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ポータブル超短焦点プロジェクターだからできた新しい映像表現 『Wonder box from Santa Claus』公開

2016年12月9日

ソニー株式会社

「冒険みたい!」
サンタがくれた不思議な箱が子どもたちをワクワクさせた。
『Wonder box from Santa Claus』
ポータブル超短焦点プロジェクターだからできた新しい映像表現は必見。

 ソニー株式会社(本社:東京都港区 社長兼CEO 平井一夫)は、クリスマスシーズンに向けて制作した、心温まるインターネットムービー『Wonder box from Santa Claus』を、12月9日(金)より、YouTube、ソニー公式ホームページ内の特設ページで公開いたします。
 ムービーは、小学校に集まった子どもたちがサンタに頼まれ、学校の様々な場所でSONYのポータブル超短焦点プロジェクター(LSPX-P1)を使いながら、逃げたトナカイを探しに行くというストーリーです。
 当日まで一切内容を知らされずに撮影に臨んだ子どもたち。サンタがくれた「不思議な箱」を持って、校内を巡って行くと…見慣れた校内が一転、いつもと違うちょっと不思議な場所に変わりました。「冒険みたい!」と夢中になり学校を利用した映像表現を楽しむ子どもたち。その驚きのリアクションやまっすぐな表情は、それを見る大人に、自分が子どもの頃抱いていたピュアな好奇心を思い出させてくれます。また、 ケーキへのプロジェクションマッピングや、プロジェクターを動かすことで実現したスキャニメーション(目の錯覚を利用した映像技法)など、至近距離からの投影や持ち運びが自由に行えるポータブル超短焦点プロジェクターの特長とアナログの映像技法を織り交ぜた数々の新しい映像表現も見どころです。ポータブル超短焦点プロジェクターが生んだ、子どもも大人も好奇心をくすぐられ、ワクワクしとた気持ちになれるクリスマスストーリーをお楽しみ下さい。

■タイトル:「Wonder box from Santa Claus」 
■動画URL: https://youtu.be/CxvYnPFpx-w 
 公開日: 2016年12月9日(金)  午後3時

◆ストーリー
 ある日、小学校の教室に集まった子どもたち。机の上にポータブル超短焦点プロジェクター(LSPX-P1)が置かれると、突然映像が机の上に映し出されます。それはサンタからの手紙で、「学校にトナカイが逃げちゃったから、これを使って探してほしい」というもの。サンタが指差す先にはLSPX-P1。早速、子どもたちは、LSPX-P1を持って逃げたトナカイを探しに、学校中を駆け回ります。子どもたちが学校で出会ったのは・・・

●まず子どもたちが向かったのは理科室。フラスコやビーカーの影がダンスをはじめて・・・
理科室に入り、LSPX-P1を台の上に設置すると、机の上に置かれた、フラスコやビーカーの影がにょきっと大きくなり、ダンスをはじめてびっくりする子どもたち。その影の間から、トナカイが登場して、1匹目をみつけました。

●LSPX-P1を動かすと、影がアニメーションのような動きに!
子どもたちが辿り着いた渡り廊下には、縞模様が書かれた壁とレール。レールの上にLSPX-P1を設置すると、壁には人間の影が映し出されます。子どもたちがLSPX-P1を動かすとそのタイミングに合わせて、影がアニメーションのように動きはじめました。それが途中でヘビの形になり、最後には、トナカイの形になり、2匹目を無事見つけました。

●壁に描いたおばけが消えちゃった!赤と青の映像マジックに大興奮!
オレンジと青の蛍光ペンが置かれた音楽準備室。子ども達は壁におばけの絵を描きます。ムービーが映し出されると、赤と青のおばけが登場。赤いおばけが出ているときは青のペンで書いたおばけが消え、青いおばけのときはオレンジのおばけが消える。不思議な映像にはしゃいでいると、映像の中からトナカイが登場、3匹目も見つけました。

●ベットがとぶ??保健室で冒険旅行!
保健室に入ると普段と様子が違い、ベッドが白い布に覆われています。ベッドの上に乗ると天井、左右の白い布から3つの窓が出現!山や海の中、不思議な生物などが映し出されます。左右をきょろきょろしたり、寝っ転がったりしながら映像を楽しんでいると、宇宙のシーンに。そこでトナカイが現れ、ここで最後の4匹目を見つけました。

●ケーキに映像!?トナカイと一緒
最後に、LSPX-P1を持って元いた教室に戻ると、なんとそこには大きな長方形のケーキが!真っ白なケーキに、映像が映し出されます。それぞれのLSPX-P1から、見つけ出したトナカイが登場して、それをサンタが無事発見!クリスマスの夜に、トナカイとともに消えて行ったのをこどもたちは見届けるのでした。最後は満面の笑顔で記念撮影!


