フィアット、アクセンチュアがProject Tangoで構築した没入型AR機能搭載カーコンフィギュレーターを公開
[16/04/04]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2016年4月4日
アクセンチュア株式会社
フィアット・クライスラー・オートモービルズ、アクセンチュアが「Project Tango」で
構築した没入型AR機能搭載のカーコンフィギュレーターを公開
Googleの技術を活用したモバイルARソリューションで
実物大3Dバーチャル自動車を世界で初めて制作、購買体験を拡張
【バルセロナ発】フィアット・クライスラー・オートモービルズ(以下、FCA)は、モバイルワールドコングレスにおいて、アクセンチュア・デジタルがGoogleの「Project Tango(プロジェクト・タンゴ)」の開発キットで実装した没入型自動車販売アプリケーションのプロトタイプを公開しました。本アプリケーションは、消費者が購入を検討している自動車などの実物大のオブジェクトをバーチャル空間で見たり、操作したりすることを可能にするもので、AR(拡張現実)による消費者購買体験の変革を示唆するものです。
自動車の購入検討者は、統合センサーやモーショントラッキング、エリアラーニング、深度センサーなどを搭載した「Project Tango」のモバイル端末を操作することで、バーチャルに存在する実物大の自動車を眺めながら、周りを歩いたり、車内を確認したり、カスタマイズしたりすることができます。今回、アクセンチュアが展示したデモでは、ユーザーがバーチャル自動車のドアを開けると内装を詳細に確認できるほか、端末画面をタップするだけで、内装の色やダッシュボードの種類を変更することができます。
「Project Tango」のテクノロジーは、モバイル端末に人間の感覚に近いナビゲーション能力を与えるものです。「Project Tango」の最新画像認識技術、画像処理技術、特殊な視覚センサーがアンドロイド端末に実装されることによって、まったく新しい空間認識が可能になります。「Project Tango」のモバイル端末は周辺環境を360度マッピングできるため、端末を動かすだけで、実物を視認しているようにモノの見え方が変わります。ユーザーが端末を通じてバーチャル自動車を見た場合、自分の動きに合わせてバーチャル自動車の見え方も変わります。
2016年の夏には、「Project Tango」による世界初の商用端末が販売される見込みです。また、アクセンチュア・デジタルの構成チームであるアクセンチュア・インタラクティブはFCAと共同で、オプション選択などの自動車購買プロセスを変革するため、「Project Tango」の斬新な技術を応用したアプリケーションを開発しており、今年のモバイルワールドコングレスでデモを公開しました。
FCAの自動車コンフィギュレーション・ソリューションでは、「Project Tango」の技術によって、マーカービーコンやGPSといった外部のトラッキング技術を端末に搭載する必要がありません。ユーザーはコンパクトな端末を手持ちで操作しながら、どんな環境でも実物大のバーチャル自動車を視認することができます。
アクセンチュア・インタラクティブで EALA(欧州、アフリカ、中東、南米)地域のデジタルイノベーション部門を統括するマテオ・アリベルティ(Matteo Aliberti)は次のように述べています。「『Project Tango』は、次世代モバイル端末の標準機能となりうる革新的な技術です。アクセンチュアは今回の自動車業界向けソリューションをはじめ、『Project Tango』を活用した様々なアプリケーションの可能性について検証を行っています。」
デザイン思考的な開発アプローチで実装された本ソリューションは、次世代のモバイル端末によって自動車の購買意思決定プロセスが根本的に変革することを示唆しています。FCAは、こうした新たなデジタル・カーコンフィギュレーション・ツールを取り入れた最初の自動車メーカーです。今回発表した新たなソリューションによって、FCAのお客様は従来のように平面的なものではなく、バーチャルな世界でこれまで以上に没入感のある、魅力的な顧客体験を享受することができます。
今回の発表内容は、FCAのお客様にデジタル時代の革新的な顧客体験を提供することを目的にしたものであり、FCAとアクセンチュアの協業による最新の成果です。
アクセンチュアのオートモーティブ部門を統括するシニア・マネジング・ディレクターのルカ・メントゥッチア(Luca Mentuccia)は次のように述べています。「没入型ARは、これまでにない魅力的な顧客体験を創出するものであり、車種選択やオプション選択など自動車の購入方法を変革するものです。360度の環境マッピング技術を組み込んだ新しい端末が実際に利用可能になれば、自動車の販売店や顧客はすぐにこうした革新的な購入方法を採用するだろうと考えています。」
アクセンチュアについて
アクセンチュアは「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供する世界最大級の総合コンサルティング企業です。世界最大の規模を誇るデリバリーネットワークに裏打ちされた、40を超す業界とあらゆる業務に対応可能な豊富な経験と専門スキルなどの強みを生かし、ビジネスとテクノロジーを融合させて、お客様のハイパフォーマンス実現と、持続可能な価値創出を支援しています。世界120カ国以上のお客様にサービスを提供するおよそ37万3,000人の社員が、イノベーションの創出と世界中の人々のより豊かな生活の実現に取り組んでいます。
