「就職内定、オヤカクOK企業ランキング」を発表
[17/03/14]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2017年3月14日
株式会社ヴォーカーズ
Vorkers「働きがい研究所」調査レポートvol.35
< 就活応援プロジェクト>
「就職内定、オヤカクOK企業ランキング」を発表
― それでも退職する自慢の娘・息子の「退職理由」とは ―
https://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_35
就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」(https://www.vorkers.com/)を運営する株式会社ヴォーカーズ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:増井 慎二郎)は、「就職内定、オヤカクOK企業ランキング」を発表しました。
新しい就活用語として話題になっている「オヤカク」。企業が内定を出す学生に対し「当社への入社を親は承諾しているか」と確認する、または学生の親に企業が直接連絡を取り確認する行為のことを指し、近年増えている「親からの反対による内定辞退」を防ぐための対策です。昨今の大企業の買収や長時間労働など、子供の就職先について親の心配事項は増えていくばかりですが、今回の調査レポートでは親目線における「就職文句なし企業」をVorkersに寄せられた会社評価からランキングすると同時に、そんな親の自慢となる企業に勤める社員が退職を考えるポイントを探ることで、企業選びのヒントをお伝えできたらと思います。
今回のレポートでは、親世代からの信頼材料の一つとして挙げられる「上場企業」に絞り、給与面を含む指標である「待遇の満足度」、人材を長期的に育てていく環境が整っているかを示す「人材の長期育成」、そして社会に対する責任である「法令順守意識」の3指標の合計値でランキングを作成しました。
【サマリー】
・TOP3を財閥系総合商社が独占。(1位:住友商事、2位:三菱商事、3位:三井物産)
・電力、石油、ガスなどインフラ系企業、製薬会社が多くランクイン
・メーカートップは4位のトヨタ自動車
※詳細はランキング画像、働きがい研究所サイトと併せてご確認ください。
https://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_35
【画像: http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M102870/201703149851/_prw_PI1im_54lpgqCz.png 】
■ 就職内定、オヤカクOK企業ランキング
1 住友商事株式会社 12.46
2 三菱商事株式会社 12.35
3 三井物産株式会社 11.96
4 トヨタ自動車株式会社 11.87
5 日本郵船株式会社 11.85
6 東燃ゼネラル石油株式会社 11.78
7 四国電力株式会社 11.68
8 伊藤忠商事株式会社 11.56
9 アステラス製薬株式会社 11.54
10 株式会社日清製粉グループ本社 11.45
11 株式会社デンソー 11.42
11 株式会社豊田自動織機 11.42
13 塩野義製薬株式会社 11.40
14 東京ガス株式会社 11.38
15 味の素株式会社 11.33
15 日本たばこ産業株式会社 11.33
17 日本電信電話株式会社(NTT) 11.32
17 旭化成株式会社 11.32
19 株式会社伊予銀行 11.31
19 株式会社商船三井 11.31
21 東京海上日動火災保険株式会社 11.30
22 太平洋セメント株式会社 11.28
23 三井不動産株式会社 11.19
23 大阪ガス株式会社 11.19
25 東邦ガス株式会社 11.16
26 三浦工業株式会社 11.15
27 中外製薬株式会社 11.14
28 帝人株式会社 11.13
29 三菱地所株式会社 11.12
30 株式会社小松製作所 11.10
※数値は「待遇の満足度」「人材の長期育成」「法令順守意識」(それぞれ5段階評価)のスコア合計
■ 自慢の娘・息子たちの「退職検討理由」とは?
