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かみね動物園 国内最高齢のカバ、「バシャン」死亡

平成29年5月12日

日立市

日立市かみね動物園 国内最高齢のカバ、「バシャン」死亡

 現在国内では最高齢のカバのバシャン(54歳・メス)が死亡しました。バシャンは1963年3月12日に別府ラクテンチで生まれ、1968年10月25日に来園しました。オスのドボンとの間に14頭の子どもをもうけ、晩年は末娘のチャポンとともに親子で暮らしていました。かみね動物園では、5月28日(日)にお別れ会を開催します。

■死亡日時 平成29年5月12日(金)午前5時30分死亡を確認
      (出勤した職員がプールの水を抜き確認)
■死亡原因 
 解剖して死因を調査するため、現時点では不明です。
 なお、バシャンは54歳と高齢だったため(カバの平均寿命は40〜50歳程度)、数年前から加齢と思われる四肢や皮膚の状態が良くなかったことから対処的療法を施してきましたが、ここ数日食欲もなく、ほとんど採餌できない状態でした。

■お別れ会 平成29年5月28日(日)午後1時30分
      日立市かみね動物園
      ※献花台は5月13日(土)から、カバ舎裏の寝室前に設置します。

■その他 
 バシャンは54歳で亡くなりましたが、国内記録としては2010年8月5日に58歳で亡くなったいしかわ動物園のデカ(メス)についで2番目の長寿カバとなります。
 なお、バシャンの死亡により、生存する国内の個体では円山動物園のオスの個体(当園生まれ)が47歳で最高齢となります。バシャンの14頭の子どもたちは先の円山をはじめ、全国各地の動物園で飼育されています(死亡も含む)。

【問合せ】かみね公園管理事務所(かみね動物園)
     TEL(直通):0294-22-5586

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