〜「母の日ギフト」に関する意識・実態調査〜 2014年・「母の日ギフト」ほしいものランキング
[14/05/09]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2014/5/9
トレンド総研
〜「母の日ギフト」に関する意識・実態調査〜
2014年・「母の日ギフト」ほしいものランキング
贈られる相手によって「ほしいギフト」に差…
母親の“本音”1位は「健康・美容家電」!?
専門家が語る、今年おすすめの「母の日ギフト」とは
生活者の意識・実態に関する調査を行うトレンド総研(東京都渋谷区、URL:http://www.trendsoken.com/)はこのたび、40〜60代の母親を対象として、「母の日ギフト」に関する意識・実態調査をおこないました。また、調査結果をふまえ、トレンドウォッチャー・くどうみやこ氏に、近年の「母の日ギフト」市場の状況やトレンドについてお話をうかがい、おすすめの「母の日ギフト」とあわせてレポートいたします。
1. 【調査結果】 母親500名に聞く、今年ほしい「母の日ギフト」
◆ 約3人に1人が「母の日を意識」、気になるのは「ギフトをもらえるかどうか」
はじめに、「母の日が近づくにつれて、わくわくする、楽しみになるなど、期待が高まったり、母の日を意識したりすることはありますか?」と聞いたところ、30%と約3人に1人が「期待・意識することがある」と回答しました。これらの母親に対して、具体的に期待・意識していることについても質問したところ、最も多かったのは「ギフトがもらえるかどうか(62%)」、次いで「ギフトの内容(53%)」と、「母の日ギフト」に関連した回答が集中しました。そのほかには、「子供との食事(51%)」や、「家族での食事(48%)」も、ともに約半数が期待・意識していると答えています。「別居している子供達と、レストランで家族全員で食事ができるのが何より嬉しい。(60代)」といったコメントも寄せられたように、もらうギフトだけではなく、家族・子供と一緒に過ごす時間を楽しみにしている母親が多い傾向にあるようです。
これを踏まえ、多くの母親が期待・意識していることが分かった「母の日ギフト」について、さらに調査をおこないました。これまでにもらって特に嬉しかった「母の日ギフト」としては、47%と約半数が「花」と回答しています。ただし、それ以降は、「食品・飲料(19%)」、「服・アクセサリー類(19%)」、「雑貨(ハンカチ、小物など)(15%)」と、回答にばらつきがある結果となりました。嬉しかった理由を聞いたところ、「大学生になった息子から郵便で肩たたき券をもらい、『有効期限なしのプレゼントです』と手紙が入っていた。(60代)」といった心あたたまるエピソードや、「私の好きそうなものを知った上で、生活に役立つものを贈ってくれてとても嬉しい。(50代)」、「体が疲れていることを分かってくれて、健康グッズをもらって嬉しかった。(50代)」といった声のほか、「社会人の息子に食洗機を買ってもらい、思いもかけなかったので嬉しかった。(50代)」、「美容・健康グッズをもらったときには、娘も大人になって、そういうものを使うようになったのだなと成長を感じた。(60代)」などの声が集まりました。
「どんなものでも気持ちがこもっていて嬉しい。(50代)」といった、気持ちそのものが嬉しいというコメントが多数を占めた一方で、母親の好みへの理解が感じられたり、実用的であったり、子供の成長が実感できたりと、ギフトの内容から感じられる想いが嬉しかったポイントだったというコメントが目立ち、「母の日ギフト」を選ぶ際のポイントが浮かびあがる結果となりました。
◆ 「気持ち」と「実用性」のジレンマ!? 母親の本音は“夫からほしいギフト”にあり?