アクセンチュアの詳細はwww.accenture.comを、
アクセンチュア株式会社の詳細はwww.accenture.com/jpをご覧ください。
アクセンチュア株式会社
フィアット・クライスラー・オートモービルズ、アクセンチュアが「Project Tango」で
構築した没入型AR機能搭載のカーコンフィギュレーターを公開
Googleの技術を活用したモバイルARソリューションで
実物大3Dバーチャル自動車を世界で初めて制作、購買体験を拡張
【バルセロナ発】フィアット・クライスラー・オートモービルズ(以下、FCA)は、モバイルワールドコングレスにおいて、アクセンチュア・デジタルがGoogleの「Project Tango(プロジェクト・タンゴ)」の開発キットで実装した没入型自動車販売アプリケーションのプロトタイプを公開しました。本アプリケーションは、消費者が購入を検討している自動車などの実物大のオブジェクトをバーチャル空間で見たり、操作したりすることを可能にするもので、AR(拡張現実)による消費者購買体験の変革を示唆するものです。
自動車の購入検討者は、統合センサーやモーショントラッキング、エリアラーニング、深度センサーなどを搭載した「Project Tango」のモバイル端末を操作することで、バーチャルに存在する実物大の自動車を眺めながら、周りを歩いたり、車内を確認したり、カスタマイズしたりすることができます。今回、アクセンチュアが展示したデモでは、ユーザーがバーチャル自動車のドアを開けると内装を詳細に確認できるほか、端末画面をタップするだけで、内装の色やダッシュボードの種類を変更することができます。
「Project Tango」のテクノロジーは、モバイル端末に人間の感覚に近いナビゲーション能力を与えるものです。「Project Tango」の最新画像認識技術、画像処理技術、特殊な視覚センサーがアンドロイド端末に実装されることによって、まったく新しい空間認識が可能になります。「Project Tango」のモバイル端末は周辺環境を360度マッピングできるため、端末を動かすだけで、実物を視認しているようにモノの見え方が変わります。ユーザーが端末を通じてバーチャル自動車を見た場合、自分の動きに合わせてバーチャル自動車の見え方も変わります。
2016年の夏には、「Project Tango」による世界初の商用端末が販売される見込みです。また、アクセンチュア・デジタルの構成チームであるアクセンチュア・インタラクティブはFCAと共同で、オプション選択などの自動車購買プロセスを変革するため、「Project Tango」の斬新な技術を応用したアプリケーションを開発しており、今年のモバイルワールドコングレスでデモを公開しました。
FCAの自動車コンフィギュレーション・ソリューションでは、「Project Tango」の技術によって、マーカービーコンやGPSといった外部のトラッキング技術を端末に搭載する必要がありません。ユーザーはコンパクトな端末を手持ちで操作しながら、どんな環境でも実物大のバーチャル自動車を視認することができます。
アクセンチュア・インタラクティブで EALA(欧州、アフリカ、中東、南米)地域のデジタルイノベーション部門を統括するマテオ・アリベルティ(Matteo Aliberti)は次のように述べています。「『Project Tango』は、次世代モバイル端末の標準機能となりうる革新的な技術です。アクセンチュアは今回の自動車業界向けソリューションをはじめ、『Project Tango』を活用した様々なアプリケーションの可能性について検証を行っています。」
デザイン思考的な開発アプローチで実装された本ソリューションは、次世代のモバイル端末によって自動車の購買意思決定プロセスが根本的に変革することを示唆しています。FCAは、こうした新たなデジタル・カーコンフィギュレーション・ツールを取り入れた最初の自動車メーカーです。今回発表した新たなソリューションによって、FCAのお客様は従来のように平面的なものではなく、バーチャルな世界でこれまで以上に没入感のある、魅力的な顧客体験を享受することができます。
今回の発表内容は、FCAのお客様にデジタル時代の革新的な顧客体験を提供することを目的にしたものであり、FCAとアクセンチュアの協業による最新の成果です。
アクセンチュアのオートモーティブ部門を統括するシニア・マネジング・ディレクターのルカ・メントゥッチア(Luca Mentuccia)は次のように述べています。「没入型ARは、これまでにない魅力的な顧客体験を創出するものであり、車種選択やオプション選択など自動車の購入方法を変革するものです。360度の環境マッピング技術を組み込んだ新しい端末が実際に利用可能になれば、自動車の販売店や顧客はすぐにこうした革新的な購入方法を採用するだろうと考えています。」
アクセンチュアについて
アクセンチュアは「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供する世界最大級の総合コンサルティング企業です。世界最大の規模を誇るデリバリーネットワークに裏打ちされた、40を超す業界とあらゆる業務に対応可能な豊富な経験と専門スキルなどの強みを生かし、ビジネスとテクノロジーを融合させて、お客様のハイパフォーマンス実現と、持続可能な価値創出を支援しています。世界120カ国以上のお客様にサービスを提供するおよそ37万3,000人の社員が、イノベーションの創出と世界中の人々のより豊かな生活の実現に取り組んでいます。
アクセンチュアの詳細はwww.accenture.comを、
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