ヴァイサラの冬季気象観測技術がエミレーツ航空により評価開始
[17/04/07]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2017年4月7日
ヴァイサラ株式会社
ヴァイサラの冬季気象観測技術がエミレーツ航空により評価開始
Vaisala Oyj(本社:フィンランド ヘルシンキ 以下ヴァイサラ)は、
2016年よりEmirates Airline(本社:アラブ首長国連邦 ドバイ 以下エミレーツ航空)とヴァイサラの冬季気象観測の新しい意思決定システムCheckTimeの導入試験について協働して参りました。
エミレーツ航空はヴァイサラのCheckTimeシステムを運航するシカゴ・オヘア国際空港とコペンハーゲン空港において、2016年から冬季における導入試験を開始しました。
現在エミレーツ航空で試験中のクラウドサービスと観測機器から構成されるシステムであるCheckTimeは冬季気象条件をモニタリングし、パイロットに適切な情報を提供します。このため、パイロットは航空機の主翼の除氷や除雪の意思決定をより適切で迅速に実行することが可能です。現在2つの国際空港で実施されている試験結果の総合的な分析が完了後、エミレーツ航空が運航中の、冬季気象観測が重要となるその他の空港での導入についても検討される予定です。
エミレーツ航空は、これまでに航空業界での権威ある賞を数多く受賞し、世界各国で150以上の航路を運航しボーイングB777型機やエアバスA380型機の最大のオペレーターです。
エミレーツ航空はCheckTimeの導入試験のために、コペンハーゲン空港とシカゴ・オヘア国際空港を選定しました。両空港は共に、冬季の気象条件の影響を受けやすい拠点であり、またエアバスA380系とボーイング777系航空機をそれぞれ運航している空港でもあるため、エミレーツ航空は冬季気象条件下でCheckTime意思決定システムのパフォーマンスを最新の機種を含めた多数の機種で試験することができます。
初段階の試験ではエミレーツ航空は、CheckTimeシステムと現在使用している人手による寒冷気象運用手順を並行して実施し、結果の比較分析や検証を行いました。CheckTimeはパイロットが必要な防除雪氷液の散布量および散布時間を算出するために、ホールドオーバータイムテーブル、グラフ、気象条件の観測等を用いていた人手による手順に代わるものです。
防除雪氷液は、気象現象に対してホールドオーバータイム(有効時間)と呼ばれる一定時間しか機体を保護できないため、その後は再び散布処理を行わなければなりません。航空機と乗客の安全を確保し、また遅延を回避するために、融氷効果が消失する前に離陸を行う必要があります。そのため融氷作業を適切なタイミングで実施することが大変重要になります。人手による手順に代わる、正確な自動の意思決定サポートシステム技術を使用することで、パイロットは、安全性や運航といったより重要な項目に集中することが可能となり、効率性を向上し、環境への影響の抑制にもつながります。
ヴァイサラは気象観測に特化した技術を保有しているため、CheckTimeは、航空機の防氷時間後、防氷液に対しての気象条件の変化の影響を算出する際には、自社が保有する高精度の気象センサ、(温度、風向風速、降雪タイプ、積雪相当水量Liquid Water Equivalent (LWE))を使用し、計測することができます。CheckTimeは、航空会社のACARSコンピューターやコックピットのモバイル機器を通して、毎分ごとにアップデートされた情報を提供し、パイロットの重要な意思決定をサポートします。
ヴァイサラは、40年以上にわたり、世界の主要空港に航空気象観測装置を提供し、ユーザー様の運用効率性の向上、環境に対する影響の抑制、航空機の冬季の安全性維持等の意思決定をサポートしています。日本国内においても雲低高度、気圧、湿度、視程等の計測センサや滑走路面監視と路面状態予測のシステム等の納入実績があります。
■ ヴァイサラについて
ヴァイサラ社は、環境/産業計測分野における世界的なリーディング企業です。当社は80年にわたる経験を活かし、より良い世界に向けた観測を提供します。ヴァイサラは世界各国のお客様にとって、革新的な観測・計測機器とサービスを総合的に提供できる信頼されるパートナーです。本社であるVaisala Oyjはフィンランドのヘルシンキにあり、世界各国に約1,600人の社員を有し、NASDAQ Helsinki に上場しています。当社に関する詳細は、www.vaisala.comおよびwww.twitter.com/VaisalaGroupをご覧ください。
■エミレーツ航空について
エミレーツは、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイを本拠地に世界83か国154都市に就航。数多くの国際的なスポーツ大会やチーム、文化イベントのスポンサーを務めるエアラインブランドとして世界で認知されています。創業は1985年。ドバイの政府系ファンド、ドバイ投資会社(Investment Corporation of Dubai)を通じたドバイ政府所有でありながら、自由競争の原理に則り独自の収益目標と経営権をもって運営される完全独立企業です。
【製品に関するお問い合わせ先】
ウェザーセールス
TEL: 03-5259-5962 FAX: 03-5259-5961