次に、今年ほしいと考えている「母の日ギフト」のカテゴリについて、息子・娘・夫と、もらいたい相手別に調査をおこなったところ、相手によってもらいたいギフトの順位に変動が見られる結果となりました。
まず、息子からもらいたい「母の日ギフト」としては、「肩たたき券(55%)」が1位となったほか、「手作りの工作品・絵(52%)」や「家事などの『お手伝い券』(49%)」が上位に並び、特に気持ちの面が重視されるギフトが選ばれています。娘からもらいたいギフトに関しては、息子からと同じく“気持ちのギフト”が上位に並んだ一方で、同性である娘ならではの結果として、「キッチン用品(57%)」、「健康・美容家電(55%)」などが選ばれています。
そんな中、夫からもらいたい「母の日ギフト」に関しては、順位に大きな変動があり、45%と約半数の母親が選び、1位となったのは「健康・美容家電」。2位は「デジタル機器(タブレット、パソコン、音楽プレイヤーなど)(41%)」、3位は「体験プレゼント(38%)」、さらにそれ以下に関しても「服・アクセサリー類(35%)」、「調理器具(鍋・ホームベーカリーなど)(35%)」など、実用的な“モノ”に人気が集中しており、上位5位すべてを占めています。ちなみに、子供からほしいギフトとして上位にあがった“気持ちのギフト”に関しては、12%が「家事などの『お手伝い券』」を選んだほかは、いずれも1割未満にとどまりました。
子供からもらいたいギフトとして“気持ちのギフト”が上位にあがった今回の調査結果からは、「母の日ギフト」を贈ってくれる気持ちが嬉しいという母親の心情が読みとれます。母の日に「お手伝い券」や「肩たたき券」を母の日に贈る子供たちは、母親への感謝の気持ちに加えて、休息の時間を贈りたい、普段の忙しさを忘れて癒されてほしいなど、いたわりの気持ちを込めてプレゼントをしていると想定されますが、母親は、こうした子供の気持ちまで汲み取った上で、“気持ちのギフト”がほしい、贈られると嬉しい、と感じるのかもしれません。
その一方で、夫からほしいギフトとして、「健康・美容家電」、「デジタル機器」といった実用的なアイテムが選ばれているという実態は、「気持ちは嬉しいけれど、本当は使える“モノ”もほしい」といった、母親のリアルな本音が反映された結果であるともとらえられます。一見相反するようにも見えるこれらの調査結果ですが、実際に母親がもらいたい“モノ”として考えると、夫からもらいたいギフトが、実情を反映している可能性が高いと考えられます。
[調査概要]
調査名:「母の日ギフト」に関する意識・実態調査
調査対象:40代〜60代 女性500名 (お子様をお持ちの方・年代別に均等割付け)
調査期間:2014年4月30日(水)〜 2014年5月1日(木)
調査方法:インターネット調査
2. 【インタビュー】 トレンドウォッチャー・くどうみやこ氏が語る、母の日トレンド
続いて、今年の「母の日ギフト」市場の動向や、ギフトのトレンドについて、トレンドウォッチャーのくどうみやこ氏にお話をうかがいました。
◆ 近年の「母の日ギフト」市場、注目は“母娘の絆ギフト”
近年、不安な社会情勢や震災などの影響から、親しい人や家族とのつながり、関係性を大切にしたいと考える人が増え、その中で、普段から思っている感謝の気持ちをきちんと表現したいと考える人も増えています。家族の中でも特にお母さんに対しては、家事や育児といった“母親業”に対しての感謝の気持ちを改めて伝えたいと感じる人が多く、そのきっかけとなる「母の日ギフト」は、年々重要視されています。
そんな「母の日ギフト」市場の中でも特に最近では、母娘の関係に着目した“母娘の絆ギフト”が注目。以前は、40〜50代の結婚した世代がお母さんにギフトを贈るケースが多かったのですが、最近では、20〜30代の子供世代が、自分がいいと思っているものを、共感を求めてお母さんにプレゼントする形が目立っています。20〜30代の子供を持つ母親世代は美意識が高く、トレンドにも敏感な傾向が強いため、今のお母さんたちが「ほしい」と思う「母の日ギフト」は、昔とは少し変わってきているのが実情です。
◆ ギフト選びのポイントは、「思い出に残る」 & 「実用性」
ここ数年は、お母さんの個性や好みを重視したものをセレクトすることが、ギフト選びのカギになっていると思います。贈って喜ばれる「母の日ギフト」としては、思い出に残るギフトであることと、使い続けられる実用性があることの2つがポイントです。
数年前より登場した「体験ギフト」は新しいサービスも数多く登場し、贈る相手の好みに合わせて、多種多様な体験が選べるようになっています。今年は1人で体験するより、親子2人でクルージングやスパなどの非日常を体験する“親子デート”が人気を集めています。
また、母親側としては、実際に使い続けられる、実用性の高いギフトを望んでいる声も多く、新しい傾向としては、最新の健康・美容家電への関心が高まっています。普段から健康・美容に気をつかっているお母さんが増えてきていることの表れと言えるのではないでしょうか。
◆ 2014年「母の日ギフト」トレンドは“親子で共有”、おすすめの商品・サービスとは?
