アクセンチュアとセアト社、ドライバーの「コネクテッド・ライフスタイル」を支援する概念実証を開発
[16/04/04]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2016年4月4日
アクセンチュア株式会社
アクセンチュアとセアト社、ドライバーの「コネクテッド・ライフスタイル」を支援する概念実証を開発
アプリでスマート家電の遠隔操作や車両ステータス通知、ドライバーの行動モニタリングが可能
【バルセロナ発】アクセンチュア(NYSE:ACN)とセアト(SEAT)社は、インターネット・オブ・シングス(IoT)とコネクテッド・ビークルを活用した新たな概念実証(Proof of Concept)を開発し、スペインのバルセロナで2月22日から25日までの間で開催されたモバイルワールドコングレスにおいて公開しました。
概念実証が提供するソリューションには「自動車と住宅の連携」、「車両ステータス通知」、「ドライバーの行動モニタリング」という3つの要素が含まれています。セアト社は現在、最適なコネクティビティ・ソリューションを定義するために、それぞれの実装の可能性などを検証しています。
ユーザーは「車両ステータス通知」のアプリを使うことで、運転中であっても駐車された状態であっても、どの場所からでもモバイル端末画面に再現されたダッシュボードで燃料やオイルのステータスを確認できます。
また、エンジンや部品にトラブルの可能性がある場合、ユーザーはモバイル端末でプッシュ通知を受け取ることができます。通知メッセージの横には、自動車の電子マニュアルに記載されている関連情報が表示されるほか、路上支援サービスもアプリの機能に組み込まれます。さらに車両故障の場合には、故障の詳細や車両の現在位置を関連会社に共有することも可能です。
この「車両ステータス通知」のアプリを活用することで、自動車販売店は必要な部品交換時期や整備・点検時期などのメッセージをユーザーにプッシュ配信することもできます。また、ユーザーは販売店ごとの商品やサービスの価格や割引情報をチェックし、カレンダーアプリと連携させて商談の予約をすることも可能です。
この概念実証のテクノロジーによって、ドライバーの行動をモニターすることも可能になります。適応アルゴリズムによって過去の運転パターンや毎回の走行データを処理し、ドライバーに対して運転技術や車両性能を向上させるためのヒント、環境に優しい運転の方法、さらには燃費改善や想定外のメンテナンスを削減するためのアドバイスなどを提供します。
さらに、今回発表となった概念実証は自動車と住宅を連携させるモバイルコネクティビティを有しており、セアトのドライバーは自宅内のスマート機器を遠隔操作することができます。モバイルアプリに位置情報を組み込むことで、例えば、自宅まで一定の距離に自動車が近づくと、自動で自宅の室温を車内と同じ室温に調整しておくようなこともできます。車のダッシュボードから自宅の暖房を集中制御するサーモスタットを操作することや、ウェアラブル機器、自宅の照明、セキュリティカメラといった機器を操作することも可能です。
セアト社でデジタルマーケティングおよびCRM部門のグローバル統括を務めるパブロ・バリオス(Pablo Barrios)は次のように述べています。「The MY SEAT App(マイ・セアト・アプリ)の開発は、コネクテッド・ビークルのエコシステムにおいてセアト社が確固たる地位を確立ための重要なステップです。この最新アプリは、持続的で最適なかたちにカスタマイズされたお客様との対話を実現し、お客様とセアト社の双方に多くのメリットをもたらすものです。」
この概念実証は、オープンかつグローバルなアクセンチュアのIoTプラットフォーム・アーキテクチャである「 Accenture Connected Platforms as a Service(アクセンチュア・コネクテッド・プラットフォーム・アズ・ア・サービス)」上で実装されています。本プロジェクトでは、サービスの大部分がMicrosoft Azure IoT Suite向けに最適化されています。こうした開発アプローチによって、業界に特化したIoTの概念検証を構想段階から構築・実装まで迅速に推進することができました。」
アクセンチュアのオートモーティブ部門でマネジング・ディレクターを務めるジョアン・キャバレ(Joan Cavalle)は次のように述べています。「新たなビジネス価値を模索していく上で、IoTによって実現できるソリューションを検証することは不可欠です。セアト社とのプロジェクトでは、コネクテッド・ビークルのエコシステムにおけるIoTの可能性を実証する業界固有ソリューションを迅速に構築することができました。今回発表したようなコンセプトは、実際にコネクテッド・ホームやモバイル端末とも連携可能であり、あらゆるものがつながる世界に向けた数年後の展望や、将来に向けた様々な可能性を示唆しています。」
アクセンチュアとセアト社は本年から共同で、自動車会社向けにコネクテッド・ビークルの戦略立案を支援しています。
アクセンチュアについて
アクセンチュアは「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供する世界最大級の総合コンサルティング企業です。世界最大の規模を誇るデリバリーネットワークに裏打ちされた、40を超す業界とあらゆる業務に対応可能な豊富な経験と専門スキルなどの強みを生かし、ビジネスとテクノロジーを融合させて、お客様のハイパフォーマンス実現と、持続可能な価値創出を支援しています。世界120カ国以上のお客様にサービスを提供するおよそ37万3,000人の社員が、イノベーションの創出と世界中の人々のより豊かな生活の実現に取り組んでいます。
