「SJ50 スポーツカンファレンス&スポーツ教育プログラム」にて水泳版OVEP実践プログラムを実施!
[16/05/10]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2016年5月10日
国立大学法人 筑波大学
つくば国際スポーツアカデミー
< Sport for Tomorrow推進事業 >
「SJ50 スポーツカンファレンス&スポーツ教育プログラム」にて
水泳版OVEP実践プログラム「OVEP AQUA」を実施!
※OVEP: Olympic Values Education Programme
(オリンピック価値教育プログラム)
〜東南アジアにおけるオリンピック・パラリンピックムーブメント普及へ〜
つくば国際スポーツアカデミー(Tsukuba International Academy for Sport Studies:以下TIAS)は、2016年5月2日(月)にシンガポールで開催された「SJ50スポーツカンファレンス&スポーツ教育プログラム」で、第一部のカンファレンスの開催に協力、そして第二部の「スポーツ教育プログラム」を主催し、水泳を通じた”OVEP実践プログラム”を実施しました。
第一部の「スポーツカンファレンスースポーツと教育の力―」では、鈴木大地スポーツ庁長官や女子マラソンバルセロナオリンピック銀メダリストの有森裕子氏らが登壇し、スポーツを通じた日本の国際貢献活動「スポーツ・フォー・トゥモロー(通称:SFT)」、スポーツ振興と日星友好、国際大会の魅力、オリンピック教育などをテーマに語り、TIASアカデミー長の真田久は「日本でのオリンピック・パラリンピック教育の実践例」を紹介しました。また、日本スポーツ振興センター(JSC)とスポーツシンガポールとの覚書締結式が行われました。
第二部「スポーツ教育プログラム(OVEP実践プログラム)」では、国際オリンピック委員会(IOC)が提唱する「OVEP実践プログラム」を、「スポーツ・フォー・トゥモロー」事業の一環として、TIAS作成の水泳版OVEP実践プログラム「OVEP AQUA」を実施。鈴木大地スポーツ庁長官、真田久(TIASアカデミー長)、高木英樹(筑波大学教授/「高」の字ははしごだか)、男子競泳アジア競技大会自由形金メダリスト(1982年)のアン・ペン・シオン氏らが講師として参加し、現地の教育関係者や生徒に対してコーチングと体験会を行いました。
TIASは、本プログラムを通じ、シンガポールおよび東南アジアにおけるオリンピック・パラリンピックムーブメントの普及と、「スポーツ・フォー・トゥモロー」活動に貢献し、これからもその発展に寄与してまいります。
TIAS主催の「スポーツ教育プログラム(OVEP実践プログラム)」では、冒頭に真田久(TIASアカデミー長)よりOVEPと実践プログラムについて講義。その後、OVEPが示すオリンピックの5つの教育的価値のうち、特に「他者へのリスペクト」にフォーカスしてTIASが新たに作った水泳教室体験プログラム「OVEP AQUA」(泳力・障がいの有無・年齢差などの障壁を超え、誰もが楽しむことができるように構成したプログラム)を実施しました。約70名の現地小中学生や障がいをもつ生徒が参加し、多くの場面でお互い声を掛け合い、時折歓声が上がるなど、共に楽しむ様子が見られました。講師を務めた鈴木大地スポーツ庁長官は「スポーツ教育の本来の価値は、競技力の向上だけではありません。まずは他の人をリスペクトすることから、はじまります。そして、自分がオリンピックやパラリンピックに絶対に行くという大きな夢を持って、諦めずに、一日一日と努力を積み重ねることが大切です。ぼくもできたので、次は皆さんに是非がんばってもらいたいです。」と参加者に呼びかけました。
<”OVEP AQUA”概要>
TIASは、独立行政法人日本スポーツ振興センター(通称:JSC)と日本アンチ・ドーピング機構(通称:JADA)とともに、「スポーツ・フォー・トゥモロー」の一環として、シンガポールおよび東南アジアにおけるオリンピック・パラリンピックムーブメントの普及を目指し、水泳版「OVEP実践プログラム」である“OVEP AQUA”“”の作成・実施に取り組みました。
日 時: 2016年5月2日(月)
会 場: Singapore Sports Hub, OCBC Aquatic Centre Training Swimming Pool
主 催: つくば国際スポーツアカデミー(TIAS)
指 導 者:
鈴木大地氏(スポーツ庁長官/男子競泳(背泳ぎ)/ソウルオリンピック金メダル)
アン・ペン・シオン氏(男子競泳(自由形)/アジア競技大会/1982金メダル)
真田久(筑波大学教授/TIASアカデミー長)、高木英樹(筑波大学教授)
参 加 者: 受講者40名(体育教師、水泳連盟コーチ、パラスポーツ(障がい者スポーツ)コーチ、教育関係者)
