『今、あなたに贈りたい漢字 コンテスト』受賞作品発表
[17/02/01]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2017年1月26日
公益財団法人 日本漢字能力検定協会
第4回『今、あなたに贈りたい漢字 コンテスト』最終選考結果のお知らせ
過去最多の応募作品46,311点から選ばれた「絆大賞」4作品は
家族部門 『靴』 井上琴子 さん(14歳・北海道)
夫婦・恋人部門『惚』 渡辺幸彦 さん(80歳・東京都)
友人・恩人部門『羽』 白戸まりこさん(16歳・東京都)
自分部門 『看』 西矢志帆 さん(23歳・兵庫県)
日本語・漢字を学ぶ楽しさを提供し、豊かな社会の実現に貢献することを目指す公益財団法人 日本漢字能力検定協会(本部:京都市東山区/代表理事 理事長:久保浩史)は、自分の想(おも)いを表現した漢字一字とメッセージを贈る、第4回『今、あなたに贈りたい漢字 コンテスト』を開催しました。最終選考の結果、46,311点の応募作品の中から、各部門の受賞作品が決定しましたので、ご報告します。
本コンテストは、『今年の漢字(R)』を主催する当協会が、自分の気持ちを漢字一字で表現し伝えることで、周りの人への想いや自分自身の人生について振り返る機会にしていただきたいと開催した公募企画で、今回が4回目の開催となります。2016年6月から9月の間、「家族」「夫婦・恋人」「友人・恩人」「自分」の4部門で募集したところ、過去最多となる46,311点の心温まる作品が寄せられました。
昨年に引き続き、審査員には、川柳作家や書家、お笑い芸人といった各分野でご活躍されている皆さまをお迎えし、幅広い視点から表現豊かな作品を選んでいただきました。以下に、上位入賞作品と本コンテストの概要をご報告しますので、各人各様の想いがこめられた「今、あなたに贈りたい漢字」をご覧ください。
■絆(きずな)大賞 各部門1作品 計4作品
≪家族部門≫『靴』(北海道札幌市 井上琴子さん 14歳 立命館慶祥中学校2年生)
贈り主:琴子 贈る相手:お父さん
私は、お父さんの靴をあまり見たことがありません。朝は私が起きるより早く家を出て、帰るのも私が寝てからです。前にお父さんと一緒に靴を見に行きました。小さいころはどうしてこんなに似たような靴が何足もあるのか分かりませんでした。でも、靴を選ぶお父さんは、仕事のパートナーを探しているように見えて、私にとってはそんなお父さんが誇りに思えました。お父さん、いつもありがとう。お父さんは私の目標です。
≪夫婦・恋人部門≫『惚』(東京都調布市 渡辺幸彦さん 80歳)
贈り主:夫(渡辺幸彦) 贈る相手:妻(渡辺克子)
55年前にポニーテールの可愛い彼女に惚れて結婚しました。陸釣りで仕留めたはずですが、共に傘寿(80才)を迎えた今日ではすっかり惚けてしまい、時がたつとこうも意味が変るのかと思い、今では妻が鵜匠になり操られています。米寿に向って支え合い惚れ合って過したく思います。よろしく。
≪友人・恩人部門≫『羽』(東京都千代田区 白戸まりこさん 16歳 渋谷教育学園渋谷高等学校2年生)
贈り主:白戸まりこ 贈る相手:小学校のY先生
小学6年の陸上大会で羽が生えたような体験をしました。苦手なハードルを飛ぶたびフワッと体が軽く浮く感覚。先生が毎日練習前にこっそりハードルを基準より5cm高く準備して下さっていたと後で知り驚きました。将来私も誰かに羽をつけてあげられるよう、色々なハードルを飛んでいきます。
≪自分部門≫『看』(兵庫県洲本市 西矢志帆さん 23歳 看護師)
贈り主:私 贈る相手:私
この春から夢だった看護師になりました。手と目を合わせて作られた看という字には、手をかざしてよく見ると言う意味があるそうです。毎日疲れて辞めたいと思うこともありますが、この字の意味を心におき、仕事に励みたいと思います。
■日本漢字能力検定協会賞 各部門1作品 計4作品
