東京大学とLIXILの共同プロジェクトによりトイレ空間のコンセプトモデルを東京大学女子トイレに導入
[15/05/15]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2015年05月15日
LIXIL
東京大学とLIXILの共同プロジェクトにより
トイレ空間のコンセプトモデルを東京大学女子トイレに導入
東京大学生産技術研究所 野城研究室(所在地:東京都目黒区、副学長/教授:野城智也)と株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)は、トイレ空間の環境改善を目的とした快適なトイレのコンセプトモデルをデザインし、東京大学本郷キャンパス 中央食堂の女子トイレに導入しました。
東京大学では、女子学生や女性教員・研究員・職員が教育・研究等に集中できる環境整備の一環として、男女共同参画による「東京大学トイレ環境改善プロジェクト」を立ち上げ、主要キャンパスである本郷・駒場の26部局の女性トイレを対象とした要望調査を実施し、その後全学を対象に、安全で快適な女性トイレ空間への改修を進めました。
東京大学とLIXILの共同プロジェクトは、「ユニバーサルデザイン(UD)」「女性配慮」「快適性」「防犯・安全」「清潔・環境配慮」をキーワードにデザインしたコンセプトモデルのもと、学生・教職員のほか学外の利用者の多い、本郷キャンパス中央食堂女子トイレの改修を完工しました。
ユニバーサルデザイン:
(UD) 誰もが使いやすいトイレを目指し、L型手すりやベビーキープ、チェンジングボード等を設置。また、視認性に優れたオリジナルのピクトサインも設置しました。
女性配慮:
特に手荷物の多い女性に配慮し、フック掛けや荷物置場をブース内や洗面台下等に複数設置。パウダーコーナーには大きな1枚鏡を配置し、混雑緩和等使い勝手に配慮しました。
快適性:
利用者が多いときにも動線が干渉しない様に工夫しています。さらに、内装は基調となる白色に濃い木目をアクセントに加え、上品な空間に仕上げました。
防犯・安全:
女性が安心して利用できるトイレを目指し、トイレ入口〜室内までの照明を明るくし、トイレブース間の隔て板を天井まで上げて塞ぎました。さらに出入口付近とトイレ内奥の壁面の2カ所に防犯ブザーを設置する等、安心安全に配慮しました。
清潔・環境配慮:
清潔感のある壁や床とし、耐久性に優れた素材を使用しました。また、節水トイレやLED照明等を設置することで、環境面にも配慮しました。
コンセプトモデルは、女子学生や教職員の利用しやすさに配慮し、誰もが使いやすいトイレを目指しました。トイレ内で手荷物の置き場に困ることのないよう、ブース内や洗面コーナー等に棚やフックを複数設けたほか、独立したパウダーコーナーを新設することで、使い勝手にも配慮しています。また、壁や床には明るい色を選定。照明との相乗効果もあり、女性が安心して利用できる明るいトイレになっています。
使用者の方々からは、「明るくなって使いやすくなった」「キレイになって雰囲気がよくなった」等の声を頂いており、今後は経過観察を行う予定です。
■主な改修内容
1.洗面コーナー
【改修のポイント】
洗面カウンターには、水濡れを気にせずにハンドバッグやポーチを置くことのできるドライエリアを設置。
洗面から独立したパウダーコーナーを新設し、それぞれの下部に荷物置き用の棚を設けました。
2.ブース内
【改修のポイント】
トイレは全て洋式へ。ブース内にはL型手すり等のほか、スマートフォンやポーチを置くことのできる棚付紙巻器、上下2段のフック、さらに背面には棚(ライニング)を設置し、荷物の置き場に困らないよう配慮しました。
3.トイレ出入口
【改修のポイント】
トイレの出入口は明るく入りやすい雰囲気とし、東大のシンボルマークである銀杏をデザインしたオリジナルのサインを設置しました。また、コミュニケーションボードを設置し、女性(女子学生)向けのお知らせ等を掲示できるようになっています。
■改修完工日 2015年1月16日
なお、本文リリースはこちらになります。
