法政大、神戸大、東京農大、都立農業高の 生徒39人が 楢葉町の今を体験、復興応援活動に参加!
[16/11/17]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2016年11月17日
一般社団法人 ならはみらい
「色鮮やかな花を咲かせて復興を後押したい!」
福島・楢葉町を訪れた若者たちが
町民とふれあい、農業や民泊を体験
福島・楢葉町のまちづくり団体である一般社団法人ならはみらい(代表理事:渡邉 清)は、11月12日(土)、13日(日)の2日間、地域外の若者と町民の交流による復興の気運を高めることを目的に、休耕田に景観植物の種をまくほか、一般家庭での民泊(ホームステイ)など、さまざまな活動を行う「若者と進める景観植物を活用した休耕田の活性化事業」を実施しました。
○一面に広がる花畑を思い浮かべながらの農作業。「花が咲いたらまた来たい」
復興庁の「心の復興」事業の交付金を用いて実施される同活動に参加したのは、10月に東京・六本木で開催された「福島フェス」において、6年ぶりの出荷となる楢葉町の新米をPRする復興活動にも協力した法政大学、神戸大学、東京都立農業高校(東京都府中市)の在校生39人。(東京農業大学は今回より参加)
生徒たちは町内にある休耕田の一角(約1100m2)に、赤い穂状の花を咲かせるクリムソンクローバ、そして幸福の象徴でもある四葉のクローバーの種をまきました。
70cmほどの間隔で溝を掘る作業から始まり、小さな種をまいてホウキで土をかけ、さらに肥料をまくなど、土いじりに慣れていない若者は難しがりながらもそれらは新鮮な体験となり、「町の人と協力しながら花畑を作る活動ができて楽しい」「思ったより大変な作業だけど、この苦労がキレイな花になり、誰かの目を楽しませてくれるなら嬉しい」「花が咲く頃にもういちど楢葉町へ来たい」と感想を述べました。
この休耕田にはワイルドフラワーや菜の花の種もまかれており、春には一面に広がる色鮮やかな花畑になります。また町内の名所として知られる桜並木の前に位置しているため、開花時期には新たなビュースポットとなることが期待されます。
○さまざまな体験を通じて町民とふれあった楢葉町での1泊2日
<1日目(11月12日)>
■天神岬見学
・雄大な太平洋と自然豊かな楢葉町の景色を眺めました
随一のビュースポットである天神岬スポーツ公園に立ち寄り、太平洋を臨む雄大な景色を鑑賞しました。南側の展望台からは水産業の盛んな木戸川や多くの水田を一望することができ、豊かな自然に囲まれた楢葉町の魅力を感じました。
■木戸川漁業協同組合見学
・木戸川で獲れた生きたサケに触れ大興奮
海まで800mという立地にある木戸川漁業協同組合では、遡上するサケの漁や名産品であるサケの加工品について教えていただきました。震災後にサケの漁獲量が激減したこと、現在は孵化事業に力を入れていることなども学び、初めて触れる生きたサケに大興奮でした。
■民泊(ホームステイ)
・町民とのふれあいで人の温かさ、楢葉町の生きた文化を体験
宿泊は楢葉町の一般家庭で民泊(ホームステイ)。2〜3人が15のグループに分かれ、民家に泊めていただきました。初対面で顔を合わせたときは緊張の表情が隠せなかった生徒も、ひと晩お世話になってさまざまな話を聞いた翌朝は「別れるのが寂しく感じました」「温かい食事で歓迎してもらえたことが嬉しかった」「震災がどれだけ大変なことだったか、体験した人の話を聞いて勉強になった」とコメントしていました。
<2日目(11月13日)>
■東日本大震災の語り部による講話
・震災や原発事故による恐怖、避難生活時の苦労を知りました
東日本大震災がいかに恐ろしいものであったかを、語り部の方の講話から学びました。生徒は真剣な表情で聞き入り、メモを取りながら「資料で読むのとは違い、実際に体験した人の話は重みが感じられました」とコメントしました。
■マミーすいとん作り
・初めてだけど、どこか懐かしい「ふるさとの味」に舌鼓
かつてサッカー日本代表監督を務めたトルシエ氏が「フランスのマミー(おばあちゃん)の味に似ている」と感動し命名した、楢葉町の名物「マミーすいとん」を作りました。 「ならはすいとん研究会」の皆さんに教わり、粉をこねる工程から挑戦。水加減に気を配りながら一生懸命こね上げ、しいたけで出汁をとったスープに入れて完成。初めてすいとんを食べる若者にも懐かしさを感じる味だったようです。
■松本幸英町長が会場を訪れあいさつし、帰京する生徒たちを見送り
閉会式には松本幸英町長のあいさつがあり、「楢葉町は全国から温かいご支援をいただいていますが、こうして皆さんに花畑を作っていただき、帰ってからこの活動について広めていただくことも大きなご支援だと思っています。こうした支援に対し『楢葉町は元気なんだ』という姿をお見せすることがいちばんのお返しだと考えています」と感謝の言葉を述べました。