≪家族部門≫『青』(京都府京都市 岡本亜衣美さん 15歳 京都教育大学附属京都中学校3年生)
贈り主:亜衣美 贈る相手:お母さん
私はこの「青」という漢字がお母さんにぴったりだと思います。水をつければ「清」、日をつければ「晴」、米をつければ「精」と色々な漢字になることができるこの字。きれい好きで、曲がったことが嫌いで、いつも明るくて、精神的にも私の支えになってくれるお母さん。そんなあなたにこの漢字をおくります。
≪夫婦・恋人部門≫『今』(東京都足立区 竹下優子さん 33歳 主婦)
贈り主:妻 贈る相手:夫
障害のある私は、将来を悲観し過去を恨みました。しかし夫は医学書を読み漁り私の診察にも付き添い精一杯支えてくれました。全力で戦おうとしてくれていたのです。私は乗り越えようと思いました。そこで大切なのは過去でもなく将来でもなく今を見つめることでした。それを諭してくれた。ありがとう。頑張る。
≪友人・恩人部門≫『温』(新潟県新潟市 今井包和さん 99歳)
贈り主:初年兵だった私 贈る相手:3年兵だった戦友
2年兵は殿様、3年兵は神様と言われた時代。貴方は幹部候補生志願の私に「俺は衛生兵で戦車のことをお前に教えられず気の毒だ。ヘコタレズに頑張り、立派な将校になれ。」と激励。温情溢れる言葉忘れません。
≪自分部門≫『電』(大分県中津市 小林巧実さん 14歳 中津市立緑ヶ丘中学校3年生)
贈り主:おれ 贈る相手:おれ
ぼくは中学3年生だ。今の自分を例えるならなにもせず液もれした電池のようだ。小6と中1のときは電池はまだ新しかったのでよく勉強をしていた。でも中2以降全然勉強しなかった。ここから電池が液もれし始めた。そして今にあたる。中3にもなったのに液もれし続けてはいけない。電池をかえてがんばるしかない。がんばれおれ!
■審査員賞 各部門3作品 計12作品
≪家族部門≫
・『手』(宮城県多賀城市 鈴木杏奈さん 23歳 事務)
・『寄』(北海道札幌市 寺川亜由美さん 20歳 北海学園大学3年生)
・『印』(鹿児島県鹿児島市 末吉樹里さん 14歳 鹿児島市立鴨池中学校3年生)*「吉」は「土」に「口」。
≪夫婦・恋人部門≫
・『傘』(大阪府阪南市 山田幸夫さん 67歳)
・『迎』(東京都世田谷区 中杉莉奈さん 26歳 主婦)
・『譲』(奈良県生駒郡 吉仲雅代さん 42歳 主婦)
≪友人・恩人部門≫
・『赤』(鹿児島県鹿児島市 内野里香さん 14歳 鹿児島市立鴨池中学校3年生)
・『解』(鹿児島県南さつま市 下山福太朗さん 21歳 ブリガムヤング大学ハワイ校3年生)
・『元』(高知県幡多郡 土居遥さん 8歳 黒潮町立佐賀小学校3年生)
≪自分部門≫
・『鬼』(広島県三原市 川瀬宏美さん 41歳 主婦)
・『岩』(大阪府東大阪市 野澤花さん 12歳 東大阪市立枚岡中学校1年生)
・『還』(大阪府大阪市 松本禎子さん 60歳)
注:年齢や職業等の情報は、応募時点のものです。
以上のほか、佳作40点、特別賞3点を表彰いたします。受賞作品はコンテストサイト(http://www.kanken-kizuna.jp/)にて公開しています。
誰かに贈る漢字を選ぶ時間は、自分自身や周囲の人々を見つめ直し、自分の素直な気持ちと向き合う時間となります。そのようにして贈り、贈られた漢字は、かけがえのない一字として心に刻まれることでしょう。当協会は、本コンテストを通じ、自らの気持ちを表現できる「漢字」の魅力を伝えたいと考えています。
≪本コンテスト概要≫
■名称:第4回『今、あなたに贈りたい漢字 コンテスト』
■主催:公益財団法人 日本漢字能力検定協会
■後援:全国小学校国語教育研究会 大日本印刷株式会社
■コンテストサイト:http://www.kanken-kizuna.jp/
■応募テーマ:「贈りたい漢字とメッセージ」
■応募部門:(1)家族部門 (2)夫婦・恋人部門 (3)友人・恩人部門 (4)自分部門
■応募方法:郵送、ウェブサイトにて受付
