NTTアド 2014年度オリジナル調査「移住に関する調査」を実施し、調査レポート『空気読本』vol.14を刊行
[14/11/13]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2014年11月13日
株式会社NTTアド
今、若者たちが注目しつつある「カジュアル移住」とは?
東京の生活に満足しているにもかかわらず、若者たちの間で渦巻く「新脱東京志向」、
果たして「地方創生」の救世主になるのか!?
〜NTTアド 2014年度オリジナル調査「移住に関する調査」を実施し、
調査レポート『空気読本』vol.14を刊行〜
「地方創生」に注目が集まる中、今年に入り、「福岡移住計画」といったイベントが東京で開催されたり、複数の東京の企業が四国でサテライトオフィスを構えるなど、今、「脱東京志向」をベースとした「移住」が若者たちの間で話題を呼んでいます。
(株)NTTアド(東京都品川区、代表取締役社長:長谷部敏治)は、東京勤務者20代〜40代男女を対象に、「脱東京志向」を検証するためインターネット調査を実施し、さらに東京から福岡への「移住実践者」にインタビュー調査を行いました。その結果、最も「脱東京志向者」が多い世代は20代であることや、20代は東京の生活への満足度が高いにもかかわらず「脱東京」を志向していることなどがわかり、永住を前提とした移住とは違い、「カジュアル移住」ともとれる新たな意識が読み取れました。具体的には、以下の調査結果概要となっております。
【調査結果概要】
■東京勤務者20代〜40代男女の「脱東京志向者」の割合
「脱東京志向者」が最も多い世代は20代の32.7%であり、世代が上がるにつれてその割合が減少する(但し、今回の調査では、50歳以上のシニア層は対象外)。
■「脱東京志向者」の東京の生活への満足度
20代のうちとりわけ高額所得世帯は、東京での住環境、食環境、仕事環境への満足度が比較的高いにもかかわらず「脱東京」を志向している。
■「脱東京志向者」が移住したい理由
20代の移住に対する意識は、程よい人口密度、程よい距離感、程よい賑やかさのある「中都市志向」。30代は、子育て環境に対する意識が高く、災害等からの「リスクヘッジ志向」。40代は、スローライフを求める「田舎志向」と東京並みの生活インフラを移住先にも求める「利便性重視」に二分。
■「脱東京志向者」の移住先
20代が希望する主な移住先は「東京圏以外の政令指定都市」「政令指定都市以外の県庁所在地」であり、「中都市志向」が読み取れる。一方、40代が希望する主な移住先は「県庁所在地以外の市部」「農村部・山間部・漁村部」「離島・諸島」であり、「田舎志向」「スローライフ志向」が読み取れる。
■「脱東京志向者」の移住後の仕事
「脱東京志向者」には場所を選ばずに仕事ができる、芸術系フリーランス、デジタルクリエーター、ITフリーエンジニアといったIT系の人の割合が多い。
■「脱東京志向者」のSNSや端末機器利用状況
20代は、ソーシャルメディアの利用率が高く、地理的な距離感をさほど気にしない要因となっている。
東京から福岡への「移住実践者」に対するインタビュー調査では、「福岡を生活する場として、東京を情報収集する場として使い分け、『2拠点居住』を実践している」といった声や、「東京では埋もれてしまうけど、地方なら目立てる」といった声が聞かれ、「カジュアル移住」に通じる感覚を持っていることがわかりました。今後、低廉な交通手段や地方都市でのITインフラ整備が進めば、さらに多くの若者たちへ波及していくことが予想されます。
本調査結果に、弊社ならではの視点で考察した内容を加え、 『空気読本vol.14/新脱東京志向〜カジュアル移住したい若者たち』(2014年11月)として弊社公式サイトで公開しておりますので是非ご覧ください。
http://www.ntt-ad.co.jp/research_publication/publication/kuukidokuhon/index.html
株式会社NTTアド
今、若者たちが注目しつつある「カジュアル移住」とは?
東京の生活に満足しているにもかかわらず、若者たちの間で渦巻く「新脱東京志向」、
果たして「地方創生」の救世主になるのか!?
〜NTTアド 2014年度オリジナル調査「移住に関する調査」を実施し、
調査レポート『空気読本』vol.14を刊行〜
「地方創生」に注目が集まる中、今年に入り、「福岡移住計画」といったイベントが東京で開催されたり、複数の東京の企業が四国でサテライトオフィスを構えるなど、今、「脱東京志向」をベースとした「移住」が若者たちの間で話題を呼んでいます。
(株)NTTアド(東京都品川区、代表取締役社長:長谷部敏治)は、東京勤務者20代〜40代男女を対象に、「脱東京志向」を検証するためインターネット調査を実施し、さらに東京から福岡への「移住実践者」にインタビュー調査を行いました。その結果、最も「脱東京志向者」が多い世代は20代であることや、20代は東京の生活への満足度が高いにもかかわらず「脱東京」を志向していることなどがわかり、永住を前提とした移住とは違い、「カジュアル移住」ともとれる新たな意識が読み取れました。具体的には、以下の調査結果概要となっております。
【調査結果概要】
■東京勤務者20代〜40代男女の「脱東京志向者」の割合
「脱東京志向者」が最も多い世代は20代の32.7%であり、世代が上がるにつれてその割合が減少する(但し、今回の調査では、50歳以上のシニア層は対象外)。
■「脱東京志向者」の東京の生活への満足度
20代のうちとりわけ高額所得世帯は、東京での住環境、食環境、仕事環境への満足度が比較的高いにもかかわらず「脱東京」を志向している。
■「脱東京志向者」が移住したい理由
20代の移住に対する意識は、程よい人口密度、程よい距離感、程よい賑やかさのある「中都市志向」。30代は、子育て環境に対する意識が高く、災害等からの「リスクヘッジ志向」。40代は、スローライフを求める「田舎志向」と東京並みの生活インフラを移住先にも求める「利便性重視」に二分。
■「脱東京志向者」の移住先
20代が希望する主な移住先は「東京圏以外の政令指定都市」「政令指定都市以外の県庁所在地」であり、「中都市志向」が読み取れる。一方、40代が希望する主な移住先は「県庁所在地以外の市部」「農村部・山間部・漁村部」「離島・諸島」であり、「田舎志向」「スローライフ志向」が読み取れる。
■「脱東京志向者」の移住後の仕事
「脱東京志向者」には場所を選ばずに仕事ができる、芸術系フリーランス、デジタルクリエーター、ITフリーエンジニアといったIT系の人の割合が多い。
■「脱東京志向者」のSNSや端末機器利用状況
20代は、ソーシャルメディアの利用率が高く、地理的な距離感をさほど気にしない要因となっている。
東京から福岡への「移住実践者」に対するインタビュー調査では、「福岡を生活する場として、東京を情報収集する場として使い分け、『2拠点居住』を実践している」といった声や、「東京では埋もれてしまうけど、地方なら目立てる」といった声が聞かれ、「カジュアル移住」に通じる感覚を持っていることがわかりました。今後、低廉な交通手段や地方都市でのITインフラ整備が進めば、さらに多くの若者たちへ波及していくことが予想されます。
本調査結果に、弊社ならではの視点で考察した内容を加え、 『空気読本vol.14/新脱東京志向〜カジュアル移住したい若者たち』(2014年11月)として弊社公式サイトで公開しておりますので是非ご覧ください。
http://www.ntt-ad.co.jp/research_publication/publication/kuukidokuhon/index.html