お母さんの年齢にとらわれず、“親子で楽しみを共有する”ギフトが、今年の「母の日ギフト」のトレンド。
思い出が残るものとしては、体験ギフトが昨年に引き続き人気。内容も多岐にわたっており、体験ギフトサービスの先がけである「SOW EXPERIENCE(ソウ・エクスペリエンス)」では、アウトドアをはじめとした“おでかけ体験”が充実しています。2人で体験できるプランを集めたカタログも登場していて、“親子デート”が手軽に実現できるギフトとしておすすめです。
また、働くお母さんが増えていることもあって、忙しい日々の合間に自宅で疲れを癒せるマッサージ小物・アイテムも人気を集めています。最近ではかわいらしい、おしゃれなデザインのものが発売されており、母親世代からの注目度も高いと思います。マッサージ小物・アイテムは、それ自体が「いつまでも健康で元気でいてほしい」という気持ちを表している、母の日に最適なギフト。例えば、そのデザイン性で女性の支持を集めている、パナソニックの「おうちリフレ」は、親子で共有することもできますし、手軽にマッサージタイムが楽しめて、母の日ギフトとしておすすめです。
定番のギフトであるお花を贈るのであれば、母の日の1回限りではなく、様々なフラワーショップで提供されている、毎月継続的にお花が届けられるサービスを選んでみては。お花に限らず、定期的にギフトを贈ることができるサービスとしては、「bond!(ボンド)」という“親孝行ギフトサービス”も登場しています。お花はもちろん、プロが選んだお酒や食品などを定期的に贈ることができるサービスで、まずは自分自身にギフトを贈ってから、良いと思ったものを両親に“シェア”して贈ることができる機能もあるので、共有できるところも楽しめるポイントです。
普段からの感謝の気持ちを表現できる母の日ギフト。母の日を過ぎても、使うたびに贈ってくれた相手のことを思い出せるようなものや、離れて暮らすお母さんには、毎月の楽しみになるものを選んでみるのも一案です。
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くどう みやこ − トレンドウォッチャー −
「トレンドウォッチャー」 として、トレンドや時流をとらえた情報を様々なメディアを通じて発信。
テレビ・ラジオ番組の出演から企画、サイト運営、メディアコンテンツや商品の企画プランニング、
講演、執筆業など、活動の幅は多岐にわたる。近年は、大人マーケティングの分析、
大人のライフスタイルの提案、新しい大人ライフを提唱する「大人ライフプロデューサー」としても活動。
現在、NHKラジオ「世の中面白研究所」、女性セブン「予言の館」などにレギュラー出演中。
著書 に「商品PR のやり方が面白いほどわかる本」(中経出版)。
*くどうみやこ オフィシャルサイト http://www.kudo-miyako.com/
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3. 【商品紹介】 2014年のおすすめ「母の日ギフト」
調査結果、および、くどうみやこ氏へのインタビューより、母の日に際して母親が期待していることや、「母の日ギフト」を選ぶ際のポイントが明らかになりました。そこで今回は、くどうみやこ氏のインタビューコメントに基づき、今年の「母の日ギフト」としておすすめの商品・サービスをご紹介いたします。
◆ 低周波治療器 おうちリフレ EW-NA63