■応募期間:2016年6月1日(水)〜9月15日(木)消印有効
■応募総数:46,311作品
(1)家族部門:16,345作品
(2)夫婦・恋人部門: 1,634作品
(3)友人・恩人部門:11,497作品
(4)自分部門:10,468作品
(5)その他・不明:6,367作品
■応募作品の漢字ランキング:
全部門:1位 感 2位 笑 3位 謝 4位 楽 5位 友
(1)家族部門:1位 感 2位 謝 3位 笑 4位 愛 5位 優
(2)夫婦・恋人部門:1位 愛 2位 謝 3位 笑 4位 幸 5位 支
(3)友人・恩人部門:1位 友 2位 笑 3位 感 4位 楽 5位 謝
(4)自分部門:1位 努 2位 夢 3位 楽 4位 笑 5位 信
■応募者の最少年齢 男性: 4歳 女性: 4歳
■応募者の最高年齢 男性:99歳 女性:94歳
■応募者の男女比 男性:43% 女性:57%
■表彰
絆大賞 計 4点:賞状・副賞(5万円相当)
日本漢字能力検定協会賞 計 4点:賞状・副賞(3万円相当)
審査員賞 計 12点:賞状・副賞(1万円相当)
佳作 計 40点:賞状・副賞(5千円相当)
特別賞 計 3点:賞状・記念品
■審査
日本漢字能力検定協会および審査員が、本コンテストの開催趣旨に照らし総合的に審査しました。
■最終審査員
橋本五郎 読売新聞特別編集委員(審査員長)
ゴルゴ松本 お笑い芸人
やすみりえ 川柳作家
華雪 書家
高坂節三 公益財団法人 日本漢字能力検定協会 代表理事 会長 *「高」は「はしごだか」。
<総評>
今回の応募作品46,311点を拝見して嬉しかったのは、多くの方々が家族や友人に感謝しながら、明るく前向きに、今を、そして未来を考えておられることです。それは選ばれた漢字のランキングをみただけで一目瞭然です。上位5つには、感謝の「感」と「謝」、笑顔や笑いの「笑」、楽しみを大切にし、愛する人を楽にさせてあげたいという「楽」、「友」へのやさしい心配りなどが入りました。おそらくその陰には辛(つら)い日常もあるに違いありませんが、それを乗り越え、贈る漢字を通じて自らもより善く生きたいという意志のようなものも感じ取ることができます。作品ひとつひとつに勇気づけられました。(審査員長 橋本五郎)
■一般の方からのお問い合わせ先
「今、あなたに贈りたい漢字 コンテスト」事務局
TEL:0120-509-315(月〜金 9:00〜17:00 祝日・お盆・年末年始を除く)
公益財団法人 日本漢字能力検定協会
第4回『今、あなたに贈りたい漢字 コンテスト』最終選考結果のお知らせ
過去最多の応募作品46,311点から選ばれた「絆大賞」4作品は
家族部門 『靴』 井上琴子 さん(14歳・北海道)
夫婦・恋人部門『惚』 渡辺幸彦 さん(80歳・東京都)
友人・恩人部門『羽』 白戸まりこさん(16歳・東京都)
自分部門 『看』 西矢志帆 さん(23歳・兵庫県)
日本語・漢字を学ぶ楽しさを提供し、豊かな社会の実現に貢献することを目指す公益財団法人 日本漢字能力検定協会(本部:京都市東山区/代表理事 理事長:久保浩史)は、自分の想(おも)いを表現した漢字一字とメッセージを贈る、第4回『今、あなたに贈りたい漢字 コンテスト』を開催しました。最終選考の結果、46,311点の応募作品の中から、各部門の受賞作品が決定しましたので、ご報告します。
本コンテストは、『今年の漢字(R)』を主催する当協会が、自分の気持ちを漢字一字で表現し伝えることで、周りの人への想いや自分自身の人生について振り返る機会にしていただきたいと開催した公募企画で、今回が4回目の開催となります。2016年6月から9月の間、「家族」「夫婦・恋人」「友人・恩人」「自分」の4部門で募集したところ、過去最多となる46,311点の心温まる作品が寄せられました。
昨年に引き続き、審査員には、川柳作家や書家、お笑い芸人といった各分野でご活躍されている皆さまをお迎えし、幅広い視点から表現豊かな作品を選んでいただきました。以下に、上位入賞作品と本コンテストの概要をご報告しますので、各人各様の想いがこめられた「今、あなたに贈りたい漢字」をご覧ください。
