学習まんが『がんのひみつ』を企画制作
[13/11/18]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2013年11月18日
独立行政法人国立がん研究センター
子どもが自発的にがんについて学べる教育資材
学習まんが『がんのひみつ』を企画制作
がん教育の普及に向け、全国の小学校や公立図書館約26,500ヵ所へ寄贈のほか
自治体による地域のがん教育にも活用が広がっています
独立行政法人国立がん研究センター(理事長:堀田知光、東京都中央区、略称:国がん)は、子ども自身が自発的にがんについて学べる学習まんがを企画・監修・制作し、このほど日本PTA全国協議会推薦図書の学研「まんがでよくわかるシリーズ」より『がんのひみつ』として発刊されました。
『がんのひみつ』は、がん教育の普及に向け非売品として全国の国公私立小学校(養護学校、ろう学校を含む)23,500校、公立図書館3,000館に寄贈したほか、さらに広く教育資材として活用いただけるよう自治体等向けに印刷費の実費負担による増刷・提供を行えるようにしたところ、101自治体から約4,300冊の申し込みがあり(2013年10月末時点)、地域のがん教育にも活用が広がっています。
同シリーズは、40年の歴史をもつ人気の学習まんがで、今回で89タイトルを数えますが、国立がん研究センターの企画・監修のもと初めて命に関わる疾患をテーマに制作されました。
国立がん研究センターの相談支援センターへは、がん患者さんよりさまざまな不安や、保護者である場合は自分のがんを子どもにどのように伝えたら良いかなど各種の相談が寄せられます。子どもたちを必要以上に不安にさせることなく正しい理解を促すことで、がんになっても誰もが安心して暮らせる社会を構築していくことが不可欠です。
子どもへのがんの教育・普及啓発については、国のがん対策の基本的方向を定め、また都道府県のがん対策推進計画の基本ともなる「がん対策推進基本計画」においても、昨年6月に新たに個別目標として追記されました。
『がんのひみつ』は、独立行政法人国立がん研究センターがん研究開発費により取り組まれている「ソーシャルマーケティングを活用したがん予防行動およびがん検診受診行動の普及に関する研究」(研究代表:がん予防・検診研究センター 保健政策研究部 部長 山本精一郎)において、子どもへのがん教育資材として開発されました。2014年2月には、電子書籍化により無料アプリをダウンロードし、無料で閲覧できるようにする予定です。今後も全国のがん患者さんとご家族が不安なく治療や療養に向き合える環境をより多くの地域で整備できるよう対策を講じてまいります。
<『がんのひみつ』の特徴>
子どもへのがん教育を実施するための教育資材として開発
・知識を詰め込むことよりもストーリーを重視
・「がんは身近な病気」「がんになってしまっても社会で活躍できる」「がん予防・がん検診が大切」というメッセージが読後の印象として残るように。
・指導者がいなくても自発的に学習できるよう、子どもにとっておもしろく、かつ患者への配慮も行うため、制作の各段階(構成、ストーリー作成、漫画家選定、シナリオ作成など)で、小学生・中学生・がん患者・患者家族・専門医・各分野の研究者・マーケティング/PR実務者、出版社・漫画家などさまざまな立場の意見を取り入れ制作
<『がんのひみつ』の内容>
目次
第1章 おばさんの入院
第2章 がんはよくならない病気なの?
第3章 どうしてがんになるの?
第4章 手術のあとはどうするの?