発売以降、マッサージ器具の概念を覆すスタイリッシュなデザインと、実用的な機能が女性の支持を集めている低周波治療器「おうちリフレ」。「温感パッド」を採用し、約41℃※1まで温まる「温感」機能を搭載したことで、じんわり温めながら※2コリをほぐします。まるで人が押したり、揉んだり、叩いたりしているような感覚を追求した[おし] [もみ] [たたき] の3種類の動作に加え、コリを感じる場所にあわせて選べる、[くびかた] [こし] [うであし]の自動コースで、全身のマッサージが可能。低周波の刺激は10段階で細かく調整でき、約15分の「自動オフタイマー」機能も搭載されています。現在、母の日にあたって「母へ贈るリフレ」をテーマにしたプレゼントキャンペーンを実施中。
※1:室温20℃の場合 ※2:治療器としての温熱効果はありません
▼ 低周波治療器 『おうちリフレ』 EW-NA63
http://panasonic.jp/treatment/mother/
◆ SOW EXPERIENCE(ソウ・エクスペリエンス)
「SOW EXPERIENCE(ソウ・エクスペリエンス)」は、ソウ・エクスペリエンス株式会社が提供している、人生を刺激する非日常体験を集めた体験ギフトカタログです。カタログギフト形式で、スパやリフレクソロジー、ホテルステイといったリラックス体験から、ロッククライミングやサーフィンなどのアドベンチャーまで、ありとあらゆる“体験”がプレゼントできます。北海道から沖縄まで、全国各地より厳選された体験コースは、合計3,000以上にも上るほどで、価格帯も2,870円から50,000円までとバリエーション豊かに取りそろえられています。ボディケアやスパ・エステ、ヨガや乗馬といった、女性に嬉しい体験を収録した「リラックスカタログ BLUE」を始めとした、テーマに沿った体験を集めたカタログも各種用意されています。収録されている全コースが2名で体験できる「For2カタログGreen」は、ネイルサロンやフラワーレッスン、ボルダリングなどがお母さんと一緒に体験可能。また、お母さんへ、お父さんとの“デート体験”としてもプレゼントできます。
▼ Sow Experience (ソウ・エクスペリエンス)
http://www.sowxp.co.jp/
◆ 親孝行ギフトサービス bond!(ボンド)
「bond!(ボンド)」は、「親子の絆を深めるギフトサービス」をコンセプトとした、親孝行専門のギフト・プレゼントサービス。食品やお酒、花など、様々なジャンルの“マイスター”が厳選したスペシャルなギフトを月に1回、お母さん・お父さんに向けて定期的に贈ることができます。ギフトを直接両親に贈る「両親に直接プラン」だけでなく、自分で試して良かったものを両親へ“シェア”できる「自分時々両親プラン」、いつも自分と両親で同じギフトが楽しめる「いつもシェアプラン」と、贈る人・受け取る人にあわせたプランが選べることも特長です。ギフトの内容としては現在、野菜・果物・肉・魚介・日本酒・ワイン・花の7つのコースを選択することができ、コースの併用や他のコースへの変更も可能。定期便のほか、母の日などのイベントごとの際には、1回限りの特別ギフトも限定展開されています。母の日だけでなく、父の日、そのほかご両親のお誕生日や記念日など、ギフトを贈りたい日を登録すると、記念日の前にギフト情報とともにお知らせをしてくれる「記念日リマインド」サービスも用意されています。
▼ 親孝行ギフトサービス bond! (ボンド)
http://bond-giftforparents.com/
トレンド総研
〜「母の日ギフト」に関する意識・実態調査〜
2014年・「母の日ギフト」ほしいものランキング
贈られる相手によって「ほしいギフト」に差…
母親の“本音”1位は「健康・美容家電」!?
