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ユニクロ・ジーユーで難民支援プロジェクト「1000万着のHELP」を実施

2015年9月29日

株式会社ファーストリテイリング

 
ユニクロ・ジーユーで難民支援プロジェクト「1000万着のHELP」を実施
UNHCRと連携し世界の難民・避難民への衣料支援を拡充
10月2日から国内全店舗で衣料の回収をスタート
 

 
株式会社ファーストリテイリングは、世界的に急増する難民・避難民への衣料支援の拡充を目的として、グループブランドであるユニクロおよびジーユーが事業を展開する世界16カ国・地域の全店舗で不要となった両ブランドの衣料を回収するプロジェクト「1000万着のHELP」を実施します。国内の店舗では10月2日から、海外店舗では10月中旬以降、順次回収を開始。さらに、全世界のファーストリテイリンググループ従業員にも不要になった衣料の提供を呼びかけ、計1000万着の回収を目指します。回収した衣料は、ファーストリテイリングがグローバルパートナーシップを結ぶ国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)および国際NGOを通じて、難民・避難民に届けられます。

UNHCRによると、2014年末時点の世界の難民・避難民は5950万人以上にのぼり、第2次世界大戦以降最多とされています。ファーストリテイリングは2006年から、「全商品リサイクル活動」(※1)を通して回収した衣料を、本当に服を必要とする人々への支援として有効活用するため、UNHCRを通じて世界の難民・避難民へ寄贈してきました。全商品リサイクル活動の開始から10年目となる今年、世界中で増え続ける難民・避難民の多くが最低限の荷物だけで住み慣れた場所を離れることを余儀なくされている現状を受け、新たに1000万着の衣料の回収・寄贈を推進するものです。


<「1000万着のHELP」プロジェクト概要>

■開始日(国内) :2015年10月2日
■回収方法    :全国のユニクロ、ジーユー全店舗に専用回収ボックスを設置
■回収対象    :ユニクロ、ジーユーで販売した商品
(寄贈を目的とするため洗濯済みの衣料をお持ちいただくようお願いいたします)

ファーストリテイリングは2011年に、アジアの企業として初めてUNHCRとのグローバルパートナーシップを締結。服のビジネスを通じて「世界を良い方向に変えていく」ことを目指し、衣料支援にとどまらず、難民の雇用による自立支援など包括的な難民支援に取り組んでいます。今後も、UNHCRとの連携により、世界の難民・避難民問題の解決に向けた活動を推進してまいります。


<ファーストリテイリングの難民支援について>

※1 「全商品リサイクル活動」を通じた難民支援
ファーストリテイリングは2006年、ユニクロの全商品を対象に不要になった衣料のリサイクル・リユースを開始。現在は日本を含む15の国と地域のユニクロおよびジーユー全店舗で回収を行っています。回収した衣料の9割はまだ十分に着られる状態であることから、世界の難民・避難民への支援として寄贈。これまでにUNHCRを通じて、ヨルダンのシリア難民キャンプをはじめ、タイやネパールなど世界37の国と地域の難民・避難民に、1000万点以上の服を届けました(2015年4月末現在)。
全商品リサイクル活動の詳細は、下記のURLをご参照ください。
http://www.fastretailing.com/jp/csr/environment/recycle.html

ユニクロの「難民インターンシップ」
難民インターンシップは、日本で難民として認定され定住が認められた人とその家族を対象に、日本国内のユニクロ店舗で就業体験の場を提供し、持続的に自立を支援する取り組みです。UNHCRとのグローバルパートナーシップの一環として、2011年に難民インターンの受け入れを開始。現在は正社員を含む10名の難民スタッフがユニクロ店舗で従業員として活躍しています。
 
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