・ストーリー
主人公(12歳)の親しい叔母が乳がんで入院、手術することに。親やいとこ、医師との対話を通し、がんがどのような病気か、またがん予防の重要性をわかりやすいストーリーにまとめています。
・まめちしき
「がんの治療法」「たばことがん」「がんの予防」「がんの検診」などについて、写真やデータを交えながら解説しています。
<寄せられた感想>
がん患者
・分からないことによる不安が子どもたちにとってはストレスだと思います。主人公のように、病気を理解する子どもたちが増えれば良いと思います。
小学生
・本を読んでがんのことが分かりました、がんになると生活が不自由になることも分かりました。
・がんは、今ではそれほど危険な病気ではないことが分かり、安心できると感じました。
・難しいと感じたところは、全然ありませんでした。ストーリーもわかりやすく、おもしろかったです。
・「がん」は「よくならない病気」と思っていたけれど、早期発見すればよくなることが分かりました。
・コラムやまんがでわかりやすく書かれていたので、がんのことがよくわかりました。
<自治体での活用例>
『がんのひみつ』は非売品ですが、がん教育のさらなる普及啓発のため、自治体など向けに印刷費の実費負担で増刷・提供を行うことが可能です。既に101自治体から約4,300冊の申し込みがありました(2013年10月末時点)。自治体などからの購入希望については、11月末までを目途に各都道府県のがん対策担当部署を通して受け付けています。
なお、書店での販売や注文受付は行っておりません。一般の方は図書館での開架図書や電子書籍(準備中)による閲覧が可能です。
以下は実際に申し込みのあった自治体の活用例です。
・児童クラブ、学童保育、保健センター、市民健康館に設置
・病院図書館、小児科医会、がん検診啓発サポーター、検診機関などへ配布
・市内小中学校でのがん予防教育および住民を対象とした健康教育などで活用
・市町庁舎に配架、医療機関に配布
・区市町村担当部署内用、学校での健康教育
・町づくりセンター、健康教育・相談に活用
・村内小中学校の児童生徒へ配布
学研「まんがでよくわかるシリーズ」とは
学研パブリッシングが発行する「まんがでよくわかるシリーズ」は、日本PTA全国協議会推薦図書として教育現場でも用いられる学習図書です。1972年に発刊された学習まんがの草分け的な存在である「ひみつシリーズ」を土台に、2001年にスタートした出版企画で、最新版『がんのひみつ』で89タイトルを数えます。非売品として発刊されており全国の小学校、公共図書館に寄贈されていますので、閲覧については各学校あるいは図書館にご確認ください。
また、電子書籍化により、「学研電子ストア(http://ebook.gakken.jp/gstore/Apple)」で無料アプリをダウンロードし、無料で閲覧が可能となる予定です(2014年2月頃公開予定)。
独立行政法人国立がん研究センター
子どもが自発的にがんについて学べる教育資材
学習まんが『がんのひみつ』を企画制作
がん教育の普及に向け、全国の小学校や公立図書館約26,500ヵ所へ寄贈のほか
自治体による地域のがん教育にも活用が広がっています
独立行政法人国立がん研究センター(理事長:堀田知光、東京都中央区、略称:国がん)は、子ども自身が自発的にがんについて学べる学習まんがを企画・監修・制作し、このほど日本PTA全国協議会推薦図書の学研「まんがでよくわかるシリーズ」より『がんのひみつ』として発刊されました。
『がんのひみつ』は、がん教育の普及に向け非売品として全国の国公私立小学校(養護学校、ろう学校を含む)23,500校、公立図書館3,000館に寄贈したほか、さらに広く教育資材として活用いただけるよう自治体等向けに印刷費の実費負担による増刷・提供を行えるようにしたところ、101自治体から約4,300冊の申し込みがあり(2013年10月末時点)、地域のがん教育にも活用が広がっています。
同シリーズは、40年の歴史をもつ人気の学習まんがで、今回で89タイトルを数えますが、国立がん研究センターの企画・監修のもと初めて命に関わる疾患をテーマに制作されました。
国立がん研究センターの相談支援センターへは、がん患者さんよりさまざまな不安や、保護者である場合は自分のがんを子どもにどのように伝えたら良いかなど各種の相談が寄せられます。子どもたちを必要以上に不安にさせることなく正しい理解を促すことで、がんになっても誰もが安心して暮らせる社会を構築していくことが不可欠です。
