インナービューティー向上レターvol.4『余分な脂肪のない女性ランナーの体は 女性ホルモンの材料不足!?』
[16/10/28]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2016/10/28
大塚製薬株式会社
株式会社ラントゥービー代表/矯正歯科医・林幸枝先生に聞く
余分な脂肪のない女性ランナーの体は
女性ホルモンの材料不足!?
健康にランニングを楽しむ秘訣とは。
−「インナー女子力」アップに役立つエクオール−
大塚製薬株式会社は、長年女性の健康に対するエクオールの有用性について研究してきました。エクオールの最新情報や女性の健康に関わる情報を発信していきます。
女性の健康と美しさのケアは、まず、自分自身の体の変化を正しく知ることから始まります。「インナービューティー向上レター」では、さまざまなテーマで専門のドクターからお話をうかがい、女性ホルモンと体の変化について、またその変化との向き合い方や対処法についてレポートしていきます。
第4回は、ランニング研究所と歯科施設が一体となったラボ「ラントゥービー」の林幸枝先生に、女性ランナーの心と体の課題、そしてライフステージごとの変化とうまく付き合いながらランニングを楽しむ提案についてお話をうかがいました。
■「走っている=健康」という図式の陰に潜む女性ランナーの体の危機。
ランニングを楽しむ女性は今、とても増えています。私自身がランニングを始めたのは39歳のときのことです。父親の介護の合間に、気分転換に走ってみたら気持ちがとてもすっきりしたので、そこからどんどん熱中していきました。2回目に東京マラソンに出たときに、十字が描かれたビブスをつけて走っている人を見かけて、それが日本医師ジョガーズ連盟というNPOの「ランニングドクター(R)」の方たちだというのを知り、自分も活動に参加することになりました(※)。
ランニングは心肺機能や筋力を維持、向上するとともに、達成感や満足感が得られて、精神的にも良いアクティビティです。しかし一方で、真面目になりすぎてしまう人もいるのが気になります。また「走っている」というと、それだけで健康的な生活を送ることができていると考えがちですが、生活全体を見渡してみると、食事や生活習慣が乱れている人も意外にいるのです。
たとえば、「毎日走らなければいけない」と思い込んで、残業して帰ってきても夜中に走りに出たり、ひどいケースだと飲み会の後に走ったりするという話も聞きます。じつは、走り始めた頃の私自身もそうでした。
また、良いパフォーマンスを出すためには食事の内容はとても大切ですが、食に無頓着な人も見かけます。栄養面では、まずタンパク質の不足が目立ちます。筋肉をつくりエネルギーを生み出すには、ビタミンやミネラル、酵素のバランス良い摂取も大切です。なかには菓子パンひとつ食べてマラソンに臨むなど、明らかに必要な栄養が足りていない人も、マラソン大会ではよく見かけます。
■体内の脂肪が少なすぎると女性ホルモンの材料が不足する!?
女性ランナーで気になることに「脂肪不足」があります。ランナーに限らず女性は脂質を「太るもの、体に悪いもの」として敬遠しがちですが、良質な脂はとるようにしないと、かえって代謝のパフォーマンスが落ちます。また、女性の月経周期をコントロールし、美容と健康に大きな影響を及ぼしている女性ホルモンは、材料はコレステロール、つまり脂なのです。女性ランナーは「余分な脂肪が体についていない自分」を誇りに思うようなところもあるのですが、あまり極端に脂を避けると、女性ホルモンの正常な分泌にも影響があるのではないかと考えています。
さらに、20代をピークに、それ以降は加齢によって女性ホルモンの分泌は少なくなっていきますが、特に対策をしていないと、骨密度も減少していきます。顔の骨の密度も低下してくるならば、いずれは目が落ちくぼんで見えることにつながり、見た目年齢にも影響がありそうです。また、ランナーはどうしても日焼けしがちで光老化による影響が進行しやすく、痩せているのもあいまって、老け顔が進行しやすい気がします。美容のためにも、女性ホルモンのことも積極的に意識すると良いと思います。
■自分の体を客観的に見つめ、ホルモンケアで「インナー女子力」を高める。
女性の体、そして心は女性ホルモンの働きにおおいに影響されます。だからこそ、女性ランナーは「走っていれば、健康」と過信するのではなく、ライフステージ全体を見て、自分の体と向き合っていくことが大切です。そうすることで、本当の意味での「女子力アップ」、女性としての自分らしさ、美しさを高めていくことにつながるのではないでしょうか。ランニングや運動を習慣にすること、自分の体や心の声と向き合える時、どんな状態にあるのかを客観的に見つめ直す良い機会になると思うのです。
最近では女性ランナー向けのオシャレなランニングウェアがたくさんあります。ランニングウェアを着ると、気持ちと体のスイッチが入るのか、自然と背筋が伸びて姿勢がよくなる、若く見えるといった効果があります。アウターをお気に入りのもので揃えて「アウター女子力」を高めるように、女性ホルモンのケアをして「インナー女子力」も一緒に高めて、両方から輝かせていきたいですね。
■女性ホルモンの変化による体調変化に穏やかに作用するエクオール。
最近では私の周りでも、50代の女性ランナーがとても増えていて、どんどん良い記録を出しています。もし閉経前後で体調の変化があるときには、無理をせずにいったんペースダウンし、つらい時期、ゆらぎの時期をくぐり抜けてからまた記録を狙うのも良いと思います。
エクオールは女性ホルモンに似た作用を持つ大豆由来の成分で、女性ホルモンの分泌減少によって起こるさまざまな症状の緩和に役立ちます。年を重ねるにつれて低下してしまう女性ホルモンの働きを穏やかに補うことで、体と心のサポートをしてくれるエクオールは、女性ランナーの強い味方になってくれるでしょう。
※参考情報:ランニングドクター(R)
各種ランニングイベントに一般ランナーとともに参加し、コース内から医療監視を行い、万が一ランナーの健康上重大な事象に遭遇した場合は、自らのレースを中断あるいは中止してその初期対応に当たる。
ランニングドクター(R)とは、NPO法人日本医師ジョガーズ連盟(JMJA)に所属するランニングを愛好する医師あるいは歯科医師に対する呼称で、JMJAにより商標登録されている。
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★エクオールとは?
