静岡の県立高校をリノベーションした「ふじのくに地球環境史ミュージアム」が国内外で表彰!
[17/04/03]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2017年4月3日
株式会社丹青社
静岡の県立高校をリノベーションした
「ふじのくに地球環境史ミュージアム」が国内外で表彰!
〜廃校という資源を活かした“思考型ミュージアム”を
丹青社が空間デザインで実現〜
商業・文化施設などの空間づくりをおこなう株式会社丹青社(本社:東京都港区/代表取締役社長:青田嘉光)がデザイン・制作を手がけました「ふじのくに地球環境史ミュージアム」が、国内・海外合わせて10の賞を受賞しました。同ミュージアムは閉校した静岡南高校をリノベーションしてつくられた静岡県では初めての県立自然系博物館です。「学び、考える場」である学校環境を活かし、「思考を拓くミュージアム」としてデザインされました。国内では「DSA日本空間デザイン賞2016」大賞、海外では「FX国際インテリアデザイン賞2016」ミュージアム・展示空間部門 最優秀賞、「iFデザイン賞2017」iFデザイン賞など、アジア・アメリカ・ヨーロッパの各デザイン賞で、高い評価を受けました。
【画像: http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M101853/201703290417/_prw_PI1im_sH2GHn83.jpg 】
学習机を再利用したケースが並ぶ展示室「ふじのくにの海」
(撮影:ナカサ&パートナーズ)
【画像: http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M101853/201703290417/_prw_PI2im_VpEp2ym9.jpg 】
「FX国際インテリアデザイン賞2016」授賞式
中央左:篠原宏一(プランナー)、中央右:石河孝浩(デザイナー)
■デザインを担当した石河孝浩のコメント
本物を見せる、資料に触れる体験などを通して、知識を提供することがこれまでの博物館展示の主な役割でしたが、本施設が「未来の豊かさを考えること」をテーマとしたように、思考を深め、人間力を育むことは、これからの博物館にとって一層大切な役割の一つになると思われます。ふじのくに地球環境史ミュージアムの展示のあり方が、そのケーススタディとして、博物館デザインの発展に貢献していければと考えています。
【画像: http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M101853/201703290417/_prw_PI3im_824639BT.jpg 】
石河 孝浩(いしかわ たかひろ)
デザイナー / 一級建築士
1979年愛知県生まれ。2006年筑波大学大学院芸術研究科修了。同年丹青社入社。
博物館や子ども施設などの文化空間や、交流スペース等の空間演出、展示設計を担当しています。近年は、展示空間だけでなく、シンボルマークを始めとするVIデザインやグラフィックデザインまで施設の総合的なデザインを行っています。また、ユーザーを巻き込んだワークショップを実施するなど、開館後の運営を見据えたコミュニティデザインも取り入れ、利用する人にも運営する団体にも優しい施設づくりを心がけています。
【主な実績】四日市公害と環境未来館・四日市市立博物館、ギャラクシティ(第7回キッズデザイン賞)
■「ふじのくに地球環境史ミュージアム」特長
・廃校×リノベーション=新たなミュージアム体験
小中学校の廃校活用は全国的に増加していますが、高校のリノベーションかつ常設の博物館への
転用例は大変珍しく、少子化で今後ますます増える廃校利用の先進事例のひとつといえます。
・「思考を拓くミュージアム」がコンセプト
各教室では、学校の椅子や机、黒板等の要素を活用、再構成し、展示テーマの核心となる部分を
表現。また、展示テーマをシンボル化したサインを廊下で展開し、展示空間とグラフィックの一
体的なデザインで、思考を促す仕掛けとしています。
・静岡だから実現!全国初のテーマ「地球環境史」
富士山をはじめ、海・山・川・湖など、静岡県ならではの恵まれた自然資源を活かし、自然環境
の実態と成り立ちの調査研究、自然史資料の収集保管、次世代へ継承する一方、人と地球上の生
態環境との関わりを歴史的に研究し、100年後の静岡、そして未来の地球のあり方に示唆を与え
ます。
・通算開催数1000回超!「地球家族会議」
2016年3月の開館時から毎日複数回、来館者とインタープリター(展示交流員)がひとつのテーブ
ルを囲み議論する「地球家族会議」を、展示室のなかで開催しています。
■ふじのくに地球環境史ミュージアム館長 安田喜憲氏 コメント
廃校となった高校校舎を改修したミュージアムには、当館職員と(株)丹青社のプロジェクトチームが
一緒に汗をかき、知恵を絞った、見事な学校の香りを残す「考える」展示空間がある。静岡県では、
世界レベルで評価された機関や人を「静岡県における世界水準の魅力」としてまとめている。わが
ミュージアムはその44番目に選ばれた。これも国内外で高い評価を受けたためであり、大変喜ばし
いことである。
【画像: http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M101853/201703290417/_prw_PI4im_uU4rJLr3.jpg 】
■東京大学総合研究博物館 特任教授 洪 恒夫氏 コメント(デザイン監修担当)
施設の建設に向けては、どこへでも持ち出せる「モバイルミュージアム」、通常は非公開のエリア