子どもへのがんの教育・普及啓発については、国のがん対策の基本的方向を定め、また都道府県のがん対策推進計画の基本ともなる「がん対策推進基本計画」においても、昨年6月に新たに個別目標として追記されました。
『がんのひみつ』は、独立行政法人国立がん研究センターがん研究開発費により取り組まれている「ソーシャルマーケティングを活用したがん予防行動およびがん検診受診行動の普及に関する研究」(研究代表:がん予防・検診研究センター 保健政策研究部 部長 山本精一郎)において、子どもへのがん教育資材として開発されました。2014年2月には、電子書籍化により無料アプリをダウンロードし、無料で閲覧できるようにする予定です。今後も全国のがん患者さんとご家族が不安なく治療や療養に向き合える環境をより多くの地域で整備できるよう対策を講じてまいります。
<『がんのひみつ』の特徴>
子どもへのがん教育を実施するための教育資材として開発
・知識を詰め込むことよりもストーリーを重視
・「がんは身近な病気」「がんになってしまっても社会で活躍できる」「がん予防・がん検診が大切」というメッセージが読後の印象として残るように。
・指導者がいなくても自発的に学習できるよう、子どもにとっておもしろく、かつ患者への配慮も行うため、制作の各段階(構成、ストーリー作成、漫画家選定、シナリオ作成など)で、小学生・中学生・がん患者・患者家族・専門医・各分野の研究者・マーケティング/PR実務者、出版社・漫画家などさまざまな立場の意見を取り入れ制作
<『がんのひみつ』の内容>
目次
第1章 おばさんの入院
第2章 がんはよくならない病気なの?
第3章 どうしてがんになるの?
第4章 手術のあとはどうするの?
・ストーリー
主人公(12歳)の親しい叔母が乳がんで入院、手術することに。親やいとこ、医師との対話を通し、がんがどのような病気か、またがん予防の重要性をわかりやすいストーリーにまとめています。
・まめちしき
「がんの治療法」「たばことがん」「がんの予防」「がんの検診」などについて、写真やデータを交えながら解説しています。
<寄せられた感想>
がん患者
・分からないことによる不安が子どもたちにとってはストレスだと思います。主人公のように、病気を理解する子どもたちが増えれば良いと思います。
小学生
・本を読んでがんのことが分かりました、がんになると生活が不自由になることも分かりました。
・がんは、今ではそれほど危険な病気ではないことが分かり、安心できると感じました。
・難しいと感じたところは、全然ありませんでした。ストーリーもわかりやすく、おもしろかったです。
・「がん」は「よくならない病気」と思っていたけれど、早期発見すればよくなることが分かりました。
・コラムやまんがでわかりやすく書かれていたので、がんのことがよくわかりました。
<自治体での活用例>
『がんのひみつ』は非売品ですが、がん教育のさらなる普及啓発のため、自治体など向けに印刷費の実費負担で増刷・提供を行うことが可能です。既に101自治体から約4,300冊の申し込みがありました(2013年10月末時点)。自治体などからの購入希望については、11月末までを目途に各都道府県のがん対策担当部署を通して受け付けています。
なお、書店での販売や注文受付は行っておりません。一般の方は図書館での開架図書や電子書籍(準備中)による閲覧が可能です。
以下は実際に申し込みのあった自治体の活用例です。
・児童クラブ、学童保育、保健センター、市民健康館に設置
・病院図書館、小児科医会、がん検診啓発サポーター、検診機関などへ配布
・市内小中学校でのがん予防教育および住民を対象とした健康教育などで活用
・市町庁舎に配架、医療機関に配布
・区市町村担当部署内用、学校での健康教育
・町づくりセンター、健康教育・相談に活用
・村内小中学校の児童生徒へ配布
学研「まんがでよくわかるシリーズ」とは
学研パブリッシングが発行する「まんがでよくわかるシリーズ」は、日本PTA全国協議会推薦図書として教育現場でも用いられる学習図書です。1972年に発刊された学習まんがの草分け的な存在である「ひみつシリーズ」を土台に、2001年にスタートした出版企画で、最新版『がんのひみつ』で89タイトルを数えます。非売品として発刊されており全国の小学校、公共図書館に寄贈されていますので、閲覧については各学校あるいは図書館にご確認ください。
また、電子書籍化により、「学研電子ストア(http://ebook.gakken.jp/gstore/Apple)」で無料アプリをダウンロードし、無料で閲覧が可能となる予定です(2014年2月頃公開予定)。