全国の大学・短期大学で3校に1校が入試で評価・活用 論理的文章力を客観的に測定する「文章検」
[17/02/13]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2017年2月6日
公益財団法人 日本漢字能力検定協会
情報化・グローバル化が進む現代に求められるベーシックスキル
論理的文章力を客観的に測定する「文章検」
全国の大学・短期大学では3校に1校が入試で評価・活用
公益財団法人 日本漢字能力検定協会(本部:京都市東山区/代表理事 理事長:久保浩史)は、2016年8月から10月の間、論理的文章力を客観的に測定する「文章読解・作成能力検定(以下、文章検)」が、大学・短期大学の入学試験等においてどのように評価・活用されているかを調査しました。このたび、入学試験で「文章検」を評価・活用している大学・短期大学が1,084校中441校(40.7%)である等の調査結果がまとまりましたのでご報告します。
当協会が2013年の秋に開始した「文章検」は、情報を正確に理解する力と、考えを的確に表現し相手を納得させる力を測定し証明する検定です。現在、2級・準2級・3級・4級の4段階のレベルを設定しています。「文章検」では、複数の能力が関連した総合的な技能である「文章力」を、「読解力(要約・構成)」「作成力」「基礎力(語彙・文法)」の3つの力に分類し、それぞれの知識や能力を客観的な採点基準に基づいて点数化します。「文章力」を分類して捉えることで、能力育成のポイントが明確になり、体系的な能力育成が可能となります。
そのような特長が評価され、現在「文章検」は、企業の社員研修や大学の初年次教育、中学・高校の授業、また入学試験や昇格試験などの能力測定の場で主に活用されています。
当協会は、その実態を明らかにすべく、大学・短期大学の入学試験等における「文章検」活用状況調査を実施しました。その結果、全国の大学・短期大学の3校に1校が入試で「文章検」を資格として評価・活用していることがわかりました。具体的な活用内容や活用校の一覧など調査結果の詳細については、当協会ホームページ(http://www.kanken.or.jp/bunshouken/education/college/investigation.html)にてご確認いただけます。
情報化社会の中で、文章によるコミュニケーション量は爆発的に増加しており、文章によるコミュニケーションの重要性は高まっています。また、グローバル時代の今、複雑で高度なコミュニケーションを行う必要性も増しており、その基礎となる母国語での論理的思考力の重要性も同様に高まっています。このような現代に必要不可欠なベーシックスキルとして、「文章検」で測られる能力は、今後ますます注目され必要とされるものと考えております。
当協会は、今後も日本語・漢字の能力を高める活動に一層力を入れてまいります。
(参考)
大学・短期大学における「文章検」資格活用状況調査(2016年度調査)
▼調査の趣旨
文部科学省の「検定試験の評価の在り方に関する有識者会議」より発表された「『検定試験の評価ガイドライン(試案)』に ついて(検討のまとめ)」に基づいて実施。
▼調査・公表の目的
入学試験、単位認定や在学中における検定の活用状況についての実態把握と、生徒や学生、保護者、教員の方々への進路選択 の参考や学習の励みになる情報、保有資格を積極的に活用するための情報の開示。
▼調査時期
2016年8月〜10月(発表日:2017年2月6日)
▼調査対象
全国の大学・短期大学1,084校(大学753校、短期大学331校)
※『全国学校総覧 2016年版』掲載の大学・短期大学から、募集停止・休止の学校を除き、新設校を加えた全国の大学・短期大学(当協会調べ)。
▼調査方法
調査用紙を発送したうえで、FAX・電話で回答を得る。
▼調査項目
・2017年度入学試験や2016年度単位認定等における「文章検」の評価または判断材料としての活用有無
・活用している学部、入試種別、対象級、活用の詳細
▼調査結果(概要)
・回答校数
大学729校(回答率96.8%)、短期大学326校(回答率98.5%)、計1,055校(回答率97.3%)
・活用校数
大学313校(入試関連304校、入試以外36校、不明2校)、短期大学148校(入試関連137校、入試以外27校、不明4校)
※複数の種類で活用している場合は、それぞれ校数に含む。
・入試種別
一般入試71校(大学32校、短期大学39校)、推薦入試253校(大学166校、短期大学87校)、AO入試279校(大学197校、短期大学82校)、その他31校(大学16校、短期大学15校)、全入試種別19校(大学10校、短期大学9校)、不明・非公表43校(大学25校、短期大学18校)
※複数の入試種別で活用している場合は、それぞれ校数に含む。
・活用種類
出願要件58校、試験免除1校、点数加算(点数化)55校、考慮・参考364校、特待生条件・入学時経済的援助5校、指定校推薦・内部進学条件1校、入学後経済的援助3校、単位認定7校、要件(免許・資格取得、進級、卒業)1校、受検推奨46校、その他19校
※複数の種類で活用している場合は、それぞれ校数に含む。
・詳細情報
http://www.kanken.or.jp/bunshouken/education/college/investigation.html