総合商社をはじめ、有名大手企業が並んだ今回のランキング。オヤカクもすんなりOK、親戚に自慢できそうな企業ばかりで、「入社理由」の社員クチコミにも、「事業基盤の大きさ」や「ネームバリュー」といったワードがみられました。
一方で、そんな大手企業に就職した、親にとって自慢の娘・息子たちが、それでも「辞めよう」と思うポイントはどんなところにあるのか。Vorkersに寄せられた「退職検討理由」をみると、大手企業であるがゆえの「ひとつの場所でじっくり働く」ことを前提とした保守的な組織作りが、早く成長したい若手社員たちには物足りなく感じられていることが伺えました。「成長速度」に危機感を持ったというクチコミもあり、自身がどのような環境に身を置き、どう活躍していきたいのか、そしてその企業がそういった環境を提供できるのかをリサーチすることが企業を選ぶうえで重要であることがわかります。
親が自慢できる企業であっても、そこで働きがいを感じられず退職する社員がいることも事実です。Vorkersは、就活生の皆さんが親の期待だけではなく「自分の意思」で企業を選び、働きがいを見つけることを応援していきます。
●成長スピードへの焦り
「自己成長のスピードに不安を感じた為。長期的な人材育成プランとなっており、短期的な成長スピードは他社と比較して遅いように感じた。安定という意味では大変優れているが、変化・スピードを求める人には物足りないと思う。(営業部門、男性、住友商事)」
「組織に柔軟性がなく、意見をいいづらいカルチャーであったこと。仕事内容やキャリアパスが、一生同社で働き続ける前提でのみ組まれている。他の企業では通用しないと感じたこと。だから、20代のうちに自分を鍛えたほうがよいと思い、他企業へ転職しました。ただ、「安定」して働き続けるならば、これ以上の会社は存在しないというほど、良い会社だと今でも思っています。(マーケティング、女性、トヨタ自動車)」
「新卒が大事に育てられる環境ではあるが、成長スピードは遅いと感じた。社員は総じてエネルギーのある人が多いものの、全体的に内向きに使われていて非常にもったいない。会社や事業部をどう成長させていくのかという当事者意識が少ないことが多く、自分のことが1番という感覚があり長い目で見たときのキャリアとして不安がよぎった。(住生活情報カンパニー、男性、伊藤忠商事)」
「インフラ企業により大変安定している。たくさんの高齢社員がいるなかで、意欲的な若い人材の育成に力を入れておらずモチベーション維持が難しかったから。(マーケティング、女性、東京ガス)」
「良くも悪くも日本の古い会社。新卒で取った人間を長期的に育成しようとする考えのため、20代でグンと成長したいと考えている人には向かない。(営業、男性、味の素)」
「大きな仕事が少なくなってきており、自身の成長速度が遅くなってきていると感じた。このまま生ぬるい環境に自身を置くことに対して将来への不安を感じた。(研究開発、男性、NTT)」
●キャリアアップ、チャレンジングな環境を求めて
「チームワークを発揮し大きなプロジェクトを遂行する魅力はあるも、業務が常にオーガナイザー的な役割である事から専門性に欠ける為。一生涯同じ会社に居続けたいと考える人には最高の職場環境ではあるが、業務を全うするだけでは人材価値が高まらずキャリアアップが難しい為。(営業、男性、住友商事)」
「人事ローテーションが少ないことに不満がある。ここの会社は人事だったら人事、経理だったら経理、エンジンの開発だったらエンジンの開発と基本的にずっと同じような業務をやる人がほとんどですので、様々な部署でいろいろな経験をつみたいとおもったら、外にでるしかないと思います。(係長、男性、トヨタ自動車)」
「チャレンジする場があまりに少なかった。余裕ある待遇で、それなりに大きな仕事で基礎スキルが磨かれることを望む方には非常に良い職場である。もう少し社会を大きく変えるような仕事をしたくなった。(企画、男性、東京ガス)」
「安定志向の人がおおいので、もっとハングリーな職場で自分をきたえたかった。また、頑張れば確かに評価される風土はあったものの、できる人とできない人とで評価の差はそれほど大きくない。評価の差としては、大きくても月給が5万円くらい変わる程度。そうではなく、結果を出すことによって数百万の違いがでる業界に身をおきたかったので退職にいたった。(平社員、男性、旭化成)」
「新しい仕事を経験してみたいと思った。また入社後ある程度年数が経ったので他に自分の可能性があるかもしれないと思いそれを試してみたいと思った。また現在の仕事では自己実現に限界があると感じた。(副課長、男性、大阪ガス)」