専門家が語る、今年おすすめの「母の日ギフト」とは
生活者の意識・実態に関する調査を行うトレンド総研(東京都渋谷区、URL:http://www.trendsoken.com/)はこのたび、40〜60代の母親を対象として、「母の日ギフト」に関する意識・実態調査をおこないました。また、調査結果をふまえ、トレンドウォッチャー・くどうみやこ氏に、近年の「母の日ギフト」市場の状況やトレンドについてお話をうかがい、おすすめの「母の日ギフト」とあわせてレポートいたします。
1. 【調査結果】 母親500名に聞く、今年ほしい「母の日ギフト」
◆ 約3人に1人が「母の日を意識」、気になるのは「ギフトをもらえるかどうか」
はじめに、「母の日が近づくにつれて、わくわくする、楽しみになるなど、期待が高まったり、母の日を意識したりすることはありますか?」と聞いたところ、30%と約3人に1人が「期待・意識することがある」と回答しました。これらの母親に対して、具体的に期待・意識していることについても質問したところ、最も多かったのは「ギフトがもらえるかどうか(62%)」、次いで「ギフトの内容(53%)」と、「母の日ギフト」に関連した回答が集中しました。そのほかには、「子供との食事(51%)」や、「家族での食事(48%)」も、ともに約半数が期待・意識していると答えています。「別居している子供達と、レストランで家族全員で食事ができるのが何より嬉しい。(60代)」といったコメントも寄せられたように、もらうギフトだけではなく、家族・子供と一緒に過ごす時間を楽しみにしている母親が多い傾向にあるようです。
これを踏まえ、多くの母親が期待・意識していることが分かった「母の日ギフト」について、さらに調査をおこないました。これまでにもらって特に嬉しかった「母の日ギフト」としては、47%と約半数が「花」と回答しています。ただし、それ以降は、「食品・飲料(19%)」、「服・アクセサリー類(19%)」、「雑貨(ハンカチ、小物など)(15%)」と、回答にばらつきがある結果となりました。嬉しかった理由を聞いたところ、「大学生になった息子から郵便で肩たたき券をもらい、『有効期限なしのプレゼントです』と手紙が入っていた。(60代)」といった心あたたまるエピソードや、「私の好きそうなものを知った上で、生活に役立つものを贈ってくれてとても嬉しい。(50代)」、「体が疲れていることを分かってくれて、健康グッズをもらって嬉しかった。(50代)」といった声のほか、「社会人の息子に食洗機を買ってもらい、思いもかけなかったので嬉しかった。(50代)」、「美容・健康グッズをもらったときには、娘も大人になって、そういうものを使うようになったのだなと成長を感じた。(60代)」などの声が集まりました。
「どんなものでも気持ちがこもっていて嬉しい。(50代)」といった、気持ちそのものが嬉しいというコメントが多数を占めた一方で、母親の好みへの理解が感じられたり、実用的であったり、子供の成長が実感できたりと、ギフトの内容から感じられる想いが嬉しかったポイントだったというコメントが目立ち、「母の日ギフト」を選ぶ際のポイントが浮かびあがる結果となりました。
◆ 「気持ち」と「実用性」のジレンマ!? 母親の本音は“夫からほしいギフト”にあり?
