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『新生!ふくしまの恵み発信事業「天のつぶ」CM発表会』を開催

2015年1月28日

福島県農林水産部農産物流通課



〜「新生!ふくしまの恵み発信事業」〜
CMキャラクターであるTOKIOの国分太一さん、そしてTOKIOのリーダー 城島茂さんが
米俵を担いで福島県オリジナル米「天のつぶ」をお届け
『新生!ふくしまの恵み発信事業「天のつぶ」CM発表会』を開催


 福島県は、原子力災害に伴う福島県産農林水産物の風評払拭を図るため、平成24年度から「新生!ふくしまの恵み発信事業」を立ち上げ、県産農林水産物の魅力と安全に関する広報活動を行っています。本事業では「おいしいふくしま、できました。」をキャッチフレーズに、全国の消費者の皆さまに向けて、ふくしまの豊かな自然に恵まれた農林水産物の魅力やおいしさ、ひたむきな想いで取り組む生産者、産地や安全の取り組みについて発信しています。
 このたび、本事業の一環として、CMキャラクターにTOKIOの国分太一さんを起用した新TV-CM『天のつぶ』篇を1月28日(水)から、東京、福島県内でオンエア開始しました。
これに伴い、新TV-CMをお披露目する『新生!ふくしまの恵み発信事業「天のつぶ」CM発表会』を本日1月28日(水)に、時事通信ホールで開催しました。

 発表会の冒頭、内堀雅雄知事が登壇し、TOKIOの皆さんとともに歩んできたこれまでの「新生!ふくしまの恵み発信事業」について説明しました。そして今回の新TV-CMについて、「国分さんの爽やかな笑顔にあわせて粒揃いがよく、光沢があり、しっかりとした食感が堪能できる天のつぶのおいしさが多くの方に伝わることを期待しております」とコメントしました。
 また、今年の4月からスタートする大型観光キャンペーン“ふくしまデスティネーションキャンペーン”についても触れ、「福島県の持つ多くの魅力を前面に出して、日本一のおもてなしと笑顔でお迎えをいたしますのでぜひ福島に足を運んでいただいて、天のつぶを始めとする福島の産品を食べて、そして福島の魅力を笑顔で実感していただければと思います。」と意気込みを語りました。
 新TV-CM「天のつぶ」篇は、「天のつぶ」は粒が大きく丼に合うという特徴やそのおいしさを、国分太一さんの美味しそうな表情を通して、わかりやすく訴求したTV-CMです。できあがったおいしそうな中華丼、天丼、カツ丼が逆回転をはじめて、中華丼のあんかけやカツが宙に舞い上がり、天ぷらは一つ一つ消えていきます。具の下から現れた、ふっくらつやつやに炊きあがった「天のつぶ」を、国分さんがおいしそうな表情で食べている姿が印象的です。

 会場でTV-CMがお披露目された後には、米俵を担いで「天のつぶ」CMキャラクターのTOKIO 国分太一さん、そしてTOKIOのリーダー城島茂さんが登場しました。CMに出演した国分さんは「CMでは天丼とかカツ丼とか色々出てきたけど、食べたのは天のつぶだけなんです。でもご飯だけでも十分おいしいので、ごはんをおかずにごはんが食べられるごはんでした!」と撮影を振り返りました。これを聞いて「おいしそうですね。日本人として米がうまいっていうのは大事ですよね」と城島さん。国分さんも「自分が食べている映像を見ても改めておいしそうだなと思いました」とコメントしました。
 「天のつぶ」を食べたことがない城島さんのために、内堀知事自ら、ステージに「天のつぶ」を運び込みます。知事は「実は知事に就任したのが昨年の11月なんです。まだ仕事をして2カ月の新米知事が福島のおいしい新米を運んでまいりました」とのコメントで場を和ませました。改めて「天のつぶ」を口にした国分さんは「おいしい!粒が大きい分食感がしっかりしていて、甘みをすごく感じます。丼にしてももちろんおいしいですけれどそのままでも十分味わえるお米です」。そして、城島さんは「もっちりして甘みがあってふっくらしていて、おかずいらないですよ!」と語りました。

 15年の研究の末に誕生した天のつぶは、その名の通り、天にまっすぐ伸びる稲穂が印象的です。そのもとにできるお米は粒がしっかりしていて食べごたえがあり、香りがたちます。炊き立ての温かい状態でもおいしいのはもちろん、冷めてもおいしいのもその特徴です。

 天のつぶの開発について聞いた国分さんは「TOKIOはもうお米を何年もつくっているので、お米を新しくしていく難しさというのは感じています。お米って“甘えん坊”なんですよね。あんまり構わなくなってしまうと病気になっちゃったり。だから生産者さんはしっかりとお米を毎日毎日見ていかないとおいしいお米というのは作れないんです。僕らが福島のみなさんに教えてもらったのはそういうこと。だからその先輩たちがこれだけ研究して、おいしいお米をつくっているのは本当にすごいものだなと感じます」と、お米をつくったきたTOKIOならではの実感がこもったコメント。これを聞いた知事は「お米は“甘えん坊”という言葉はすごく心に響きました。福島の農家の皆さんも喜んでいると思います」と笑顔でコメントしました。

 ここで震災以降、福島県の農林水産物を応援いただいているTOKIOの皆さんに、内堀知事から感謝の気持ちを込めて礼状が贈呈されました。TOKIOを代表して礼状を受け取ったリーダーの城島さんは、「感無量ですね。自分たちで一生懸命やるしかなくて汗をかいて一生懸命やってきて、畑を耕して、作物を収穫して、それだけのことを全力でやってきた僕ら5人にこのような礼状をいただけることに本当に感謝しています。これからも福島のために何ができるかという思いで全力で疾走していけたらなと思います」と感想を語りました。また、国分さんも「福島県の皆さん、生産者の皆さんに出会うことができ、お米を作ることの難しさなど一つ一つを学ぶことができました。その時間は自分たちにとって、とても貴重な時間であり、そして福島の皆さんがTOKIOのことを受け入れてくれて、僕たちも色々なことを学ぶことができました。福島の生産者の方たちは心を込めておいしい野菜やお米を作っています。福島の方が教えてくれた“隠し味は愛情です”とか、色々なことを忘れずに、僕たちはこれからも恩返しを続けていきたいと思います」とコメントしました。

 最後に全国のみなさんに向けたコメントを求められると、「皆さんの心の中にはそれぞれふるさとがあると思います。僕らはTOKIOという名前ですが、自分たちにとっては福島が第二のふるさとです。なにから始めるか?僕たちは福島から始めたいと思います」と城島さん。そして、「天のつぶは、本当に炊き立てで食べるのもおいしいですし、冷めてしまったとしてもおいしく食べられます。たくさんの方に食べてもらいたいなと思います。」という国分さんのコメントで会場が再び笑い声に包まれました。
 そして知事からは改めて、「TOKIOの皆さんへの感謝と復興への自信、そして福島県の農林水産物をこれからもしっかりとPRして、多くの方々に福島に来て、見て、食べていただいて、そして笑顔になっていただく。そして福島からもっともっと復興を進めていく。そういういい1年にしていきたいと思います。皆さん。本当にありがとなし」という感謝の気持ちを福島弁(会津弁)でコメントし、会は締めくくられました。
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