「良い会社だが、切磋琢磨する環境がなかったため、より成長できる環境を求めて退社した。(営業、男性、帝人)」
●保守的な社風
「決まり事が多く、若者へ与えられる裁量が小さい事から転職を検討している。ルールに従って細かく物事を進める人には適している環境かもしれないが、リスクを取ろうとせずスピーディーな対応が出来ない点が残念だと感じている。(営業、女性、三菱商事)」
「年功序列のため、若手社員には裁量が少なかったり、上に意見を言い難い。風通しがあまり良くなかったことが退職理由。ただし、日本の企業風土好きには合うかもしれない。(研究開発、男性、日清製粉グループ本社)」
「良くも悪くも保守的な会社すぎ、もう少しチャレンジングな環境で自分を試してみたいと感じたからです。(研究、男性、日本たばこ産業)」
●「安定」であることへの危機感
「あまりに快適すぎる環境に危機感と違和感を覚えた。このまま良い時代が未来永劫続くか懐疑的に思った。(営業部門、男性、住友商事)」
「待遇は非常に良いが、このままずるずると勤務を続けると大企業サラリーマンとして飼いならされ、志を全う出来ない人材になる恐れを感じた。逆に言うと、それほどまでに就業環境・条件が良い。(営業部門、男性、三井物産)」
「社員を大切にする文化があるいい会社ではあるのですが、そのことに甘えてしまい、自分自身のモチベーションを高く保ち続ける自信がなくなりました。(MR、男性、塩野義製薬)」
「安定しすぎて非常につまらないと思ってしまう時があります。辞めようと思う要因をよく考えると贅沢なことを言っていると気づきます。(マーケティング、男性、小松製作所)」
■データの収集方法
「Vorkers」の会社評価レポートへの回答を通じてデータを収集しています。
会社評価レポートの回答条件は下記の通りです。
・社員として1年以上在籍した企業の情報であること
・500文字以上の自由記述項目と、8つの評価項目に回答いただくこと
・月間残業時間(実数)、有休消化率(実数)についても収集
■対象データ
Vorkersに投稿された会社評価レポートのうち、回答者数が10人以上ある上場企業1,339社のレポート回答69,796件を対象データとしています。 (集計期間:2007年7月〜2017年3月)
【Vorkers働きがい研究所について】
株式会社ヴォーカーズが、働きがいの向上のために、個人・企業・社会などの視点から働きがいについて調査・リサーチを行うためのプロジェクトです。2014年3月よりスタートしました。
【Vorkersについて】
「Vorkers」では、就職・転職の参考情報として、職場環境に対する社員・元社員の評価点やレポートを共有しています。企業の社員・元社員から情報を収集しているWEBサイトとしては、国内最大規模のクチコミ数と評価スコア(350万件超)が蓄積されており、会員数は約147万人(2017年3月時点)となっています。経営者や人事部のフィルターにかかっていない「社員の生の声」を共有することで、企業の実情をオープンにし、就職・転職活動をサポートしたいと考えています。また、ジョブマーケットの透明性を高めることで、「社員を大切にする企業の方が大切にしない企業よりも評価され、誠実なCEOが誠実に会社を経営しやすい雇用環境となること」を目指しています。
【Vorkersのユーザー情報】
Vorkersユーザーの多くが、「企業についてより深くリサーチをする」という目的のもと、社員クチコミを企業選びの指標として活用しています。学生ユーザー数も伸びており、2017年卒の登録学生ユーザー数は16万人を超えました。
・学生ユーザーの多い大学例:東京大1,804名、京都大1,187名、慶應大3,121名、早稲田大4,074名
〔クチコミ情報の健全性について〕
Vorkersでは、クチコミの健全性保持を最重要課題とし、投稿されたクチコミ全てを目視審査したうえで公開をしています。詳しくは以下をご覧ください。
・運営ポリシー https://www.vorkers.com/policy.php
・掲載情報について https://www.vorkers.com/aboutreview
・ガイドライン https://www.vorkers.com/guideline.php
〔Vorkersの由来〕
“Voice of Workers”(働く人たちの声)という意味と、“Workers”の“W”を“V”に置き換え、働く人の「自立」という意味が込められています。
【株式会社ヴォーカーズ 会社概要】
商 号:株式会社ヴォーカーズ