次に、今年ほしいと考えている「母の日ギフト」のカテゴリについて、息子・娘・夫と、もらいたい相手別に調査をおこなったところ、相手によってもらいたいギフトの順位に変動が見られる結果となりました。
まず、息子からもらいたい「母の日ギフト」としては、「肩たたき券(55%)」が1位となったほか、「手作りの工作品・絵(52%)」や「家事などの『お手伝い券』(49%)」が上位に並び、特に気持ちの面が重視されるギフトが選ばれています。娘からもらいたいギフトに関しては、息子からと同じく“気持ちのギフト”が上位に並んだ一方で、同性である娘ならではの結果として、「キッチン用品(57%)」、「健康・美容家電(55%)」などが選ばれています。
そんな中、夫からもらいたい「母の日ギフト」に関しては、順位に大きな変動があり、45%と約半数の母親が選び、1位となったのは「健康・美容家電」。2位は「デジタル機器(タブレット、パソコン、音楽プレイヤーなど)(41%)」、3位は「体験プレゼント(38%)」、さらにそれ以下に関しても「服・アクセサリー類(35%)」、「調理器具(鍋・ホームベーカリーなど)(35%)」など、実用的な“モノ”に人気が集中しており、上位5位すべてを占めています。ちなみに、子供からほしいギフトとして上位にあがった“気持ちのギフト”に関しては、12%が「家事などの『お手伝い券』」を選んだほかは、いずれも1割未満にとどまりました。
子供からもらいたいギフトとして“気持ちのギフト”が上位にあがった今回の調査結果からは、「母の日ギフト」を贈ってくれる気持ちが嬉しいという母親の心情が読みとれます。母の日に「お手伝い券」や「肩たたき券」を母の日に贈る子供たちは、母親への感謝の気持ちに加えて、休息の時間を贈りたい、普段の忙しさを忘れて癒されてほしいなど、いたわりの気持ちを込めてプレゼントをしていると想定されますが、母親は、こうした子供の気持ちまで汲み取った上で、“気持ちのギフト”がほしい、贈られると嬉しい、と感じるのかもしれません。
その一方で、夫からほしいギフトとして、「健康・美容家電」、「デジタル機器」といった実用的なアイテムが選ばれているという実態は、「気持ちは嬉しいけれど、本当は使える“モノ”もほしい」といった、母親のリアルな本音が反映された結果であるともとらえられます。一見相反するようにも見えるこれらの調査結果ですが、実際に母親がもらいたい“モノ”として考えると、夫からもらいたいギフトが、実情を反映している可能性が高いと考えられます。
[調査概要]
調査名:「母の日ギフト」に関する意識・実態調査
調査対象:40代〜60代 女性500名 (お子様をお持ちの方・年代別に均等割付け)
調査期間:2014年4月30日(水)〜 2014年5月1日(木)
調査方法:インターネット調査
2. 【インタビュー】 トレンドウォッチャー・くどうみやこ氏が語る、母の日トレンド
続いて、今年の「母の日ギフト」市場の動向や、ギフトのトレンドについて、トレンドウォッチャーのくどうみやこ氏にお話をうかがいました。
◆ 近年の「母の日ギフト」市場、注目は“母娘の絆ギフト”
近年、不安な社会情勢や震災などの影響から、親しい人や家族とのつながり、関係性を大切にしたいと考える人が増え、その中で、普段から思っている感謝の気持ちをきちんと表現したいと考える人も増えています。家族の中でも特にお母さんに対しては、家事や育児といった“母親業”に対しての感謝の気持ちを改めて伝えたいと感じる人が多く、そのきっかけとなる「母の日ギフト」は、年々重要視されています。
そんな「母の日ギフト」市場の中でも特に最近では、母娘の関係に着目した“母娘の絆ギフト”が注目。以前は、40〜50代の結婚した世代がお母さんにギフトを贈るケースが多かったのですが、最近では、20〜30代の子供世代が、自分がいいと思っているものを、共感を求めてお母さんにプレゼントする形が目立っています。20〜30代の子供を持つ母親世代は美意識が高く、トレンドにも敏感な傾向が強いため、今のお母さんたちが「ほしい」と思う「母の日ギフト」は、昔とは少し変わってきているのが実情です。
◆ ギフト選びのポイントは、「思い出に残る」 & 「実用性」
ここ数年は、お母さんの個性や好みを重視したものをセレクトすることが、ギフト選びのカギになっていると思います。贈って喜ばれる「母の日ギフト」としては、思い出に残るギフトであることと、使い続けられる実用性があることの2つがポイントです。
数年前より登場した「体験ギフト」は新しいサービスも数多く登場し、贈る相手の好みに合わせて、多種多様な体験が選べるようになっています。今年は1人で体験するより、親子2人でクルージングやスパなどの非日常を体験する“親子デート”が人気を集めています。
また、母親側としては、実際に使い続けられる、実用性の高いギフトを望んでいる声も多く、新しい傾向としては、最新の健康・美容家電への関心が高まっています。普段から健康・美容に気をつかっているお母さんが増えてきていることの表れと言えるのではないでしょうか。
◆ 2014年「母の日ギフト」トレンドは“親子で共有”、おすすめの商品・サービスとは?
