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住宅業界初 「大和ハウス東京ビル」がLEED-EBOMのプラチナ認証を取得

2017/03/28

大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 大野直竹
大阪市北区梅田3−3−5

住宅業界初 「大和ハウス東京ビル」がLEED-EBOMのプラチナ認証を取得

 大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:大野直竹)が所有する「大和ハウス東京ビル」(所在:東京都千代田区)は、2017年3月23日、LEED-EBOM(リード・イーボム)認証(既存建物)において、住宅業界としては日本初となる最高ランクのプラチナ認証を取得しました。
 なお、「大和ハウス東京ビル」は、日本におけるLEED-EBOM認証を取得した建物の中で最大規模(※)となります。
 また、LEED-EBOM認証(既存建物)のプラチナ認証の取得は、日本全体で4事例目になります。
※.建築面積、延床面積、階数、建物高さにおいて、国内最大です。

 当社は、LEED認証におけるノウハウの蓄積・今後の世界的なニーズに対応するために、2016年3月、「大和ハウス東京ビル」においてプラチナ認証の取得を目指すプロジェクトチームを設立。総合不動産サービス会社(ジョーンズ ラング ラサール株式会社)のコンサルティングのもと、当社社員自らが現地測定や各種計算などを行い、認証機関である米国グリーンビルディング協会よりプラチナ認証を取得するに至りました。
 プラチナ認証において、「大和ハウス東京ビル」は、20時退社の徹底や毎月1回、19時に一斉消灯を行うライトダウンデーの実施などによる使用電力量の削減実績のほか、トイレ洗浄水に厨房排水を使用するなどの節水機能などが特に高く評価されました。
 また、公共交通機関への近接性やヒートアイランド現象対策などの観点から立地条件・敷地利用を評価する「敷地選定」や、持続可能な建築資材の使用や廃棄物の削減を促進する「材料と資源」、より良い室内空気質や日射を確保する「室内環境」など、各評価項目において、国際的なサステナブル基準に適合した運用管理を行っている点も、高く評価されています。
 今後も「大和ハウス東京ビル」では、さらなる省エネ・省資源化を目指し、ビル運営の改善を継続していきます。

●LEED認証について
 LEED認証は、米国グリーンビルディング協会が開発した国際的な建築物環境性能評価システムで、7つの評価項目(敷地選定、水資源の保全と節水、エネルギーと大気、材料と資源、室内環境、革新性、地域別重みづけ)の合計点により格付けされます。当制度は、世界160カ国以上で認証がされており、近年はアジア地域においても、認証が急速に加速しています。
 その中でも、LEED-EBOM認証(既存建物)は、既存ビルの運用・管理について、その評価・認証を行うものです。LEED-EBOM以外の評価カテゴリーには、NC(新築ビル)、NCの中でもテナントビルを指すC&S(コア&シェル)、CI(内装)、ND(エリア開発)、HOME(戸建住宅)があり、4段階に格付けされます。

■「大和ハウス東京ビル」 建物概要
 所在地:東京都千代田区飯田橋3丁目13番1号
 交通:JR「水道橋駅」西口より徒歩2分、JR「飯田橋駅」東口より徒歩7分
  東京メトロ有楽町線・南北線、都営大江戸線「飯田橋」駅A1出口より徒歩7分
  東京メトロ東西線「飯田橋」駅A5出口より徒歩4分またはA2出口より徒歩7分
 建物用途:事務所
 建物高さ:107.55m(塔屋を含む)
 構造・規模:地上23階(鉄骨造)、地下2階(鉄骨鉄筋コンクリート造)
 敷地面積:本館 38,600.14m2・別館 1,149.43m2
 延床面積:本館 47,246.78m2・別館 1,579.05m2
 設計:大和ハウス工業・日建設計 設計監理共同企業体
 施工:大和ハウス工業・戸田・鉄建・建設共同企業体
 着工:本館 1996年11月25日、別館 2001年2月26日
 竣工:本館  1999年5月24日、別館 2001年12月18日
 入居人数:約2,200名(2017年3月)

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