られます。
阿蘇の草原が次の千年も残っていくように、多様な農業や生物多様性、伝統文化、阿蘇の雄大な景観の保全などをみんなでしっかり守っていきましょう。
阿蘇の世界農業遺産についてはこちら
http://www.pref.kumamoto.jp/
民間勉強会「食の大地 くまもと 世界農業遺産推進研究会」では、Facebookを通じて
情報発信しています。
https://www.facebook.com/syokunodaichi
熊本県
世界農業遺産シンポジウム in 阿蘇 〜世界農業遺産の活かし方〜
〜平成25年11月29日(金)〜
熊本県では、阿蘇が世界農業遺産に認定されたことの周知を図るため、国連大学サステイナビリティと平和研究所 武内和彦所長をお招きし、阿蘇で11月29日(金)にシンポジウムを開催します。
今回のシンポジウムでは、先進国である日本ならではの世界農業遺産の意義や世界農業遺産に認定された阿蘇の世界的な価値について学びます。さらに、先進地の実例や阿蘇地域の目指す世界農業遺産の活用の方向性について議論することで、参加する皆さんが世界農業遺産を活用する際のきっかけにしていただければと考えています。
◆日時:平成25年11月29日(金)13:30〜16:30
◆場所:阿蘇の司ビラパークホテル フラワーホール(阿蘇市黒川1230)
◆参加費:無料(事前申込が必要)
◆定員:300人
◆主催者:阿蘇地域世界農業遺産推進協議会
◆プログラム
○プレゼンテーション:阿蘇の世界的価値について
蒲島 郁夫 熊本県知事
宮本 けんしん 「食の大地・くまもと」世界農業遺産推進研究会代表
大津 愛梨 オーツーファーム
○基調講演:「先進国日本における世界農業遺産の意義とその活用」
武内 和彦 国連大学 サステイナビリティと平和研究所所長
○パネルディスカッション「世界農業遺産の活かし方」
パネリスト
高野 宏一郎 新潟県佐渡GIAHSアドバイザー
金田 直之 石川県珠洲市自然共生室長
工藤 保雄 JA阿蘇組合長
稲吉 淳一 阿蘇市観光協会長
アドバイザー
永田 明 国連大学サステイナビリティと平和研究所
シニア・プログラム・コーディネーター
○会場との意見交換
◆11月30日(土)に阿蘇郡市内において民間有志による分科会が複数予定。
※阿蘇地域の世界農業遺産認定について
世界農業遺産とは、伝統的な農業・農法と、それによって育まれた文化や土地景観、生物多様性に富んだ世界的に重要な地域の取組を保全することを目的として、国連食糧農業機関(FAO)が認定するものです。
5月に石川県で開催された世界農業遺産国際会議で、阿蘇地域が世界農業遺産として認定されました。世界農業遺産としては初めてとなる民間のイニシアティブのもと、市町村・県が連携しながら世界農業遺産の認定を目指し、取組を進めてきたものです。
阿蘇の農業の一番の特徴は、草資源を使った多様な農業が展開されていることです。放牧、採草に加えて、屋根材やバイオマス資源としても活用されています。阿蘇は火山性土壌のため元々は生産性が良くありませんでしたが、我々の祖先が長年、牛の堆肥や草を野草堆肥として使うことで土壌改良し、地力を高めてきました。
阿蘇地域には、世界に類を見ない美しい草原などの景観があり、あか牛の放牧、野焼きなどの多様な農業生産活動が行われています。また、希少な動植物が生息し、伝統的な農耕文化が残されており、これらが国際的に高評価を得たものです。
今回、阿蘇地域が認定されたことは、阿蘇地域の皆様のみならず、県民の自信と誇りにつながるとともに、世界農業遺産を農業振興や観光振興へ活用することで、地域の活性化が期待されます。また、野焼きなどの取組に関する関心が高まり草原の維持再生が図られます。
阿蘇の草原が次の千年も残っていくように、多様な農業や生物多様性、伝統文化、阿蘇の雄大な景観の保全などをみんなでしっかり守っていきましょう。
阿蘇の世界農業遺産についてはこちら
http://www.pref.kumamoto.jp/
民間勉強会「食の大地 くまもと 世界農業遺産推進研究会」では、Facebookを通じて
情報発信しています。
https://www.facebook.com/syokunodaichi