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点滴スタンド「divo(ディーボ)」がキッズデザイン賞を受賞

2014年8月1日

株式会社岡村製作所

点滴スタンド「divo(ディーボ)」がキッズデザイン賞を受賞

株式会社岡村製作所(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:中村 雅行)の点滴スタンド「divo(ディーボ)」が、「第8回キッズデザイン賞」(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会、後援:経済産業省)を受賞いたしました。今年で8回目となるキッズデザイン賞は、子どもの安全・安心に貢献するデザイン、創造性と未来を切り開くデザイン、子どもたちを生み育てやすいデザインを顕彰し、表彰作品に「キッズデザインマーク」を付与するものです。受賞した「divo」は、医療施設で実際に使用する看護師や患者の意見をもとに、新たなコンセプトで開発いたしました。高い機能性とデザイン性を備えており、看護師・患者の両者にとって使いやすいかたちを実現した点滴スタンドです。今回は、全体で408点の応募の中から「子ども視点の安全安心デザイン 一般部門」での受賞となりました。

―「キッズデザイン賞」の概要―
今年で第8回となる「キッズデザイン賞」は、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」そして「子どもたちを産み育てやすいデザイン」というキッズデザインのミッションを実現し、普及するための顕彰制度です。乳幼児用品や玩具などの子ども向けの製品・サービスに限らず、大人向けのものでも、子どもに対する配慮がなされた良質な商品や施設、プログラム、調査研究活動などを幅広く募集します。受賞作品には、「キッズデザインマーク」の使用が認められます。NPOキッズデザイン協議会が主催しています。

―「divo」の特徴―
今回受賞した「divo」は、高い機能性とデザイン性を備え、看護師・患者の両者にとって使いやすいかたちを実現した点滴スタンドです。さまざまな年齢層の患者が使用することを想定し、大人でも子どもでも安全に使えるデザインを心がけました。
点滴を繋いで歩くのは大人でも難しく、一般的な点滴スタンドにはハンドルすらついていないものも多いのが現状です。患者が安全に歩行できるようサポートし、回復段階の患者に積極的な自立歩行を促すことが一日も早い日常生活への復帰につながると考え、患者が触れるハンドルを使いやすくしました。

■ハンドルの部分はリング型でしっかりとどこからでも握れるデザインになっており、親などの介護者も一緒に握ることができます。

■洗顔や歯磨きなどで患者がベッドから離れる際には歯ブラシセットを置いたりと小物置きとして、また看護師が輸液を交換するときには一時的に輸液を置くことができます。

■ポール部分の上下操作は安全ストッパーを指で押し上げてロックを解除するだけの操作で、体格の小さい子どもでも簡単に最適な高さに調整することが可能です。

■輸液を掛けるフック部分は業界初のリング型となっており、従来のものよりも輸液を掛けやすく、扱いやすくなっています。

■脚は安全性の高い5本脚・大型キャスターを採用しており、ハンドルをつけたままでも、ベースを組み合わせれば、バックヤードに効率よく収納することができます。

■カラーは5色を取り揃え、病棟や用途で色を分けたりと機能的にお使いいただくことが可能です。入院中の子どもを不安にさせない明るく優しいパステルカラーもポイントです。
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