代 表 者:代表取締役 増井 慎二郎
本店所在地:東京都渋谷区渋谷3-6-3 渋谷363清水ビル11F
設立年月日:2007年6月
事業内容:就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」(https://www.vorkers.com/)の企画運営
資本金:2000万円
【本件に関するお問合せ先】
担当:恵川、隈元
Email:press@vorkers.com
株式会社ヴォーカーズ
Vorkers「働きがい研究所」調査レポートvol.35
< 就活応援プロジェクト>
「就職内定、オヤカクOK企業ランキング」を発表
― それでも退職する自慢の娘・息子の「退職理由」とは ―
https://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_35
就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」(https://www.vorkers.com/)を運営する株式会社ヴォーカーズ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:増井 慎二郎)は、「就職内定、オヤカクOK企業ランキング」を発表しました。
新しい就活用語として話題になっている「オヤカク」。企業が内定を出す学生に対し「当社への入社を親は承諾しているか」と確認する、または学生の親に企業が直接連絡を取り確認する行為のことを指し、近年増えている「親からの反対による内定辞退」を防ぐための対策です。昨今の大企業の買収や長時間労働など、子供の就職先について親の心配事項は増えていくばかりですが、今回の調査レポートでは親目線における「就職文句なし企業」をVorkersに寄せられた会社評価からランキングすると同時に、そんな親の自慢となる企業に勤める社員が退職を考えるポイントを探ることで、企業選びのヒントをお伝えできたらと思います。
今回のレポートでは、親世代からの信頼材料の一つとして挙げられる「上場企業」に絞り、給与面を含む指標である「待遇の満足度」、人材を長期的に育てていく環境が整っているかを示す「人材の長期育成」、そして社会に対する責任である「法令順守意識」の3指標の合計値でランキングを作成しました。
【サマリー】
・TOP3を財閥系総合商社が独占。(1位:住友商事、2位:三菱商事、3位:三井物産)
・電力、石油、ガスなどインフラ系企業、製薬会社が多くランクイン
・メーカートップは4位のトヨタ自動車
※詳細はランキング画像、働きがい研究所サイトと併せてご確認ください。
https://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_35
【画像: http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M102870/201703149851/_prw_PI1im_54lpgqCz.png 】
■ 就職内定、オヤカクOK企業ランキング
1 住友商事株式会社 12.46
2 三菱商事株式会社 12.35
3 三井物産株式会社 11.96
4 トヨタ自動車株式会社 11.87
5 日本郵船株式会社 11.85
6 東燃ゼネラル石油株式会社 11.78
7 四国電力株式会社 11.68
8 伊藤忠商事株式会社 11.56
9 アステラス製薬株式会社 11.54
10 株式会社日清製粉グループ本社 11.45
11 株式会社デンソー 11.42
11 株式会社豊田自動織機 11.42
13 塩野義製薬株式会社 11.40
14 東京ガス株式会社 11.38
15 味の素株式会社 11.33
15 日本たばこ産業株式会社 11.33
17 日本電信電話株式会社(NTT) 11.32
17 旭化成株式会社 11.32
19 株式会社伊予銀行 11.31
19 株式会社商船三井 11.31
21 東京海上日動火災保険株式会社 11.30
22 太平洋セメント株式会社 11.28
23 三井不動産株式会社 11.19
23 大阪ガス株式会社 11.19
25 東邦ガス株式会社 11.16
26 三浦工業株式会社 11.15
27 中外製薬株式会社 11.14
28 帝人株式会社 11.13
29 三菱地所株式会社 11.12
30 株式会社小松製作所 11.10
※数値は「待遇の満足度」「人材の長期育成」「法令順守意識」(それぞれ5段階評価)のスコア合計
■ 自慢の娘・息子たちの「退職検討理由」とは?
