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日韓中国際シンポジウム「仏教文明の拡大と転回」(10/24・25)

2014-10-23

早稲田大学広報室広報課

日韓中国際シンポジウム「仏教文明の拡大と転回」
グローバルな転換期の今、グローバルな仏教文明を問いなおす

【日時】
第1日 10月24日(金)13:00-17:15
第2日 10月25日(土)10:00-18:30

【開催趣旨】
PDF http://flas.waseda.jp/rilas/wp-content/uploads/sites/6/2014/09/4d3b8a3e433dd24dd893c2a00f69ba5d.pdf
お知らせページ http://flas.waseda.jp/rilas/2014/10/2148/

【会場】
早稲田大学戸山キャンパス33号館3階第一会議室 http://www.waseda.jp/jp/campus/toyama.html

【プログラム】
10月24日(金)
「訳経と交流−西域と中国仏教の相互交渉−」李四龍(北京大学教授)
「東アジア仏教における韓国仏教の位相」洪潤植(東国大学校名誉教授)
「日本仏教以前の仏教」新川登亀男(早稲田大学教授)
<第1部>西域と中国
「須弥山石窟の分布と開鑿」羅豊(寧夏文物考古学研究所所長)
「漢唐時期の西域仏教とその東伝ルート」王欣(陝西師範大学教授)
「西域と中国内地の仏教美術―ミーラン壁画と東西絵画との関係考」李■(西安美術学院教授)
「十世紀末天息災の訳経初期における仏典漢訳の分業体制」船山徹(京都大学教授)
※終了後、レセプションを開催いたします。関係者以外の一般の聴講者の方の参加も歓迎いたします。

10月25日(土)
<第2部>歴史と仏教
「新羅仏教の大衆化と元暁」元永晩(高麗大学校研究教授)
「『華厳経』と日本古代国家」中林隆之(新潟大学教授)
「大蔵経の歴史とその背景」辛尚桓(高麗大蔵経研究所研究員)
<第3部>思想と儀礼
「二入四行論の印度哲学的理解」の補充−日本学界の‘壁観’の理解を中心として−」金浩星(東国大学校教授)
「道教の出家戒の成立と継承」森由利亜(早稲田大学教授)
「水陸斎」における上壇・中壇・下壇の特徴と意味」金基■(高麗大学校教授)
<第4部>美術と考古
「東アジアにおける仏舎利函の出現と伝播」冉万里(西北大学教授)
「霊山会相図像の形成過程と拡散」朱秀浣(高麗大学校教授)
「高麗時代の阿弥陀画像に見られる華厳と天台との融合」井手誠之輔(九州大学教授)
「デジタル技術・非破壊的手法を用いた古代寺院における伽藍配置の調査研究−下総龍角寺の測量・GPR(レーダー探査)調査‐」城倉正祥(早稲田大学准教授)・ナワビ矢麻(早稲田大学大学院生)
<第5部>総合討論:「仏教は、なぜ流伝し、定着したのか」

【主催・共催】
主催:早稲田大学総合人文科学研究センター、高麗大学校韓国史研究所
共催:文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「近代日本の人文学と東アジア文化圏−東アジアにおける人文学の危機と再生−」、科学研究費基盤研究(A)「文明移動としての『仏教』からみた東アジアの差異と共生の研究」、BK21プラス高麗大学校韓国史学未来人材養成事業団、高麗大学校民族文化研究院敦煌学センター

【備考】
・使用言語:日本語、中国語、韓国語(部分通訳あり)、「第5部総合討論」のみ逐語訳あり。
・各報告者の原稿資料集(日本語・中国語・韓国語)を配付いたします。
・入場無料、予約不要です。
・プログラムは都合により変更となる場合があります。
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