渡辺謙にオスカー俳優マシュー・マコノヒーがまさかの無茶ぶり?!『追憶の森』プレミアイベント開催!
[16/04/27]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2016年4月27日
ハピネット ピクチャーズユニット
渡辺謙、共演したオスカー俳優からの無茶ぶりを笑ってスルー?!
4月29日公開の映画『追憶の森』プレミアイベントに登壇!
アカデミー俳優マシュー・マコノヒーと日本を代表する国際派スターとして活躍を続ける渡辺謙。演技力と存在感で映画界に確固たる地位を築いた2人が初めてタッグを組み、ガス・ヴァン・サント監督と共に生み出した、驚きと感動に満ちた泣けるミステリー『追憶の森』のプレミアイベントが4月26日、TOHOシネマズ六本木で行われ、渡辺謙が登壇した。
4月17日(日本時間)に大盛況の内に幕を閉じたブロードウェイミュージカル「王様と私」の公演終了後、渡辺が公の場に登場するのは、今回のイベントが初。満席の会場から大きな拍手で迎えられた。
まず本作について渡辺は、
「シリアスな映画ではあるけど、ふと立ち止まって、初夏の風の匂いなどを感じてもらえるような映画です。本日ご覧いただけることを本当に嬉しく思います。」と挨拶。
出演オファーが来たときのことを尋ねられると、
「オファーがきたときは、東日本大震災のときだったんです。この映画は死生観なども反映されている作品なので、そのときは、それを背負いきれる心の余裕がなく、お断りしました。でも、一昨年にまたオファーをいただいて、そこでガス(・ヴァン・サント監督)が決まったと聞いて、その後マシューも決まって、じゃあ受けようということになったんです」と明かした。
実は撮影の際、通常はスタッフが行うような看板の文字などもチェックしていたという渡辺。
「スタッフが、森に落ちているお菓子の空き袋とかも用意してくれていたんだけど、その中にハングルのものも交じっていたりしたので(笑)、それを教えてあげたりしました。森の入口にある鳥居の文字は僕が書いたものなんです。その文字を元にスタッフがつくったんですよ。」と秘話も語った。
オスカー俳優マシュー・マコノヒーとの共演も話題の本作。ここで、残念ながら仕事の都合で来日がかなわなかったマシューからビデオメッセージが届いた。
渡辺との共演は念願だったと話すマシューは、
「ケンと一緒に頑張った作品を見てもらえるのは幸せ。こんなにユーモアがあって愉快な人とは知らなかった。撮影の合間の笑い話で気持ちが和んだよ。」と渡辺の印象を語る。
それをうけ渡辺も、
「似てるタイプの俳優で、やりやすかったです。お互いプロだと感じました。撮影現場まで2,3キロ離れていたんだけど、びしょ濡れで疲れている中、そこまで歩いていかなければならなくて、 夜中に2人で懐中電灯をそれぞれに渡されてトボトボと歩いていたら、靴の音だけクチャクチャと響きわたっていて(笑)俺たちなにやってんだろって思わず2人で笑ってしまったことがありました」と撮影のエピソードを明かした。
また、東京・渋谷でも撮影を行ったマシュー。オスカー俳優で世界的なハリウッドスターであるにも関わらず、存在に気づかれなかったそうで、「僕に気づいて振り返ったのは300人中 1人程度だ。もし君が渋谷の交差点を歩いていたら、300人中 299人が気づいただろう。“ケン!”と歓声が上がったりしてね・・・!役名は“タクミ”だし現場が混乱したはずだ!」とジョークを交えながらコメントを寄せた。
渡辺が歌声を披露しているのも注目シーンのひとつである本作。実は渡辺が自ら作品の内容に合わせて英訳したという。渡辺の歌声についてマシューは、「いまいましいほど歌が上手なんだよ。みんなは聴いたことある?聴きたい?」
と煽るも、渡辺は風邪を引いているから・・・と拒否!
マシューのユーモアたっぷりのコメントと笑ってスルーする渡辺の姿に、会場からは笑いが起きた。
渡辺に孫が生まれることへの祝福の言葉や日本のファンへのコメントでビデオメッセージを締めくくったマシュー。この長いメッセージを全て聞き終わった渡辺は「僕のことをユーモアがあるといっていましけど、そっくりそのままマシューに返すよ!」と笑っていた。
最後にこれから鑑賞する観客に向けて
「今回の熊本での震災や難民問題やテロなどが様々な問題が多発する中で、安住の地はどこにあるのんだろう、どうやったらそこへ辿りつけるんだろうと、みんな悩み続けていると思います。その中で、どうやって死というものを受け止めるのか。どうやって大切な人を自分の中に生かし続けさせるのか、ガスが優しく描いています。この映画は、ふと立ち止まってみてもらいたい映画です。こうしなければいけないとかこうあるべきだと、がんじがらめになっていることが多い今の世の中、一旦立ち止まって、今自分の周りには誰がいるのか、誰が支えてくれるのかを確認し、ゆっくりと歩みを進めていただける作品となっていると思います」とメッセージを寄せた。
『追憶の森』は、大切な人を失くし絶望して青木ヶ原の樹海に足を踏み入れたアーサー(マシュー・マコノヒー)が、森を彷徨うタクミ(渡辺 謙)と出会い、過酷な状況で互いを支え合いながら交流することで、生きる希望を見出していく感動のミステリー。4月29日(金)ロードショー。
提供:パルコ ハピネット 配給:東宝東和
(C)2015 Grand Experiment, LLC.
