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【酒飲み1000人に聞く酒飲みのミカタ】ハロウィンパーティとお酒の関係

2014.10.21

株式会社酒文化研究所

ハロウィンパーティとお酒の関係(酒文化研究所)

 酒飲み1000人に聞く“酒飲みのミカタ”。今回のテーマは、「ハロウィンパーティとお酒」です。10月30日のハロウィンは、毎年メディアでも取り上げられるようになってきました。そもそもは子供が中心のイベントでしたが、扮装したパーティは非日常感がたっぷりということで大人にも浸透し始めて、酒売り場でもハロウィンにちなんだ提案がされています。酒飲みのみなさんがこの催事をどのようにとらえているのかを聞いてみました。(※回答者は「さけ通信」の読者モニターで、「ほとんど毎日酒を飲む」と言う方が7割、酒のヘビーユーザーであり、酒への関心の高い方々です。)

  2割の人は何かをした経験があり、認知率は9割のハロウィン
まずハロウィンをご存知ですかと尋ねたところ、YESは93%。数年前までは一部の人しか知らなかったものが、今では誰もが名前を知っている催事に成長しています。続いて、実際に自分自身や家族のハロウィンパーティへの参加経験を尋ねたところ、こちらも18%の人がYESと答えました(図表(1))。すでに2割弱の人は経験しているようですが、参考までに年代別に分けると、YESが高くなるのは40代以下でここでは20%を超えていました。40代以下では「家族で参加した」が増えていることが大きく、小さな子供の有無がこの催事への関わりの有無を分けています。飲食店での催事を経験した人はまだ少ないですが、参加者からは好評のようで、年々広がっている様子がうかがえます。

  ハロウィンで飲みたい酒の1位はスパークリングワイン
続いて、ハロウィンのときに飲みたいお酒を聞いてみました。欧米系の催事ということもあり、多い順に「スパークリングワイン」47%、「単にワイン」41%、「ビール全般」31%、「プレミアムビール」22%、「ワインカクテル(パンチ等)」15%、「ウイスキー」11%と、ワインやビールへの期待が高く、日本酒や焼酎、梅酒といった和酒をあげた方は1割にも届きません (図表(2))。イベント好きで、TPOに合わせて酒や食のメニューを選択する日本人気質をよく表している結果だと思います。


  パーティ・宴会の口実は大歓迎
既にハロウィンパーティに参加したことのある人や今年はハロウィンを実施したい、参加したいと考えている人からの感想をあげると、「飲食店で衣装を貸してくれてワインを飲んだ。今年もやります」(男性30代)、「お部屋のコーディネートやテーブルセッティングをこだわって、美味しいお酒&美味しいお料理で楽しんでいます」(女性30代)、「イベントに乗っかるのは楽しいです。仮装はやりませんが、カボチャ料理を作ります」(女性40代)、「この日は、自分をはじけさせてしまいました」(男性50代)、「詳しいことは知らないけど、昨年から親戚一同でワイン会をしています」(男性60代以上)、「飲んで楽しむ口実になるからハロウィン大歓迎」(男性60代以上)など、宴会の口実を求めている姿もうかがえます。

■調査概要
調査時期2014年9月28日(日)〜2014年10月3日(金)
調査対象酒文化研究所の酒好きモニター(N=1453)
有効回答143(回答率10%)
調査方法インターネットによる自記入式アンケート調査
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