ポルシェ919ハイブリッドがポール・トゥー・ウィンによりマニュファクチュアラーズタイトル獲得
[16/11/08]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2016/11/8
ポルシェAG
ポルシェ919ハイブリッドがポール・トゥー・ウィンによりマニュファクチュアラーズタイトル獲得
FIA世界耐久選手権(WEC)、LMP1、第8戦、上海(中国)
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.オリバー・ブルーメ)は、上海において今シーズン6勝目とマニュファクチュアラーチャンピオンシップのタイトル防衛成功を祝いました。全9戦で競われるFIA世界耐久選手権(WEC)の第8戦で優勝したのは、ポールポジションからスタートしたティモ・ベルンハルト(ドイツ)/ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)/マーク・ウェバー(オーストラリア)組です。もう1台のポルシェ919ハイブリッドをドライブしたドライバーチャンピオンシップ首位のロマン・デュマ(フランス)/ニール・ジャニ(スイス)/マルク・リーブ(ドイツ)組は、6番手スタートから4位でフィニッシュしました。ハートレーは、1周5.451 kmの上海インターナショナルサーキットで1分45秒935のファステストラップを記録しました。また、この6時間レースはドライコンディション、気温約23℃の下で行われました。
カーナンバー1のレース展開:
ハートレーがポールポジションからスタート、ダブルスティントをこなした後、60周を終えて首位でベルンハルトに交代します。ベルンハルトもダブルスティントで走行した後、首位を守ったまま120周でウェバーにクルマを託しました。150周終了後ハートレーが再びドライブし、195周でフィニッシュし優勝を果たしました。
カーナンバー2のレース展開:
6番手からスタートしたジャニが着実に順位を上げダブルスティント(59周)を終えて2位の位置でリーブと交代します。80周目、リーブがカーナンバー6トヨタに2位ポジションを奪われます。89周終了後、デュマがドライブしますが、109周目、激しいバトルの末カーナンバー5トヨタに抜かれ、4位ポジションで走行を続けます。119周を終えて、再度ジャニがクルマに乗り込みました。滞りないピットストップの後、再びカーナンバー5トヨタの前に出ます。カーナンバー6トヨタが134周後に予定外のピットストップを行ったことで、先頭を走行するもう1台のポルシェに続く2位ポジションに再浮上しました。その後、カーナンバー5トヨタとのバトルが始まりました。ジャニはレース終了までコックピットに留まり、4位でフィニッシュしました。
レース後のコメント:
チーム監督であるアンドレア・ザイドルのコメント:「ポルシェのために、再びマニュファクチュアラーチャンピオンシップのタイトルを獲得できて爽快な気分です。これは、地元ヴァイザッハと、各サーキットでレースに関わったチームのメンバーひとりひとりの功績です。そして、私達のパートナーのおかげです。このタイトルは、速く、信頼性の高い車両と、強力なチームのパフォーマンスの結果です。上海では、私達はポールポジションを獲得し、ファステストラップを打ち立て、常に最速で、最高のピットストップを行い、適切な作戦を用い、最高のドライバー達がステアリングを握りました。私達には、このタイトルを手にする十分な資格があると思います。バーレーン最終戦ではドライバーチャンピオンシップタイトルの獲得を目指します」。
ポルシェ919ハイブリッド(カーナンバー1)のドライバーのコメント
ティモ・ベルンハルト(35歳、ドイツ):「今日すばらしいレースができました。ブレンドンがいいスタートを切ってくれたので、リードをさらに広げることができました。私は2番手のドライバーとしてダブルスティントを担当しました。小林可夢偉がドライブするカーナンバー6トヨタは、本当に手強かったです。非常に多くのラップで、トラフィックが障害でした。周回遅れのクルマをオーバーテークするとき、攻撃的になることと、守りに回ることを常にバランスさせる必要がありました。私達3人が、またレースで優勝できてとても嬉しいです」。