■絆(きずな)大賞 各部門1作品 計4作品
≪家族部門≫『靴』(北海道札幌市 井上琴子さん 14歳 立命館慶祥中学校2年生)
贈り主:琴子 贈る相手:お父さん
私は、お父さんの靴をあまり見たことがありません。朝は私が起きるより早く家を出て、帰るのも私が寝てからです。前にお父さんと一緒に靴を見に行きました。小さいころはどうしてこんなに似たような靴が何足もあるのか分かりませんでした。でも、靴を選ぶお父さんは、仕事のパートナーを探しているように見えて、私にとってはそんなお父さんが誇りに思えました。お父さん、いつもありがとう。お父さんは私の目標です。
≪夫婦・恋人部門≫『惚』(東京都調布市 渡辺幸彦さん 80歳)
贈り主:夫(渡辺幸彦) 贈る相手:妻(渡辺克子)
55年前にポニーテールの可愛い彼女に惚れて結婚しました。陸釣りで仕留めたはずですが、共に傘寿(80才)を迎えた今日ではすっかり惚けてしまい、時がたつとこうも意味が変るのかと思い、今では妻が鵜匠になり操られています。米寿に向って支え合い惚れ合って過したく思います。よろしく。
≪友人・恩人部門≫『羽』(東京都千代田区 白戸まりこさん 16歳 渋谷教育学園渋谷高等学校2年生)
贈り主:白戸まりこ 贈る相手:小学校のY先生
小学6年の陸上大会で羽が生えたような体験をしました。苦手なハードルを飛ぶたびフワッと体が軽く浮く感覚。先生が毎日練習前にこっそりハードルを基準より5cm高く準備して下さっていたと後で知り驚きました。将来私も誰かに羽をつけてあげられるよう、色々なハードルを飛んでいきます。
≪自分部門≫『看』(兵庫県洲本市 西矢志帆さん 23歳 看護師)
贈り主:私 贈る相手:私
この春から夢だった看護師になりました。手と目を合わせて作られた看という字には、手をかざしてよく見ると言う意味があるそうです。毎日疲れて辞めたいと思うこともありますが、この字の意味を心におき、仕事に励みたいと思います。
■日本漢字能力検定協会賞 各部門1作品 計4作品
≪家族部門≫『青』(京都府京都市 岡本亜衣美さん 15歳 京都教育大学附属京都中学校3年生)
贈り主:亜衣美 贈る相手:お母さん
私はこの「青」という漢字がお母さんにぴったりだと思います。水をつければ「清」、日をつければ「晴」、米をつければ「精」と色々な漢字になることができるこの字。きれい好きで、曲がったことが嫌いで、いつも明るくて、精神的にも私の支えになってくれるお母さん。そんなあなたにこの漢字をおくります。
≪夫婦・恋人部門≫『今』(東京都足立区 竹下優子さん 33歳 主婦)
贈り主:妻 贈る相手:夫
障害のある私は、将来を悲観し過去を恨みました。しかし夫は医学書を読み漁り私の診察にも付き添い精一杯支えてくれました。全力で戦おうとしてくれていたのです。私は乗り越えようと思いました。そこで大切なのは過去でもなく将来でもなく今を見つめることでした。それを諭してくれた。ありがとう。頑張る。
≪友人・恩人部門≫『温』(新潟県新潟市 今井包和さん 99歳)
贈り主:初年兵だった私 贈る相手:3年兵だった戦友
2年兵は殿様、3年兵は神様と言われた時代。貴方は幹部候補生志願の私に「俺は衛生兵で戦車のことをお前に教えられず気の毒だ。ヘコタレズに頑張り、立派な将校になれ。」と激励。温情溢れる言葉忘れません。
≪自分部門≫『電』(大分県中津市 小林巧実さん 14歳 中津市立緑ヶ丘中学校3年生)
贈り主:おれ 贈る相手:おれ
ぼくは中学3年生だ。今の自分を例えるならなにもせず液もれした電池のようだ。小6と中1のときは電池はまだ新しかったのでよく勉強をしていた。でも中2以降全然勉強しなかった。ここから電池が液もれし始めた。そして今にあたる。中3にもなったのに液もれし続けてはいけない。電池をかえてがんばるしかない。がんばれおれ!