を施設の魅力づくりに役立てる「ミドルヤード」、「廃校校舎のミュージアムへの改装」等、東京
大学総合研究博物館で取り組んできた次世代型ミュージアムの実践研究での知見を役立てることが
できました。県、展示設計・制作の担当企業との、産官学連携の成果が今回の国内外の評価につな
がったと考えています。
【画像: http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M101853/201703290417/_prw_PI5im_50l58x9T.jpg 】
■受賞一覧
<国内>
・「DSA日本空間デザイン賞2016」大賞、協会特別賞 企画・研究賞
・「JCDデザインアワード2016」 銀賞、橋本夕紀夫賞
・「第50回日本サインデザイン賞」 入選、中部地区賞
・「第35回ディスプレイ産業賞(2016)」入選
<海外>
・「Design for Asia Awards 2016」ブロンズ賞
・「Asia Pacific Interior Design Awards 2016」シルバー賞
・「FX International Interior Design Awards 2016」ミュージアム・展示空間部門 最優秀賞
・「iF DESIGN AWARDS 2017」iFデザイン賞
・「BEST OF YEAR INTERIOR DESIGN 2016」ファイナリスト
・「SBID International Design Awards 2016」ファイナリスト
■ふじのくに地球環境史ミュージアム 基本情報
所在地 : 〒422-8017 静岡市駿河区大谷5762(旧 県立静岡南高校)
開館時間 : 10:00〜17:30(最終入館17:00)
休館日 : 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は次の平日)、年末年始
事業主 :静岡県
デザイン監修:東京大学総合研究博物館 洪 恒夫
当社業務範囲:デザイン・設計、制作・施工
当社担当者 :篠原宏一(企画)、加藤剛(ディレクション)、石河孝浩(デザイン・設計)
平島 亘(プロジェクトマネジメント)、山田晃裕(制作・施工)
■丹青社について
「こころを動かす空間創造のプロフェッショナル」として、店舗などの商業空間、博物館などの文化空間、展示会などのイベント空間等、人が行き交うあらゆる空間づくりの課題解決をおこなっている企業です。調査・企画から、デザイン・設計、制作・施工、運営まで、空間づくりのあらゆるプロセスをサポートしています。
社名: 株式会社丹青社
本社: 東京都港区港南1-2-70品川シーズンテラス19F 〒108-8220
設立: 1959年(昭和34年)12月25日
資本金: 40億2,675万657円(2017年1月31日現在)
上場: 東京証券取引所市場第一部 (証券コード:9743)
従業員: 1,131名(連結・2017年1月31日現在)
URL: http://www.tanseisha.co.jp
株式会社丹青社
静岡の県立高校をリノベーションした
「ふじのくに地球環境史ミュージアム」が国内外で表彰!
〜廃校という資源を活かした“思考型ミュージアム”を
丹青社が空間デザインで実現〜
商業・文化施設などの空間づくりをおこなう株式会社丹青社(本社:東京都港区/代表取締役社長:青田嘉光)がデザイン・制作を手がけました「ふじのくに地球環境史ミュージアム」が、国内・海外合わせて10の賞を受賞しました。同ミュージアムは閉校した静岡南高校をリノベーションしてつくられた静岡県では初めての県立自然系博物館です。「学び、考える場」である学校環境を活かし、「思考を拓くミュージアム」としてデザインされました。国内では「DSA日本空間デザイン賞2016」大賞、海外では「FX国際インテリアデザイン賞2016」ミュージアム・展示空間部門 最優秀賞、「iFデザイン賞2017」iFデザイン賞など、アジア・アメリカ・ヨーロッパの各デザイン賞で、高い評価を受けました。
【画像: http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M101853/201703290417/_prw_PI1im_sH2GHn83.jpg 】
学習机を再利用したケースが並ぶ展示室「ふじのくにの海」
(撮影:ナカサ&パートナーズ)
【画像: http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M101853/201703290417/_prw_PI2im_VpEp2ym9.jpg 】
「FX国際インテリアデザイン賞2016」授賞式
中央左:篠原宏一(プランナー)、中央右:石河孝浩(デザイナー)
■デザインを担当した石河孝浩のコメント
本物を見せる、資料に触れる体験などを通して、知識を提供することがこれまでの博物館展示の主な役割でしたが、本施設が「未来の豊かさを考えること」をテーマとしたように、思考を深め、人間力を育むことは、これからの博物館にとって一層大切な役割の一つになると思われます。ふじのくに地球環境史ミュージアムの展示のあり方が、そのケーススタディとして、博物館デザインの発展に貢献していければと考えています。
【画像: http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M101853/201703290417/_prw_PI3im_824639BT.jpg 】
石河 孝浩(いしかわ たかひろ)
デザイナー / 一級建築士
1979年愛知県生まれ。2006年筑波大学大学院芸術研究科修了。同年丹青社入社。
