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グレードAビルの需給回復、テナント賃料負担力が上昇 -東京オフィス賃貸市場レポート 2013年第4四半期-

2014年1月10日

クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド

グレードAビルの需給回復、テナント賃料負担力が上昇 -東京オフィス賃貸市場レポート 2013年第4四半期-

 クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(米国・ニューヨーク)は、2013年第4四半期(10月1日〜12月31日)の東京オフィス賃貸市場に関する調査レポート「MARKETBEAT OFFICE TOKYO Q4 2013」を公表しました。本レポートはグレードA*のオフィスビルに関して以下のとおり分析しています。
 
 *「築10年以内かつ基準階面積380坪以上」の物件をグレードAと定義しています。

1.景況感は製造業、非製造業とも大幅に改善し、テナントからの移転の問合せ数、館内増床、拡張移転需要のいずれも増加基調であり、市場は徐々に改善してきている。
2.オールグレード市場には依然として空室が相応に残っているため、人気のあるビルに対する品薄感が流布するまでには至っていない。しかし人気物件の選択肢の幅は狭くなってきている。
3.グレードAの賃料水準に関しても、テナントはビルオーナーから提示された高めの賃料を受け入れる傾向が出てきた。
4.空室率は今後、2014年前半の新規供給集中により一時的には上昇する局面もあり得るが、低下基調で推移するだろう。グレードAの賃料は継続的に引き上げられていくと予想される。
  以上
■レポート原文は添付リリース文をご覧ください(最終ページに日本語)。
アジア太平洋地域の他の都市のレポート(英語)は以下をご覧ください。
http://www.cushwakeasia.com/emkt/2013/Emailers/Marketbeat4Q2013/Office4Q2013/MB_Flash_Scroll_4Q13.swf

■本レポートの執筆者
 柳町 啓介 (やなぎまち けいすけ) mailto:keisuke.yanagimachi@ap.cushwake.com 
          〒100-6113 東京都千代田区永田町2-11-1山王パークタワー13階 
                   クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド株式会社
                   TEL: 03-3596-7098 (直通)
プロフィール:東京理科大学卒業後、建設企業にて大規模商業施設の設計をはじめナーシングホーム等の開発プロジェクトを手掛ける。不動産開発評価手法を研究するため渡英、オックスフォードブルックス大学で国際不動産学修士号を取得。みずほ信託銀行で証券化不動産実務を経験後、シービーアールイーにて不動産投資インデックスを駆使し日本のオフィス市場、世界の不動産市場を調査・分析。現在、クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドのヘッド・オブ・リサーチ、ジャパンを務める。早稲田大学国際不動産研究所招聘研究員、一級建築士。

■クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドについて
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は1917年ニューヨークで創業した、非上場企業としては世界最大の総合不動産サービス会社です。全世界約60カ国におよそ250の拠点、16,000名以上のプロフェッショナルを配置しています。
C&Wの詳細はこちらのウェブサイトをご覧ください。
http://www.cushmanwakefield.jp/ja-jp/
C&Wの過去の日本語ニュースはこちらをご覧ください。
http://www.cushmanwakefield.jp/ja-jp/news/view-all-news/

■免責事項 本資料は情報提供のみを目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。
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