<作中に使われている6つ撮影技法とそのポイント>

 今回のムービーは、ポータブル超短焦点プロジェクター(LSPX-P1)に投影されたアニメーション映像と、リアルの空間を連動させた様々な表現技法を駆使して作成されました。映像の世界とリアルな空間が一体となり、子どもたちをワクワクさせた数々の撮影技法を紹介します。

【(1)オープニング:わずか10センチ先に映像投影】
小学校で使用する小さな机。その上にLSPX-P1を置き、その僅か10センチ先に映像が映し出されるシーンを撮影しました。その距離感での表現が可能となったのも、同製品が至近距離からの投影やテーブルや床などのへの投影できるという特長ゆえでした。

【(2)影のダンス:「映像」と「もの」を組み合わせて楽しむ】
床に投影できるLSPX-P1の特長を活かし、実際に机に置かれているフラスコやビーカーなどの「モノ」と「映像」を組み合わせ新しい遊びができるということを訴求しました。映像の世界とリアルの世界が境目がない新しい世界を子どもがわくわくしながら楽しんでいる様子を表現しました。

《子どもたちの感想》
「いつもと違う理科室でびっくりした!とてもキレイだった」 
「面白かったし、いきなり影が出て来てびっくりした」
「またやりたい!いつもやりたい!理科室行ったらいつも出て来たらいいのに」

【(3)スキャニメーション〜プロジェクターの利用は史上初!?】
スキャニメーションは紙と縞模様が書かれた透明シートを重ねて横にスライドさせるとイラストが動いて見えるという、目の錯覚を利用した表現技法です。今回は、壁面に縞模様を配置して、LSPX-P1をそこに投影しながら動かす、という方法で実現しました。スキャニメーションは通常紙で行う技法で、「ポータブルプロジェクター」という特性を活かした画期的なクリエイティブ表現となりました。

《子どもたちの感想》
「いろんな動物が出て来てびっくりした。次は何がでてくるんだろうって思った」
「自分でも作ってみたいし、家でもやってみたい」
「初めての経験で、LSPX-P1はどうなっているのかなって思った。どんな仕組みか興味を持った」

【(4)赤・青ライティング:壁をキャンパスに描いた絵が消える!動く!】
青とオレンジで書いた蛍光ペンのお化けが、赤い映像ではオレンジのおばけが、青い映像では青いおばけが消えるという手法は、受験勉強などで使われる単語カード(赤いシートをかぶせると赤で書かれた文字が消える)をの原理をヒントに作られました。壁をキャンパスに自分の書いた絵が消える、動いているように見える、というシンプルな楽しさを味わってもらうために作成しました。

《子どもたちの感想》
「お化け屋敷やハロウィンみたいで、楽しかった」
「自分が描いた絵が動いているように見えてびっくりした」
「ワクワクして、探検しているみたいだった。LSPX-P1は軽かった」

【(5)映像飛行:いつもの世界をプロジェクターが変える】
保健室のベッドに布を張って、天井と左右に壁を作り、そこに3つの異なる映像を投影するという技法で行いました。ポータブルで、どんな所にも投射できることが、空間を一瞬で変えることができ、クリエイティブな体験を演出するができることを訴求しています。

《子どもたちの感想》
「保健室がいつもと違って驚いた!」 
「ベッドが乗り物みたいで、冒険しているみたいで楽しかった」
「窓のアニメの風景が変わって、ワクワクドキドキした」

【(6)エンディング:ケーキにプロジェクションマッピング】
逃げた4匹のトナカイをLSPX-P1を使って捕まえるというストーリーだったので、それら4匹を投影したLSPX-P1を並べ、ケーキに投影させて一つのムービーにするという試みを行いました。「ケーキにプロジェクションマッピング」というのは新しい試みで、多彩な表現が手軽にできるため、今後の広がりも予想できる斬新な技法です。