博物館や子ども施設などの文化空間や、交流スペース等の空間演出、展示設計を担当しています。近年は、展示空間だけでなく、シンボルマークを始めとするVIデザインやグラフィックデザインまで施設の総合的なデザインを行っています。また、ユーザーを巻き込んだワークショップを実施するなど、開館後の運営を見据えたコミュニティデザインも取り入れ、利用する人にも運営する団体にも優しい施設づくりを心がけています。
【主な実績】四日市公害と環境未来館・四日市市立博物館、ギャラクシティ(第7回キッズデザイン賞)
■「ふじのくに地球環境史ミュージアム」特長
・廃校×リノベーション=新たなミュージアム体験
小中学校の廃校活用は全国的に増加していますが、高校のリノベーションかつ常設の博物館への
転用例は大変珍しく、少子化で今後ますます増える廃校利用の先進事例のひとつといえます。
・「思考を拓くミュージアム」がコンセプト
各教室では、学校の椅子や机、黒板等の要素を活用、再構成し、展示テーマの核心となる部分を
表現。また、展示テーマをシンボル化したサインを廊下で展開し、展示空間とグラフィックの一
体的なデザインで、思考を促す仕掛けとしています。
・静岡だから実現!全国初のテーマ「地球環境史」
富士山をはじめ、海・山・川・湖など、静岡県ならではの恵まれた自然資源を活かし、自然環境
の実態と成り立ちの調査研究、自然史資料の収集保管、次世代へ継承する一方、人と地球上の生
態環境との関わりを歴史的に研究し、100年後の静岡、そして未来の地球のあり方に示唆を与え
ます。
・通算開催数1000回超!「地球家族会議」
2016年3月の開館時から毎日複数回、来館者とインタープリター(展示交流員)がひとつのテーブ
ルを囲み議論する「地球家族会議」を、展示室のなかで開催しています。
■ふじのくに地球環境史ミュージアム館長 安田喜憲氏 コメント
廃校となった高校校舎を改修したミュージアムには、当館職員と(株)丹青社のプロジェクトチームが
一緒に汗をかき、知恵を絞った、見事な学校の香りを残す「考える」展示空間がある。静岡県では、
世界レベルで評価された機関や人を「静岡県における世界水準の魅力」としてまとめている。わが
ミュージアムはその44番目に選ばれた。これも国内外で高い評価を受けたためであり、大変喜ばし
いことである。
【画像: http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M101853/201703290417/_prw_PI4im_uU4rJLr3.jpg 】
■東京大学総合研究博物館 特任教授 洪 恒夫氏 コメント(デザイン監修担当)
施設の建設に向けては、どこへでも持ち出せる「モバイルミュージアム」、通常は非公開のエリア
を施設の魅力づくりに役立てる「ミドルヤード」、「廃校校舎のミュージアムへの改装」等、東京
大学総合研究博物館で取り組んできた次世代型ミュージアムの実践研究での知見を役立てることが
できました。県、展示設計・制作の担当企業との、産官学連携の成果が今回の国内外の評価につな
がったと考えています。
【画像: http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M101853/201703290417/_prw_PI5im_50l58x9T.jpg 】
■受賞一覧
<国内>
・「DSA日本空間デザイン賞2016」大賞、協会特別賞 企画・研究賞
・「JCDデザインアワード2016」 銀賞、橋本夕紀夫賞
・「第50回日本サインデザイン賞」 入選、中部地区賞
・「第35回ディスプレイ産業賞(2016)」入選
<海外>
・「Design for Asia Awards 2016」ブロンズ賞
・「Asia Pacific Interior Design Awards 2016」シルバー賞
・「FX International Interior Design Awards 2016」ミュージアム・展示空間部門 最優秀賞
・「iF DESIGN AWARDS 2017」iFデザイン賞
・「BEST OF YEAR INTERIOR DESIGN 2016」ファイナリスト
・「SBID International Design Awards 2016」ファイナリスト
■ふじのくに地球環境史ミュージアム 基本情報
所在地 : 〒422-8017 静岡市駿河区大谷5762(旧 県立静岡南高校)
開館時間 : 10:00〜17:30(最終入館17:00)
休館日 : 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は次の平日)、年末年始
事業主 :静岡県
デザイン監修:東京大学総合研究博物館 洪 恒夫
当社業務範囲:デザイン・設計、制作・施工
当社担当者 :篠原宏一(企画)、加藤剛(ディレクション)、石河孝浩(デザイン・設計)
平島 亘(プロジェクトマネジメント)、山田晃裕(制作・施工)
■丹青社について
「こころを動かす空間創造のプロフェッショナル」として、店舗などの商業空間、博物館などの文化空間、展示会などのイベント空間等、人が行き交うあらゆる空間づくりの課題解決をおこなっている企業です。調査・企画から、デザイン・設計、制作・施工、運営まで、空間づくりのあらゆるプロセスをサポートしています。
社名: 株式会社丹青社
本社: 東京都港区港南1-2-70品川シーズンテラス19F 〒108-8220
設立: 1959年(昭和34年)12月25日
資本金: 40億2,675万657円(2017年1月31日現在)
上場: 東京証券取引所市場第一部 (証券コード:9743)
従業員: 1,131名(連結・2017年1月31日現在)
URL: http://www.tanseisha.co.jp