「食でつながるイノベーション」セミナー 〜心と体がよろこぶ食の新発想〜 福岡にて開催
[14/12/05]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2014年12月4日
フード・アクション・ニッポン
医療・福祉・食料・農業分野の連携「医福食農連携」に関して、各分野の専門家が講演
「食でつながるイノベーション」シンポジウム
〜心と体がよろこぶ、食の新発想〜
福岡にて開催
農林水産省では、食料自給率の向上を図るため、平成20年度から消費者・企業・国等が一体となって国産農林水産物の消費拡大を進める「フード・アクション・ニッポン」を推進しています。この活動の一環として、医療・福祉・食料・農業分野が連携し(「医福食農連携」)、国産農林水産物の消費拡大につなげるさまざまな取り組みを応援しています。
12月2日(火)、福岡県博多市の「電気ビル みらいホール」にて、これからの日本の「食」をあらためて考える場として、医福食農連携「食でつながるイノベーション」シンポジウムを開催しました。当日は、各地で行われている「医福食農連携」の全国のさまざまな事例や地域の代表事例を通して、各分野の連携が持つ可能性について再確認するシンポジウムとなりました。なお、今回のシンポジウムは東京・青森に続く開催となり、12月4日(木)は広島会場で開催しました。
<当日の様子>
シンポジウム冒頭では、主催者である農林水産省九州農政局長の井上 明氏から、開会挨拶が行われました。
そして、フリーアナウンサーで農業ジャーナリストとしても活躍する小谷 あゆみ氏から「医福食農連携」の概念や、フード・アクション・ニッポンの取り組みについての紹介が行われました。小谷氏は話の中で“健康長寿”という言葉に触れ、「自立して長生きすること」の重要性を説きました。
続いて、料理研究家の行正 り香氏が、基調講演として「医福食農連携の現場で感じたこと〜ココ・ファーム・ワイナリーの活動を通じて〜」をテーマに、ご自身の経験に基づく農業と福祉の連携について感じたことを語りました。行正氏は、指定障害者支援施設こころみ学園のワイン醸造場であるココ・ファーム・ワイナリーの取り組みを「農業が生み出す素晴らしいマジックの一例」として紹介し、「ココ・ファーム・ワイナリーの事例は、障害を持っている人たちが繰り返し同じことをやるという特性を生かしたモノづくりの取り組みであり、農業と福祉が連携した良い事例だと思います」と述べました。
その後のパネルディスカッションでは、コーディネーターを西日本新聞社 編集局生活特報部 部長の長谷川 彰氏が務め、医療法人イースタンクリニック理事長の松岡 秀夫氏、新日本製薬株式会社 開発事業室 室長の長根 寿陽氏が「医福食農連携」の取り組み事例紹介を行いました。松岡氏は「地元の食材を高齢者に届けたい」という思いから、地元農家から仕入れた野菜を介護施設等へ提供するために設立した(株)ケアフレンズの取り組みについて、長根氏は、熊本県合志市と連携し薬用作物の栽培を行う取り組みについて紹介しました。小谷氏は二つの事例について、「医療・福祉がうまく関わりあう、いわゆるWin-Winの関係だと思います。地域全体が潤ってイキイキすることは、持続可能な社会にも繋がっています」と、「医福食農連携」の今後の可能性にも言及しました。行正氏は「海外から日本へ帰ってくると、日本は“技術の国”だと感じます。体系化、ブランド化してアピールするのが日本人が得意ではないところです。どういう方法があるか、考える時期に来たのではないでしょうか」と、マーケティングの分野にも踏み込んだ感想を述べました。
また会場の入口では、医福食農連携の先進的な事例を紹介する展示が行われ、多くのシンポジウム参加者がパネルや商品を熱心に見ていました。
