ビール業界の変化に伴う生活意識調査
[15/09/01]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2015年9月1日
LifeHackリサーチ
ビール業界の変化に伴う生活意識調査
国内出荷量が10年連続で減少する中、高級路線の台頭などで変わる
ビール類(ビール、発泡酒、第三のビール)へのニーズ
生活者のライフスタイルや消費の動向を調査するリサーチ機関、LifeHackリサーチでは、月に1回以上ビールを飲む全国の20〜60代の男女1000人を対象に、ビール類に関する意識調査を行いました。
国内出荷量が10年連続で過去最低を記録しているビール類ですが、昨今は高級路線のビールやクラフトビールの台頭もみられます。生活者はどのような印象を持ち、どのように味わっているのでしょうか。
【調査結果の概要】
●多くの主要ブランドで販売減も、幅広い層で飲まれるビール類
ビール類の国内総出荷量は、この10年間、第三のビールの登場はあったものの、毎年減少しています。各社ビールの主要ブランド別にみても、多くのブランドの販売量が減少しました。そんな中、現状ビール類がどれぐらいの頻度で飲まれているか聞いたところ、月に1回以上の飲用者のうち、7割以上が週1日以上飲むと答えました。また「ビール類が好きですか」という問いにも、「とても好き」「やや好き」との答えが全体で84.3%を占めました。人気はまだ衰えていないようです。
●生活者のニーズは多様化し、ビール類の楽しみ方も変化
ビール類の印象を尋ねたところ「自分の好みに合ったビールを飲みたい」(77.1%)「ビールには味わいを求める」(73.7%)「いろいろなビールの味を試したい」(67.1%)に同意が集まるなど、生活者のニーズが多様化し、年代によってもビールの楽しみ方に変化があることが分かりました。
●今後求められる特徴は「うまみ」「味わい」「コク」
そして、今後どんなビール類が望まれていくのか調べたところ「うまみを感じる」(56.9%)「味わいがある」(53.8%)「コクがある」(52.6%)といった回答が上位を占めました。
近年、ビール類は出荷量の減少が続いてきましたが、月に1回以上の飲用者に聞くと、不満はあるものの人気はまだ衰えていません。一方で、ビール類へのニーズは多様化し、楽しみ方も年代によって変化しています。これらに対応すべくメーカーの商品開発や販売戦略が加速しそうです。
【調査結果の詳細】
●ビール類の国内総出荷量は10年連続で減少、多くのブランドが販売数を落とす
時代とともに、ビール市場の環境や人気ブランドは変化しています。
ビール類の国内総出荷量は、この10年間、第三のビールの登場はあったものの、毎年減少しています。各社ビールの主要ブランド別に見ても、多くのブランドの販売量が減少しました。少子高齢化による国内市場の縮小や、若者のビール離れなどが影響したものと思われます。
一方、高級路線のビールが人気を集めたり、個性的な味わいのクラフトビールが台頭したりするなど、生活者の好みには変化がみられます。
●幅広い層で飲まれるビール類
まず現状として、ビール類がどれぐらいの頻度で飲まれているか聞いたところ、20代で75.0%、30代で78.5%、40代で75.5%、50代で74.5%、60代で80.0%が週1日以上飲むと答えました。ビール離れが指摘される若者層でも、月に1回以上ビールを飲む人たちの中では50代、60代に劣らず飲まれていることが分かります。
また「ビール類が好きですか」という問いにも、「とても好き」「やや好き」と答えたのが全体で84.3%を占めるなど、人気は衰えていないようです。
そんな中、ビールについて不満に感じることを尋ねると、「価格が高い」(28.0%)「カロリーが高い」(20.9%)「糖質が高い」(15.1%)といった結果になりました。また不満は「特にない」と答えた人も、全体では32.2%を占めますが、その率は年齢が下がるにつれ減っており、若年層の方が不満を持っていることが分かりました。
●生活者のニーズは多様化し、ビール類の楽しみ方も変化
ビール類の印象について尋ねたところ、「自分の好みに合ったビールを飲みたい」(「そう思う」「ややそう思う」を合わせて77.1%)「ビールには味わいを求める」(同じく73.7%)「いろいろなビールの味を試したい」(同じく67.1%)といった点に同意が集まりました。しかし年代別に見ると「自分の好みに合ったビールを飲みたい」と答えたのは60代が最も多かったのに対し、「いろいろなビールの味を試したい」という意見には若年層の方が高い値を示しました。また「ビールには味わいを求める」と答えたのは40代が最も高い値を示しました。生活者のニーズが多様化しているとともに、年代によってビール類の楽しみ方に変化があるようです。また「1杯のビールで充足感を得たい」という意見も67.7%に上りました。高級路線のビールや個性的な味わいのクラフトビールの人気を表したものと思われます。
●今後求められる特徴は「うまみ」「味わい」「コク」
では今後、どんなビール類が望まれていくのでしょうか。求めるビール類の特徴を尋ねたところ、全体としては「うまみを感じる」(56.9%)「味わいがある」(53.8%)「コクがある」(52.6%)「飲みやすい」(45.2%)といった回答が上位を占めました。
LifeHackリサーチとは
株式会社共同通信PRワイヤー内に設けられたリサーチ機関。主に生活者のライフスタイルや消費の動向を調査し、発信します。
【調査概要】
・調査方法 :インターネット調査
・調査対象者:20〜60代の男女1000人(各年代と男女比は均等)
