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沖縄県、沖縄懇話会が国際商談会を盛大に開催

平成25年11月19日

沖縄県
沖縄懇話会


沖縄県、沖縄懇話会が国際商談会を盛大に開催
〜131社の出展企業、102社のバイヤーが国内外から参加〜
〜日本とアジアを結ぶ交流拠点としての沖縄の優位性を世界にアピール〜


 沖縄県および沖縄懇話会は、国際商談会「沖縄大交易会 プレ交易会」を、11月14日から15日の2日間、沖縄コンベンションセンターで開催しました。
 商談会には、沖縄県内外から131社(全国61社、沖縄70社)の出展企業と、国内外のバイヤー102社(海外79社、国内23社)が参加し、2日間で総計1,822件(※)の個別商談が行われました。約100卓の個別商談ブースでは、限られた時間の中で自社の商品やサービスを積極的にアピールし、成約に向けて真剣な眼差しで商談する様子が見られました。参加者からは「県外や海外との関係が築けたり、情報交換ができるなど有意義な機会だ」「これをきっかけにアジアに積極的に展開したい」「高品質な日本商品を身近に手に取りたい」といった前向きな感想が多く聞かれました。また、会場内には自由に見て回れる商品展示や試食ブースも設置され、出展企業とバイヤーが和やかな雰囲気の中で交流を深めました。
 入場者数は2日間を通じて、総勢1,269人となりました。(ビジター含む)
※個別商談枠以外のフリー商談や県内企業同士の商談を含んだ数は現在集計中です。


 商談会の開催にあたって行われたオープニングセレモニーでは、主催者および来賓の代表から、商談会への参加者および関係者への御礼や祝辞が述べられました。 
 高良倉吉沖縄県副知事は、「プレ交易会を通じて、県産品の魅力や沖縄の国際物流拠点としての魅力と可能性を、皆さんに感じてほしい」と、仲井眞弘多沖縄県知事の挨拶を代読しました。
 沖縄懇話会・小禄邦男代表幹事は、「飛躍的な発展を遂げる世界交易の中で、沖縄県もアジア諸国への人的、物的交易に向けて更なる挑戦を心がけなければならない」と挨拶しました。
 後藤田正純内閣府副大臣は、「アジアの中心に位置する沖縄に集まり、グローバルな商談を行うことは大変重要な機会。沖縄大交易会が、新しい物流ビジネスの形を世界に発信する場となることを期待する」と、山本一太内閣府特命担当大臣の挨拶を代読しました。

 オープニングセレモニーに続いて行われたシンポジウムでは、「沖縄発アジア−物流拠点としての沖縄の展望」をテーマに、慶應義塾大学の手嶋龍一教授による基調講演や、本事業の共催・協賛企業および団体を中心に各方面で活躍される代表や有識者によるパネルディスカッションが行われました。基調講演では、手嶋教授がグローバルな視点から見たアジア貿易の現状や沖縄が担う役割とその重要性について講演しました。またパネルディスカッションでは、「沖縄国際航空物流ハブ」を活用し、アジアの物流拠点としての沖縄のさらなる発展に向けた提言や今後の展望について熱い議論が交わされ、会場内の参加者は熱心に聞き入っていました。

 すべての商談を終えて、最終日に行われたフェアウェルパーティーで、仲井眞弘多知事は、関係者への感謝を述べるとともに、「来年の沖縄大交易会の成功に向けて、引き続き、沖縄県と企業が一体となって取り組んでいきたい」と、熱く意気込みを語りました。

 今回の商談会の成功を受け、来年11月沖縄懇話会設立25周年の節目を迎えるにあたり、さらに規模を拡大した国際商談会「沖縄大交易会」を開催する予定です。
 今後は、沖縄県と沖縄経済界の連携をより一層強め、沖縄県産品や観光の魅力をさらにアピールしていくとともに、沖縄国際航空物流ハブ事業を活用し、東アジアの物流拠点にとどまらずビジネス拠点としてのさらなる発展を目指していきます。
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