お母さんの年齢にとらわれず、“親子で楽しみを共有する”ギフトが、今年の「母の日ギフト」のトレンド。
思い出が残るものとしては、体験ギフトが昨年に引き続き人気。内容も多岐にわたっており、体験ギフトサービスの先がけである「SOW EXPERIENCE(ソウ・エクスペリエンス)」では、アウトドアをはじめとした“おでかけ体験”が充実しています。2人で体験できるプランを集めたカタログも登場していて、“親子デート”が手軽に実現できるギフトとしておすすめです。
また、働くお母さんが増えていることもあって、忙しい日々の合間に自宅で疲れを癒せるマッサージ小物・アイテムも人気を集めています。最近ではかわいらしい、おしゃれなデザインのものが発売されており、母親世代からの注目度も高いと思います。マッサージ小物・アイテムは、それ自体が「いつまでも健康で元気でいてほしい」という気持ちを表している、母の日に最適なギフト。例えば、そのデザイン性で女性の支持を集めている、パナソニックの「おうちリフレ」は、親子で共有することもできますし、手軽にマッサージタイムが楽しめて、母の日ギフトとしておすすめです。
定番のギフトであるお花を贈るのであれば、母の日の1回限りではなく、様々なフラワーショップで提供されている、毎月継続的にお花が届けられるサービスを選んでみては。お花に限らず、定期的にギフトを贈ることができるサービスとしては、「bond!(ボンド)」という“親孝行ギフトサービス”も登場しています。お花はもちろん、プロが選んだお酒や食品などを定期的に贈ることができるサービスで、まずは自分自身にギフトを贈ってから、良いと思ったものを両親に“シェア”して贈ることができる機能もあるので、共有できるところも楽しめるポイントです。
普段からの感謝の気持ちを表現できる母の日ギフト。母の日を過ぎても、使うたびに贈ってくれた相手のことを思い出せるようなものや、離れて暮らすお母さんには、毎月の楽しみになるものを選んでみるのも一案です。
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くどう みやこ − トレンドウォッチャー −
「トレンドウォッチャー」 として、トレンドや時流をとらえた情報を様々なメディアを通じて発信。
テレビ・ラジオ番組の出演から企画、サイト運営、メディアコンテンツや商品の企画プランニング、
講演、執筆業など、活動の幅は多岐にわたる。近年は、大人マーケティングの分析、
大人のライフスタイルの提案、新しい大人ライフを提唱する「大人ライフプロデューサー」としても活動。
現在、NHKラジオ「世の中面白研究所」、女性セブン「予言の館」などにレギュラー出演中。
著書 に「商品PR のやり方が面白いほどわかる本」(中経出版)。
*くどうみやこ オフィシャルサイト http://www.kudo-miyako.com/
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3. 【商品紹介】 2014年のおすすめ「母の日ギフト」
調査結果、および、くどうみやこ氏へのインタビューより、母の日に際して母親が期待していることや、「母の日ギフト」を選ぶ際のポイントが明らかになりました。そこで今回は、くどうみやこ氏のインタビューコメントに基づき、今年の「母の日ギフト」としておすすめの商品・サービスをご紹介いたします。
◆ 低周波治療器 おうちリフレ EW-NA63