総合商社をはじめ、有名大手企業が並んだ今回のランキング。オヤカクもすんなりOK、親戚に自慢できそうな企業ばかりで、「入社理由」の社員クチコミにも、「事業基盤の大きさ」や「ネームバリュー」といったワードがみられました。
一方で、そんな大手企業に就職した、親にとって自慢の娘・息子たちが、それでも「辞めよう」と思うポイントはどんなところにあるのか。Vorkersに寄せられた「退職検討理由」をみると、大手企業であるがゆえの「ひとつの場所でじっくり働く」ことを前提とした保守的な組織作りが、早く成長したい若手社員たちには物足りなく感じられていることが伺えました。「成長速度」に危機感を持ったというクチコミもあり、自身がどのような環境に身を置き、どう活躍していきたいのか、そしてその企業がそういった環境を提供できるのかをリサーチすることが企業を選ぶうえで重要であることがわかります。
親が自慢できる企業であっても、そこで働きがいを感じられず退職する社員がいることも事実です。Vorkersは、就活生の皆さんが親の期待だけではなく「自分の意思」で企業を選び、働きがいを見つけることを応援していきます。
●成長スピードへの焦り
「自己成長のスピードに不安を感じた為。長期的な人材育成プランとなっており、短期的な成長スピードは他社と比較して遅いように感じた。安定という意味では大変優れているが、変化・スピードを求める人には物足りないと思う。(営業部門、男性、住友商事)」
「組織に柔軟性がなく、意見をいいづらいカルチャーであったこと。仕事内容やキャリアパスが、一生同社で働き続ける前提でのみ組まれている。他の企業では通用しないと感じたこと。だから、20代のうちに自分を鍛えたほうがよいと思い、他企業へ転職しました。ただ、「安定」して働き続けるならば、これ以上の会社は存在しないというほど、良い会社だと今でも思っています。(マーケティング、女性、トヨタ自動車)」
「新卒が大事に育てられる環境ではあるが、成長スピードは遅いと感じた。社員は総じてエネルギーのある人が多いものの、全体的に内向きに使われていて非常にもったいない。会社や事業部をどう成長させていくのかという当事者意識が少ないことが多く、自分のことが1番という感覚があり長い目で見たときのキャリアとして不安がよぎった。(住生活情報カンパニー、男性、伊藤忠商事)」
「インフラ企業により大変安定している。たくさんの高齢社員がいるなかで、意欲的な若い人材の育成に力を入れておらずモチベーション維持が難しかったから。(マーケティング、女性、東京ガス)」
「良くも悪くも日本の古い会社。新卒で取った人間を長期的に育成しようとする考えのため、20代でグンと成長したいと考えている人には向かない。(営業、男性、味の素)」
「大きな仕事が少なくなってきており、自身の成長速度が遅くなってきていると感じた。このまま生ぬるい環境に自身を置くことに対して将来への不安を感じた。(研究開発、男性、NTT)」
●キャリアアップ、チャレンジングな環境を求めて
「チームワークを発揮し大きなプロジェクトを遂行する魅力はあるも、業務が常にオーガナイザー的な役割である事から専門性に欠ける為。一生涯同じ会社に居続けたいと考える人には最高の職場環境ではあるが、業務を全うするだけでは人材価値が高まらずキャリアアップが難しい為。(営業、男性、住友商事)」
「人事ローテーションが少ないことに不満がある。ここの会社は人事だったら人事、経理だったら経理、エンジンの開発だったらエンジンの開発と基本的にずっと同じような業務をやる人がほとんどですので、様々な部署でいろいろな経験をつみたいとおもったら、外にでるしかないと思います。(係長、男性、トヨタ自動車)」
「チャレンジする場があまりに少なかった。余裕ある待遇で、それなりに大きな仕事で基礎スキルが磨かれることを望む方には非常に良い職場である。もう少し社会を大きく変えるような仕事をしたくなった。(企画、男性、東京ガス)」
「安定志向の人がおおいので、もっとハングリーな職場で自分をきたえたかった。また、頑張れば確かに評価される風土はあったものの、できる人とできない人とで評価の差はそれほど大きくない。評価の差としては、大きくても月給が5万円くらい変わる程度。そうではなく、結果を出すことによって数百万の違いがでる業界に身をおきたかったので退職にいたった。(平社員、男性、旭化成)」
「新しい仕事を経験してみたいと思った。また入社後ある程度年数が経ったので他に自分の可能性があるかもしれないと思いそれを試してみたいと思った。また現在の仕事では自己実現に限界があると感じた。(副課長、男性、大阪ガス)」
「良い会社だが、切磋琢磨する環境がなかったため、より成長できる環境を求めて退社した。(営業、男性、帝人)」
●保守的な社風
