発売80周年を迎えたサントリー角瓶こだわり調査【酒飲みのミカタ】
[17/03/31]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2017.3.31
株式会社酒文化研究所
発売80周年を迎えた角瓶こだわり調査【酒飲みのミカタ】
日本のトップセーリングウイスキーのサントリー角瓶が発売されたのは1937年。今から80年も前のことです。発売当初から亀甲模様のボトルと独特のシェイプは受け継がれて現在に至っています。今回はこのロングセラーについてみなさんの飲用履歴を聞いてみました。(回答者はほぼ毎日飲酒する方が70%というよく飲む方が中心です)
自宅でよく飲まれ、幅広く愛されている角瓶
角瓶を飲んだことがある人は回答者の95%。誰もが飲んだことのあるウイスキーといってよいでしょう。好感度も高く「好きな人」が72%で嗜好品としてこれだけ長期間売れていても「嫌いな人」が3%とほとんどいないのは珍しいです(図(1))。現在発売されている中で一番古いウイスキーブランドのサントリー角瓶がどのように飲まれているかについて順に紹介していきます。
まずはどこで飲まれているかです。一般的にウイスキーは家庭よりも飲食店で飲まれることの多い酒類ですが、角瓶の場合には最も多いのは「自宅」で49%でした。続いて「居酒屋」が35%、「スナックなど」10%、「ショットバー・カフェ」が8%と伝統的にウイスキーの飲まれる業態を超えて家庭と居酒屋に深く浸透しています。(図表(2))
こだわりは冷えた強炭酸水を使うハイボール
次は飲まれ方です。角瓶の飲み方としては流行の「ハイボール」が54%と最も多くあがりました。昔からあるポピュラーな飲み方である「水割り」45%、「オンザロック」40%も僅差で続きます。角瓶はハイボールを好む比較的新しいユーザーから、伝統的な水割り・ロック派まで幅広く飲まれていることがわかります。
ハイボールをよく飲む人においしく飲むためのこだわる作り方を聞いてみました。「炭酸水も冷蔵庫で冷やす」が64%で最多でした。続いて「強炭酸を使う」26%、「たっぷりの氷とウイスキーをいれてステアしてから炭酸をそそぐ」23%、「溶けにくいロックアイスを使う」21%が上位に並びました。いずれのこだわりも発泡感を長く持たせる重要なテクニックですから、ハイボール好きな人は、あのシュワシュワする感覚を重視して飲んでいることが伺えます。(図表(3))。
人によってイメージが異なるのが角瓶の特徴か
角瓶は四半世紀前までは、一家言持つこだわり派の飲む高価な特級ウイスキーでした。その後は酒税改正で憧れから手に届く身近なブランドに変わり、さらにハイボールにしてひきたつ酒質のウイスキーとしてブームのけん引役になりました。だから飲み始めた時期によって受け取るイメージが様々なのです。最も多かったのは「伝統的な酒」で48%。以下、「経済的な酒」「コストパフォーマンスの高い酒」「こだわりの酒」「モダンな酒」と相反するイメージを持つ人が併存しているのも特徴です。(図表(4))
最後に角瓶との出会いについて寄せられたエピソードをいくつか紹介します。
「近所の唐揚げ専門店でウィスキーとの相性のよさに驚かされたのが角瓶との出会いでした」(40代女性)
「CMの影響でハイボールを飲んでみて美味しさに驚かされた。水割りやロックでは気がつかなかった際立つ旨さがある」(40代男性)
「学生時代には角瓶は憧れの酒でした」(50代男性)
「日頃は安いお酒しか飲めなかった学生時代にOBに打上げではじめて飲ませてもらい「社会人はすごい!」と妙に感激したのが出会いです」(50代女性)
「小雪さんのコマーシャルで角ハイを飲むようになったのがきっかけ」(50代男性)
「ふだんはホワイトを飲んでいた父親が贅沢をするときに大切に飲んでいてボトルも印象的。ハイボールで飲むようになり父を思い出します」(女性60代)
長い歴史を持つ角瓶には人それぞれのヒストリーがあります。ウイスキーを通して世代を超えた価値を共有できるのは角瓶だけでしょう。
■調査概要
調査時期2017年3月16日(木)〜2017年3月20日(月)