アクセンチュアの詳細はwww.accenture.comを、
アクセンチュア株式会社の詳細はwww.accenture.com/jpをご覧ください。
アクセンチュア株式会社
アクセンチュアとセアト社、ドライバーの「コネクテッド・ライフスタイル」を支援する概念実証を開発
アプリでスマート家電の遠隔操作や車両ステータス通知、ドライバーの行動モニタリングが可能
【バルセロナ発】アクセンチュア(NYSE:ACN)とセアト(SEAT)社は、インターネット・オブ・シングス(IoT)とコネクテッド・ビークルを活用した新たな概念実証(Proof of Concept)を開発し、スペインのバルセロナで2月22日から25日までの間で開催されたモバイルワールドコングレスにおいて公開しました。
概念実証が提供するソリューションには「自動車と住宅の連携」、「車両ステータス通知」、「ドライバーの行動モニタリング」という3つの要素が含まれています。セアト社は現在、最適なコネクティビティ・ソリューションを定義するために、それぞれの実装の可能性などを検証しています。
ユーザーは「車両ステータス通知」のアプリを使うことで、運転中であっても駐車された状態であっても、どの場所からでもモバイル端末画面に再現されたダッシュボードで燃料やオイルのステータスを確認できます。
また、エンジンや部品にトラブルの可能性がある場合、ユーザーはモバイル端末でプッシュ通知を受け取ることができます。通知メッセージの横には、自動車の電子マニュアルに記載されている関連情報が表示されるほか、路上支援サービスもアプリの機能に組み込まれます。さらに車両故障の場合には、故障の詳細や車両の現在位置を関連会社に共有することも可能です。
この「車両ステータス通知」のアプリを活用することで、自動車販売店は必要な部品交換時期や整備・点検時期などのメッセージをユーザーにプッシュ配信することもできます。また、ユーザーは販売店ごとの商品やサービスの価格や割引情報をチェックし、カレンダーアプリと連携させて商談の予約をすることも可能です。
この概念実証のテクノロジーによって、ドライバーの行動をモニターすることも可能になります。適応アルゴリズムによって過去の運転パターンや毎回の走行データを処理し、ドライバーに対して運転技術や車両性能を向上させるためのヒント、環境に優しい運転の方法、さらには燃費改善や想定外のメンテナンスを削減するためのアドバイスなどを提供します。
さらに、今回発表となった概念実証は自動車と住宅を連携させるモバイルコネクティビティを有しており、セアトのドライバーは自宅内のスマート機器を遠隔操作することができます。モバイルアプリに位置情報を組み込むことで、例えば、自宅まで一定の距離に自動車が近づくと、自動で自宅の室温を車内と同じ室温に調整しておくようなこともできます。車のダッシュボードから自宅の暖房を集中制御するサーモスタットを操作することや、ウェアラブル機器、自宅の照明、セキュリティカメラといった機器を操作することも可能です。
セアト社でデジタルマーケティングおよびCRM部門のグローバル統括を務めるパブロ・バリオス(Pablo Barrios)は次のように述べています。「The MY SEAT App(マイ・セアト・アプリ)の開発は、コネクテッド・ビークルのエコシステムにおいてセアト社が確固たる地位を確立ための重要なステップです。この最新アプリは、持続的で最適なかたちにカスタマイズされたお客様との対話を実現し、お客様とセアト社の双方に多くのメリットをもたらすものです。」
この概念実証は、オープンかつグローバルなアクセンチュアのIoTプラットフォーム・アーキテクチャである「 Accenture Connected Platforms as a Service(アクセンチュア・コネクテッド・プラットフォーム・アズ・ア・サービス)」上で実装されています。本プロジェクトでは、サービスの大部分がMicrosoft Azure IoT Suite向けに最適化されています。こうした開発アプローチによって、業界に特化したIoTの概念検証を構想段階から構築・実装まで迅速に推進することができました。」
アクセンチュアのオートモーティブ部門でマネジング・ディレクターを務めるジョアン・キャバレ(Joan Cavalle)は次のように述べています。「新たなビジネス価値を模索していく上で、IoTによって実現できるソリューションを検証することは不可欠です。セアト社とのプロジェクトでは、コネクテッド・ビークルのエコシステムにおけるIoTの可能性を実証する業界固有ソリューションを迅速に構築することができました。今回発表したようなコンセプトは、実際にコネクテッド・ホームやモバイル端末とも連携可能であり、あらゆるものがつながる世界に向けた数年後の展望や、将来に向けた様々な可能性を示唆しています。」
アクセンチュアとセアト社は本年から共同で、自動車会社向けにコネクテッド・ビークルの戦略立案を支援しています。
アクセンチュアについて
アクセンチュアは「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供する世界最大級の総合コンサルティング企業です。世界最大の規模を誇るデリバリーネットワークに裏打ちされた、40を超す業界とあらゆる業務に対応可能な豊富な経験と専門スキルなどの強みを生かし、ビジネスとテクノロジーを融合させて、お客様のハイパフォーマンス実現と、持続可能な価値創出を支援しています。世界120カ国以上のお客様にサービスを提供するおよそ37万3,000人の社員が、イノベーションの創出と世界中の人々のより豊かな生活の実現に取り組んでいます。
アクセンチュアの詳細はwww.accenture.comを、
アクセンチュア株式会社の詳細はwww.accenture.com/jpをご覧ください。