E-mail: weathersales.japan@vaisala.com
ヴァイサラ株式会社
ヴァイサラの冬季気象観測技術がエミレーツ航空により評価開始
Vaisala Oyj(本社:フィンランド ヘルシンキ 以下ヴァイサラ)は、
2016年よりEmirates Airline(本社:アラブ首長国連邦 ドバイ 以下エミレーツ航空)とヴァイサラの冬季気象観測の新しい意思決定システムCheckTimeの導入試験について協働して参りました。
エミレーツ航空はヴァイサラのCheckTimeシステムを運航するシカゴ・オヘア国際空港とコペンハーゲン空港において、2016年から冬季における導入試験を開始しました。
現在エミレーツ航空で試験中のクラウドサービスと観測機器から構成されるシステムであるCheckTimeは冬季気象条件をモニタリングし、パイロットに適切な情報を提供します。このため、パイロットは航空機の主翼の除氷や除雪の意思決定をより適切で迅速に実行することが可能です。現在2つの国際空港で実施されている試験結果の総合的な分析が完了後、エミレーツ航空が運航中の、冬季気象観測が重要となるその他の空港での導入についても検討される予定です。
エミレーツ航空は、これまでに航空業界での権威ある賞を数多く受賞し、世界各国で150以上の航路を運航しボーイングB777型機やエアバスA380型機の最大のオペレーターです。
エミレーツ航空はCheckTimeの導入試験のために、コペンハーゲン空港とシカゴ・オヘア国際空港を選定しました。両空港は共に、冬季の気象条件の影響を受けやすい拠点であり、またエアバスA380系とボーイング777系航空機をそれぞれ運航している空港でもあるため、エミレーツ航空は冬季気象条件下でCheckTime意思決定システムのパフォーマンスを最新の機種を含めた多数の機種で試験することができます。
初段階の試験ではエミレーツ航空は、CheckTimeシステムと現在使用している人手による寒冷気象運用手順を並行して実施し、結果の比較分析や検証を行いました。CheckTimeはパイロットが必要な防除雪氷液の散布量および散布時間を算出するために、ホールドオーバータイムテーブル、グラフ、気象条件の観測等を用いていた人手による手順に代わるものです。
防除雪氷液は、気象現象に対してホールドオーバータイム(有効時間)と呼ばれる一定時間しか機体を保護できないため、その後は再び散布処理を行わなければなりません。航空機と乗客の安全を確保し、また遅延を回避するために、融氷効果が消失する前に離陸を行う必要があります。そのため融氷作業を適切なタイミングで実施することが大変重要になります。人手による手順に代わる、正確な自動の意思決定サポートシステム技術を使用することで、パイロットは、安全性や運航といったより重要な項目に集中することが可能となり、効率性を向上し、環境への影響の抑制にもつながります。
ヴァイサラは気象観測に特化した技術を保有しているため、CheckTimeは、航空機の防氷時間後、防氷液に対しての気象条件の変化の影響を算出する際には、自社が保有する高精度の気象センサ、(温度、風向風速、降雪タイプ、積雪相当水量Liquid Water Equivalent (LWE))を使用し、計測することができます。CheckTimeは、航空会社のACARSコンピューターやコックピットのモバイル機器を通して、毎分ごとにアップデートされた情報を提供し、パイロットの重要な意思決定をサポートします。
ヴァイサラは、40年以上にわたり、世界の主要空港に航空気象観測装置を提供し、ユーザー様の運用効率性の向上、環境に対する影響の抑制、航空機の冬季の安全性維持等の意思決定をサポートしています。日本国内においても雲低高度、気圧、湿度、視程等の計測センサや滑走路面監視と路面状態予測のシステム等の納入実績があります。
■ ヴァイサラについて
ヴァイサラ社は、環境/産業計測分野における世界的なリーディング企業です。当社は80年にわたる経験を活かし、より良い世界に向けた観測を提供します。ヴァイサラは世界各国のお客様にとって、革新的な観測・計測機器とサービスを総合的に提供できる信頼されるパートナーです。本社であるVaisala Oyjはフィンランドのヘルシンキにあり、世界各国に約1,600人の社員を有し、NASDAQ Helsinki に上場しています。当社に関する詳細は、www.vaisala.comおよびwww.twitter.com/VaisalaGroupをご覧ください。
■エミレーツ航空について
エミレーツは、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイを本拠地に世界83か国154都市に就航。数多くの国際的なスポーツ大会やチーム、文化イベントのスポンサーを務めるエアラインブランドとして世界で認知されています。創業は1985年。ドバイの政府系ファンド、ドバイ投資会社(Investment Corporation of Dubai)を通じたドバイ政府所有でありながら、自由競争の原理に則り独自の収益目標と経営権をもって運営される完全独立企業です。
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ウェザーセールス
TEL: 03-5259-5962 FAX: 03-5259-5961
E-mail: weathersales.japan@vaisala.com