「決まり事が多く、若者へ与えられる裁量が小さい事から転職を検討している。ルールに従って細かく物事を進める人には適している環境かもしれないが、リスクを取ろうとせずスピーディーな対応が出来ない点が残念だと感じている。(営業、女性、三菱商事)」
「年功序列のため、若手社員には裁量が少なかったり、上に意見を言い難い。風通しがあまり良くなかったことが退職理由。ただし、日本の企業風土好きには合うかもしれない。(研究開発、男性、日清製粉グループ本社)」
「良くも悪くも保守的な会社すぎ、もう少しチャレンジングな環境で自分を試してみたいと感じたからです。(研究、男性、日本たばこ産業)」
●「安定」であることへの危機感
「あまりに快適すぎる環境に危機感と違和感を覚えた。このまま良い時代が未来永劫続くか懐疑的に思った。(営業部門、男性、住友商事)」
「待遇は非常に良いが、このままずるずると勤務を続けると大企業サラリーマンとして飼いならされ、志を全う出来ない人材になる恐れを感じた。逆に言うと、それほどまでに就業環境・条件が良い。(営業部門、男性、三井物産)」
「社員を大切にする文化があるいい会社ではあるのですが、そのことに甘えてしまい、自分自身のモチベーションを高く保ち続ける自信がなくなりました。(MR、男性、塩野義製薬)」
「安定しすぎて非常につまらないと思ってしまう時があります。辞めようと思う要因をよく考えると贅沢なことを言っていると気づきます。(マーケティング、男性、小松製作所)」
■データの収集方法
「Vorkers」の会社評価レポートへの回答を通じてデータを収集しています。
会社評価レポートの回答条件は下記の通りです。
・社員として1年以上在籍した企業の情報であること
・500文字以上の自由記述項目と、8つの評価項目に回答いただくこと
・月間残業時間(実数)、有休消化率(実数)についても収集
■対象データ
Vorkersに投稿された会社評価レポートのうち、回答者数が10人以上ある上場企業1,339社のレポート回答69,796件を対象データとしています。 (集計期間:2007年7月〜2017年3月)
【Vorkers働きがい研究所について】
株式会社ヴォーカーズが、働きがいの向上のために、個人・企業・社会などの視点から働きがいについて調査・リサーチを行うためのプロジェクトです。2014年3月よりスタートしました。
【Vorkersについて】
「Vorkers」では、就職・転職の参考情報として、職場環境に対する社員・元社員の評価点やレポートを共有しています。企業の社員・元社員から情報を収集しているWEBサイトとしては、国内最大規模のクチコミ数と評価スコア(350万件超)が蓄積されており、会員数は約147万人(2017年3月時点)となっています。経営者や人事部のフィルターにかかっていない「社員の生の声」を共有することで、企業の実情をオープンにし、就職・転職活動をサポートしたいと考えています。また、ジョブマーケットの透明性を高めることで、「社員を大切にする企業の方が大切にしない企業よりも評価され、誠実なCEOが誠実に会社を経営しやすい雇用環境となること」を目指しています。
【Vorkersのユーザー情報】
Vorkersユーザーの多くが、「企業についてより深くリサーチをする」という目的のもと、社員クチコミを企業選びの指標として活用しています。学生ユーザー数も伸びており、2017年卒の登録学生ユーザー数は16万人を超えました。
・学生ユーザーの多い大学例:東京大1,804名、京都大1,187名、慶應大3,121名、早稲田大4,074名
〔クチコミ情報の健全性について〕
Vorkersでは、クチコミの健全性保持を最重要課題とし、投稿されたクチコミ全てを目視審査したうえで公開をしています。詳しくは以下をご覧ください。
・運営ポリシー https://www.vorkers.com/policy.php
・掲載情報について https://www.vorkers.com/aboutreview
・ガイドライン https://www.vorkers.com/guideline.php
〔Vorkersの由来〕
“Voice of Workers”(働く人たちの声)という意味と、“Workers”の“W”を“V”に置き換え、働く人の「自立」という意味が込められています。
【株式会社ヴォーカーズ 会社概要】
商 号:株式会社ヴォーカーズ
代 表 者:代表取締役 増井 慎二郎
本店所在地:東京都渋谷区渋谷3-6-3 渋谷363清水ビル11F
設立年月日:2007年6月
事業内容:就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」(https://www.vorkers.com/)の企画運営
資本金:2000万円
【本件に関するお問合せ先】
担当:恵川、隈元
Email:press@vorkers.com