※掲載校数は、学校側の掲載・削除の要望等により変更になる場合があります。
公益財団法人 日本漢字能力検定協会
情報化・グローバル化が進む現代に求められるベーシックスキル
論理的文章力を客観的に測定する「文章検」
全国の大学・短期大学では3校に1校が入試で評価・活用
公益財団法人 日本漢字能力検定協会(本部:京都市東山区/代表理事 理事長:久保浩史)は、2016年8月から10月の間、論理的文章力を客観的に測定する「文章読解・作成能力検定(以下、文章検)」が、大学・短期大学の入学試験等においてどのように評価・活用されているかを調査しました。このたび、入学試験で「文章検」を評価・活用している大学・短期大学が1,084校中441校(40.7%)である等の調査結果がまとまりましたのでご報告します。
当協会が2013年の秋に開始した「文章検」は、情報を正確に理解する力と、考えを的確に表現し相手を納得させる力を測定し証明する検定です。現在、2級・準2級・3級・4級の4段階のレベルを設定しています。「文章検」では、複数の能力が関連した総合的な技能である「文章力」を、「読解力(要約・構成)」「作成力」「基礎力(語彙・文法)」の3つの力に分類し、それぞれの知識や能力を客観的な採点基準に基づいて点数化します。「文章力」を分類して捉えることで、能力育成のポイントが明確になり、体系的な能力育成が可能となります。
そのような特長が評価され、現在「文章検」は、企業の社員研修や大学の初年次教育、中学・高校の授業、また入学試験や昇格試験などの能力測定の場で主に活用されています。
当協会は、その実態を明らかにすべく、大学・短期大学の入学試験等における「文章検」活用状況調査を実施しました。その結果、全国の大学・短期大学の3校に1校が入試で「文章検」を資格として評価・活用していることがわかりました。具体的な活用内容や活用校の一覧など調査結果の詳細については、当協会ホームページ(http://www.kanken.or.jp/bunshouken/education/college/investigation.html)にてご確認いただけます。
情報化社会の中で、文章によるコミュニケーション量は爆発的に増加しており、文章によるコミュニケーションの重要性は高まっています。また、グローバル時代の今、複雑で高度なコミュニケーションを行う必要性も増しており、その基礎となる母国語での論理的思考力の重要性も同様に高まっています。このような現代に必要不可欠なベーシックスキルとして、「文章検」で測られる能力は、今後ますます注目され必要とされるものと考えております。
当協会は、今後も日本語・漢字の能力を高める活動に一層力を入れてまいります。
(参考)
大学・短期大学における「文章検」資格活用状況調査(2016年度調査)
▼調査の趣旨
文部科学省の「検定試験の評価の在り方に関する有識者会議」より発表された「『検定試験の評価ガイドライン(試案)』に ついて(検討のまとめ)」に基づいて実施。
▼調査・公表の目的
入学試験、単位認定や在学中における検定の活用状況についての実態把握と、生徒や学生、保護者、教員の方々への進路選択 の参考や学習の励みになる情報、保有資格を積極的に活用するための情報の開示。
▼調査時期
2016年8月〜10月(発表日:2017年2月6日)
▼調査対象
全国の大学・短期大学1,084校(大学753校、短期大学331校)
※『全国学校総覧 2016年版』掲載の大学・短期大学から、募集停止・休止の学校を除き、新設校を加えた全国の大学・短期大学(当協会調べ)。
▼調査方法
調査用紙を発送したうえで、FAX・電話で回答を得る。
▼調査項目
・2017年度入学試験や2016年度単位認定等における「文章検」の評価または判断材料としての活用有無
・活用している学部、入試種別、対象級、活用の詳細
▼調査結果(概要)
・回答校数
大学729校(回答率96.8%)、短期大学326校(回答率98.5%)、計1,055校(回答率97.3%)
・活用校数
大学313校(入試関連304校、入試以外36校、不明2校)、短期大学148校(入試関連137校、入試以外27校、不明4校)
※複数の種類で活用している場合は、それぞれ校数に含む。
・入試種別
一般入試71校(大学32校、短期大学39校)、推薦入試253校(大学166校、短期大学87校)、AO入試279校(大学197校、短期大学82校)、その他31校(大学16校、短期大学15校)、全入試種別19校(大学10校、短期大学9校)、不明・非公表43校(大学25校、短期大学18校)
※複数の入試種別で活用している場合は、それぞれ校数に含む。
・活用種類
出願要件58校、試験免除1校、点数加算(点数化)55校、考慮・参考364校、特待生条件・入学時経済的援助5校、指定校推薦・内部進学条件1校、入学後経済的援助3校、単位認定7校、要件(免許・資格取得、進級、卒業)1校、受検推奨46校、その他19校
※複数の種類で活用している場合は、それぞれ校数に含む。
・詳細情報
http://www.kanken.or.jp/bunshouken/education/college/investigation.html
※掲載校数は、学校側の掲載・削除の要望等により変更になる場合があります。