大豆イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをするといわれ、女性の健康維持増進に貢献することが期待されてきました。ところが研究が進むにつれ、大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分が腸内細菌の働きによってエクオールという成分に変換されることでより強い効果を発揮することがわかってきたのです。エクオールは10mgの摂取で更年期症状の軽減や骨密度減少抑制、肌のシワの改善などさまざまな効果が確認されています。
しかし大豆イソフラボンを腸内でエクオールに変換できる人は日本人で約5割、欧米人では約3割にとどまっています。女性ホルモンが急激に減少してくる40代以降は特に女性の健康維持増進のために、エクオールを腸内でつくれない人はもちろんのこと、つくれる人も、毎日エクオールを摂取することが大切であると考えられます。エクオールに変換できる腸内細菌は現在15種類ほど見つかっています。大塚製薬はその中で唯一の乳酸菌「ラクトコッカス20-92」を利用し、1日10mg目安で摂取できるエクオールのサプリメントを開発しました。
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<プロフィール>
林 幸枝 先生
株式会社ラントゥービー代表/矯正歯科医
株式会社ラントゥービー代表。矯正歯科医として診療に従事するかたわら、自社のラボで「食育・歯育・姿勢・噛むこと」をテーマに研究、講演活動などを行う。また、公認ランニングドクター(R)として全国のフルマラソンを走破する健脚。
大塚製薬株式会社
株式会社ラントゥービー代表/矯正歯科医・林幸枝先生に聞く
余分な脂肪のない女性ランナーの体は
女性ホルモンの材料不足!?
健康にランニングを楽しむ秘訣とは。
−「インナー女子力」アップに役立つエクオール−
大塚製薬株式会社は、長年女性の健康に対するエクオールの有用性について研究してきました。エクオールの最新情報や女性の健康に関わる情報を発信していきます。
女性の健康と美しさのケアは、まず、自分自身の体の変化を正しく知ることから始まります。「インナービューティー向上レター」では、さまざまなテーマで専門のドクターからお話をうかがい、女性ホルモンと体の変化について、またその変化との向き合い方や対処法についてレポートしていきます。
第4回は、ランニング研究所と歯科施設が一体となったラボ「ラントゥービー」の林幸枝先生に、女性ランナーの心と体の課題、そしてライフステージごとの変化とうまく付き合いながらランニングを楽しむ提案についてお話をうかがいました。
■「走っている=健康」という図式の陰に潜む女性ランナーの体の危機。
ランニングを楽しむ女性は今、とても増えています。私自身がランニングを始めたのは39歳のときのことです。父親の介護の合間に、気分転換に走ってみたら気持ちがとてもすっきりしたので、そこからどんどん熱中していきました。2回目に東京マラソンに出たときに、十字が描かれたビブスをつけて走っている人を見かけて、それが日本医師ジョガーズ連盟というNPOの「ランニングドクター(R)」の方たちだというのを知り、自分も活動に参加することになりました(※)。
ランニングは心肺機能や筋力を維持、向上するとともに、達成感や満足感が得られて、精神的にも良いアクティビティです。しかし一方で、真面目になりすぎてしまう人もいるのが気になります。また「走っている」というと、それだけで健康的な生活を送ることができていると考えがちですが、生活全体を見渡してみると、食事や生活習慣が乱れている人も意外にいるのです。
たとえば、「毎日走らなければいけない」と思い込んで、残業して帰ってきても夜中に走りに出たり、ひどいケースだと飲み会の後に走ったりするという話も聞きます。じつは、走り始めた頃の私自身もそうでした。
また、良いパフォーマンスを出すためには食事の内容はとても大切ですが、食に無頓着な人も見かけます。栄養面では、まずタンパク質の不足が目立ちます。筋肉をつくりエネルギーを生み出すには、ビタミンやミネラル、酵素のバランス良い摂取も大切です。なかには菓子パンひとつ食べてマラソンに臨むなど、明らかに必要な栄養が足りていない人も、マラソン大会ではよく見かけます。
■体内の脂肪が少なすぎると女性ホルモンの材料が不足する!?