◆セミナー概要
【主催】農林水産省九州農政局、西日本新聞社、全国地方新聞社連合会
【実施日時】 12月2日(火) 13:30〜15:20
【会場】電気ビル みらいホール(福岡市中央区渡辺通2-1-82 電気ビル共創館4F)
【登壇者】フリーアナウンサー/農業ジャーナリスト/ベジアナ 小谷 あゆみ 氏
料理研究家 行正 り香 氏
西日本新聞社 編集局生活特報部 部長 長谷川 彰 氏
医療法人イースタンクリニック 理事長 松岡 秀夫 氏
新日本製薬株式会社 開発事業室 室長 長根 寿陽 氏
【内容】
◇医福食農連携の説明
フリーアナウンサー/農業ジャーナリスト/ベジアナ 小谷 あゆみ氏
◇基調講演
料理研究家 行正 り香氏「医福食農連携の現場で感じたこと
〜 ココ・ファーム・ワイナリーの活動を通じて〜 」
◇パネルディスカッション 「心と体がよろこぶ、食の新発想」
コーディネーター : 西日本新聞社 編集局生活特報部 部長 長谷川 彰 氏
パネリスト : 料理研究家 行正 り香 氏
フリーアナウンサー/農業ジャーナリスト/ベジアナ 小谷 あゆみ 氏
医療法人イースタンクリニック 理事長 松岡 秀夫 氏
新日本製薬株式会社 開発事業室 室長 長根 寿陽 氏
【展示団体・企業】
青森県
紅の夢普及推進委員会/弘前大学
財団法人 新郷村ふるさと活性化公社
青森県深浦町
(株)九戸村ふるさと振興公社
東京中央食品(株)/日本サンテ
ミクニマンスール
(株)リンクアンドコミュニケーション
ホリカフーズ(株)
長野県佐久市
国立循環器病研究センター
NPO法人ドリーム・プラネット
クリスターコーポレーション/広島県立総合技術研究所 食品工業技術センター
(株)えひめ飲料
(株)クック・チャム島原薬食育プロモート協議会
NPO法人丸山ハイランド
「フード・アクション・ニッポン 医福食農連携〜食でつながるイノベーション」に関する情報はこちら
http://syokuryo.jp/ifuku-fan/
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フード・アクション・ニッポン
医療・福祉・食料・農業分野の連携「医福食農連携」に関して、各分野の専門家が講演
「食でつながるイノベーション」シンポジウム
〜心と体がよろこぶ、食の新発想〜
福岡にて開催
農林水産省では、食料自給率の向上を図るため、平成20年度から消費者・企業・国等が一体となって国産農林水産物の消費拡大を進める「フード・アクション・ニッポン」を推進しています。この活動の一環として、医療・福祉・食料・農業分野が連携し(「医福食農連携」)、国産農林水産物の消費拡大につなげるさまざまな取り組みを応援しています。
12月2日(火)、福岡県博多市の「電気ビル みらいホール」にて、これからの日本の「食」をあらためて考える場として、医福食農連携「食でつながるイノベーション」シンポジウムを開催しました。当日は、各地で行われている「医福食農連携」の全国のさまざまな事例や地域の代表事例を通して、各分野の連携が持つ可能性について再確認するシンポジウムとなりました。なお、今回のシンポジウムは東京・青森に続く開催となり、12月4日(木)は広島会場で開催しました。
<当日の様子>
シンポジウム冒頭では、主催者である農林水産省九州農政局長の井上 明氏から、開会挨拶が行われました。
そして、フリーアナウンサーで農業ジャーナリストとしても活躍する小谷 あゆみ氏から「医福食農連携」の概念や、フード・アクション・ニッポンの取り組みについての紹介が行われました。小谷氏は話の中で“健康長寿”という言葉に触れ、「自立して長生きすること」の重要性を説きました。