http://newsrelease.lixil.co.jp/news/2015/070_company_0424_01.html
LIXIL
東京大学とLIXILの共同プロジェクトにより
トイレ空間のコンセプトモデルを東京大学女子トイレに導入
東京大学生産技術研究所 野城研究室(所在地:東京都目黒区、副学長/教授:野城智也)と株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)は、トイレ空間の環境改善を目的とした快適なトイレのコンセプトモデルをデザインし、東京大学本郷キャンパス 中央食堂の女子トイレに導入しました。
東京大学では、女子学生や女性教員・研究員・職員が教育・研究等に集中できる環境整備の一環として、男女共同参画による「東京大学トイレ環境改善プロジェクト」を立ち上げ、主要キャンパスである本郷・駒場の26部局の女性トイレを対象とした要望調査を実施し、その後全学を対象に、安全で快適な女性トイレ空間への改修を進めました。
東京大学とLIXILの共同プロジェクトは、「ユニバーサルデザイン(UD)」「女性配慮」「快適性」「防犯・安全」「清潔・環境配慮」をキーワードにデザインしたコンセプトモデルのもと、学生・教職員のほか学外の利用者の多い、本郷キャンパス中央食堂女子トイレの改修を完工しました。
ユニバーサルデザイン:
(UD) 誰もが使いやすいトイレを目指し、L型手すりやベビーキープ、チェンジングボード等を設置。また、視認性に優れたオリジナルのピクトサインも設置しました。
女性配慮:
特に手荷物の多い女性に配慮し、フック掛けや荷物置場をブース内や洗面台下等に複数設置。パウダーコーナーには大きな1枚鏡を配置し、混雑緩和等使い勝手に配慮しました。
快適性:
利用者が多いときにも動線が干渉しない様に工夫しています。さらに、内装は基調となる白色に濃い木目をアクセントに加え、上品な空間に仕上げました。
防犯・安全:
女性が安心して利用できるトイレを目指し、トイレ入口〜室内までの照明を明るくし、トイレブース間の隔て板を天井まで上げて塞ぎました。さらに出入口付近とトイレ内奥の壁面の2カ所に防犯ブザーを設置する等、安心安全に配慮しました。
清潔・環境配慮:
清潔感のある壁や床とし、耐久性に優れた素材を使用しました。また、節水トイレやLED照明等を設置することで、環境面にも配慮しました。
コンセプトモデルは、女子学生や教職員の利用しやすさに配慮し、誰もが使いやすいトイレを目指しました。トイレ内で手荷物の置き場に困ることのないよう、ブース内や洗面コーナー等に棚やフックを複数設けたほか、独立したパウダーコーナーを新設することで、使い勝手にも配慮しています。また、壁や床には明るい色を選定。照明との相乗効果もあり、女性が安心して利用できる明るいトイレになっています。
使用者の方々からは、「明るくなって使いやすくなった」「キレイになって雰囲気がよくなった」等の声を頂いており、今後は経過観察を行う予定です。
■主な改修内容
1.洗面コーナー
【改修のポイント】
洗面カウンターには、水濡れを気にせずにハンドバッグやポーチを置くことのできるドライエリアを設置。
洗面から独立したパウダーコーナーを新設し、それぞれの下部に荷物置き用の棚を設けました。
2.ブース内
【改修のポイント】
トイレは全て洋式へ。ブース内にはL型手すり等のほか、スマートフォンやポーチを置くことのできる棚付紙巻器、上下2段のフック、さらに背面には棚(ライニング)を設置し、荷物の置き場に困らないよう配慮しました。
3.トイレ出入口
【改修のポイント】
トイレの出入口は明るく入りやすい雰囲気とし、東大のシンボルマークである銀杏をデザインしたオリジナルのサインを設置しました。また、コミュニケーションボードを設置し、女性(女子学生)向けのお知らせ等を掲示できるようになっています。
■改修完工日 2015年1月16日
なお、本文リリースはこちらになります。
http://newsrelease.lixil.co.jp/news/2015/070_company_0424_01.html