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独国フラウンホーファー研究機構との共同研究契約締結のお知らせ

2014年7月22日

大研医器株式会社(証券コード:7775)

〜すべての医療分野に貢献するためのMEMSの研究開発〜
独国フラウンホーファー研究機構との共同研究契約締結のお知らせ

大研医器株式会社(大阪府大阪市、代表取締役社長:山田圭一)は、平成26年7月22日に独国Fraunhofer-Gesellschaft zur Forderung der angewandten Forschung e. V(以下「フラウンホーファー研究機構」)と、「MEMSデバイスを用いた多様なディスポーザブル型医療機器の開発」を目的とした共同研究契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。

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現在、弊社で研究中のMEMSの技術について、ヨーロッパ最大の応用研究機関であるフラウンホーファー研究機構の研究機関のひとつであるフラウンホーファーEMFTからライセンスの使用、技術の供与、ノウハウの教育等を通して吸収することにより、様々なディスポーザブル型医療機器に使用できるMEMSデバイスを確立させていきます。

このMEMSデバイスを用いることにより、従来製品よりも高機能・小型・低コスト化された高付加価値を備えた医療機器の開発が可能となり、医療機関の医療費負担軽減に加え、在宅医療に使用可能な製品や救急医療に優位性を発揮できる製品等を実現させることができ、早期離床の促進、患者様のQOL向上に貢献できることが可能となります。

また、既存領域だけでなく、新領域に向けた様々なMEMSデバイスを搭載した新製品を研究開発することにより、国内だけでなく欧米市場にも展開していくことを視野にいれております。

≪フラウンホーファーについて≫
フラウンホーファーは、欧州最大の応用研究機関であり、ドイツ国内に67の研究所・研究ユニットが点在し、ヨーロッパ、アメリカ、アジアに研究センター及び代表部が設置されております。また、23,000名以上のスタッフのうちの大半が研究者及びエンジニアであり、年間研究費総額は約20億ユーロであります。その研究費総額の70%が民間企業からの委託研究や公共財源による研究プロジェクトから発生し、30%はドイツ連邦政府及び州政府により、経営維持費としての資金提供が行われております。

≪フラウンホーファーEMFTについて≫
フラウンホーファーEMFTは、人類や環境に役立つセンサーやアクチュエータなどに関する最先端技術を先導している研究機関であります。約100名の研究員により構成されるミュンヘンとレーゲンスブルクの研究部門では、微小流体システムやシリコン技術等のマイクロシステム技術についての研究がなされております。

≪MEMSについて≫
MEMS(メムス、Micro Electro Mechanical Systems)とは、機械・電子・光・化学などの多様な機能を集積化した微細デバイスであります。技術応用例としては、プリンターのヘッドや自動車のエアバック、携帯電話やゲーム機等で使われる加速度センサーや、プロジェクターで光を制御するミラーデバイスなど幅広く活用されており、高機能・小型・低コスト化された高付加価値製品の開発が可能なことが特徴であります。なお、国内におけるMEMS関連デバイス市場規模は2015年度で1兆5,502億円に到達すると言われております。

----------------------------【本件に関するお問い合わせ先】--------------------------

大研医器株式会社  管理部 水口隆則
Tel:06-6231-9917、FAX:06-6231-9902、Email:mizuguchi@daiken-iki.co.jp
541-0045 大阪市中央区道修町3丁目6番1号 京阪神御堂筋ビル14階
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