<茨城県潮来市立日の出小学校について>
 今回撮影場所となったのは、茨城県潮来市にある、潮来市立日の出小学校。今回の撮影は、潮来市産業観光課、そして日の出小学校の協力により実現しました。
 潮来市に位置する日の出小学校は、「風通しが良く、開かれた学校でありたい」との想いから外部団体や機関との協力を積極的におこなってきました。過去には、「5分間で折る紙飛行機最大数(グループ)」に挑戦し、4880個を完成させ、ギネス世界記録に認定されたこともあり、対外的な活動にも意欲的に取り組んでいます。また、理科教育、音楽教育など専門教育に力を入れており、県教委の指定を受けた理科専科の教員を配置したり、吹奏楽部が茨城県吹奏楽コンクールで金賞を受賞するなどといった結果を残してきました。今回の動画撮影についても、学校は「働く人々の姿を見せることが、子どもたちのキャリア教育に繋がる」と考え、撮影場所として校内を提供し、そこに通う小学生のこどもたちにも撮影に参加して頂きました。
日の出小学校教頭の関口先生は、「今回の撮影を見ていて、子どもたちの輝くキラキラとした瞳に出会えて、とても良かった。子どもたちにとっても貴重な経験になったと思う。今回撮影現場に立ち合い、ものを作るためには色々な人が関わっていると知ることができたのではないかと思う」と感想を述べました。
尚、撮影で使用した、6台のLSPX-P1は日の出小学校と、潮来市の小学校に寄付されました。


<監督・アニメータープロフィール>
詳細はリリースをご覧ください。
https://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M102596/201612097057/_prw_OR2fl_8o96ksp7.pdf


<商品情報>
■商品名:ポータブル超短焦点プロジェクター
     LSPX-P1
■価格:オープン価格

スペック等、詳細情報は以下よりご確認ください。
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201601/16-0120/

本商品は、空間そのものを活用して新しい体験を創出するコンセプト「Life Space UX」の商品群のひとつで、リビングルームや寝室の壁に、お気に入りの映像を投写したり、スマートフォンに入った写真をテーブルに表示して家族や友人と囲んで楽しむなど、生活の中に新しい映像と音の楽しみ方を提案します。

ソニー独自開発の小型の超短焦点レンズや光学モジュールにより、壁際に置くだけで、さまざまな映像コンテンツを、22インチから最大80インチまでの大きさで投写することができます。また、壁だけではなく、テーブルや床などにも投写することが可能になり、新しい映像体験をお楽しみいただけます。片手で簡単に持ち運べる本体幅約8センチの小型サイズに、バッテリーとスピーカーを内蔵。シンプルですっきりとしたデザインで、生活空間に溶け込みます。
スマートフォンの専用アプリケーション※1を使って、時計や天気、お気に入りの映像コンテンツを身近に表示しておけるポスター機能や、写真や動画のキャストなど、コンテンツの新しい楽しみ方ができます。また、ワイヤレスユニット(同梱)とTVチューナー付きのブルーレイディスク(TM)(BD)レコーダーやパソコンなどのHDMI機器を繋ぐと、映画やTVコンテンツもワイヤレスで表示することができます。

※1:対応OS・機種:Android4.4以降のBluetooth 4.0(Bluetooth Low Energy)対応スマートフォン、iOS9を搭載したiPhone4s以降、iPod Touch第5世代以降、iPad第3世代以降、iPad mini。専用アプリケーションは、Google Play、App Storeからダウンロードできます


<制作スタッフ>
クリエーティブディレクター/プランナー  渡辺由貴恵 
プランナー/ PRプランナー        鹿間 天平         
営業:                 寺崎 慶 竹下 光太郎 速水 健太
PRディレクション            新宅 亮

プロデューサー             吉上由香      
プロダクションマネージャー       下野篤史
ディレクター              新井風愉       
カメラマン               杉田知洋江        
ライティング              太田宏幸  
美術                  斉藤貴教    
オフライン編集 稲本真帆
オンライン編集 勝又梓
カラーグレーディング          長谷川将広         
録音・MA                鈴木博之

出演者 日の出小学校のみなさん

ロケ地 茨城県潮来市日の出小学校
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