ブレンドン・ハートレー(26歳、ニュージーランド):「すばらしい日になりました。スタート後の最初のコーナーが興味深かったです。トヨタは電気モーターで大量のエネルギーを使ったようで、第1コーナーへの飛び込みまでに私を簡単に抜き去りました。しかしレギュレーションで使えるエネルギーの量が規定されているので、彼らがその代償を払うことになることがわかっていました。セーフティカー導入直前には再びトップに立ちました。ファーストラップではちょっとしたバトルを楽しみましたが、その後はクリーンな走りに徹して18秒のリードを築きクルマを渡しました。大きなラバーの塊によってライトを損傷したので、ノーズを交換しなければなりませんでしたが、ピットストップはすばらしく、最後のダブルスティントではすべてがスムーズに運びました。私は、この上なく幸せです」。
マーク・ウェバー(40歳、オーストラリア):「今日のブレンドンはすごく速かったですし、ティモのダブルスティントも素晴らしいものでした。私はシングルスティントを担当して使用済みのタイヤを片付け、ブレンドンがフィニッシュしました。ポルシェにとってすばらしい日となり、私達がそれに貢献できてとても嬉しいです」。
ポルシェ919ハイブリッド(カーナンバー2)のドライバーのコメント
ロマン・デュマ(38歳、フランス):「非常に厳しいレースでした。私は3番目のドライバーとしてシングルスティントを担当しました。何度かひどいトラフィックに阻まれ、タイムロスしました。また、タイヤのピックアップ現象にも最後まで悩まされました」。
ニール・ジャニ(32歳、スイス):「6番手グリッドからスタートして、トラフィックの中でのポジション取りを意識して戦術的にドライビングし、ブーストはアタックが必要なときに備えて取っておきました。これが上手く行きました。クルマは絶好調で前を行くライバル達を次々に捕らえることができました。3位のポジションにいるとき、ちょっと苦労しました。トラフィックで接触があり何秒かロスしてしまいました。それでも、私はダブルスティント後に2位でクルマを渡すことができました。残念ながら、レース中盤ではタイムをロスしました。私は最後にもダブルスティントを担当しましたが、そのときはクルマの調子が前ほどよいと感じませんでした。次は、2週間後のバーレーン最終戦でドライバーチャンピオンシップに挑む番です」。
マルク・リーブ(36歳、ドイツ/ルートウィヒスブルク):「ニールの次に2番手としてドライブしましたが、私のスティントはあまりよくありませんでした。最初、ひどいトラフィックに巻き込まれ、その後も常に周回遅れの車両を抜かなければならず、フロントタイヤをダメにしてしまいました。フロント両側のグリップがなくなり、常にアンダーステアが出ていました」。
ポルシェAG
ポルシェ919ハイブリッドがポール・トゥー・ウィンによりマニュファクチュアラーズタイトル獲得
FIA世界耐久選手権(WEC)、LMP1、第8戦、上海(中国)
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.オリバー・ブルーメ)は、上海において今シーズン6勝目とマニュファクチュアラーチャンピオンシップのタイトル防衛成功を祝いました。全9戦で競われるFIA世界耐久選手権(WEC)の第8戦で優勝したのは、ポールポジションからスタートしたティモ・ベルンハルト(ドイツ)/ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)/マーク・ウェバー(オーストラリア)組です。もう1台のポルシェ919ハイブリッドをドライブしたドライバーチャンピオンシップ首位のロマン・デュマ(フランス)/ニール・ジャニ(スイス)/マルク・リーブ(ドイツ)組は、6番手スタートから4位でフィニッシュしました。ハートレーは、1周5.451 kmの上海インターナショナルサーキットで1分45秒935のファステストラップを記録しました。また、この6時間レースはドライコンディション、気温約23℃の下で行われました。
カーナンバー1のレース展開:
ハートレーがポールポジションからスタート、ダブルスティントをこなした後、60周を終えて首位でベルンハルトに交代します。ベルンハルトもダブルスティントで走行した後、首位を守ったまま120周でウェバーにクルマを託しました。150周終了後ハートレーが再びドライブし、195周でフィニッシュし優勝を果たしました。
カーナンバー2のレース展開:
6番手からスタートしたジャニが着実に順位を上げダブルスティント(59周)を終えて2位の位置でリーブと交代します。80周目、リーブがカーナンバー6トヨタに2位ポジションを奪われます。89周終了後、デュマがドライブしますが、109周目、激しいバトルの末カーナンバー5トヨタに抜かれ、4位ポジションで走行を続けます。119周を終えて、再度ジャニがクルマに乗り込みました。滞りないピットストップの後、再びカーナンバー5トヨタの前に出ます。カーナンバー6トヨタが134周後に予定外のピットストップを行ったことで、先頭を走行するもう1台のポルシェに続く2位ポジションに再浮上しました。その後、カーナンバー5トヨタとのバトルが始まりました。ジャニはレース終了までコックピットに留まり、4位でフィニッシュしました。