※月に1回以上ビールを飲む方
・対象地域 :全国
・実施期間 :2015年8月13日(木)〜16日(日)
LifeHackリサーチ
ビール業界の変化に伴う生活意識調査
国内出荷量が10年連続で減少する中、高級路線の台頭などで変わる
ビール類(ビール、発泡酒、第三のビール)へのニーズ
生活者のライフスタイルや消費の動向を調査するリサーチ機関、LifeHackリサーチでは、月に1回以上ビールを飲む全国の20〜60代の男女1000人を対象に、ビール類に関する意識調査を行いました。
国内出荷量が10年連続で過去最低を記録しているビール類ですが、昨今は高級路線のビールやクラフトビールの台頭もみられます。生活者はどのような印象を持ち、どのように味わっているのでしょうか。
【調査結果の概要】
●多くの主要ブランドで販売減も、幅広い層で飲まれるビール類
ビール類の国内総出荷量は、この10年間、第三のビールの登場はあったものの、毎年減少しています。各社ビールの主要ブランド別にみても、多くのブランドの販売量が減少しました。そんな中、現状ビール類がどれぐらいの頻度で飲まれているか聞いたところ、月に1回以上の飲用者のうち、7割以上が週1日以上飲むと答えました。また「ビール類が好きですか」という問いにも、「とても好き」「やや好き」との答えが全体で84.3%を占めました。人気はまだ衰えていないようです。
●生活者のニーズは多様化し、ビール類の楽しみ方も変化
ビール類の印象を尋ねたところ「自分の好みに合ったビールを飲みたい」(77.1%)「ビールには味わいを求める」(73.7%)「いろいろなビールの味を試したい」(67.1%)に同意が集まるなど、生活者のニーズが多様化し、年代によってもビールの楽しみ方に変化があることが分かりました。
●今後求められる特徴は「うまみ」「味わい」「コク」
そして、今後どんなビール類が望まれていくのか調べたところ「うまみを感じる」(56.9%)「味わいがある」(53.8%)「コクがある」(52.6%)といった回答が上位を占めました。
近年、ビール類は出荷量の減少が続いてきましたが、月に1回以上の飲用者に聞くと、不満はあるものの人気はまだ衰えていません。一方で、ビール類へのニーズは多様化し、楽しみ方も年代によって変化しています。これらに対応すべくメーカーの商品開発や販売戦略が加速しそうです。
【調査結果の詳細】
●ビール類の国内総出荷量は10年連続で減少、多くのブランドが販売数を落とす
時代とともに、ビール市場の環境や人気ブランドは変化しています。
ビール類の国内総出荷量は、この10年間、第三のビールの登場はあったものの、毎年減少しています。各社ビールの主要ブランド別に見ても、多くのブランドの販売量が減少しました。少子高齢化による国内市場の縮小や、若者のビール離れなどが影響したものと思われます。
一方、高級路線のビールが人気を集めたり、個性的な味わいのクラフトビールが台頭したりするなど、生活者の好みには変化がみられます。
●幅広い層で飲まれるビール類
まず現状として、ビール類がどれぐらいの頻度で飲まれているか聞いたところ、20代で75.0%、30代で78.5%、40代で75.5%、50代で74.5%、60代で80.0%が週1日以上飲むと答えました。ビール離れが指摘される若者層でも、月に1回以上ビールを飲む人たちの中では50代、60代に劣らず飲まれていることが分かります。
また「ビール類が好きですか」という問いにも、「とても好き」「やや好き」と答えたのが全体で84.3%を占めるなど、人気は衰えていないようです。
そんな中、ビールについて不満に感じることを尋ねると、「価格が高い」(28.0%)「カロリーが高い」(20.9%)「糖質が高い」(15.1%)といった結果になりました。また不満は「特にない」と答えた人も、全体では32.2%を占めますが、その率は年齢が下がるにつれ減っており、若年層の方が不満を持っていることが分かりました。
●生活者のニーズは多様化し、ビール類の楽しみ方も変化
ビール類の印象について尋ねたところ、「自分の好みに合ったビールを飲みたい」(「そう思う」「ややそう思う」を合わせて77.1%)「ビールには味わいを求める」(同じく73.7%)「いろいろなビールの味を試したい」(同じく67.1%)といった点に同意が集まりました。しかし年代別に見ると「自分の好みに合ったビールを飲みたい」と答えたのは60代が最も多かったのに対し、「いろいろなビールの味を試したい」という意見には若年層の方が高い値を示しました。また「ビールには味わいを求める」と答えたのは40代が最も高い値を示しました。生活者のニーズが多様化しているとともに、年代によってビール類の楽しみ方に変化があるようです。また「1杯のビールで充足感を得たい」という意見も67.7%に上りました。高級路線のビールや個性的な味わいのクラフトビールの人気を表したものと思われます。
●今後求められる特徴は「うまみ」「味わい」「コク」
では今後、どんなビール類が望まれていくのでしょうか。求めるビール類の特徴を尋ねたところ、全体としては「うまみを感じる」(56.9%)「味わいがある」(53.8%)「コクがある」(52.6%)「飲みやすい」(45.2%)といった回答が上位を占めました。
LifeHackリサーチとは
株式会社共同通信PRワイヤー内に設けられたリサーチ機関。主に生活者のライフスタイルや消費の動向を調査し、発信します。
【調査概要】
・調査方法 :インターネット調査
・調査対象者:20〜60代の男女1000人(各年代と男女比は均等)
※月に1回以上ビールを飲む方
・対象地域 :全国
・実施期間 :2015年8月13日(木)〜16日(日)