一般社団法人 ならはみらい
「色鮮やかな花を咲かせて復興を後押したい!」
福島・楢葉町を訪れた若者たちが
町民とふれあい、農業や民泊を体験
福島・楢葉町のまちづくり団体である一般社団法人ならはみらい(代表理事:渡邉 清)は、11月12日(土)、13日(日)の2日間、地域外の若者と町民の交流による復興の気運を高めることを目的に、休耕田に景観植物の種をまくほか、一般家庭での民泊(ホームステイ)など、さまざまな活動を行う「若者と進める景観植物を活用した休耕田の活性化事業」を実施しました。
○一面に広がる花畑を思い浮かべながらの農作業。「花が咲いたらまた来たい」
復興庁の「心の復興」事業の交付金を用いて実施される同活動に参加したのは、10月に東京・六本木で開催された「福島フェス」において、6年ぶりの出荷となる楢葉町の新米をPRする復興活動にも協力した法政大学、神戸大学、東京都立農業高校(東京都府中市)の在校生39人。(東京農業大学は今回より参加)
生徒たちは町内にある休耕田の一角(約1100m2)に、赤い穂状の花を咲かせるクリムソンクローバ、そして幸福の象徴でもある四葉のクローバーの種をまきました。
70cmほどの間隔で溝を掘る作業から始まり、小さな種をまいてホウキで土をかけ、さらに肥料をまくなど、土いじりに慣れていない若者は難しがりながらもそれらは新鮮な体験となり、「町の人と協力しながら花畑を作る活動ができて楽しい」「思ったより大変な作業だけど、この苦労がキレイな花になり、誰かの目を楽しませてくれるなら嬉しい」「花が咲く頃にもういちど楢葉町へ来たい」と感想を述べました。
この休耕田にはワイルドフラワーや菜の花の種もまかれており、春には一面に広がる色鮮やかな花畑になります。また町内の名所として知られる桜並木の前に位置しているため、開花時期には新たなビュースポットとなることが期待されます。
○さまざまな体験を通じて町民とふれあった楢葉町での1泊2日
<1日目(11月12日)>
■天神岬見学
・雄大な太平洋と自然豊かな楢葉町の景色を眺めました
随一のビュースポットである天神岬スポーツ公園に立ち寄り、太平洋を臨む雄大な景色を鑑賞しました。南側の展望台からは水産業の盛んな木戸川や多くの水田を一望することができ、豊かな自然に囲まれた楢葉町の魅力を感じました。
■木戸川漁業協同組合見学
・木戸川で獲れた生きたサケに触れ大興奮
海まで800mという立地にある木戸川漁業協同組合では、遡上するサケの漁や名産品であるサケの加工品について教えていただきました。震災後にサケの漁獲量が激減したこと、現在は孵化事業に力を入れていることなども学び、初めて触れる生きたサケに大興奮でした。
■民泊(ホームステイ)
・町民とのふれあいで人の温かさ、楢葉町の生きた文化を体験
宿泊は楢葉町の一般家庭で民泊(ホームステイ)。2〜3人が15のグループに分かれ、民家に泊めていただきました。初対面で顔を合わせたときは緊張の表情が隠せなかった生徒も、ひと晩お世話になってさまざまな話を聞いた翌朝は「別れるのが寂しく感じました」「温かい食事で歓迎してもらえたことが嬉しかった」「震災がどれだけ大変なことだったか、体験した人の話を聞いて勉強になった」とコメントしていました。
<2日目(11月13日)>
■東日本大震災の語り部による講話
・震災や原発事故による恐怖、避難生活時の苦労を知りました
東日本大震災がいかに恐ろしいものであったかを、語り部の方の講話から学びました。生徒は真剣な表情で聞き入り、メモを取りながら「資料で読むのとは違い、実際に体験した人の話は重みが感じられました」とコメントしました。
■マミーすいとん作り
・初めてだけど、どこか懐かしい「ふるさとの味」に舌鼓
かつてサッカー日本代表監督を務めたトルシエ氏が「フランスのマミー(おばあちゃん)の味に似ている」と感動し命名した、楢葉町の名物「マミーすいとん」を作りました。 「ならはすいとん研究会」の皆さんに教わり、粉をこねる工程から挑戦。水加減に気を配りながら一生懸命こね上げ、しいたけで出汁をとったスープに入れて完成。初めてすいとんを食べる若者にも懐かしさを感じる味だったようです。
■松本幸英町長が会場を訪れあいさつし、帰京する生徒たちを見送り
閉会式には松本幸英町長のあいさつがあり、「楢葉町は全国から温かいご支援をいただいていますが、こうして皆さんに花畑を作っていただき、帰ってからこの活動について広めていただくことも大きなご支援だと思っています。こうした支援に対し『楢葉町は元気なんだ』という姿をお見せすることがいちばんのお返しだと考えています」と感謝の言葉を述べました。