レース後のコメント:
チーム監督であるアンドレア・ザイドルのコメント:「ポルシェのために、再びマニュファクチュアラーチャンピオンシップのタイトルを獲得できて爽快な気分です。これは、地元ヴァイザッハと、各サーキットでレースに関わったチームのメンバーひとりひとりの功績です。そして、私達のパートナーのおかげです。このタイトルは、速く、信頼性の高い車両と、強力なチームのパフォーマンスの結果です。上海では、私達はポールポジションを獲得し、ファステストラップを打ち立て、常に最速で、最高のピットストップを行い、適切な作戦を用い、最高のドライバー達がステアリングを握りました。私達には、このタイトルを手にする十分な資格があると思います。バーレーン最終戦ではドライバーチャンピオンシップタイトルの獲得を目指します」。
ポルシェ919ハイブリッド(カーナンバー1)のドライバーのコメント
ティモ・ベルンハルト(35歳、ドイツ):「今日すばらしいレースができました。ブレンドンがいいスタートを切ってくれたので、リードをさらに広げることができました。私は2番手のドライバーとしてダブルスティントを担当しました。小林可夢偉がドライブするカーナンバー6トヨタは、本当に手強かったです。非常に多くのラップで、トラフィックが障害でした。周回遅れのクルマをオーバーテークするとき、攻撃的になることと、守りに回ることを常にバランスさせる必要がありました。私達3人が、またレースで優勝できてとても嬉しいです」。
ブレンドン・ハートレー(26歳、ニュージーランド):「すばらしい日になりました。スタート後の最初のコーナーが興味深かったです。トヨタは電気モーターで大量のエネルギーを使ったようで、第1コーナーへの飛び込みまでに私を簡単に抜き去りました。しかしレギュレーションで使えるエネルギーの量が規定されているので、彼らがその代償を払うことになることがわかっていました。セーフティカー導入直前には再びトップに立ちました。ファーストラップではちょっとしたバトルを楽しみましたが、その後はクリーンな走りに徹して18秒のリードを築きクルマを渡しました。大きなラバーの塊によってライトを損傷したので、ノーズを交換しなければなりませんでしたが、ピットストップはすばらしく、最後のダブルスティントではすべてがスムーズに運びました。私は、この上なく幸せです」。
マーク・ウェバー(40歳、オーストラリア):「今日のブレンドンはすごく速かったですし、ティモのダブルスティントも素晴らしいものでした。私はシングルスティントを担当して使用済みのタイヤを片付け、ブレンドンがフィニッシュしました。ポルシェにとってすばらしい日となり、私達がそれに貢献できてとても嬉しいです」。
ポルシェ919ハイブリッド(カーナンバー2)のドライバーのコメント
ロマン・デュマ(38歳、フランス):「非常に厳しいレースでした。私は3番目のドライバーとしてシングルスティントを担当しました。何度かひどいトラフィックに阻まれ、タイムロスしました。また、タイヤのピックアップ現象にも最後まで悩まされました」。
ニール・ジャニ(32歳、スイス):「6番手グリッドからスタートして、トラフィックの中でのポジション取りを意識して戦術的にドライビングし、ブーストはアタックが必要なときに備えて取っておきました。これが上手く行きました。クルマは絶好調で前を行くライバル達を次々に捕らえることができました。3位のポジションにいるとき、ちょっと苦労しました。トラフィックで接触があり何秒かロスしてしまいました。それでも、私はダブルスティント後に2位でクルマを渡すことができました。残念ながら、レース中盤ではタイムをロスしました。私は最後にもダブルスティントを担当しましたが、そのときはクルマの調子が前ほどよいと感じませんでした。次は、2週間後のバーレーン最終戦でドライバーチャンピオンシップに挑む番です」。
マルク・リーブ(36歳、ドイツ/ルートウィヒスブルク):「ニールの次に2番手としてドライブしましたが、私のスティントはあまりよくありませんでした。最初、ひどいトラフィックに巻き込まれ、その後も常に周回遅れの車両を抜かなければならず、フロントタイヤをダメにしてしまいました。フロント両側のグリップがなくなり、常にアンダーステアが出ていました」。