女性ランナーで気になることに「脂肪不足」があります。ランナーに限らず女性は脂質を「太るもの、体に悪いもの」として敬遠しがちですが、良質な脂はとるようにしないと、かえって代謝のパフォーマンスが落ちます。また、女性の月経周期をコントロールし、美容と健康に大きな影響を及ぼしている女性ホルモンは、材料はコレステロール、つまり脂なのです。女性ランナーは「余分な脂肪が体についていない自分」を誇りに思うようなところもあるのですが、あまり極端に脂を避けると、女性ホルモンの正常な分泌にも影響があるのではないかと考えています。
さらに、20代をピークに、それ以降は加齢によって女性ホルモンの分泌は少なくなっていきますが、特に対策をしていないと、骨密度も減少していきます。顔の骨の密度も低下してくるならば、いずれは目が落ちくぼんで見えることにつながり、見た目年齢にも影響がありそうです。また、ランナーはどうしても日焼けしがちで光老化による影響が進行しやすく、痩せているのもあいまって、老け顔が進行しやすい気がします。美容のためにも、女性ホルモンのことも積極的に意識すると良いと思います。
■自分の体を客観的に見つめ、ホルモンケアで「インナー女子力」を高める。
女性の体、そして心は女性ホルモンの働きにおおいに影響されます。だからこそ、女性ランナーは「走っていれば、健康」と過信するのではなく、ライフステージ全体を見て、自分の体と向き合っていくことが大切です。そうすることで、本当の意味での「女子力アップ」、女性としての自分らしさ、美しさを高めていくことにつながるのではないでしょうか。ランニングや運動を習慣にすること、自分の体や心の声と向き合える時、どんな状態にあるのかを客観的に見つめ直す良い機会になると思うのです。
最近では女性ランナー向けのオシャレなランニングウェアがたくさんあります。ランニングウェアを着ると、気持ちと体のスイッチが入るのか、自然と背筋が伸びて姿勢がよくなる、若く見えるといった効果があります。アウターをお気に入りのもので揃えて「アウター女子力」を高めるように、女性ホルモンのケアをして「インナー女子力」も一緒に高めて、両方から輝かせていきたいですね。
■女性ホルモンの変化による体調変化に穏やかに作用するエクオール。
最近では私の周りでも、50代の女性ランナーがとても増えていて、どんどん良い記録を出しています。もし閉経前後で体調の変化があるときには、無理をせずにいったんペースダウンし、つらい時期、ゆらぎの時期をくぐり抜けてからまた記録を狙うのも良いと思います。
エクオールは女性ホルモンに似た作用を持つ大豆由来の成分で、女性ホルモンの分泌減少によって起こるさまざまな症状の緩和に役立ちます。年を重ねるにつれて低下してしまう女性ホルモンの働きを穏やかに補うことで、体と心のサポートをしてくれるエクオールは、女性ランナーの強い味方になってくれるでしょう。
※参考情報:ランニングドクター(R)
各種ランニングイベントに一般ランナーとともに参加し、コース内から医療監視を行い、万が一ランナーの健康上重大な事象に遭遇した場合は、自らのレースを中断あるいは中止してその初期対応に当たる。
ランニングドクター(R)とは、NPO法人日本医師ジョガーズ連盟(JMJA)に所属するランニングを愛好する医師あるいは歯科医師に対する呼称で、JMJAにより商標登録されている。
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★エクオールとは?
大豆イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをするといわれ、女性の健康維持増進に貢献することが期待されてきました。ところが研究が進むにつれ、大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分が腸内細菌の働きによってエクオールという成分に変換されることでより強い効果を発揮することがわかってきたのです。エクオールは10mgの摂取で更年期症状の軽減や骨密度減少抑制、肌のシワの改善などさまざまな効果が確認されています。
しかし大豆イソフラボンを腸内でエクオールに変換できる人は日本人で約5割、欧米人では約3割にとどまっています。女性ホルモンが急激に減少してくる40代以降は特に女性の健康維持増進のために、エクオールを腸内でつくれない人はもちろんのこと、つくれる人も、毎日エクオールを摂取することが大切であると考えられます。エクオールに変換できる腸内細菌は現在15種類ほど見つかっています。大塚製薬はその中で唯一の乳酸菌「ラクトコッカス20-92」を利用し、1日10mg目安で摂取できるエクオールのサプリメントを開発しました。
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<プロフィール>
林 幸枝 先生
株式会社ラントゥービー代表/矯正歯科医
株式会社ラントゥービー代表。矯正歯科医として診療に従事するかたわら、自社のラボで「食育・歯育・姿勢・噛むこと」をテーマに研究、講演活動などを行う。また、公認ランニングドクター(R)として全国のフルマラソンを走破する健脚。