屋外でも計測可能な携帯型黒球式熱中症指数計「熱中アラーム TT−560」を6月1日に発売
[14/05/22]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2014年5月22日
株式会社タニタ
家庭向けでは日本初、直射日光下の屋外でも計測可能
携帯型黒球式熱中症指数計「熱中アラーム TT−560」を6月1日に発売
輻射熱を計測できる黒球温度計を搭載
健康総合企業を標榜する株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1−14−2、社長・谷田千里)は、家庭用では日本で初めて屋外での利用を実現した携帯型黒球式熱中症指数計「熱中アラーム TT−560」を6月1日に発売します。WBGT(暑熱指数)※1による熱中症発症の危険度が一目で分かる仕様で、日射や地面からの照り返しによる熱(輻射熱)を計測できる黒球温度計を家庭用では日本で初めて搭載。屋内だけでなく直射日光下の屋外でも正確に計測できるのが特徴です。価格は5000円(税抜き)。熱中症の発症リスクの高い高齢者や乳幼児のほか、炎天下で作業やスポーツをする方をメーンターゲットに年間4万台の販売を目指します。
熱中症の発症は、気温や湿度だけではなく輻射熱も関係しています。近年、屋外でも使用できるとされる家庭向けの熱中症指数計が市販されていますが、これらは黒球温度計を搭載しておらず輻射熱を計測できません。このため直射日光が当たる炎天下では正確なWBGTが求められないという課題がありました。
今回発売する「熱中アラーム TT−560」は、タニタが業界に先駆けて業務用で使われている黒球温度計の小型化に成功。縦108mm×横58mm×奥行き36mmとコンパクトサイズを実現しながら、直射日光下の屋外でも正確なWBGTを求めることができます。加えて、屋外と屋内とではWBGTを求める計算式が異なることから、本商品では計測場所が屋外か屋内かを自動判別してそれぞれのWBGTを求める機能を搭載しています。計測・表示項目は、気温(℃)、湿度(%)、WBGT(℃)の3つで、4段階(「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」)の熱中症予防指針※2を12のレベルバーで表示。10分毎に4種類の警告アラーム音で注意レベルをお知らせします。このほか携帯に便利な吊り下げ用のアタッチメントとカラビナが付属されています。
記録的な猛暑となった2013年は、熱中症で救急搬送される人が5万8729人と過去最多となりました。環境省によると熱中症を発症する場所は屋外が多く、炎天下でのスポーツや作業のほか、日常生活では散歩時などでも発症するケースが報告されています。直射日光下の屋外での熱中症を予防するためには、リアルタイムに熱中症発症の危険度を把握することが重要となりますが、本商品を携行することでこれが容易に実現できます。
タニタでは、2011年に家庭向け熱中症指数計市場に参入し、屋内用の簡易熱中症指数計を3モデル展開しています。今回、直射日光下の屋外でも計測できる本商品の投入で、熱中症指数計市場の深耕を図っていきたいと考えています。
※1 WBGTとは暑さの厳しさの程度を示す暑熱指数のことで、気温だけでなく、汗のかき方に関係する湿度や、日射や地面からの照り返しによる熱(輻射熱)を取り入れて計算されます。具体的には、乾球温度(気温)、湿球温度(湿度)、黒球温度(輻射熱)の3つを使って計算し、単位は℃。屋外と屋内とでは、それぞれのWBGTを求める計算式が異なるため(下記参照)、本商品では乾球温度と黒球温度の差を利用して、屋外・屋内を自動判別してWBGTを求める機能を搭載しています。
(WBGTの計算式)
・屋外で日射のある場合:湿球温度×0.7+黒球温度×0.2+乾球温度×0.1
・屋内または屋外でも日射のない場合:湿球温度×0.7+黒球温度×0.3
※2 熱中症予防指針は日本生気象学会がWBGTを基に策定しており、本商品はこの予防指針に沿って危険度を表示しています。
株式会社タニタ
家庭向けでは日本初、直射日光下の屋外でも計測可能
携帯型黒球式熱中症指数計「熱中アラーム TT−560」を6月1日に発売
輻射熱を計測できる黒球温度計を搭載
健康総合企業を標榜する株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1−14−2、社長・谷田千里)は、家庭用では日本で初めて屋外での利用を実現した携帯型黒球式熱中症指数計「熱中アラーム TT−560」を6月1日に発売します。WBGT(暑熱指数)※1による熱中症発症の危険度が一目で分かる仕様で、日射や地面からの照り返しによる熱(輻射熱)を計測できる黒球温度計を家庭用では日本で初めて搭載。屋内だけでなく直射日光下の屋外でも正確に計測できるのが特徴です。価格は5000円(税抜き)。熱中症の発症リスクの高い高齢者や乳幼児のほか、炎天下で作業やスポーツをする方をメーンターゲットに年間4万台の販売を目指します。
熱中症の発症は、気温や湿度だけではなく輻射熱も関係しています。近年、屋外でも使用できるとされる家庭向けの熱中症指数計が市販されていますが、これらは黒球温度計を搭載しておらず輻射熱を計測できません。このため直射日光が当たる炎天下では正確なWBGTが求められないという課題がありました。
今回発売する「熱中アラーム TT−560」は、タニタが業界に先駆けて業務用で使われている黒球温度計の小型化に成功。縦108mm×横58mm×奥行き36mmとコンパクトサイズを実現しながら、直射日光下の屋外でも正確なWBGTを求めることができます。加えて、屋外と屋内とではWBGTを求める計算式が異なることから、本商品では計測場所が屋外か屋内かを自動判別してそれぞれのWBGTを求める機能を搭載しています。計測・表示項目は、気温(℃)、湿度(%)、WBGT(℃)の3つで、4段階(「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」)の熱中症予防指針※2を12のレベルバーで表示。10分毎に4種類の警告アラーム音で注意レベルをお知らせします。このほか携帯に便利な吊り下げ用のアタッチメントとカラビナが付属されています。
記録的な猛暑となった2013年は、熱中症で救急搬送される人が5万8729人と過去最多となりました。環境省によると熱中症を発症する場所は屋外が多く、炎天下でのスポーツや作業のほか、日常生活では散歩時などでも発症するケースが報告されています。直射日光下の屋外での熱中症を予防するためには、リアルタイムに熱中症発症の危険度を把握することが重要となりますが、本商品を携行することでこれが容易に実現できます。
タニタでは、2011年に家庭向け熱中症指数計市場に参入し、屋内用の簡易熱中症指数計を3モデル展開しています。今回、直射日光下の屋外でも計測できる本商品の投入で、熱中症指数計市場の深耕を図っていきたいと考えています。
※1 WBGTとは暑さの厳しさの程度を示す暑熱指数のことで、気温だけでなく、汗のかき方に関係する湿度や、日射や地面からの照り返しによる熱(輻射熱)を取り入れて計算されます。具体的には、乾球温度(気温)、湿球温度(湿度)、黒球温度(輻射熱)の3つを使って計算し、単位は℃。屋外と屋内とでは、それぞれのWBGTを求める計算式が異なるため(下記参照)、本商品では乾球温度と黒球温度の差を利用して、屋外・屋内を自動判別してWBGTを求める機能を搭載しています。
(WBGTの計算式)
・屋外で日射のある場合:湿球温度×0.7+黒球温度×0.2+乾球温度×0.1
・屋内または屋外でも日射のない場合:湿球温度×0.7+黒球温度×0.3
※2 熱中症予防指針は日本生気象学会がWBGTを基に策定しており、本商品はこの予防指針に沿って危険度を表示しています。