体験者70名(地元小中学校生徒、インターナショナルスクール生徒、障害をもつ生徒)
目 的: ●OVEPが提唱するオリンピックにおける教育的価値のひとつである
「Respect for Others(他者へのリスペクト)」の理念を体験的に学ぶ。
●受講した日本人・シンガポール人コーチ、教育関係者へのオリンピック教育の普及。
内 容: 水慣れ・遊び(ウォーミングアップ)、泳法指導、チーム対抗リレー、賞品授与
<参加者の声>
「年上の男の子たちとも一緒に競技をすると聞いていたので少し不安でしたが、体験授業は、スピードだけを競うものではなく、誰でも楽しく参加できる新しいルールで、とても面白かったです。」
(生徒/シンガポール)
「お父さんとお母さんから鈴木大地先生のことを聞いてきたので、会えるのをすごく楽しみにしてきました。将来、僕もオリンピックに出て、鈴木先生のように金メダルがとれるように、毎日頑張ります。」
(教育関係者/在シンガポール日本人)
「東京2020大会を見据えた日本のTIASがつくったスポーツ教育プログラムは、非常に興味深い取り組みでした。水泳以外のOVEP実践プログラムも観てみたいし、これからの展開が楽しみです。」
(スポーツジャーナリスト/シンガポール)
◆OVEP(Olympic Values Education Programme)とは
IOCが作成する「オリンピック価値教育プログラム」で、8‐18歳の若者を対象に教育プログラムの充実を図り、オリンピック・バリューをさらにグローバルに展開していくことを意図し、(1)Joy of Effort
(努力から得られるよろこび)、(2)Fair Play(フェアプレー)、(3)Respect for Others(他者への敬意)、
(4)Pursuit of Excellence(卓越性の追求)、(5)Balance between Body, Will and Mind(身体、意志、
知性のバランス)の5つのオリンピックにおける教育的価値が示されている。
◆つくば国際スポーツアカデミー(TIAS)とは <URL: http://tias.tsukuba.ac.jp/ >
日本政府が推進するスポーツおよびオリンピック・パラリンピックムーブメント普及のための「Sport for Tomorrow」プログラムの一環で、スポーツ庁が設立。日本で唯一の「スポーツ・オリンピック学位プログラム」を持つ、IOC公認の五輪教育研究機関。次代のスポーツ界・スポーツビジネス界を担う、
オリンピック精神を体得したグローバル人材の育成を目指す。
国立大学法人 筑波大学
つくば国際スポーツアカデミー
< Sport for Tomorrow推進事業 >
「SJ50 スポーツカンファレンス&スポーツ教育プログラム」にて
水泳版OVEP実践プログラム「OVEP AQUA」を実施!
※OVEP: Olympic Values Education Programme
(オリンピック価値教育プログラム)
〜東南アジアにおけるオリンピック・パラリンピックムーブメント普及へ〜
つくば国際スポーツアカデミー(Tsukuba International Academy for Sport Studies:以下TIAS)は、2016年5月2日(月)にシンガポールで開催された「SJ50スポーツカンファレンス&スポーツ教育プログラム」で、第一部のカンファレンスの開催に協力、そして第二部の「スポーツ教育プログラム」を主催し、水泳を通じた”OVEP実践プログラム”を実施しました。
第一部の「スポーツカンファレンスースポーツと教育の力―」では、鈴木大地スポーツ庁長官や女子マラソンバルセロナオリンピック銀メダリストの有森裕子氏らが登壇し、スポーツを通じた日本の国際貢献活動「スポーツ・フォー・トゥモロー(通称:SFT)」、スポーツ振興と日星友好、国際大会の魅力、オリンピック教育などをテーマに語り、TIASアカデミー長の真田久は「日本でのオリンピック・パラリンピック教育の実践例」を紹介しました。また、日本スポーツ振興センター(JSC)とスポーツシンガポールとの覚書締結式が行われました。
第二部「スポーツ教育プログラム(OVEP実践プログラム)」では、国際オリンピック委員会(IOC)が提唱する「OVEP実践プログラム」を、「スポーツ・フォー・トゥモロー」事業の一環として、TIAS作成の水泳版OVEP実践プログラム「OVEP AQUA」を実施。鈴木大地スポーツ庁長官、真田久(TIASアカデミー長)、高木英樹(筑波大学教授/「高」の字ははしごだか)、男子競泳アジア競技大会自由形金メダリスト(1982年)のアン・ペン・シオン氏らが講師として参加し、現地の教育関係者や生徒に対してコーチングと体験会を行いました。
TIASは、本プログラムを通じ、シンガポールおよび東南アジアにおけるオリンピック・パラリンピックムーブメントの普及と、「スポーツ・フォー・トゥモロー」活動に貢献し、これからもその発展に寄与してまいります。