調査対象酒文化研究所の酒好きモニター(N=1698)
有効回答158
調査方法インターネットによる自記入式アンケート調査
株式会社酒文化研究所
発売80周年を迎えた角瓶こだわり調査【酒飲みのミカタ】
日本のトップセーリングウイスキーのサントリー角瓶が発売されたのは1937年。今から80年も前のことです。発売当初から亀甲模様のボトルと独特のシェイプは受け継がれて現在に至っています。今回はこのロングセラーについてみなさんの飲用履歴を聞いてみました。(回答者はほぼ毎日飲酒する方が70%というよく飲む方が中心です)
自宅でよく飲まれ、幅広く愛されている角瓶
角瓶を飲んだことがある人は回答者の95%。誰もが飲んだことのあるウイスキーといってよいでしょう。好感度も高く「好きな人」が72%で嗜好品としてこれだけ長期間売れていても「嫌いな人」が3%とほとんどいないのは珍しいです(図(1))。現在発売されている中で一番古いウイスキーブランドのサントリー角瓶がどのように飲まれているかについて順に紹介していきます。
まずはどこで飲まれているかです。一般的にウイスキーは家庭よりも飲食店で飲まれることの多い酒類ですが、角瓶の場合には最も多いのは「自宅」で49%でした。続いて「居酒屋」が35%、「スナックなど」10%、「ショットバー・カフェ」が8%と伝統的にウイスキーの飲まれる業態を超えて家庭と居酒屋に深く浸透しています。(図表(2))
こだわりは冷えた強炭酸水を使うハイボール
次は飲まれ方です。角瓶の飲み方としては流行の「ハイボール」が54%と最も多くあがりました。昔からあるポピュラーな飲み方である「水割り」45%、「オンザロック」40%も僅差で続きます。角瓶はハイボールを好む比較的新しいユーザーから、伝統的な水割り・ロック派まで幅広く飲まれていることがわかります。
ハイボールをよく飲む人においしく飲むためのこだわる作り方を聞いてみました。「炭酸水も冷蔵庫で冷やす」が64%で最多でした。続いて「強炭酸を使う」26%、「たっぷりの氷とウイスキーをいれてステアしてから炭酸をそそぐ」23%、「溶けにくいロックアイスを使う」21%が上位に並びました。いずれのこだわりも発泡感を長く持たせる重要なテクニックですから、ハイボール好きな人は、あのシュワシュワする感覚を重視して飲んでいることが伺えます。(図表(3))。
人によってイメージが異なるのが角瓶の特徴か
角瓶は四半世紀前までは、一家言持つこだわり派の飲む高価な特級ウイスキーでした。その後は酒税改正で憧れから手に届く身近なブランドに変わり、さらにハイボールにしてひきたつ酒質のウイスキーとしてブームのけん引役になりました。だから飲み始めた時期によって受け取るイメージが様々なのです。最も多かったのは「伝統的な酒」で48%。以下、「経済的な酒」「コストパフォーマンスの高い酒」「こだわりの酒」「モダンな酒」と相反するイメージを持つ人が併存しているのも特徴です。(図表(4))
最後に角瓶との出会いについて寄せられたエピソードをいくつか紹介します。
「近所の唐揚げ専門店でウィスキーとの相性のよさに驚かされたのが角瓶との出会いでした」(40代女性)
「CMの影響でハイボールを飲んでみて美味しさに驚かされた。水割りやロックでは気がつかなかった際立つ旨さがある」(40代男性)
「学生時代には角瓶は憧れの酒でした」(50代男性)
「日頃は安いお酒しか飲めなかった学生時代にOBに打上げではじめて飲ませてもらい「社会人はすごい!」と妙に感激したのが出会いです」(50代女性)
「小雪さんのコマーシャルで角ハイを飲むようになったのがきっかけ」(50代男性)
「ふだんはホワイトを飲んでいた父親が贅沢をするときに大切に飲んでいてボトルも印象的。ハイボールで飲むようになり父を思い出します」(女性60代)
長い歴史を持つ角瓶には人それぞれのヒストリーがあります。ウイスキーを通して世代を超えた価値を共有できるのは角瓶だけでしょう。
■調査概要
調査時期2017年3月16日(木)〜2017年3月20日(月)
調査対象酒文化研究所の酒好きモニター(N=1698)
有効回答158
調査方法インターネットによる自記入式アンケート調査