続いて、料理研究家の行正 り香氏が、基調講演として「医福食農連携の現場で感じたこと〜ココ・ファーム・ワイナリーの活動を通じて〜」をテーマに、ご自身の経験に基づく農業と福祉の連携について感じたことを語りました。行正氏は、指定障害者支援施設こころみ学園のワイン醸造場であるココ・ファーム・ワイナリーの取り組みを「農業が生み出す素晴らしいマジックの一例」として紹介し、「ココ・ファーム・ワイナリーの事例は、障害を持っている人たちが繰り返し同じことをやるという特性を生かしたモノづくりの取り組みであり、農業と福祉が連携した良い事例だと思います」と述べました。
その後のパネルディスカッションでは、コーディネーターを西日本新聞社 編集局生活特報部 部長の長谷川 彰氏が務め、医療法人イースタンクリニック理事長の松岡 秀夫氏、新日本製薬株式会社 開発事業室 室長の長根 寿陽氏が「医福食農連携」の取り組み事例紹介を行いました。松岡氏は「地元の食材を高齢者に届けたい」という思いから、地元農家から仕入れた野菜を介護施設等へ提供するために設立した(株)ケアフレンズの取り組みについて、長根氏は、熊本県合志市と連携し薬用作物の栽培を行う取り組みについて紹介しました。小谷氏は二つの事例について、「医療・福祉がうまく関わりあう、いわゆるWin-Winの関係だと思います。地域全体が潤ってイキイキすることは、持続可能な社会にも繋がっています」と、「医福食農連携」の今後の可能性にも言及しました。行正氏は「海外から日本へ帰ってくると、日本は“技術の国”だと感じます。体系化、ブランド化してアピールするのが日本人が得意ではないところです。どういう方法があるか、考える時期に来たのではないでしょうか」と、マーケティングの分野にも踏み込んだ感想を述べました。
また会場の入口では、医福食農連携の先進的な事例を紹介する展示が行われ、多くのシンポジウム参加者がパネルや商品を熱心に見ていました。
◆セミナー概要
【主催】農林水産省九州農政局、西日本新聞社、全国地方新聞社連合会
【実施日時】 12月2日(火) 13:30〜15:20
【会場】電気ビル みらいホール(福岡市中央区渡辺通2-1-82 電気ビル共創館4F)
【登壇者】フリーアナウンサー/農業ジャーナリスト/ベジアナ 小谷 あゆみ 氏
料理研究家 行正 り香 氏
西日本新聞社 編集局生活特報部 部長 長谷川 彰 氏
医療法人イースタンクリニック 理事長 松岡 秀夫 氏
新日本製薬株式会社 開発事業室 室長 長根 寿陽 氏
【内容】
◇医福食農連携の説明
フリーアナウンサー/農業ジャーナリスト/ベジアナ 小谷 あゆみ氏
◇基調講演
料理研究家 行正 り香氏「医福食農連携の現場で感じたこと
〜 ココ・ファーム・ワイナリーの活動を通じて〜 」
◇パネルディスカッション 「心と体がよろこぶ、食の新発想」
コーディネーター : 西日本新聞社 編集局生活特報部 部長 長谷川 彰 氏
パネリスト : 料理研究家 行正 り香 氏
フリーアナウンサー/農業ジャーナリスト/ベジアナ 小谷 あゆみ 氏
医療法人イースタンクリニック 理事長 松岡 秀夫 氏
新日本製薬株式会社 開発事業室 室長 長根 寿陽 氏
【展示団体・企業】
青森県
紅の夢普及推進委員会/弘前大学
財団法人 新郷村ふるさと活性化公社
青森県深浦町
(株)九戸村ふるさと振興公社
東京中央食品(株)/日本サンテ
ミクニマンスール
(株)リンクアンドコミュニケーション
ホリカフーズ(株)
長野県佐久市
国立循環器病研究センター
NPO法人ドリーム・プラネット
クリスターコーポレーション/広島県立総合技術研究所 食品工業技術センター
(株)えひめ飲料
(株)クック・チャム島原薬食育プロモート協議会
NPO法人丸山ハイランド
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