TIAS主催の「スポーツ教育プログラム(OVEP実践プログラム)」では、冒頭に真田久(TIASアカデミー長)よりOVEPと実践プログラムについて講義。その後、OVEPが示すオリンピックの5つの教育的価値のうち、特に「他者へのリスペクト」にフォーカスしてTIASが新たに作った水泳教室体験プログラム「OVEP AQUA」(泳力・障がいの有無・年齢差などの障壁を超え、誰もが楽しむことができるように構成したプログラム)を実施しました。約70名の現地小中学生や障がいをもつ生徒が参加し、多くの場面でお互い声を掛け合い、時折歓声が上がるなど、共に楽しむ様子が見られました。講師を務めた鈴木大地スポーツ庁長官は「スポーツ教育の本来の価値は、競技力の向上だけではありません。まずは他の人をリスペクトすることから、はじまります。そして、自分がオリンピックやパラリンピックに絶対に行くという大きな夢を持って、諦めずに、一日一日と努力を積み重ねることが大切です。ぼくもできたので、次は皆さんに是非がんばってもらいたいです。」と参加者に呼びかけました。
<”OVEP AQUA”概要>
TIASは、独立行政法人日本スポーツ振興センター(通称:JSC)と日本アンチ・ドーピング機構(通称:JADA)とともに、「スポーツ・フォー・トゥモロー」の一環として、シンガポールおよび東南アジアにおけるオリンピック・パラリンピックムーブメントの普及を目指し、水泳版「OVEP実践プログラム」である“OVEP AQUA”“”の作成・実施に取り組みました。
日 時: 2016年5月2日(月)
会 場: Singapore Sports Hub, OCBC Aquatic Centre Training Swimming Pool
主 催: つくば国際スポーツアカデミー(TIAS)
指 導 者:
鈴木大地氏(スポーツ庁長官/男子競泳(背泳ぎ)/ソウルオリンピック金メダル)
アン・ペン・シオン氏(男子競泳(自由形)/アジア競技大会/1982金メダル)
真田久(筑波大学教授/TIASアカデミー長)、高木英樹(筑波大学教授)
参 加 者: 受講者40名(体育教師、水泳連盟コーチ、パラスポーツ(障がい者スポーツ)コーチ、教育関係者)
体験者70名(地元小中学校生徒、インターナショナルスクール生徒、障害をもつ生徒)
目 的: ●OVEPが提唱するオリンピックにおける教育的価値のひとつである
「Respect for Others(他者へのリスペクト)」の理念を体験的に学ぶ。
●受講した日本人・シンガポール人コーチ、教育関係者へのオリンピック教育の普及。
内 容: 水慣れ・遊び(ウォーミングアップ)、泳法指導、チーム対抗リレー、賞品授与
<参加者の声>
「年上の男の子たちとも一緒に競技をすると聞いていたので少し不安でしたが、体験授業は、スピードだけを競うものではなく、誰でも楽しく参加できる新しいルールで、とても面白かったです。」
(生徒/シンガポール)
「お父さんとお母さんから鈴木大地先生のことを聞いてきたので、会えるのをすごく楽しみにしてきました。将来、僕もオリンピックに出て、鈴木先生のように金メダルがとれるように、毎日頑張ります。」
(教育関係者/在シンガポール日本人)
「東京2020大会を見据えた日本のTIASがつくったスポーツ教育プログラムは、非常に興味深い取り組みでした。水泳以外のOVEP実践プログラムも観てみたいし、これからの展開が楽しみです。」
(スポーツジャーナリスト/シンガポール)
◆OVEP(Olympic Values Education Programme)とは
IOCが作成する「オリンピック価値教育プログラム」で、8‐18歳の若者を対象に教育プログラムの充実を図り、オリンピック・バリューをさらにグローバルに展開していくことを意図し、(1)Joy of Effort
(努力から得られるよろこび)、(2)Fair Play(フェアプレー)、(3)Respect for Others(他者への敬意)、
(4)Pursuit of Excellence(卓越性の追求)、(5)Balance between Body, Will and Mind(身体、意志、
知性のバランス)の5つのオリンピックにおける教育的価値が示されている。
◆つくば国際スポーツアカデミー(TIAS)とは <URL: http://tias.tsukuba.ac.jp/ >
日本政府が推進するスポーツおよびオリンピック・パラリンピックムーブメント普及のための「Sport for Tomorrow」プログラムの一環で、スポーツ庁が設立。日本で唯一の「スポーツ・オリンピック学位プログラム」を持つ、IOC公認の五輪教育研究機関。次代のスポーツ界・スポーツビジネス界を担う、
オリンピック精神を体得したグローバル人材の育成を目指す。