■審査員賞 各部門3作品 計12作品
≪家族部門≫
・『手』(宮城県多賀城市 鈴木杏奈さん 23歳 事務)
・『寄』(北海道札幌市 寺川亜由美さん 20歳 北海学園大学3年生)
・『印』(鹿児島県鹿児島市 末吉樹里さん 14歳 鹿児島市立鴨池中学校3年生)*「吉」は「土」に「口」。
≪夫婦・恋人部門≫
・『傘』(大阪府阪南市 山田幸夫さん 67歳)
・『迎』(東京都世田谷区 中杉莉奈さん 26歳 主婦)
・『譲』(奈良県生駒郡 吉仲雅代さん 42歳 主婦)
≪友人・恩人部門≫
・『赤』(鹿児島県鹿児島市 内野里香さん 14歳 鹿児島市立鴨池中学校3年生)
・『解』(鹿児島県南さつま市 下山福太朗さん 21歳 ブリガムヤング大学ハワイ校3年生)
・『元』(高知県幡多郡 土居遥さん 8歳 黒潮町立佐賀小学校3年生)
≪自分部門≫
・『鬼』(広島県三原市 川瀬宏美さん 41歳 主婦)
・『岩』(大阪府東大阪市 野澤花さん 12歳 東大阪市立枚岡中学校1年生)
・『還』(大阪府大阪市 松本禎子さん 60歳)
注:年齢や職業等の情報は、応募時点のものです。
以上のほか、佳作40点、特別賞3点を表彰いたします。受賞作品はコンテストサイト(http://www.kanken-kizuna.jp/)にて公開しています。
誰かに贈る漢字を選ぶ時間は、自分自身や周囲の人々を見つめ直し、自分の素直な気持ちと向き合う時間となります。そのようにして贈り、贈られた漢字は、かけがえのない一字として心に刻まれることでしょう。当協会は、本コンテストを通じ、自らの気持ちを表現できる「漢字」の魅力を伝えたいと考えています。
≪本コンテスト概要≫
■名称:第4回『今、あなたに贈りたい漢字 コンテスト』
■主催:公益財団法人 日本漢字能力検定協会
■後援:全国小学校国語教育研究会 大日本印刷株式会社
■コンテストサイト:http://www.kanken-kizuna.jp/
■応募テーマ:「贈りたい漢字とメッセージ」
■応募部門:(1)家族部門 (2)夫婦・恋人部門 (3)友人・恩人部門 (4)自分部門
■応募方法:郵送、ウェブサイトにて受付
■応募期間:2016年6月1日(水)〜9月15日(木)消印有効
■応募総数:46,311作品
(1)家族部門:16,345作品
(2)夫婦・恋人部門: 1,634作品
(3)友人・恩人部門:11,497作品
(4)自分部門:10,468作品
(5)その他・不明:6,367作品
■応募作品の漢字ランキング:
全部門:1位 感 2位 笑 3位 謝 4位 楽 5位 友
(1)家族部門:1位 感 2位 謝 3位 笑 4位 愛 5位 優
(2)夫婦・恋人部門:1位 愛 2位 謝 3位 笑 4位 幸 5位 支
(3)友人・恩人部門:1位 友 2位 笑 3位 感 4位 楽 5位 謝
(4)自分部門:1位 努 2位 夢 3位 楽 4位 笑 5位 信
■応募者の最少年齢 男性: 4歳 女性: 4歳
■応募者の最高年齢 男性:99歳 女性:94歳
■応募者の男女比 男性:43% 女性:57%
■表彰
絆大賞 計 4点:賞状・副賞(5万円相当)
日本漢字能力検定協会賞 計 4点:賞状・副賞(3万円相当)
審査員賞 計 12点:賞状・副賞(1万円相当)
佳作 計 40点:賞状・副賞(5千円相当)
特別賞 計 3点:賞状・記念品
■審査
日本漢字能力検定協会および審査員が、本コンテストの開催趣旨に照らし総合的に審査しました。
■最終審査員
橋本五郎 読売新聞特別編集委員(審査員長)
ゴルゴ松本 お笑い芸人
やすみりえ 川柳作家
華雪 書家
高坂節三 公益財団法人 日本漢字能力検定協会 代表理事 会長 *「高」は「はしごだか」。
<総評>
今回の応募作品46,311点を拝見して嬉しかったのは、多くの方々が家族や友人に感謝しながら、明るく前向きに、今を、そして未来を考えておられることです。それは選ばれた漢字のランキングをみただけで一目瞭然です。上位5つには、感謝の「感」と「謝」、笑顔や笑いの「笑」、楽しみを大切にし、愛する人を楽にさせてあげたいという「楽」、「友」へのやさしい心配りなどが入りました。おそらくその陰には辛(つら)い日常もあるに違いありませんが、それを乗り越え、贈る漢字を通じて自らもより善く生きたいという意志のようなものも感じ取ることができます。作品ひとつひとつに勇気づけられました。(審査員長 橋本五郎)
■一般の方からのお問い合わせ先
「今、あなたに贈りたい漢字 コンテスト」事務局
TEL:0120-509-315(月〜金 9:00〜17:00 祝日・お盆・年末年始を除く)