ハピネット ピクチャーズユニット
渡辺謙、共演したオスカー俳優からの無茶ぶりを笑ってスルー?!
4月29日公開の映画『追憶の森』プレミアイベントに登壇!
アカデミー俳優マシュー・マコノヒーと日本を代表する国際派スターとして活躍を続ける渡辺謙。演技力と存在感で映画界に確固たる地位を築いた2人が初めてタッグを組み、ガス・ヴァン・サント監督と共に生み出した、驚きと感動に満ちた泣けるミステリー『追憶の森』のプレミアイベントが4月26日、TOHOシネマズ六本木で行われ、渡辺謙が登壇した。
4月17日(日本時間)に大盛況の内に幕を閉じたブロードウェイミュージカル「王様と私」の公演終了後、渡辺が公の場に登場するのは、今回のイベントが初。満席の会場から大きな拍手で迎えられた。
まず本作について渡辺は、
「シリアスな映画ではあるけど、ふと立ち止まって、初夏の風の匂いなどを感じてもらえるような映画です。本日ご覧いただけることを本当に嬉しく思います。」と挨拶。
出演オファーが来たときのことを尋ねられると、
「オファーがきたときは、東日本大震災のときだったんです。この映画は死生観なども反映されている作品なので、そのときは、それを背負いきれる心の余裕がなく、お断りしました。でも、一昨年にまたオファーをいただいて、そこでガス(・ヴァン・サント監督)が決まったと聞いて、その後マシューも決まって、じゃあ受けようということになったんです」と明かした。
実は撮影の際、通常はスタッフが行うような看板の文字などもチェックしていたという渡辺。
「スタッフが、森に落ちているお菓子の空き袋とかも用意してくれていたんだけど、その中にハングルのものも交じっていたりしたので(笑)、それを教えてあげたりしました。森の入口にある鳥居の文字は僕が書いたものなんです。その文字を元にスタッフがつくったんですよ。」と秘話も語った。
オスカー俳優マシュー・マコノヒーとの共演も話題の本作。ここで、残念ながら仕事の都合で来日がかなわなかったマシューからビデオメッセージが届いた。
渡辺との共演は念願だったと話すマシューは、
「ケンと一緒に頑張った作品を見てもらえるのは幸せ。こんなにユーモアがあって愉快な人とは知らなかった。撮影の合間の笑い話で気持ちが和んだよ。」と渡辺の印象を語る。
それをうけ渡辺も、
「似てるタイプの俳優で、やりやすかったです。お互いプロだと感じました。撮影現場まで2,3キロ離れていたんだけど、びしょ濡れで疲れている中、そこまで歩いていかなければならなくて、 夜中に2人で懐中電灯をそれぞれに渡されてトボトボと歩いていたら、靴の音だけクチャクチャと響きわたっていて(笑)俺たちなにやってんだろって思わず2人で笑ってしまったことがありました」と撮影のエピソードを明かした。
また、東京・渋谷でも撮影を行ったマシュー。オスカー俳優で世界的なハリウッドスターであるにも関わらず、存在に気づかれなかったそうで、「僕に気づいて振り返ったのは300人中 1人程度だ。もし君が渋谷の交差点を歩いていたら、300人中 299人が気づいただろう。“ケン!”と歓声が上がったりしてね・・・!役名は“タクミ”だし現場が混乱したはずだ!」とジョークを交えながらコメントを寄せた。
渡辺が歌声を披露しているのも注目シーンのひとつである本作。実は渡辺が自ら作品の内容に合わせて英訳したという。渡辺の歌声についてマシューは、「いまいましいほど歌が上手なんだよ。みんなは聴いたことある?聴きたい?」
と煽るも、渡辺は風邪を引いているから・・・と拒否!
マシューのユーモアたっぷりのコメントと笑ってスルーする渡辺の姿に、会場からは笑いが起きた。
渡辺に孫が生まれることへの祝福の言葉や日本のファンへのコメントでビデオメッセージを締めくくったマシュー。この長いメッセージを全て聞き終わった渡辺は「僕のことをユーモアがあるといっていましけど、そっくりそのままマシューに返すよ!」と笑っていた。
最後にこれから鑑賞する観客に向けて
「今回の熊本での震災や難民問題やテロなどが様々な問題が多発する中で、安住の地はどこにあるのんだろう、どうやったらそこへ辿りつけるんだろうと、みんな悩み続けていると思います。その中で、どうやって死というものを受け止めるのか。どうやって大切な人を自分の中に生かし続けさせるのか、ガスが優しく描いています。この映画は、ふと立ち止まってみてもらいたい映画です。こうしなければいけないとかこうあるべきだと、がんじがらめになっていることが多い今の世の中、一旦立ち止まって、今自分の周りには誰がいるのか、誰が支えてくれるのかを確認し、ゆっくりと歩みを進めていただける作品となっていると思います」とメッセージを寄せた。
『追憶の森』は、大切な人を失くし絶望して青木ヶ原の樹海に足を踏み入れたアーサー(マシュー・マコノヒー)が、森を彷徨うタクミ(渡辺 謙)と出会い、過酷な状況で互いを支え合いながら交流することで、生きる希望を見出していく感動のミステリー。4月29日(金)ロードショー。
提供:パルコ ハピネット 配給:東宝東和
(C)2015 Grand Experiment, LLC.