発売以降、マッサージ器具の概念を覆すスタイリッシュなデザインと、実用的な機能が女性の支持を集めている低周波治療器「おうちリフレ」。「温感パッド」を採用し、約41℃※1まで温まる「温感」機能を搭載したことで、じんわり温めながら※2コリをほぐします。まるで人が押したり、揉んだり、叩いたりしているような感覚を追求した[おし] [もみ] [たたき] の3種類の動作に加え、コリを感じる場所にあわせて選べる、[くびかた] [こし] [うであし]の自動コースで、全身のマッサージが可能。低周波の刺激は10段階で細かく調整でき、約15分の「自動オフタイマー」機能も搭載されています。現在、母の日にあたって「母へ贈るリフレ」をテーマにしたプレゼントキャンペーンを実施中。
※1:室温20℃の場合 ※2:治療器としての温熱効果はありません
▼ 低周波治療器 『おうちリフレ』 EW-NA63
http://panasonic.jp/treatment/mother/
◆ SOW EXPERIENCE(ソウ・エクスペリエンス)
「SOW EXPERIENCE(ソウ・エクスペリエンス)」は、ソウ・エクスペリエンス株式会社が提供している、人生を刺激する非日常体験を集めた体験ギフトカタログです。カタログギフト形式で、スパやリフレクソロジー、ホテルステイといったリラックス体験から、ロッククライミングやサーフィンなどのアドベンチャーまで、ありとあらゆる“体験”がプレゼントできます。北海道から沖縄まで、全国各地より厳選された体験コースは、合計3,000以上にも上るほどで、価格帯も2,870円から50,000円までとバリエーション豊かに取りそろえられています。ボディケアやスパ・エステ、ヨガや乗馬といった、女性に嬉しい体験を収録した「リラックスカタログ BLUE」を始めとした、テーマに沿った体験を集めたカタログも各種用意されています。収録されている全コースが2名で体験できる「For2カタログGreen」は、ネイルサロンやフラワーレッスン、ボルダリングなどがお母さんと一緒に体験可能。また、お母さんへ、お父さんとの“デート体験”としてもプレゼントできます。
▼ Sow Experience (ソウ・エクスペリエンス)
http://www.sowxp.co.jp/
◆ 親孝行ギフトサービス bond!(ボンド)
「bond!(ボンド)」は、「親子の絆を深めるギフトサービス」をコンセプトとした、親孝行専門のギフト・プレゼントサービス。食品やお酒、花など、様々なジャンルの“マイスター”が厳選したスペシャルなギフトを月に1回、お母さん・お父さんに向けて定期的に贈ることができます。ギフトを直接両親に贈る「両親に直接プラン」だけでなく、自分で試して良かったものを両親へ“シェア”できる「自分時々両親プラン」、いつも自分と両親で同じギフトが楽しめる「いつもシェアプラン」と、贈る人・受け取る人にあわせたプランが選べることも特長です。ギフトの内容としては現在、野菜・果物・肉・魚介・日本酒・ワイン・花の7つのコースを選択することができ、コースの併用や他のコースへの変更も可能。定期便のほか、母の日などのイベントごとの際には、1回限りの特別ギフトも限定展開されています。母の日だけでなく、父の日、そのほかご両親のお誕生日や記念日など、ギフトを贈りたい日を登録すると、記念日の前にギフト情報とともにお知らせをしてくれる「記念日リマインド」サービスも用意されています。
▼ 親孝行ギフトサービス bond! (ボンド)
http://bond-giftforparents.com/