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モンサント・カンパニー、害虫管理ナレッジプログラムの助成を発表

2015年5月19日

日本モンサント株式会社

モンサント・カンパニー、害虫管理ナレッジプログラムの助成を発表

受給者は米国内の条播作物全般において作物害虫の研究を継続

2015年5月7日 ミズーリ州セントルイス(米国)

モンサント・カンパニーは害虫管理ナレッジプログラム(IMKP)の一環として、6名に研究助成金を授与することを発表しました。このプログラムは2013年初めにコーンルートワーム(根切り虫)ナレッジプログラムとして発足し、害虫管理への共通理解を強化するための研究や、農業における重大な課題や問題への対処に役立つ優れた研究に対し、成果に基づいて最長3年間、受給者1名あたり年間最大25万ドル(1 ドル=115 円換算で約2,900万円)を助成するものです。

モンサント・カンパニーの科学戦略担当副社長であり、同プログラムの共同会長を務めるSherri Brown(シェリ・ブラウン)博士は「本プログラムを通じて生み出される貴重な研究は、害虫管理の共通理解を強化するさらなる機会を産業界と学術界に提供し、将来的には、農業生産者により効果的なソリューションをもたらすでしょう」と述べています。

害虫管理ナレッジプログラムは、上述のブラウン博士と、ミシガン州立大学の研究および大学院研究担当副学長Steven Pueppke (スティーブン・プエップケ) 博士が共同で会長を務める、10名の諮問委員会が率いています。諮問委員会は学者と農業生産者で構成され、総合的な害虫管理の指導や、農業生産者、学術界およびモンサント・カンパニーが関連する、害虫の抵抗性および管理に関する基礎研究領域における推奨事項を提供します。同プログラムは今年初めに対象を拡大し、米国内のあらゆる条播作物に経済的なダメージを与える害虫を対象に含めました。

マサチューセッツ大学メディカルスクールの生化学および分子薬理学教授でありRNA創薬研究所共同所長のPhilip Zamore (フィリップ・ザモア)博士は「害虫管理ナレッジプログラムの助成金によって、私たちが研究室で行っていた害虫の分子レベルの遺伝子抑制メカニズムに関する研究を、実際の現場における試験環境に移行させることができます。これは従来の生物医学研究の資金提供機関の協力の下ではできないことでした」と述べています。

6名の助成金受給者の研究対象は、コナジラミ、ダイズアブラムシおよびアメリカオオタバコガ幼虫の抵抗性などの害虫による脅威の管理から、主なリスク要因が遺伝子組換えBtトウモロコシに対する害虫の抵抗性発達にどのような影響を及ぼすかを判断するための新しいモデルの作成まで多岐にわたります。助成金受給者を以下に紹介します。

  ・Peter Ellsworth(ピーター・エルズワース)、アリゾナ大学
  ・Felicia Wu(フェリシア・ウー)、ミシガン州立大学
  ・Jeff Gore(ジェフ・ゴア)、ミシシッピ州立大学
  ・Matthew O’Neal(マシュー・オニール)、アイオワ州立大学
  ・Tom Coudron(トム・コードロン)、米国農務省農業調査局(USDA-ARS)
  ・Philip Zamore(フィリップ・ザモア)、マサチューセッツ大学

優れた実績を挙げているミシガン州立大学のフェリシア・ウー教授は「米国のトウモロコシに対し最も壊滅的な被害を与えるコーンルートワームが、どのように害虫防除製品への抵抗性を発達させるのか、また管理の実践がこの問題への対処にどのように役立つかをモデリングする私たちのチームに、害虫管理ナレッジプログラムから助成金をいただけることになり大変感謝しています」と述べています。

助成金受給者氏名および各自のプロジェクトに関する経歴は、モンサント害虫管理ナレッジプログラムのウェブサイトでご覧いただけます。


モンサント・カンパニーからのプレスリリース全文は以下からご覧いただけます(英文)
http://news.monsanto.com/press-release/corporate/monsanto-insect-management-knowledge-program-announces-grants



モンサント・カンパニーは、人口が増え続ける世界の人々に必要な食料を供給するために役立つ広範囲なソリューションを提供することに取り組んでいます。弊社は、果物や野菜からトウモロコシ、ダイズやワタといった主要穀物まで、農業生産者が十分な量の栄養のある食料を生産するのに役立つ様々な種子を生産しています。弊社は、農業生産者が、天然資源を保全し、農業を改善するためのデータを用い、水や他の重要な資源をより効率的に使用し、そして作物を害虫や病気から守るために役立つ持続可能な農業ソリューションを提供するため尽力しています。プログラムやパートナーシップを通じ、弊社は、農業生産者、研究者、非営利団体、大学など、世界的な課題に取り組む人々と協力し合っています。モンサント・カンパニーや弊社の取り組み、および問題解決のため献身的に取り組んでいる20,000人を超える従業員についての詳細は、discover.monsanto.com および monsanto.comをご覧ください。ツイッターのwww.twitter.com/MonsantoCoやwww.monsantoblog.comのBeyond the Rows、或いは、弊社のNews Release RSS Feedを購読されますと、さらに詳細な情報をご覧いただけます。



日本モンサント株式会社の取り組みや事業についての詳細は、こちらをご覧ください。
http://www.monsanto.co.jp/

この件に関するお問い合わせ先
日本モンサント株式会社 広報部
E-mail: bio.info@monsanto.com
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